4 / 8
第Ⅰ章
第4話
しおりを挟む
クルアから報告を受けた国王の顔は青ざめた。
「セイラが消えた!?」
「はい。姫様の部屋に発生した謎の渦に巻き込まれ、吸い込まれてしまいました…。私の力不足です。申し訳ございません」
「いや…ラグナとユンが無事だっただけよしとしよう。よくやってくれた」
国王はクルアを褒めた。
とは言え、実の娘が消えたのだ。王の声は震えていた。
「して、ラグナよ。その渦とやらはどんな見た目をしていたのだ?」
「あ、あれか?七色の光を出しながら、中心に向かって渦を巻いていた…セイラを吸い込む瞬間は白い光を発して消えていった…」
「七色の光…?」
「七色の光といえば、エルリア神話の四賢者の物語を彷彿させますね…」
「四賢者?」
ラグナが問うと、ユンが答えた。
「英雄エルリアの冒険譚の最終章に出てくる四人の賢者のことだよ。かつて魔王が古代エルリア王国を封印しようとしたとき、エルリアはたった一人で魔王に立ち向かった。でも、強大な力を持つ魔王には勝てなかった…」
「で、英雄エルリアと古代エルリア王国は封印され、結局人類は滅亡したってわけか」
「そう。でも、魂となってこの世を彷徨っていたエルリアは、自ら冥界に向かい堕天して、"闇"の一員となって魔王に戦争を仕掛けた」
「それが、第一次時空冥界決戦…」
「そう。エルリア率いる冥界軍は一時劣勢だったけど、72柱と堕天使たちを味方につけ、1年に渡る戦争ののち勝利したの」
「おいちょっと待て、さっきの話のどこに四賢者の要素があったんだ?」
「堕天使だよ」
今度は国王が答えた。
「冥界軍に味方した堕天使達の中には、かつて世界樹の守り人として活躍した四賢者もいた。そう、彼らもまた魂の状態で堕天したというわけだ」
「で、その四賢者がどうしたっていうんだ?あの渦と、どんな関係が…」
「戦争は熾烈を極めた。両者一歩も引かぬ状態で半年が過ぎた。このままでは埒が明かないと思ったエルリアは、四賢者にあることを頼んだ」
「あること?」
国王は息を整え、真剣な眼差しで答えた。
「それは、刻の迷宮の創造だ」
「と、刻の迷宮!?」
ラグナだけでなく、ユンやクルアまで驚いていた。
「と、刻の迷宮って…」
「そうだ。時を司り、空間を操り、この世すべての世界線及び時空を支配する、いわば人類の"究極の楽園"…」
「で、でも!刻の迷宮はエルリアによっては破壊されたはずじゃ…?」
「お、おいユン!だったら、エルリアは自分が作らせたものを自分で壊したっていうのか!?」
「神話では、確か魔王を封印するための施設として作られたが、魔王が封印を二度と解かないよう、迷宮ごと破壊したと記されているが…」
「みんな落ち着くのだ」
国王がみんなをなだめる。
「確かに神話にはそう描いてある。しかし、所詮そんなものはどこの誰かが各地の伝承をまとめて作っただけのものだ。本当のエルリア神話、もといエルリア史は王家にしか伝わっておらんのだ」
「それじゃ、刻の迷宮は破壊されてないのか?」
「まず四賢者は迷宮を創造する前に魔王を封印する術を開発した。それが、光の渦なのだ」
「じ、じゃあ、あの渦はその四賢者が作り出したものだっていうのか!?」
「断定はできん。ただ、もし封印の力が弱くなっていたとしたら…」
「ま、まさか…」
「魔王は、セイラの体を乗っ取るつもりなのかもしれん」
ラグナは絶句した。
なぜ?なぜセイラが魔王の標的に…。
「お、王様!どうすればいいの!?」
ユンが食い気味に聞いた。
「……セイラを救う術が、ないこともないのだが…」
「何なんだ!何をすればいいんだ!?」
