78~運命のカード

ルカ(聖夜月ルカ)

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企み

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ほっとしたのも束の間。
次の日、広場に置かれるはずの死体がなかったのだ。
まさか、裏切るとは思っていなかったトレジャーハンター達が裏切ったのだ。
ロマノスは、怒りを胸に、あたりを探してあるいたが、死体はみつからなかった。



(そうだ、あれからなんとなくぎくしゃくし始めたんだ…)

ロマノスは過去に想いを馳せた。



結局、死体はどこに行ったのか、わからず終いだった。
あの瀕死の状態では生きている道理はない。
おそらく、あのトレジャーハンター達が面倒になり、どこかに捨てたのだろうとロマノスは考えた。
やはり、自分でやれば良かったかと思いつつ、ロマノスはやはり殺人まではしたくないと思っていた。
金のために悪いことはするが、ロマノスは根っからの悪人ではないのだ。



(とにかく、フィリポス王子を怒らせてはまずい。
一刻も早く、優秀な魔道士を見つけてこなくては!
しかし、今回の依頼は簡単なものでは無い。
なんせ、結界を破り、リンガーに侵入するのだから。
困ったな…一体、誰を……
そうだ、クレオンに相談してみよう!)

ロマノスはクレオンとはあまり親しくは無いが、頭が切れるという点ではクレオンはずば抜けている。
今は、クレオンに助けを求めるしかないと、ロマノスは判断したのだ。
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