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16.王国の変わらない日常
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-王国side-
王都は今日も変わらず、いつも通り人で賑わいを見せていた。
王国の中心ともいえるその場所には、王国内にとどまらず、帝国をはじめとした周辺諸国から、様々な物資や人が日々集まっている。
まさに王国の力を象徴するといっても過言ではない。
その王都に、国王と王妃は護衛を引き連れて視察に訪れていた。
「陛下!」
「王様ー!!」
国民の声に対し笑顔で手を振って答えている国王と王妃。
それから国王は、国民と直に話すために国民のもとに歩み寄っている。
王妃や護衛は、一歩引いたところから周囲を警戒しつつその様子を見ている。
「お主たちが今日も元気で暮らしているのは、余の喜びでもある」
国王はいつにも増して上機嫌に国民と接している。
「陛下。なんだか楽しそうですね。何か良いことでもありましたか?」
「うむ。長年邪魔だった大きなごみを最近処分できての。王宮の空気が前よりきれいになったのだ」
「それは良いことですね!」
国王のその言葉を聞いた王妃は一瞬顔をしかめるも、誰にも気付かれないうちにすぐに元に戻し、平静を装っている。
「最近はどうだ? 何か困ったことはないか」
「そうですね……。最近、役所の対応が遅れることが増えてきて……前まではこんなことなかったんですけど」
「それはすまない。余のほうからしっかりするように言い聞かせよう」
「ありがとうございます!」
国王の言葉に安心する国民。
「おうさまー」
と声がして、国王の元に駆け寄る子供たち。
「構わぬ」
護衛達は流石にそれを止めようとするも、国王はそれをさえぎる。
「こら、やめなさい!」
その様子を見た子供たちの保護者が慌てて駆け寄ってきて、国王から自分の子供を引きはがしている。
「大変申し訳ありません! 陛下。何卒ご容赦を……」
「よいよい。子供は元気が一番だ。しっかり成長している証拠だ」
「はい。陛下の寛大なお心。感謝いたします」
と国王は保護者を叱ることもなく、笑って許している。
「王様。はいこれー」
と子供たちは手に持っていた花を手渡す。
「いつもがんばっているおうさまにプレゼントー」
「おうさまのためにがんばってあつめたのー」
「そうかそうか。ありがたく受け取ろう」
と国王は笑顔でその花をすべて受け取る。
「王妃様がうらやましいですわ。こんあ素敵な陛下を夫にお持ちで、家のも陛下を見習ってほしいですよ……」
「……そうですね」
王妃は一瞬間があった後に、国民の一言に笑顔でそう答える。
王都は今日も変わらず、いつも通り人で賑わいを見せていた。
王国の中心ともいえるその場所には、王国内にとどまらず、帝国をはじめとした周辺諸国から、様々な物資や人が日々集まっている。
まさに王国の力を象徴するといっても過言ではない。
その王都に、国王と王妃は護衛を引き連れて視察に訪れていた。
「陛下!」
「王様ー!!」
国民の声に対し笑顔で手を振って答えている国王と王妃。
それから国王は、国民と直に話すために国民のもとに歩み寄っている。
王妃や護衛は、一歩引いたところから周囲を警戒しつつその様子を見ている。
「お主たちが今日も元気で暮らしているのは、余の喜びでもある」
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「陛下。なんだか楽しそうですね。何か良いことでもありましたか?」
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「それは良いことですね!」
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「最近はどうだ? 何か困ったことはないか」
「そうですね……。最近、役所の対応が遅れることが増えてきて……前まではこんなことなかったんですけど」
「それはすまない。余のほうからしっかりするように言い聞かせよう」
「ありがとうございます!」
国王の言葉に安心する国民。
「おうさまー」
と声がして、国王の元に駆け寄る子供たち。
「構わぬ」
護衛達は流石にそれを止めようとするも、国王はそれをさえぎる。
「こら、やめなさい!」
その様子を見た子供たちの保護者が慌てて駆け寄ってきて、国王から自分の子供を引きはがしている。
「大変申し訳ありません! 陛下。何卒ご容赦を……」
「よいよい。子供は元気が一番だ。しっかり成長している証拠だ」
「はい。陛下の寛大なお心。感謝いたします」
と国王は保護者を叱ることもなく、笑って許している。
「王様。はいこれー」
と子供たちは手に持っていた花を手渡す。
「いつもがんばっているおうさまにプレゼントー」
「おうさまのためにがんばってあつめたのー」
「そうかそうか。ありがたく受け取ろう」
と国王は笑顔でその花をすべて受け取る。
「王妃様がうらやましいですわ。こんあ素敵な陛下を夫にお持ちで、家のも陛下を見習ってほしいですよ……」
「……そうですね」
王妃は一瞬間があった後に、国民の一言に笑顔でそう答える。
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