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◇後日談&番外編
突撃!狼さんズ 前編
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◆本編後日談・脇CP要素有
ある晴れた日の朝。魔境と名高きダーウィル大森林の奥地に、彼はいた。
「やっぱり小型の匂いどころか、気配もしねぇな。」
すん、とその鋭敏な嗅覚で確かめるように息を吸ったウーウルに、彼の少し前を騎獣に乗って進んでいたマーリヴィルが緩く振り返りながらそれに応える。
「そうねぇ。こんな地帯にまでたった二人で呑気に散歩に来れるんだもの。これじゃ魔境じゃなくてただのお散歩森だわ。」
言葉のわりにその口調はどこまでも上機嫌で、金色の尻尾も愉し気にゆらゆらと左右に揺れていた。どこかの某人族に言わせれば、トカゲっぽいけどダチョウな謎生物の騎獣も、背の主の雰囲気につられてか欠伸までしながらその歩を進めている。
対して、同じく騎獣に乗ってその後ろに続いていたウーウルは一見機嫌が悪そうにその狼耳を幾分伏せてため息を零す。
(あーあーあーあー……魔物の出現がめっきり少なくなったせぇで落ち着かねぇっての。なんだこの雰囲気。単なるピクニックじゃねぇってのに……)
そう内心で呟きながらも、現在彼ら二人の状況はピクニック以外の何物でもない。というのも、建前ではお忍びでありながら全く忍んでいなかったどこかの国の皇帝魔術師に、駐屯地の危機を救われ、手厚いアフターケアまで受けて以降、この魔境は非常に安定化しているのだ。
つまりスポット付近での魔物討伐に成功して以降、魔物の発生自体が激減したようなのだ。こうして偵察を進めるたびに、それは推測から確固たる事実へと変わった。
それ自体は当然、非常に喜ばしいことである。
ただ、ウーウル・シズという人間にとっては多少、問題でもあった。
(あーあーあーあー……忙しけりゃあれこれ考えずに済んでたってのによぉ……。まぁ。兄貴はふっきれてるようだから…………もう、いいのか?)
ルンルン、と鼻歌でも歌いそうな程にこの森を進む、豪奢な金の毛並み。それを後ろから眺めながら、ほんの少しばかりウーウルは過去に想いを馳せてしまう。
もう随分と昔、この森で大切な人がその命を散らしたのだ。それはマーリヴィルと自分にとって幼馴染の少女で、同じ一族でもあった獣人で、自分の――婚約者でもあった。
ただ、彼女は自分よりもおそらくマーリヴィルに恋をしていて、自分の目から見るに、おそらくマーリヴィルもそうだったのだろう。
二人に直接確かめたことはないが、これはどうにかしてやらねぇと、と思っているうちに悲劇が起きてしまったのだ。
自分がもたもたしていたせいで想い合う二人を、その想いを口にさせてやることすらできずに、死別させてしまった。
その後マーリヴィルは彼自身の婚約者と無事に婚姻し、最も濃い一族の血を遺す義務を果たした。傍から見るには夫婦仲も良く、温かな家庭を築いていたと思う。不幸な事に、彼の妻も病によって夭折してしまったが。
だが本来なら就く必要のない魔境の駐屯地で長年、マーリヴィルが隊長を務め続けているのはおそらく、未だ亡くした彼女のことを想って――――
「ねぇウル」
「っん?なんかあったか、兄貴」
つい考え事に耽ってしまっていたウーウルが我に返ると、いつの間にか二人の騎獣が横並びになっていた。当然、自分の隣で小さく小首を傾げるマーリヴィルのその顔も、何の遮りもなく視界に映る。
やけに静かな、けれどどこか強い光を湛えているような、金色の瞳が。
「――そろそろ、アタシたちも後進に道を譲らない?」
「は?」
「ウルがまだエーリアのことを大切に想っているのは、わかっているわ。でも、もうアタシたちもいい年でしょ?彼女だって、ウルがここまで頑張ったんだからもういいわって言ってくれると思うのよ。」
まるで諭すように、静かに言い含めるように、一言一言を噛みしめて話すマーリヴィルを、ウーウルはただその瞳を瞬かせて聞いていた。
「森が穏やかなうちに、ウチの倅とか一族の若い奴らを頭に据えて、しばらくは実地で鍛え上げましょ。二年もあれば、今以上に十分防備も整えられるわ。で、それが終わったら―――」
『二人』でゆっくりしましょ?
