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第103話:対話
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『"縛呪の念"を? その気持ちはありがたいが、そう簡単には解けないぞ。我も何度破壊を試みたことか……』
「お願いします。絶対に自由にしてみせます。この剣なら呪いも壊せます」
ネオンが<神裂きの剣>を見せると、幻橙龍は目を細める。
(やはり、ダンジョンの外から感じた凄まじい魔力はこの少年だったか。何とも強大で、優しく温かい魔力だ……)
幻橙龍は頷き、脚を前に出した。
ネオンが軽く一振りすると、"縛呪の念"はいとも簡単に破壊されてしまい、幻橙龍は目を瞠る。
『なんと……我ですら破壊できなかった呪いが……。こんな簡単に……』
「少しだけでも身体は軽くなりましたか?」
『少しどころではない。身体も、そして心もまさしく自由だ。感謝する、少年。汝は類い希な力の持ち主よ』
幻橙龍は笑顔で礼を述べた後、真剣な表情に戻り、『汝のような強者に頼みがある』と話を続ける。
『我は本当に長い時間をここで過ごしてきた。部屋から出ることはできず、ずっと時を過ごすだけ。幸か不幸か、呪いの影響で餓死の心配もなく、寿命を待つだけだったのだ。だから、少年よ……我を殺してくれ。汝が殺してくれれば、もう何もせず生きる必要もない。ただ時を過ごすだけの時間に、どうか終止符を打ってくれ』
「こ、殺すって……」
とてもじゃないが、そんな要望は受け入れられない。
――殺してほしいなんて……そんなの悲しいよ!
ネオンがブリジットたちを見ると、みなもこくりと頷いた。
「あの、幻橙龍さん。もしよかったら……僕の領地に来ませんか?」
『……なに?』
「生きる必要がないなんて、悲しいです。2000年近くの空白は到底すぐには埋まらないと思います。でも、少しだけでも楽しい思い出を一緒に作れたら……と思うんです」
ネオンの話に、幻橙龍は自分の心に温かい火が灯されるのを感じた。
(この少年は……優しい。今まで出会った誰よりも……)
ネオンが懸命に領地について話すのを、幻橙龍は真摯な気持ちで聞く。
人間の土地でありながら、多種多様な種族が暮らすという土地もまた初めて聞くことであった。
『……ふむ、地上にそのような土地があるのだな。だが、我は幻橙龍。領地の者たちは怖がるのではないか?』
「いえ、最初は驚くでしょうが、仲間になったことを僕がきちんと説明します。みんな、温かく迎えてくれるはずです」
幻橙龍はネオンの話をより柔らかい穏やかな瞳で聞く。
(言葉の節々から、態度の節々から……我を大切に思う気持ちが伝わってくる……)
ネオンの優しさを噛みしめた後、やがてこくりと頷いた。
『……では、世話になるとしよう。ありがとう、少年……いや、汝の名前を教えてくれるか?』
「僕はネオン・アルバティスと言います。これからよろしくお願いします。えっと……幻橙龍さん」
『我の名はグランフィードだ。よろしくな、ネオン・アルバティス』
「グラン……すごく立派で、なんだか龍らしいお名前ですね」
『ふふっ、なんだその感想は』
グランフィードが右脚の爪を差し出し、ネオンはそっと握り返す。
二人の心が通じ合った様子だった。
「ところで、グランフィードさんはどうやってダンジョンから出せばいいでしょうか? ……あっ、もしかして身体が小さくなったりとか……」
『いや、我にそのような力はない。まぁ、見ていなさい』
そう答え、グランフィードは全身に魔力を集める。
地獄のように熱いが、美しいブレスが放たれた。
――綺麗……。
ブレスはダンジョンの各階層を突き抜け、地上まで届く。
空まで見える道が一瞬で作られたのを見て、ネオンは思わず呟いた。
「す、すごい……。ダンジョンが一撃で突破されちゃった……」
『まぁ、あまり使うことはないがな。さあ、我の背中に乗れ、ネオン・アルバティスよ。他の者も遠慮はいらん』
ネオンが登るのを助けながら、ブリジットたちは内心この現実に驚愕する。
(まさか、幻橙龍まで仲間にしてしまうなんて……ネオン様のお力は規格外も甚だしいです)
(あの幻橙龍の背に乗る日が来るとはな……。ネオンに会わないあたしの人生じゃ、あり得ないことだっただろう)
(連邦の人間の誰も為し得ないことだろうね。いやはや、お見事)
(もし攻められたら、国が崩壊してもおかしくない龍を戦わずして味方につける……。まさしく、ネオンさんの人柄があってこそですね)
各々、ただただネオンに圧倒されるばかりだった。
『では、行くぞ!』
「は、はい……!」
一行を乗せたグランフィードは、瞬く間に地上に出る。
――本当に一瞬で着いちゃった。は、速い…………ん?
