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第1章 カイト、五歳までの軌跡
43 2種類の味噌汁完成!家族、初めての味噌汁を飲む!
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「ありがとう、マール、もう平気だよ」
「このマール、いつでも坊っちゃまのそばにいますよ」
え?グズグズ?なに?どーしたセバス。
「坊っちゃま、私が飲んでしまったミソ汁。坊っちゃまをそんなに泣かせてしまうなんて。なんて私は罪作りなんでしょうか?セバス、長年、お世話になりました。今ここで、このセバス、針千本飲ませていただきますっ」
え?うそでしょー。
「だめーっ、ダメダメ。セバス違うのー。感動しすぎちゃって涙が止まらなかっただけだからー。だから、針千本飲んじゃヤダーっ」
だめだよ、早まっちゃ。 セバス
「はー、良かったです。針千本飲めと言われたら、針千本もお腹に入るかと心配しましたよっ」
ってなにホッとしてんのさ、針千本お腹に入るの心配していたの?え?心配するの、そこじゃないよね?全く、セバスったら。
「え?心配するのそこー!」
あはは、笑っちゃう。
きっとセバスは知っているんだ。
ボクが嬉しくて泣いているのも。
ボクの涙を止めるために笑えるようにしてくれたのも。
ボクの周りはみんな優しいよ、ありがとう。
「さ、2つの味噌汁、かんせーだ。パパ達にも飲んでもらお」
「「「はい、承知しました」」」
さて、今は夕食時間だ。
パパ、ママ、アリが食卓についている。
パパの左斜め前にはママが座ってて、右斜め前にはボク、アリが並ぶ。
いつもの定位置だ。
パパ、ママ、大丈夫?冷や汗かいてない?
「さぁ、今日の夕食はカイトが準備したんだったな、料理の説明をしてみなさい」
「はい、今日は2つの味噌汁を用意しました。」
「味噌汁とはなんだ?」
「ミソバチから捕れたミソを半年間は熟成させボクが思い描いていたミソがようやく完成しました。そのミソを使って作ったスープが味噌汁です。」
「うむ、わかった。カイト、座っていいぞ!ちゃんと説明できたな、偉いぞ」
パパがボクを撫でてくれる、嬉しい。
「カイくん、上手に説明できましたね、お利口さんですね、敬語もちゃんと使えてますよ」
ママが微笑んでくれる、嬉しい。
「おにーちゃま、アリ楽しみです」
はー、アリ。可愛すぎるだろー。
ボクたち家族の天使だぁ。
「ありがとうございます」
「では、味噌汁持ってきて」
ボクの声に、メイドたちが一斉に給仕する。音もなく、丁寧に、素早く用意された。一人一人に、2つのスープ皿が並ぶ。
「カイト、なぜスープ皿が1人2枚なんだ?」
「2種類作ったの」
「う!2種類·····も、食べなきゃいけないのか、拷問だな」
ち!パパ、ちっちゃく言ったつもりだろうけど、ボクに聞こえてるからね。
「まずは魚汁から、どーぞ」
あら汁って言っても、あら汁の意味を説明できないからな。オジサン汁って言いそうになったけど、美味しそうじゃないじゃん。オジサン汁ってなんかヤダー。だからそのまんま魚だから魚汁って名前にしたんだよね。
「「···············」」
パパ、ママ、匂いは大丈夫だよ。臭くないからいい匂いだよ、絶対美味しいから、鼻つまむのやめてー。
「パパ、ママ、大丈夫だよ。だからまずは飲んでみてよ。」
「ん?あれ?ウンコ臭どこいった?なんだか美味そうな匂いがするぞ」
「あら、本当美味しそうないい匂い」
でしょー、でしょー、さぁ、飲んでミソー、食べてミソー、食べなきゃ損損。
「美味しそうだわ、おにーちゃま。我慢できない、アリ、お先に食べるね」
ゴクッ···············ゴクッゴクッ
アリ、令嬢はそんなにがっついて食べるもんじゃないからっ。
あ、パパ、ママももっとゆっくり食べてー誰も取らないから。
「どう?おいしい?」
パパも、ママも、アリも、無言で顔を縦にコクコクて、口にスプーンを運ぶの止まらないっウケる。
「ぱは~っ、美味かった。なんだ、この美味さは?」
「これがあの味噌ですのっ、信じられない美味しさだわ」
「おにーちゃま、これ美味しいね~」
くーっ、アリの笑顔可愛すぎるだろ。
って、パパ、ママ早っ、食べるの早っ。
「「おかわりっ」」
あはは、そんなに美味しかった?
