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第七章 おとぎの世界の大冒険
第二百十八話 新たな敵、カボチャ男爵
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ウサギが依頼してから数時間後。零夜達も駆けつけたと同時に、ウサギの説明が始まろうとしていた。これから説明する事は自身の世界の状況だけでなく、新たな敵であるカボチャ男爵についての二つである。
「まず、僕達の世界はおとぎの世界と呼ばれていて、様々な名作キャラ達がいる。桃太郎やシンデレラもいるからね」
「ま、マジかよ……」
ウサギからの説明に零夜達は驚きの表情をしていて、カルチャーショックを受けてしまうのも無理はない。ジャンヌ達は既に知っていたみたいで、零夜達の様子を見て苦笑いをしてしまった。
「じゃあ、白雪姫やハイジもいるの?」
「うん!けど、アークスレイヤーの襲撃によって変わってしまったんだ……こんな風に」
ヒヨリの質問にウサギは頷いたが、すぐにため息をつきながらとある映像を映す。それは現在のおとぎの世界の状況で、名作のキャラ達も大幅に変わってしまったのだ。
「嘘だろ!?裸の王様はプロレス団体を立ち上げた!?」
「シンデレラは私と同じアイドルとして活動しているのね」
「赤ずきんが凶暴過ぎるわよ!」
「こんなの子供が見たら泣くから!」
当然零夜達も驚くしかなく、変わり果てた名作キャラ達によって今までの常識が覆されてしまった。
シンデレラ達の他にも、正義感が強く警察として活動しているアラジンとアリババ、奉仕こそ命のランプの魔人、乙姫様は女優でありながら変態、浦島太郎はさすらいの釣り人、一寸法師は教師、三匹の子豚は建築関係で働いている。アヒルの子は戦争人となっていて、ブレーメンの音楽隊は猫がいなくて落ち込んでいる。
子供がこんなおとぎの世界を見たら、泣いてしまうのは当然。アークスレイヤーの襲撃がなければ、こんな事にはならなかったのだろう。
「事実だけどね。因みにアリスは胸が大きいセクシーな女性だから」
「もうええわ!頭がおかしくなる!」
倫子は頭を抑えながら、説明を止めてくれと訴える。これ以上おとぎの世界のキャラ達の話を聞けば、頭が混乱してしまうのは当然。更に夢にまで出てきたら、悪夢としか言えなくなるのだ。
「本題に入ろう。カボチャ男爵という奴はアークスレイヤー所属ではない。第三勢力の可能性もあるだろう」
「いずれにしても、この件に関しては放っておけないわね」
ウサギからの説明を聞いたメディアは、真剣な表情をしながら考え始める。カボチャ男爵率いる一派が第三勢力であるかどうかは不明だが、助けを求めたのなら戦うしか方法はないだろう。
更にカボチャ男爵には部下もいるので油断はできない。どんな部下がいるかは分からないだろう。
「部下については四人いるから説明するね」
ウサギはウインドウの画面を切り替え、四天王についての情報を映す。そのメンバーは強敵ばかりで、見た目だけでもオーラが放っているだろう。
「まずは鬼達。乱暴者の軍団だ。奴等は集団で立ち向かうとなるので要注意だが、カギとなるのは零夜とルリカだ」
「俺とルリカが?」
ウサギの説明に零夜とルリカはキョトンとしてしまう。まさか自分達が鬼を倒すカギとなるとは思わなかっただろう。
「そうだ。鬼を倒す事ができるのは桃太郎、金太郎、一寸法師の三人。しかし、彼等は他の敵を倒しに向かっている為、倒しに行くのは難しい。零夜とルリカは桃太郎の共通点があるので、倒す事は可能と言える」
「桃太郎にはお供に犬、猿、キジがいますからね。零夜様には犬の私がいますが、猿とキジがいないですね……」