ダンジョンの入り口付近で何やら蠢く四人を見ると、ネオンは素直な疑問を感じた。
「……あれ? マルクさんたち、まだここにいたんですか?」
「「そ、それがですね……」」
「まさか、ネオン様を罠に嵌めようなどと考えていたのでは……」
ブリジットの指摘にマルクの仲間が冷や汗をかき始める中、当のマルクはもうネオンに復讐する気は消え失せていた。
龍が鱗を撫でさせるのは、龍が力を認めた者だけ。
しかもその対象が少年というあり得ない光景を見た瞬間、マルクは盛大に勘違いしていたのだ。
(俺は……死ぬ)
グランフィード、そしてネオンとの圧倒的な実力差を目の当たりにした彼に訪れたのは、明確な"死"の恐怖だった。
古龍から迸る圧と、そんな存在をいとも簡単に従える少年。
二人の前にいるだけで、未来を勘違いした。
(俺には……自分の未来が見える! この龍に噛み殺されて死ぬ!)
マルクが絶望に震える一方で、ネオンはグランフィードと談笑する。
「僕の領地は、ここから徒歩で数時間くらいの場所にあります。人間の他にも地底エルフやウンディーネなど亜人の皆さんも一緒に住んでいるんですよ」
『ウニ猫妖精もいっぱいいるウニ』
『ふむ、楽しみだ』
ネオンたちが長閑に話す中、マルクは勝手に妄想を広げ、勝手に追い詰められていく。
(俺は馬鹿だった! 何もわかっちゃいなかった! イキっちまった! 素人に毛が生えた程度の実力で、世界の中心にいると思い込んじまった! 俺ならこいつに勝てると思っちまったんだ!)
「この辺りの土地は瘴気で汚染されていましたが、みんなのおかげで浄化が進んでいます」
『畑の野菜とか、おいしい食べ物がいっぱいあるウニ』
『僥倖なり。帰りはお主たちを我の背中に乗せて飛ぼう。その方が徒歩より速いだろう』
「ありがとうございます」
ネオンもグランフィードも笑顔で、みなを包む空気は和やかなのだが、マルクだけは勘違いにより絶望のどん底にいた。
(一言だ! 最初の一言が俺の運命を決める! 最初の一言! 生きたい、生きたい、生きたい! 死ぬのは嫌だ! 死の運命から、生の運命に変わる一言! 人生を懸けた一言!)
彼の脳は、今までの人生でかつてないほど働く。
生き存える一言を、生み出すために。
マルクはみなと談笑するネオンの前に跪くと、静かに首を垂れ、自分の命を救う渾身の一言を述べた。
「お願いします。絶対に自由にしてみせます。この剣なら呪いも壊せます」
ネオンが<神裂きの剣>を見せると、幻橙龍は目を細める。
(やはり、ダンジョンの外から感じた凄まじい魔力はこの少年だったか。何とも強大で、優しく温かい魔力だ……)
幻橙龍は頷き、脚を前に出した。
ネオンが軽く一振りすると、"縛呪の念"はいとも簡単に破壊されてしまい、幻橙龍は目を瞠る。
『なんと……我ですら破壊できなかった呪いが……。こんな簡単に……』
「少しだけでも身体は軽くなりましたか?」
『少しどころではない。身体も、そして心もまさしく自由だ。感謝する、少年。汝は類い希な力の持ち主よ』
幻橙龍は笑顔で礼を述べた後、真剣な表情に戻り、『汝のような強者に頼みがある』と話を続ける。
『我は本当に長い時間をここで過ごしてきた。部屋から出ることはできず、ずっと時を過ごすだけ。幸か不幸か、呪いの影響で餓死の心配もなく、寿命を待つだけだったのだ。だから、少年よ……我を殺してくれ。汝が殺してくれれば、もう何もせず生きる必要もない。ただ時を過ごすだけの時間に、どうか終止符を打ってくれ』
「こ、殺すって……」
とてもじゃないが、そんな要望は受け入れられない。
――殺してほしいなんて……そんなの悲しいよ!