なんで2人とも泣いてるのさ。
「あのミソバチがこんなに美味かったとは?今まで沢山勿体ないことをしたな、くーっ」
「セバス」
「はい、旦那様」
「今後、ミソバチ捕獲を命じる」
「はい、承知しました」
ね。やっぱりそうなるよね!
「このマール、いつでも坊っちゃまのそばにいますよ」
え?グズグズ?なに?どーしたセバス。
「坊っちゃま、私が飲んでしまったミソ汁。坊っちゃまをそんなに泣かせてしまうなんて。なんて私は罪作りなんでしょうか?セバス、長年、お世話になりました。今ここで、このセバス、針千本飲ませていただきますっ」
え?うそでしょー。
「だめーっ、ダメダメ。セバス違うのー。感動しすぎちゃって涙が止まらなかっただけだからー。だから、針千本飲んじゃヤダーっ」
だめだよ、早まっちゃ。 セバス
「はー、良かったです。針千本飲めと言われたら、針千本もお腹に入るかと心配しましたよっ」
ってなにホッとしてんのさ、針千本お腹に入るの心配していたの?え?心配するの、そこじゃないよね?全く、セバスったら。
「え?心配するのそこー!」
あはは、笑っちゃう。
きっとセバスは知っているんだ。
ボクが嬉しくて泣いているのも。
ボクの涙を止めるために笑えるようにしてくれたのも。
ボクの周りはみんな優しいよ、ありがとう。
「さ、2つの味噌汁、かんせーだ。パパ達にも飲んでもらお」
「「「はい、承知しました」」」
さて、今は夕食時間だ。
パパ、ママ、アリが食卓についている。
パパの左斜め前にはママが座ってて、右斜め前にはボク、アリが並ぶ。
いつもの定位置だ。
パパ、ママ、大丈夫?冷や汗かいてない?
「さぁ、今日の夕食はカイトが準備したんだったな、料理の説明をしてみなさい」
「はい、今日は2つの味噌汁を用意しました。」
「味噌汁とはなんだ?」
「ミソバチから捕れたミソを半年間は熟成させボクが思い描いていたミソがようやく完成しました。そのミソを使って作ったスープが味噌汁です。」
「うむ、わかった。カイト、座っていいぞ!ちゃんと説明できたな、偉いぞ」
パパがボクを撫でてくれる、嬉しい。
「カイくん、上手に説明できましたね、お利口さんですね、敬語もちゃんと使えてますよ」
ママが微笑んでくれる、嬉しい。
「おにーちゃま、アリ楽しみです」
はー、アリ。可愛すぎるだろー。
ボクたち家族の天使だぁ。
「ありがとうございます」
「では、味噌汁持ってきて」
ボクの声に、メイドたちが一斉に給仕する。音もなく、丁寧に、素早く用意された。一人一人に、2つのスープ皿が並ぶ。
「カイト、なぜスープ皿が1人2枚なんだ?」
「2種類作ったの」
「う!2種類·····も、食べなきゃいけないのか、拷問だな」
ち!パパ、ちっちゃく言ったつもりだろうけど、ボクに聞こえてるからね。
「まずは魚汁から、どーぞ」
あら汁って言っても、あら汁の意味を説明できないからな。オジサン汁って言いそうになったけど、美味しそうじゃないじゃん。オジサン汁ってなんかヤダー。だからそのまんま魚だから魚汁って名前にしたんだよね。
「「···············」」
パパ、ママ、匂いは大丈夫だよ。臭くないからいい匂いだよ、絶対美味しいから、鼻つまむのやめてー。
「パパ、ママ、大丈夫だよ。だからまずは飲んでみてよ。」
「ん?あれ?ウンコ臭どこいった?なんだか美味そうな匂いがするぞ」
「あら、本当美味しそうないい匂い」
でしょー、でしょー、さぁ、飲んでミソー、食べてミソー、食べなきゃ損損。
「美味しそうだわ、おにーちゃま。我慢できない、アリ、お先に食べるね」
ゴクッ···············ゴクッゴクッ
アリ、令嬢はそんなにがっついて食べるもんじゃないからっ。
あ、パパ、ママももっとゆっくり食べてー誰も取らないから。
「どう?おいしい?」
パパも、ママも、アリも、無言で顔を縦にコクコクて、口にスプーンを運ぶの止まらないっウケる。
「ぱは~っ、美味かった。なんだ、この美味さは?」
「これがあの味噌ですのっ、信じられない美味しさだわ」
「おにーちゃま、これ美味しいね~」
くーっ、アリの笑顔可愛すぎるだろ。
って、パパ、ママ早っ、食べるの早っ。
「「おかわりっ」」
あはは、そんなに美味しかった?
なんで2人とも泣いてるのさ。
「あのミソバチがこんなに美味かったとは?今まで沢山勿体ないことをしたな、くーっ」
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