「まあ慌てるでない、ラグナよ。今から私が言うことは、一歩間違えればセイラを救えないどころか、二度とこちらの世界に戻ることができなくなるものだ」
ラグナは息を飲んだ。
「王様、一体どんな…」
「ユン。それにラグナ。これは遊びでも、空想でもない。生半可な覚悟じゃ…」
国王は冷酷に、そしてはっきりと言い放った。
「死ぬぞ」
「…はっ」
ラグナは思わず口から笑みがこぼれた。
「死ぬ?はっ、バカバカしい。死ぬからどうだって言うんですか」
「お、おいラグナ…お前は何を言っているんだ…?」
クルアが困惑して言う。
ラグナは力強く宣言した。
「王様、俺が死ぬと思いますか?昔あんな目にあっといて、しかもそこから這い上がってきたんですよ?そんな奴がたかが魔王程度で死ぬとお思いですか?」
「…フッ。それもそうだな」
王は笑った。そうだ、この少年は一度あの地獄から死にものぐるいで這い上がってきたような奴だ。たかが魔王──それもその通りだと思った。
「わ、私も!ラグナがやるなら!」
ユンが慌てたように言う。
「おいユン、お前は女なんだぞ?マジで死ぬかもしれないんだぞ?俺が行くからって大丈夫なのか?」
「だ、大丈夫だよ!友達が危険な状態にあるのに、悠々と生活してられないよ…」
「私も行かせてください。二人だけだと心配なので…」
クルアが言った。
「うむ。セイラが消えたことは、国民には知らせない。混乱を起こしたくないからな」
「ユン、両親に伝えなくていいのか?」
「お父さんは騎士団だから、王様、伝えといてくれませんか?」
「わかった。そこらへんは私がうまくやろう。いいか3人とも、これは極秘の計画だ。決行は明日。くれぐれも口外するんじゃないぞ」
「わかってるよ。で、王様、その『救う術』ってのはなんなんだ?」
「おお、それをまだ伝えておらんかったな。……」
★★★
「なあユン。お前、本当にいいのか?」
「え?何が?」
「何がって、そりゃ明日からのことだよ。もしかしたら、永遠に両親と会えなくなるかもしれないんだぞ?」
ユンは一瞬黙った。しかしすぐに顔をあげて微笑んだ。
「…いいんだそれは。私はもう弱虫なんかじゃないし、それに…」
ユンがラグナの方を向いて言った。
「ラグナがいるでしょ?」
二人はしばし見つめ合っていた。というよりも、ラグナが目を離せなかったのだ。
「ど、どうしたのラグナ?」
「い、いや、なんか、ユンもそんな顔するんだな、って」
「なに、笑っちゃいけないの?」
「いやそういうことじゃなくてな…」
ラグナは照れながら言った。
「すごい、乙女みたいだった」
「はあ?そりゃ女の子だもん。女の子なら、誰だって乙女だよ」
「頭痛が痛いって感じの言葉だったな」
「ぶ、文法は苦手なの!」
「多分それ文法の問題じゃねえよ…」
二人は明日からの日々に想いを馳せた。
百年祭は、まだ始まったばかりだ。
「セイラが消えた!?」
「はい。姫様の部屋に発生した謎の渦に巻き込まれ、吸い込まれてしまいました…。私の力不足です。申し訳ございません」
「いや…ラグナとユンが無事だっただけよしとしよう。よくやってくれた」
国王はクルアを褒めた。
とは言え、実の娘が消えたのだ。王の声は震えていた。
「して、ラグナよ。その渦とやらはどんな見た目をしていたのだ?」
「あ、あれか?七色の光を出しながら、中心に向かって渦を巻いていた…セイラを吸い込む瞬間は白い光を発して消えていった…」
「七色の光…?」
「七色の光といえば、エルリア神話の四賢者の物語を彷彿させますね…」
「四賢者?」
ラグナが問うと、ユンが答えた。
「英雄エルリアの冒険譚の最終章に出てくる四人の賢者のことだよ。かつて魔王が古代エルリア王国を封印しようとしたとき、エルリアはたった一人で魔王に立ち向かった。でも、強大な力を持つ魔王には勝てなかった…」
