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prologue~Ⅰ
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ですが、それとは裏腹に、リチャードと離れる時には泣きたいような寂しい気持ちになってしまいます。
出先から戻る馬車に揺られている時は、本当に悲しい気分です。
すぐ近くをリチャードが馬で同行していることはわかっていますが、出来ることなら同じ馬車に乗って、お城に着くまでずっと話をしたい…
叶うはずのないそんなことを私はよく考えるようになりました。
それだけではありません。
私は気が付くと、いつもリチャードのことを考えているのです。
夢に出てきたことも何度もあります。
夢の中では、私は王女ではありません。
平民のような粗末なドレスを纏い、リチャードと森の中を歩いていたり、何か楽し気にしゃべっているのです。
ジョシュア兄様と三人で話している夢もありました。
とても楽しい夢なのに、目が覚めるととても悲しい気分になりました。
きっと…現実は夢とは違うということを私が知っているからでしょう。
私はこのゼラフィナ王国の王女です。
近い将来、どこかの国の王子と結婚し、その方と共にゼラフィナの国と国民を守り、盛り立てていかなくてはなりません。
そんなことはずっと以前から…ジョシュア兄様が亡くなった時からわかっていたことです。
なのに、なぜだか最近はそのことをとても辛く感じるのです。
リチャードと会えるのは嬉しい。
束の間とはいえ、会話が出来ることも嬉しい。
なのに、彼に会う機会が増えれば増える程、私は暗い気持ちになっていました。
リチャードに会いたいのに、会うのが辛いのです。
おかしなことに、いくら考えても、その理由がわかりません。
考え過ぎたせいでしょうか?
私は、時々、体調を崩すようになりました。
こんなことは初めてのことでした。
身体も心も苦しくてたまらなくなり、どうしたものかと日々悩みました。
そして、ある時、良いことを思いついたのです。
出先から戻る馬車に揺られている時は、本当に悲しい気分です。
すぐ近くをリチャードが馬で同行していることはわかっていますが、出来ることなら同じ馬車に乗って、お城に着くまでずっと話をしたい…
叶うはずのないそんなことを私はよく考えるようになりました。
それだけではありません。
私は気が付くと、いつもリチャードのことを考えているのです。
夢に出てきたことも何度もあります。
夢の中では、私は王女ではありません。
平民のような粗末なドレスを纏い、リチャードと森の中を歩いていたり、何か楽し気にしゃべっているのです。
ジョシュア兄様と三人で話している夢もありました。
とても楽しい夢なのに、目が覚めるととても悲しい気分になりました。
きっと…現実は夢とは違うということを私が知っているからでしょう。
私はこのゼラフィナ王国の王女です。
近い将来、どこかの国の王子と結婚し、その方と共にゼラフィナの国と国民を守り、盛り立てていかなくてはなりません。
そんなことはずっと以前から…ジョシュア兄様が亡くなった時からわかっていたことです。
なのに、なぜだか最近はそのことをとても辛く感じるのです。
リチャードと会えるのは嬉しい。
束の間とはいえ、会話が出来ることも嬉しい。
なのに、彼に会う機会が増えれば増える程、私は暗い気持ちになっていました。
リチャードに会いたいのに、会うのが辛いのです。
おかしなことに、いくら考えても、その理由がわかりません。
考え過ぎたせいでしょうか?
私は、時々、体調を崩すようになりました。
こんなことは初めてのことでした。
身体も心も苦しくてたまらなくなり、どうしたものかと日々悩みました。
そして、ある時、良いことを思いついたのです。
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