赤い流れ星3

ルカ(聖夜月ルカ)

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side 和彦

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 「ただいま!」

しばらくすると、シュウと美幸が帰って来た。



 「ねぇねぇ、シュウ…美幸ちゃんと付き合うようになったんだって?」

アッシュがストレートにシュウに訊ねる。



 「え?もう知ってるんだ。情報、早いな。」

シュウは隠すことも照れることもなんともなく、そんな風に答えた。
 美幸はというと、シュウの後ろで俯いて小さくなってる。



 「わぁ、本当なんだね。
 美幸ちゃん、おめでとう、良かったね!」

 「あ、ありがとうございます。」

 美幸は俯いたままそう言った。



 「タカミーは?」

 「落ち込んで部屋で寝てるよ。」

 「そっか、それは悪いことをしたな。」

シュウはそう言って笑う。



 「カズ…そういうことだから、よろしくな。」

 「えっ!?あ、あぁ、こちらこそよろしく頼むな。」

えらく軽い口調に少々むっとしたが、一応、俺は当たり障りのない返事をした。
シュウは、美幸にとっては、本来なら手が届かないような相手だ。
そんな相手と付き合えるのだから、多くを望んではいけないということか。
シュウと美幸が付き合うことは嬉しいことのはずなのに、なぜだか心からはそう思えないのが、自分でも不思議だった。

 
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