「で、英雄エルリアと古代エルリア王国は封印され、結局人類は滅亡したってわけか」
「そう。でも、魂となってこの世を彷徨っていたエルリアは、自ら冥界に向かい堕天して、"闇"の一員となって魔王に戦争を仕掛けた」
「それが、第一次時空冥界決戦…」
「そう。エルリア率いる冥界軍は一時劣勢だったけど、72柱と堕天使たちを味方につけ、1年に渡る戦争ののち勝利したの」
「おいちょっと待て、さっきの話のどこに四賢者の要素があったんだ?」
「堕天使だよ」
今度は国王が答えた。
「冥界軍に味方した堕天使達の中には、かつて世界樹の守り人として活躍した四賢者もいた。そう、彼らもまた魂の状態で堕天したというわけだ」
「で、その四賢者がどうしたっていうんだ?あの渦と、どんな関係が…」
「戦争は熾烈を極めた。両者一歩も引かぬ状態で半年が過ぎた。このままでは埒が明かないと思ったエルリアは、四賢者にあることを頼んだ」
「あること?」
国王は息を整え、真剣な眼差しで答えた。
「それは、刻の迷宮の創造だ」
「と、刻の迷宮!?」
ラグナだけでなく、ユンやクルアまで驚いていた。
「と、刻の迷宮って…」
「そうだ。時を司り、空間を操り、この世すべての世界線及び時空を支配する、いわば人類の"究極の楽園"…」
「で、でも!刻の迷宮はエルリアによっては破壊されたはずじゃ…?」
「お、おいユン!だったら、エルリアは自分が作らせたものを自分で壊したっていうのか!?」
「神話では、確か魔王を封印するための施設として作られたが、魔王が封印を二度と解かないよう、迷宮ごと破壊したと記されているが…」
「みんな落ち着くのだ」
国王がみんなをなだめる。
「確かに神話にはそう描いてある。しかし、所詮そんなものはどこの誰かが各地の伝承をまとめて作っただけのものだ。本当のエルリア神話、もといエルリア史は王家にしか伝わっておらんのだ」
「それじゃ、刻の迷宮は破壊されてないのか?」
「まず四賢者は迷宮を創造する前に魔王を封印する術を開発した。それが、光の渦なのだ」
「じ、じゃあ、あの渦はその四賢者が作り出したものだっていうのか!?」
「断定はできん。ただ、もし封印の力が弱くなっていたとしたら…」
「ま、まさか…」
「魔王は、セイラの体を乗っ取るつもりなのかもしれん」
ラグナは絶句した。
なぜ?なぜセイラが魔王の標的に…。
「お、王様!どうすればいいの!?」
ユンが食い気味に聞いた。
「……セイラを救う術が、ないこともないのだが…」
「何なんだ!何をすればいいんだ!?」
「まあ慌てるでない、ラグナよ。今から私が言うことは、一歩間違えればセイラを救えないどころか、二度とこちらの世界に戻ることができなくなるものだ」
ラグナは息を飲んだ。
「王様、一体どんな…」
「ユン。それにラグナ。これは遊びでも、空想でもない。生半可な覚悟じゃ…」
国王は冷酷に、そしてはっきりと言い放った。
「死ぬぞ」
「…はっ」
ラグナは思わず口から笑みがこぼれた。
「死ぬ?はっ、バカバカしい。死ぬからどうだって言うんですか」
「お、おいラグナ…お前は何を言っているんだ…?」
クルアが困惑して言う。
ラグナは力強く宣言した。
「王様、俺が死ぬと思いますか?昔あんな目にあっといて、しかもそこから這い上がってきたんですよ?そんな奴がたかが魔王程度で死ぬとお思いですか?」
「…フッ。それもそうだな」
王は笑った。そうだ、この少年は一度あの地獄から死にものぐるいで這い上がってきたような奴だ。たかが魔王──それもその通りだと思った。