と、マーリヴィルが一番ウーウルに言いたかった言葉は、ついぞその大きな口から零れることはなかった。
なぜなら、穏やかな森を引き裂くように突然、空から――――
「いた―――――ぁッ!!!マーリちゃん!!ウーウルさぁあぁあんッ!!!」
青空と同じ色をした外套を纏った、小柄で黒髪の人族の少年が、そう叫びながら頭上に降ってきたから。
「ああぁ!??」
「シン君ッ!?」
ぎょっ、と目を見開いたウーウルが咄嗟に腕を差し出し、同じくマーリヴィルも両腕を掲げて落下物をキャッチしようとしたのだが、
「っと、っと!…むぅ……慌ててるとちょっと制御が緩いかな?」
空中でたたらを踏むように足を踏みかえた少年が、二人の騎獣から数歩離れた位置へ自発的にゆっくりと、降り立った。
「――――は?…………え?オイ、今のそれ、魔術……」
「あーん…………見ちゃったわねぇウル……」
目の前に突然現れたこの華奢な美人の人族が、かの神にも等しき存在だと今まで隠し通していたマーリヴィルは、しばし悩んだものの――
「まぁいいわ。シン君!お久しぶりね!急にどうしたの?」
「あ?!兄貴!?てめぇやっぱりなにか知って――!」
全て後回しにすることにして、騎獣の背から颯爽と地に降り立った。
ほわぁ、と口を半開きにして物珍し気に騎獣を眺めている魔術師があの《魔導の頂点》だと今告げたところで、信憑性皆無だと判じたわけではない。決して。
それに、彼とマーリヴィルの文通はここしばらく行われていなかった。正確に言えば、彼からの返信が滞っていた状態だ。
まぁつい最近世界を揺るがした、《魔導の頂点》の伴侶決定発表は記憶に新しい。だから、色々と忙しかったのだろうと推測はできるのだがなぜ今、彼がこの地に降り立ったのかは全く心当たりがない。
目の前の少年の形をした存在からは、以前に垣間見た時のような全てを拒絶する気配はなく、偶然この駐屯地で保護された時と同じ人間のようにマーリヴィルには思えた。
そしてそれは、半分は正解だった。
「あ、ごめんねマーリちゃん!俺、全然手紙返せてなくて!ちょっと色々あってさ、おかげさまで昔のことは思い出せてるんだけど………」
「あらまぁ!それは―――良かった………ですわね、と口にしてもよろしゅうございますの?」
「うーん、まぁ結果的にはよかった、かな?うん、ロイをゲット出来たから良かったってことで!でも、マーリちゃんにもウーウルさんにも今まで通りでいてもらいたいかなぁ………俺、こんなだから。」
ふわふわと幸せそうに微笑んだ直後、しゅんと眉を下げてそう申し訳なさそうに呟く、儚げな人族代表美人を前に、屈強な獣人二人は即座に首を勢いよく縦に振った。
そんなやり取りで少しばかり時間をくったが、では本題に入ろうかとマーリヴィルが口を開きかけたところで、同じように騎獣から降りて横にやって来たウーウルの素っ頓狂な声が上がった。
「おっっまッッ!!!?ど、どうしたその腹ぁッ!?」
おそらく今まで自分の影になっていて、彼の姿がウーウルからはよく見えていなかったのだろう。一目見たらすぐにその変化がわかりそうなものなのに、相変わらずこの従弟は手がかかる。
そう思いながら、マーリヴィルも空色の外套の下で、ぷっくりと膨らんだ少年の腹部に視線を向けた。
大切そうに両腕で腹を抱えているその様子に、何があっても平静でいようと強く自分に言い聞かせなが―――
「はっ!そうだった!!た、大変なんだ!うまれそうでっ、あ、ちょっと動いた?!や、ヤバイうまれる……っ!?ちょ、ぁ!待てって!」
「ぶっふぉぉおお!!!?」
「…………お湯ね!お湯がいるわ!!」
無理だった。
勿論、マーリヴィルもウーウルも、目の前の魔術師が『少年』であることは知っている。そう、男だ、雄だ。いくら腹が膨らもうと何かを産めるはずなどない。
だが同時に、この少年は『魔術師』なのだ。それも、その頂点に立つ常識では計れない存在。
つまり、なんか産んでも不思議じゃない、と。
ただしその混沌な状況は、一瞬後には見事に鎮静化することになる。いつの間にか周囲に現れた大きな金色の魔法陣、その発光と共に響いた静かな声音によって。
