太陽と月

ko

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皆既日食

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しかしやはり、そこは男だ。

いや

朔也だ。

そこまでご立派な理性など持ち合わせているわけがない。
むしろ、ここまで真摯な紳士である自身を褒め称えたいほどだ。

これまでセックスするにあたり、相手の反応を見たり、相手の快感を引き出そうと思ったことはなかった。
ずっと、ただの排泄行為だと思っていたが、陽が唯一無二となった今、行為中の陽の反応が気になって仕方がないのだ。痛くはないか、辛くはないか、ほんの少しずつでも快感を覚えているか。その快感を更に大きなものへと塗り替えていけるのか。

陽と宮腰のお年頃トークは大正解だったらしい。

大好き同士はセックスをする。
そうすると、お互い幸せな気分になれるのだと。

みっちりと広がった秘蕾をするりと撫でれば、ヒクヒクと収縮しながら、入口は朔也の剛直を喰い絞める。そして少し奥の痼は腸壁越しであっても、しっかりと形がわかるほどにぷっくりとしている。

朔也の快感を優先するのであれば、このまま奥まで剛直を収めてしまいたい。
しかし行為に慣れない陽が、それで気持ちよくなれるわけがない。

陽は秘蕾のほんの少し奥にある痼がイイトコロなのだと覚えつつある。

であれば、今はこれ以上奥に押し進むことはしない。
堅く大きく張った雁首で陽の痼をノックしながら、茎を擦る。

恐らく今まで経験したことのない圧迫感があるはずだ。その中に快感を見つけてくれるだろうか。

『さく  やっ   おしっこ   でちゃっ   うっ  んっ』

痼への刺激が強過ぎるのだろう。ノックするタイミングで白濁が、とぷっとぷっと溢れだす。

『出していいから』

射精が終わるまでは、陽が心配しているようなことは起こらないし、これまで潮を吹いたり、お漏らしをしたりと何度もあったのだ。
始めの頃こそ、長谷美由紀との生活が原因でパニックになることがあったが、最近ではそれもない。

過ぎる快感に翻弄され、むずがることもあるが、潮吹きもお漏らしも、朔也に与えられる快感の1つとして刷り込まれているだろう。

痼と茎の両方に刺激を加え続け、白濁を全て吐き出させたところで、朔也の剛直は抜去する。

これ以上挿入を続けたら、理性を保てる気がしなかったのだ。

秘蕾はヒクヒクと物欲しげにも見える収縮を繰り返してはいるが、他の方法で陽を愛すれば、傷付けることはない。

以前、陽の意識がない時に内緒で内腿を拝借したことがあった。
意識がある陽にはしたことがないが、どこをどうすれば陽の快感を引き出せるのかは、なんとなく予想がつく。

仰向けの陽の左右の脚をピタリと密着させ膝を胸に貼り付けた。
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