ウサギの説明を聞いたルリカは納得しながら推測するが、仲間である猿とキジがいない事に悩んでしまう。桃太郎と言えば犬、猿、キジの三匹がいるからこそ成り立つが、猿とキジがいなければ成り立たないのは当然である。
「そうなると探さないといけなくなるね。猿の獣人、キジの鳥人がいたら、鬼達を倒せるけど……」
ウサギは真剣な表情でどうすれば良いのか考えたその時、二人の獣人が手を挙げながら前に出る。一人目は猿の獣人のマツコ、もう一人はキジの鳥人のケイコだ。彼女達は元奴隷で、今ではヒーローアイランドに住んでいるのだ。
「猿とキジが必要なら、私達に任せてください!」
「私達は一時的に駆け付けますが、皆様の力になります!」
マツコとケイコは自信満々の表情をしながら、自らも戦う事を決意する。自分達が戦いの役に立つのなら、この機会を逃す理由にはいかないのだ。
「頼んだぞ、二人共!」
「「はい!」」
零夜からの頼みにマツコとケイコは笑顔で応え、その光景にウサギはウンウンと頷く。これで鬼達の件については問題ないだろう。
「次の四天王は魔女。これは普通の魔女だけど、甘く見ていると酷い目に遭うからね」
「魔女が相手となると、私達が行くわ!魔術関連なら対策済みだから!」
魔女についてはコーネリアを筆頭に、ジェニー、ソニア、杏が行く事に。特にコーネリアは魔術の系統を極めているので、相手が魔女でも問題なく立ち向かえるだろう。
「三人目は狼。悪い狼で人を攫う悪い奴だ。しかし狙うのは美女ばかりで、カボチャ男爵に献上するだろう」
「そういう事なら私に任せて!怪力でとっちめてやるんだから!」
狼はエヴァ、ヒカリ、倫子、ヒヨリの四人。彼女達なら狼を撃退できるが、敵も何かを仕掛けていくに違いない。この戦いは油断禁物となるので要注意だ。
「四人目は鎧騎士。しかもその中身は不明だ」
「となると、私達で立ち向かうわ!あんな奴、私達の手で倒してやるんだから!」
鎧騎士はミミ、アミリス、マーリン、キララが立ち向かう事になり、残るはカボチャ男爵のみとなった。そしてその役目はジャンヌとマリーであり、二人で彼との戦いに向かう事になっているのだ。
「カボチャ男爵については私達で向かいます!」
「よし!これで役者は揃ったみたいだね。出発については明日行うから、それまで準備しておいて!」
「「「了解!」」」
ウサギからの指示に零夜達は承諾し、それぞれの場所に戻り始める。ジャンヌはウインドウの画面を切り替え始め、荒れ果てているおとぎの世界に目を通していく。カボチャ男爵によって荒廃された世界を、このまま黙って見ている理由にはいかないのだ。
(必ず倒す。おとぎの世界を取り戻すまで……)
ジャンヌは心から決意を固めたと同時に、ウインドウを閉じて訓練場へと向かい出した。おとぎの世界を取り戻す為にも、自ら強くなる為にこうどうをかいししているのだった。
※
さて、おとぎの世界にある闇の城では、カボチャ男爵がアリス達にお世話してもらっていた。カボチャ男爵はアリス達お世話されていてご満悦だが、彼女達は彼によって洗脳されている事が判明。彼を倒さぬ限りはこのままだろう。
「ハハハハハ!愉快愉快!」
カボチャ男爵が叫んでいる中、この様子を神室と一人の男がこっそりと見ていた。彼の名はアルスタイン。神室と同じくトップエイトの一人であるのだ。
「あのバカ男爵、何やっているんだ……」
「アークスレイヤーとしての素質があるのにスカウトを断っていたが、こんなところでバカをしているとは……」
この光景に神室とアルスタインがワナワナ震えるのも無理なく、カボチャ男爵のバカさ加減に怒りを覚えるのも無理ないのだ。零夜の仲間も女性の多さが目立つが、カボチャ男爵とは違ってそこまではしないのだ。