「カナタ、いくら焦っているとはいえ先行し過ぎだ。先方を驚かせすぎであろう。それからすぐに外套を脱げ、ドラゴンが孵りそうなのだろう?」
悠然とその場へ現れた男を、ぱぁっと顔を輝かせて迎えた少年は素直にその言葉に従った。
ある晴れた日の朝。魔境と名高きダーウィル大森林の奥地に、彼はいた。
「やっぱり小型の匂いどころか、気配もしねぇな。」
すん、とその鋭敏な嗅覚で確かめるように息を吸ったウーウルに、彼の少し前を騎獣に乗って進んでいたマーリヴィルが緩く振り返りながらそれに応える。
「そうねぇ。こんな地帯にまでたった二人で呑気に散歩に来れるんだもの。これじゃ魔境じゃなくてただのお散歩森だわ。」
言葉のわりにその口調はどこまでも上機嫌で、金色の尻尾も愉し気にゆらゆらと左右に揺れていた。どこかの某人族に言わせれば、トカゲっぽいけどダチョウな謎生物の騎獣も、背の主の雰囲気につられてか欠伸までしながらその歩を進めている。
対して、同じく騎獣に乗ってその後ろに続いていたウーウルは一見機嫌が悪そうにその狼耳を幾分伏せてため息を零す。
(あーあーあーあー……魔物の出現がめっきり少なくなったせぇで落ち着かねぇっての。なんだこの雰囲気。単なるピクニックじゃねぇってのに……)
そう内心で呟きながらも、現在彼ら二人の状況はピクニック以外の何物でもない。というのも、建前ではお忍びでありながら全く忍んでいなかったどこかの国の皇帝魔術師に、駐屯地の危機を救われ、手厚いアフターケアまで受けて以降、この魔境は非常に安定化しているのだ。
つまりスポット付近での魔物討伐に成功して以降、魔物の発生自体が激減したようなのだ。こうして偵察を進めるたびに、それは推測から確固たる事実へと変わった。
それ自体は当然、非常に喜ばしいことである。
ただ、ウーウル・シズという人間にとっては多少、問題でもあった。
(あーあーあーあー……忙しけりゃあれこれ考えずに済んでたってのによぉ……。まぁ。兄貴はふっきれてるようだから…………もう、いいのか?)
ルンルン、と鼻歌でも歌いそうな程にこの森を進む、豪奢な金の毛並み。それを後ろから眺めながら、ほんの少しばかりウーウルは過去に想いを馳せてしまう。
もう随分と昔、この森で大切な人がその命を散らしたのだ。それはマーリヴィルと自分にとって幼馴染の少女で、同じ一族でもあった獣人で、自分の――婚約者でもあった。
ただ、彼女は自分よりもおそらくマーリヴィルに恋をしていて、自分の目から見るに、おそらくマーリヴィルもそうだったのだろう。
二人に直接確かめたことはないが、これはどうにかしてやらねぇと、と思っているうちに悲劇が起きてしまったのだ。
自分がもたもたしていたせいで想い合う二人を、その想いを口にさせてやることすらできずに、死別させてしまった。
その後マーリヴィルは彼自身の婚約者と無事に婚姻し、最も濃い一族の血を遺す義務を果たした。傍から見るには夫婦仲も良く、温かな家庭を築いていたと思う。不幸な事に、彼の妻も病によって夭折してしまったが。
だが本来なら就く必要のない魔境の駐屯地で長年、マーリヴィルが隊長を務め続けているのはおそらく、未だ亡くした彼女のことを想って――――
「ねぇウル」
「っん?なんかあったか、兄貴」
つい考え事に耽ってしまっていたウーウルが我に返ると、いつの間にか二人の騎獣が横並びになっていた。当然、自分の隣で小さく小首を傾げるマーリヴィルのその顔も、何の遮りもなく視界に映る。
やけに静かな、けれどどこか強い光を湛えているような、金色の瞳が。
「――そろそろ、アタシたちも後進に道を譲らない?」
「は?」
「ウルがまだエーリアのことを大切に想っているのは、わかっているわ。でも、もうアタシたちもいい年でしょ?彼女だって、ウルがここまで頑張ったんだからもういいわって言ってくれると思うのよ。」
まるで諭すように、静かに言い含めるように、一言一言を噛みしめて話すマーリヴィルを、ウーウルはただその瞳を瞬かせて聞いていた。
「森が穏やかなうちに、ウチの倅とか一族の若い奴らを頭に据えて、しばらくは実地で鍛え上げましょ。二年もあれば、今以上に十分防備も整えられるわ。で、それが終わったら―――」
『二人』でゆっくりしましょ?
