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003 : 障害と剣
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それどころか、男は首を振って短く口笛を鳴らし、にっこりと微笑みながらリングに上がってきた。
よほど自信があるのか、全く怖れは感じていないようだ。
それと同時にハンクとルイスがリングに上がり、小声でなにやら話しあいを始めた。
「ようし!今、ここのオーナーからのお許しも出た。
第三試合は飛び入りの…あんた、名前はなんていうんだ?」
「ニッキーだ。」
そういうと、ニッキーは会場に向かって着ていたシャツを引き千切るように脱ぎ捨てた。
さらには、そのシャツを空中に向かって高く放り投げる。
むき出しになった上半身は、盛りあがった筋肉の山に包まれた素晴らしいものだった。
ニッキーはその筋肉をさらに誇示するべくファイティングポーズを取ると、ゆっくりとリング内を一周しながら、リングを囲む観客達にアピールをする。
観客はニッキーに歓声をあげ、その姿をオースティンは苦々しい顔でみつめていた。
「ニッキーとオースティンが闘うぜ!
皆、応援してやってくれよな!」
リュックがそう言って袖に引っ込み、第三試合が始まった。
試合が始まった途端、ニッキーの派手なパフォーマンスがはったりではないことがわかった。
素早い動きで動き回るニッキーに、オースティンは彼の身体に触れることも出来ない。
まるで、猫がねずみをいたぶるようにオースティンをもてあそんだ後、ニッキーが彼の身体を抱え、一瞬、力を込めたかと思うと、そのまま頭上まで高く持ち上げた。
その怪力に会場は度肝を抜かれ、次の瞬間、観客達は立ち上がって大きな歓声をあげた。
観客達が熱狂する中、ニッキーはリングの中央で一周し、頭上に抱えていたオースティンを弾みを付けて投げ落とす。
オースティンは、その驚きと叩きつけられた痛みですっかり戦意喪失といった感じだ。
その後、あっさりとニッキーの勝ちが決まり、レフェリーによってニッキーの片手が高く上げられた。
「第三試合の勝者はニッキーに決まったぜ。
まったくすげぇ奴が現れたもんだ。
まるでヘラクレスみたいだ。
なぁ、みんな!
明日もニッキーの試合を見に来てくれよな!」
リュックのその言葉に、会場からはおぉ~~っ!という力強い返事が返って来た。
よほど自信があるのか、全く怖れは感じていないようだ。
それと同時にハンクとルイスがリングに上がり、小声でなにやら話しあいを始めた。
「ようし!今、ここのオーナーからのお許しも出た。
第三試合は飛び入りの…あんた、名前はなんていうんだ?」
「ニッキーだ。」
そういうと、ニッキーは会場に向かって着ていたシャツを引き千切るように脱ぎ捨てた。
さらには、そのシャツを空中に向かって高く放り投げる。
むき出しになった上半身は、盛りあがった筋肉の山に包まれた素晴らしいものだった。
ニッキーはその筋肉をさらに誇示するべくファイティングポーズを取ると、ゆっくりとリング内を一周しながら、リングを囲む観客達にアピールをする。
観客はニッキーに歓声をあげ、その姿をオースティンは苦々しい顔でみつめていた。
「ニッキーとオースティンが闘うぜ!
皆、応援してやってくれよな!」
リュックがそう言って袖に引っ込み、第三試合が始まった。
試合が始まった途端、ニッキーの派手なパフォーマンスがはったりではないことがわかった。
素早い動きで動き回るニッキーに、オースティンは彼の身体に触れることも出来ない。
まるで、猫がねずみをいたぶるようにオースティンをもてあそんだ後、ニッキーが彼の身体を抱え、一瞬、力を込めたかと思うと、そのまま頭上まで高く持ち上げた。
その怪力に会場は度肝を抜かれ、次の瞬間、観客達は立ち上がって大きな歓声をあげた。
観客達が熱狂する中、ニッキーはリングの中央で一周し、頭上に抱えていたオースティンを弾みを付けて投げ落とす。
オースティンは、その驚きと叩きつけられた痛みですっかり戦意喪失といった感じだ。
その後、あっさりとニッキーの勝ちが決まり、レフェリーによってニッキーの片手が高く上げられた。
「第三試合の勝者はニッキーに決まったぜ。
まったくすげぇ奴が現れたもんだ。
まるでヘラクレスみたいだ。
なぁ、みんな!
明日もニッキーの試合を見に来てくれよな!」
リュックのその言葉に、会場からはおぉ~~っ!という力強い返事が返って来た。
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