「何れにしても奴を始末する者が現れる。ここは様子見だ」
「そうだな」
神室の提案にアルスタインもコクリと頷き、その場から転移して姿を消した。わざわざ自ら倒しに行かなくても、これから倒す奴が出るだろうと予測していたのだった。
「まず、僕達の世界はおとぎの世界と呼ばれていて、様々な名作キャラ達がいる。桃太郎やシンデレラもいるからね」
「ま、マジかよ……」
ウサギからの説明に零夜達は驚きの表情をしていて、カルチャーショックを受けてしまうのも無理はない。ジャンヌ達は既に知っていたみたいで、零夜達の様子を見て苦笑いをしてしまった。
「じゃあ、白雪姫やハイジもいるの?」
「うん!けど、アークスレイヤーの襲撃によって変わってしまったんだ……こんな風に」
ヒヨリの質問にウサギは頷いたが、すぐにため息をつきながらとある映像を映す。それは現在のおとぎの世界の状況で、名作のキャラ達も大幅に変わってしまったのだ。
「嘘だろ!?裸の王様はプロレス団体を立ち上げた!?」
「シンデレラは私と同じアイドルとして活動しているのね」
「赤ずきんが凶暴過ぎるわよ!」
「こんなの子供が見たら泣くから!」
当然零夜達も驚くしかなく、変わり果てた名作キャラ達によって今までの常識が覆されてしまった。
シンデレラ達の他にも、正義感が強く警察として活動しているアラジンとアリババ、奉仕こそ命のランプの魔人、乙姫様は女優でありながら変態、浦島太郎はさすらいの釣り人、一寸法師は教師、三匹の子豚は建築関係で働いている。アヒルの子は戦争人となっていて、ブレーメンの音楽隊は猫がいなくて落ち込んでいる。
子供がこんなおとぎの世界を見たら、泣いてしまうのは当然。アークスレイヤーの襲撃がなければ、こんな事にはならなかったのだろう。
「事実だけどね。因みにアリスは胸が大きいセクシーな女性だから」
「もうええわ!頭がおかしくなる!」
倫子は頭を抑えながら、説明を止めてくれと訴える。これ以上おとぎの世界のキャラ達の話を聞けば、頭が混乱してしまうのは当然。更に夢にまで出てきたら、悪夢としか言えなくなるのだ。
「本題に入ろう。カボチャ男爵という奴はアークスレイヤー所属ではない。第三勢力の可能性もあるだろう」
「いずれにしても、この件に関しては放っておけないわね」
ウサギからの説明を聞いたメディアは、真剣な表情をしながら考え始める。カボチャ男爵率いる一派が第三勢力であるかどうかは不明だが、助けを求めたのなら戦うしか方法はないだろう。
更にカボチャ男爵には部下もいるので油断はできない。どんな部下がいるかは分からないだろう。
「部下については四人いるから説明するね」
ウサギはウインドウの画面を切り替え、四天王についての情報を映す。そのメンバーは強敵ばかりで、見た目だけでもオーラが放っているだろう。
「まずは鬼達。乱暴者の軍団だ。奴等は集団で立ち向かうとなるので要注意だが、カギとなるのは零夜とルリカだ」
「俺とルリカが?」
ウサギの説明に零夜とルリカはキョトンとしてしまう。まさか自分達が鬼を倒すカギとなるとは思わなかっただろう。
「そうだ。鬼を倒す事ができるのは桃太郎、金太郎、一寸法師の三人。しかし、彼等は他の敵を倒しに向かっている為、倒しに行くのは難しい。零夜とルリカは桃太郎の共通点があるので、倒す事は可能と言える」
「桃太郎にはお供に犬、猿、キジがいますからね。零夜様には犬の私がいますが、猿とキジがいないですね……」
ウサギの説明を聞いたルリカは納得しながら推測するが、仲間である猿とキジがいない事に悩んでしまう。桃太郎と言えば犬、猿、キジの三匹がいるからこそ成り立つが、猿とキジがいなければ成り立たないのは当然である。