と、マーリヴィルが一番ウーウルに言いたかった言葉は、ついぞその大きな口から零れることはなかった。
なぜなら、穏やかな森を引き裂くように突然、空から――――
「いた―――――ぁッ!!!マーリちゃん!!ウーウルさぁあぁあんッ!!!」
青空と同じ色をした外套を纏った、小柄で黒髪の人族の少年が、そう叫びながら頭上に降ってきたから。
「ああぁ!??」
「シン君ッ!?」
ぎょっ、と目を見開いたウーウルが咄嗟に腕を差し出し、同じくマーリヴィルも両腕を掲げて落下物をキャッチしようとしたのだが、
「っと、っと!…むぅ……慌ててるとちょっと制御が緩いかな?」
空中でたたらを踏むように足を踏みかえた少年が、二人の騎獣から数歩離れた位置へ自発的にゆっくりと、降り立った。
「――――は?…………え?オイ、今のそれ、魔術……」
「あーん…………見ちゃったわねぇウル……」
目の前に突然現れたこの華奢な美人の人族が、かの神にも等しき存在だと今まで隠し通していたマーリヴィルは、しばし悩んだものの――
「まぁいいわ。シン君!お久しぶりね!急にどうしたの?」
「あ?!兄貴!?てめぇやっぱりなにか知って――!」
全て後回しにすることにして、騎獣の背から颯爽と地に降り立った。
ほわぁ、と口を半開きにして物珍し気に騎獣を眺めている魔術師があの《魔導の頂点》だと今告げたところで、信憑性皆無だと判じたわけではない。決して。
それに、彼とマーリヴィルの文通はここしばらく行われていなかった。正確に言えば、彼からの返信が滞っていた状態だ。
まぁつい最近世界を揺るがした、《魔導の頂点》の伴侶決定発表は記憶に新しい。だから、色々と忙しかったのだろうと推測はできるのだがなぜ今、彼がこの地に降り立ったのかは全く心当たりがない。
目の前の少年の形をした存在からは、以前に垣間見た時のような全てを拒絶する気配はなく、偶然この駐屯地で保護された時と同じ人間のようにマーリヴィルには思えた。
そしてそれは、半分は正解だった。
「あ、ごめんねマーリちゃん!俺、全然手紙返せてなくて!ちょっと色々あってさ、おかげさまで昔のことは思い出せてるんだけど………」
「あらまぁ!それは―――良かった………ですわね、と口にしてもよろしゅうございますの?」
「うーん、まぁ結果的にはよかった、かな?うん、ロイをゲット出来たから良かったってことで!でも、マーリちゃんにもウーウルさんにも今まで通りでいてもらいたいかなぁ………俺、こんなだから。」
ふわふわと幸せそうに微笑んだ直後、しゅんと眉を下げてそう申し訳なさそうに呟く、儚げな人族代表美人を前に、屈強な獣人二人は即座に首を勢いよく縦に振った。
そんなやり取りで少しばかり時間をくったが、では本題に入ろうかとマーリヴィルが口を開きかけたところで、同じように騎獣から降りて横にやって来たウーウルの素っ頓狂な声が上がった。
「おっっまッッ!!!?ど、どうしたその腹ぁッ!?」
おそらく今まで自分の影になっていて、彼の姿がウーウルからはよく見えていなかったのだろう。一目見たらすぐにその変化がわかりそうなものなのに、相変わらずこの従弟は手がかかる。
そう思いながら、マーリヴィルも空色の外套の下で、ぷっくりと膨らんだ少年の腹部に視線を向けた。
大切そうに両腕で腹を抱えているその様子に、何があっても平静でいようと強く自分に言い聞かせなが―――
「はっ!そうだった!!た、大変なんだ!うまれそうでっ、あ、ちょっと動いた?!や、ヤバイうまれる……っ!?ちょ、ぁ!待てって!」
「ぶっふぉぉおお!!!?」
「…………お湯ね!お湯がいるわ!!」
無理だった。
勿論、マーリヴィルもウーウルも、目の前の魔術師が『少年』であることは知っている。そう、男だ、雄だ。いくら腹が膨らもうと何かを産めるはずなどない。
だが同時に、この少年は『魔術師』なのだ。それも、その頂点に立つ常識では計れない存在。
つまり、なんか産んでも不思議じゃない、と。
ただしその混沌な状況は、一瞬後には見事に鎮静化することになる。いつの間にか周囲に現れた大きな金色の魔法陣、その発光と共に響いた静かな声音によって。
「カナタ、いくら焦っているとはいえ先行し過ぎだ。先方を驚かせすぎであろう。それからすぐに外套を脱げ、ドラゴンが孵りそうなのだろう?」
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