ネオンがブリジットたちを見ると、みなもこくりと頷いた。
「あの、幻橙龍さん。もしよかったら……僕の領地に来ませんか?」
『……なに?』
「生きる必要がないなんて、悲しいです。2000年近くの空白は到底すぐには埋まらないと思います。でも、少しだけでも楽しい思い出を一緒に作れたら……と思うんです」
ネオンの話に、幻橙龍は自分の心に温かい火が灯されるのを感じた。
(この少年は……優しい。今まで出会った誰よりも……)
ネオンが懸命に領地について話すのを、幻橙龍は真摯な気持ちで聞く。
人間の土地でありながら、多種多様な種族が暮らすという土地もまた初めて聞くことであった。
『……ふむ、地上にそのような土地があるのだな。だが、我は幻橙龍。領地の者たちは怖がるのではないか?』
「いえ、最初は驚くでしょうが、仲間になったことを僕がきちんと説明します。みんな、温かく迎えてくれるはずです」
幻橙龍はネオンの話をより柔らかい穏やかな瞳で聞く。
(言葉の節々から、態度の節々から……我を大切に思う気持ちが伝わってくる……)
ネオンの優しさを噛みしめた後、やがてこくりと頷いた。
『……では、世話になるとしよう。ありがとう、少年……いや、汝の名前を教えてくれるか?』
「僕はネオン・アルバティスと言います。これからよろしくお願いします。えっと……幻橙龍さん」
『我の名はグランフィードだ。よろしくな、ネオン・アルバティス』
「グラン……すごく立派で、なんだか龍らしいお名前ですね」
『ふふっ、なんだその感想は』
グランフィードが右脚の爪を差し出し、ネオンはそっと握り返す。
二人の心が通じ合った様子だった。
「ところで、グランフィードさんはどうやってダンジョンから出せばいいでしょうか? ……あっ、もしかして身体が小さくなったりとか……」
『いや、我にそのような力はない。まぁ、見ていなさい』
そう答え、グランフィードは全身に魔力を集める。
地獄のように熱いが、美しいブレスが放たれた。
――綺麗……。
ブレスはダンジョンの各階層を突き抜け、地上まで届く。
空まで見える道が一瞬で作られたのを見て、ネオンは思わず呟いた。
「す、すごい……。ダンジョンが一撃で突破されちゃった……」
『まぁ、あまり使うことはないがな。さあ、我の背中に乗れ、ネオン・アルバティスよ。他の者も遠慮はいらん』
ネオンが登るのを助けながら、ブリジットたちは内心この現実に驚愕する。
(まさか、幻橙龍まで仲間にしてしまうなんて……ネオン様のお力は規格外も甚だしいです)
(あの幻橙龍の背に乗る日が来るとはな……。ネオンに会わないあたしの人生じゃ、あり得ないことだっただろう)
(連邦の人間の誰も為し得ないことだろうね。いやはや、お見事)
(もし攻められたら、国が崩壊してもおかしくない龍を戦わずして味方につける……。まさしく、ネオンさんの人柄があってこそですね)
各々、ただただネオンに圧倒されるばかりだった。
『では、行くぞ!』
「は、はい……!」
一行を乗せたグランフィードは、瞬く間に地上に出る。
――本当に一瞬で着いちゃった。は、速い…………ん?
ダンジョンの入り口付近で何やら蠢く四人を見ると、ネオンは素直な疑問を感じた。
「……あれ? マルクさんたち、まだここにいたんですか?」
「「そ、それがですね……」」
「まさか、ネオン様を罠に嵌めようなどと考えていたのでは……」
ブリジットの指摘にマルクの仲間が冷や汗をかき始める中、当のマルクはもうネオンに復讐する気は消え失せていた。
龍が鱗を撫でさせるのは、龍が力を認めた者だけ。
しかもその対象が少年というあり得ない光景を見た瞬間、マルクは盛大に勘違いしていたのだ。
(俺は……死ぬ)
グランフィード、そしてネオンとの圧倒的な実力差を目の当たりにした彼に訪れたのは、明確な"死"の恐怖だった。
古龍から迸る圧と、そんな存在をいとも簡単に従える少年。
二人の前にいるだけで、未来を勘違いした。
(俺には……自分の未来が見える! この龍に噛み殺されて死ぬ!)
マルクが絶望に震える一方で、ネオンはグランフィードと談笑する。
「僕の領地は、ここから徒歩で数時間くらいの場所にあります。人間の他にも地底エルフやウンディーネなど亜人の皆さんも一緒に住んでいるんですよ」
『ウニ猫妖精もいっぱいいるウニ』
『ふむ、楽しみだ』
ネオンたちが長閑に話す中、マルクは勝手に妄想を広げ、勝手に追い詰められていく。
(俺は馬鹿だった! 何もわかっちゃいなかった! イキっちまった! 素人に毛が生えた程度の実力で、世界の中心にいると思い込んじまった! 俺ならこいつに勝てると思っちまったんだ!)
「この辺りの土地は瘴気で汚染されていましたが、みんなのおかげで浄化が進んでいます」
『畑の野菜とか、おいしい食べ物がいっぱいあるウニ』
『僥倖なり。帰りはお主たちを我の背中に乗せて飛ぼう。その方が徒歩より速いだろう』
「ありがとうございます」
ネオンもグランフィードも笑顔で、みなを包む空気は和やかなのだが、マルクだけは勘違いにより絶望のどん底にいた。
(一言だ! 最初の一言が俺の運命を決める! 最初の一言! 生きたい、生きたい、生きたい! 死ぬのは嫌だ! 死の運命から、生の運命に変わる一言! 人生を懸けた一言!)
彼の脳は、今までの人生でかつてないほど働く。
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