「そうなると探さないといけなくなるね。猿の獣人、キジの鳥人がいたら、鬼達を倒せるけど……」
ウサギは真剣な表情でどうすれば良いのか考えたその時、二人の獣人が手を挙げながら前に出る。一人目は猿の獣人のマツコ、もう一人はキジの鳥人のケイコだ。彼女達は元奴隷で、今ではヒーローアイランドに住んでいるのだ。
「猿とキジが必要なら、私達に任せてください!」
「私達は一時的に駆け付けますが、皆様の力になります!」
マツコとケイコは自信満々の表情をしながら、自らも戦う事を決意する。自分達が戦いの役に立つのなら、この機会を逃す理由にはいかないのだ。
「頼んだぞ、二人共!」
「「はい!」」
零夜からの頼みにマツコとケイコは笑顔で応え、その光景にウサギはウンウンと頷く。これで鬼達の件については問題ないだろう。
「次の四天王は魔女。これは普通の魔女だけど、甘く見ていると酷い目に遭うからね」
「魔女が相手となると、私達が行くわ!魔術関連なら対策済みだから!」
魔女についてはコーネリアを筆頭に、ジェニー、ソニア、杏が行く事に。特にコーネリアは魔術の系統を極めているので、相手が魔女でも問題なく立ち向かえるだろう。
「三人目は狼。悪い狼で人を攫う悪い奴だ。しかし狙うのは美女ばかりで、カボチャ男爵に献上するだろう」
「そういう事なら私に任せて!怪力でとっちめてやるんだから!」
狼はエヴァ、ヒカリ、倫子、ヒヨリの四人。彼女達なら狼を撃退できるが、敵も何かを仕掛けていくに違いない。この戦いは油断禁物となるので要注意だ。
「四人目は鎧騎士。しかもその中身は不明だ」
「となると、私達で立ち向かうわ!あんな奴、私達の手で倒してやるんだから!」
鎧騎士はミミ、アミリス、マーリン、キララが立ち向かう事になり、残るはカボチャ男爵のみとなった。そしてその役目はジャンヌとマリーであり、二人で彼との戦いに向かう事になっているのだ。
「カボチャ男爵については私達で向かいます!」
「よし!これで役者は揃ったみたいだね。出発については明日行うから、それまで準備しておいて!」
「「「了解!」」」
ウサギからの指示に零夜達は承諾し、それぞれの場所に戻り始める。ジャンヌはウインドウの画面を切り替え始め、荒れ果てているおとぎの世界に目を通していく。カボチャ男爵によって荒廃された世界を、このまま黙って見ている理由にはいかないのだ。
(必ず倒す。おとぎの世界を取り戻すまで……)
ジャンヌは心から決意を固めたと同時に、ウインドウを閉じて訓練場へと向かい出した。おとぎの世界を取り戻す為にも、自ら強くなる為にこうどうをかいししているのだった。
※
さて、おとぎの世界にある闇の城では、カボチャ男爵がアリス達にお世話してもらっていた。カボチャ男爵はアリス達お世話されていてご満悦だが、彼女達は彼によって洗脳されている事が判明。彼を倒さぬ限りはこのままだろう。
「ハハハハハ!愉快愉快!」
カボチャ男爵が叫んでいる中、この様子を神室と一人の男がこっそりと見ていた。彼の名はアルスタイン。神室と同じくトップエイトの一人であるのだ。
「あのバカ男爵、何やっているんだ……」
「アークスレイヤーとしての素質があるのにスカウトを断っていたが、こんなところでバカをしているとは……」
この光景に神室とアルスタインがワナワナ震えるのも無理なく、カボチャ男爵のバカさ加減に怒りを覚えるのも無理ないのだ。零夜の仲間も女性の多さが目立つが、カボチャ男爵とは違ってそこまではしないのだ。
「何れにしても奴を始末する者が現れる。ここは様子見だ」
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