「わ、私も!ラグナがやるなら!」
ユンが慌てたように言う。
「おいユン、お前は女なんだぞ?マジで死ぬかもしれないんだぞ?俺が行くからって大丈夫なのか?」
「だ、大丈夫だよ!友達が危険な状態にあるのに、悠々と生活してられないよ…」
「私も行かせてください。二人だけだと心配なので…」
クルアが言った。
「うむ。セイラが消えたことは、国民には知らせない。混乱を起こしたくないからな」
「ユン、両親に伝えなくていいのか?」
「お父さんは騎士団だから、王様、伝えといてくれませんか?」
「わかった。そこらへんは私がうまくやろう。いいか3人とも、これは極秘の計画だ。決行は明日。くれぐれも口外するんじゃないぞ」
「わかってるよ。で、王様、その『救う術』ってのはなんなんだ?」
「おお、それをまだ伝えておらんかったな。……」
★★★
「なあユン。お前、本当にいいのか?」
「え?何が?」
「何がって、そりゃ明日からのことだよ。もしかしたら、永遠に両親と会えなくなるかもしれないんだぞ?」
ユンは一瞬黙った。しかしすぐに顔をあげて微笑んだ。
「…いいんだそれは。私はもう弱虫なんかじゃないし、それに…」
ユンがラグナの方を向いて言った。
「ラグナがいるでしょ?」
二人はしばし見つめ合っていた。というよりも、ラグナが目を離せなかったのだ。
「ど、どうしたのラグナ?」
「い、いや、なんか、ユンもそんな顔するんだな、って」
「なに、笑っちゃいけないの?」
「いやそういうことじゃなくてな…」
ラグナは照れながら言った。
「すごい、乙女みたいだった」
「はあ?そりゃ女の子だもん。女の子なら、誰だって乙女だよ」
「頭痛が痛いって感じの言葉だったな」
「ぶ、文法は苦手なの!」
「多分それ文法の問題じゃねえよ…」
二人は明日からの日々に想いを馳せた。
百年祭は、まだ始まったばかりだ。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
ダンジョンに行くことができるようになったが、職業が強すぎた
ひまなひと
ファンタジー
主人公がダンジョンに潜り、ステータスを強化し、強くなることを目指す物語である。
今の所、170話近くあります。
(修正していないものは1600です)
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
200万年後 軽トラで未来にやってきた勇者たち
半道海豚
SF
本稿は、生きていくために、文明の痕跡さえない200万年後の未来に旅立ったヒトたちの奮闘を描いています。
最近は温暖化による環境の悪化が話題になっています。温暖化が進行すれば、多くの生物種が絶滅するでしょう。実際、新生代第四紀完新世(現在の地質年代)は生物の大量絶滅の真っ最中だとされています。生物の大量絶滅は地球史上何度も起きていますが、特に大規模なものが“ビッグファイブ”と呼ばれています。5番目が皆さんよくご存じの恐竜絶滅です。そして、現在が6番目で絶賛進行中。しかも理由はヒトの存在。それも産業革命以後とかではなく、何万年も前から。
本稿は、2015年に書き始めましたが、温暖化よりはスーパープルームのほうが衝撃的だろうと考えて北米でのマントル噴出を破局的環境破壊の惹起としました。
第1章と第2章は未来での生き残りをかけた挑戦、第3章以降は競争排除則(ガウゼの法則)がテーマに加わります。第6章以降は大量絶滅は収束したのかがテーマになっています。
どうぞ、お楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる