【完結】初恋相手にぞっこんな腹黒エリート魔術師は、ポンコツになって私を困らせる

季邑 えり

文字の大きさ
44 / 103

1-42

しおりを挟む
「っん、んん、せ、先輩…」

 部屋に入るなり、先輩は噛みつくようにキスをしてきた。普段の優しいキスとは違って、激しく私の唇を食し、角度を変えて、何度も私の唇を啄む。

「アユ、今日はっ、ゆっくり、な、時間、あるから…」

 そう言いながらも、ちょっと乱暴に私のコートを取り上げて、ワンピースの上から胸を揉んでくる。

「はっ、ア、アユ…好きだ、好きだよ…」

 くちゅ、くちゅっと淫らな音を立てて、舌を絡ませる。先輩は何度も私の舌を吸い上げて、そして私の口の中も犯す。唾液を飲ませるように、口の中に押し込んでくる。ごくっと飲み込むことを確認すると、細い目を、さらに細めて喜んでいる。

 いつもはここまでだけど、今日は、先輩は私をベッドに連れてきた。ベッドサイドに二人で座ると、先輩はおもむろに服を脱ぎ始めた。パンツだけになると、今度は私の服を脱がせ始める。

 ワンピースをさくっと脱がされた。下着だけの私になると、先輩が「綺麗だ」と言ってくれたので、ちょっと安心した。

 私が自分の身体で、ちょっとだけ自信があるとすれば、このむっちりとした胸だけだ。相変わらずお肉のつきすぎている身体だけど、おかげでお胸だけは立派に育っていた。

「アユのおっぱい、やっぱり凄いな」

 恥ずかしすぎて、両腕で隠していたら、先輩に手首を持たれ、左右に広げるように、動かされた。

「綺麗だから、隠さないでみせて」

 蕩けるような目をして、私の身体中を見つめる。そして、下着も汚れちゃうから、と言って、はぎ取ってしまう。ショーツも、両手を使って、下におろすと、既に濡れていた私の蜜口から、ツーっと汁が糸をひいていた。

「ん、可愛い。アユ」

 先輩は、パンツだけ履いたまま、素肌をこすり合わせるように、私をギュッと抱きしめてくれる。身体が熱い。

 しばらく身体をくっつけていた先輩が、「もう、大丈夫?触っても、いい?」と優しく聞いてくれる。

「うん。触って…」

 答えた途端、彼は胸の突起を口に含み始めた。両手でその柔らかさを確かめるように、下から持ち上げて、手からあふれる肉を、寄せるように動かす。

「すげぇ…手からあふれてくる」

 そして片方の乳首を口で吸い、もう片方は手で可愛がる。

「ああ、ぷっくりしてきた。可愛い」

 私の乳頭が固く、膨らんでくると、彼はさらに喜んで、ちゅぱちゅぱと吸い上げてくる。

「コッチも、気持ち良くなって」

 そう言って、下の茂みを撫でると、そこをかき分けて、披裂をなぞるように触れた。

「っあんっ‥‥」

 初めての刺激に、思わず腰がビクッと動く。すると、片方の手で胸を揉み、もう片方で披裂を上下に扱き始めた。赤くぷっくりとしいクリトリスを、優しく剥いて、そこもキュッと摘まんだりして、快楽を知らない私の身体を、作り替えようとする。

「あっ、あっ、先輩、なんか、変になっちゃう…」

「イイよ、そのまま。変になっちゃって」

 リズミカルに刺激されるクリトリスが、私の脳髄に快感を覚えさせた。ぐっと摘まみ上げられたことで、一気に快感が、全身に、脳に響き、呼吸が止まる。

「んんんっっ…」

 昇った後、降りてきた私はハァ、ハァ、ハァと息を吐く。彼が、私の空色の瞳を嬉しそうに、覗いてきた。

「そう、アユ。上手にイケたね」

 彼は甘く囁いた。初めての刺激で、泣きそうになっている私の心に、甘く囁いた。

しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております

紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。 二年後にはリリスと交代しなければならない。 そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。 普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…

覇王に執着される傾国の男装騎士〜忘却の接吻を、愛しき宿敵へ〜

甘塩ます☆
恋愛
男装騎士アーサーは、かつての宿敵・カイル王に捕らわれ、「専属メイド」として屈辱的な奉仕を命じられる。しかし、復讐のために自分を弄ぶはずのカイルが向けたのは、狂気にも似た深い愛だった。

【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件

三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。 ※アルファポリスのみの公開です。

【完】麗しの桃は攫われる〜狼獣人の番は甘い溺愛に翻弄される〜

こころ ゆい
恋愛
※完結しました!皆様のおかげです!ありがとうございました! ※既に完結しておりますが、番外編②加筆しました!(2025/10/17)  狼獣人、リードネストの番(つがい)として隣国から攫われてきたモモネリア。  突然知らない場所に連れてこられた彼女は、ある事情で生きる気力も失っていた。  だが、リードネストの献身的な愛が、傷付いたモモネリアを包み込み、徐々に二人は心を通わせていく。  そんなとき、二人で訪れた旅先で小さなドワーフ、ローネルに出会う。  共に行くことになったローネルだが、何か秘密があるようで?  自分に向けられる、獣人の深い愛情に翻弄される番を描いた、とろ甘溺愛ラブストーリー。

愛する殿下の為に身を引いたのに…なぜかヤンデレ化した殿下に囚われてしまいました

Karamimi
恋愛
公爵令嬢のレティシアは、愛する婚約者で王太子のリアムとの結婚を約1年後に控え、毎日幸せな生活を送っていた。 そんな幸せ絶頂の中、両親が馬車の事故で命を落としてしまう。大好きな両親を失い、悲しみに暮れるレティシアを心配したリアムによって、王宮で生活する事になる。 相変わらず自分を大切にしてくれるリアムによって、少しずつ元気を取り戻していくレティシア。そんな中、たまたま王宮で貴族たちが話をしているのを聞いてしまう。その内容と言うのが、そもそもリアムはレティシアの父からの結婚の申し出を断る事が出来ず、仕方なくレティシアと婚約したという事。 トンプソン公爵がいなくなった今、本来婚約する予定だったガルシア侯爵家の、ミランダとの婚約を考えていると言う事。でも心優しいリアムは、その事をレティシアに言い出せずに悩んでいると言う、レティシアにとって衝撃的な内容だった。 あまりのショックに、フラフラと歩くレティシアの目に飛び込んできたのは、楽しそうにお茶をする、リアムとミランダの姿だった。ミランダの髪を優しく撫でるリアムを見た瞬間、先ほど貴族が話していた事が本当だったと理解する。 ずっと自分を支えてくれたリアム。大好きなリアムの為、身を引く事を決意。それと同時に、国を出る準備を始めるレティシア。 そして1ヶ月後、大好きなリアムの為、自ら王宮を後にしたレティシアだったが… 追記:ヒーローが物凄く気持ち悪いです。 今更ですが、閲覧の際はご注意ください。

【完結】モブのメイドが腹黒公爵様に捕まりました

ベル
恋愛
皆さまお久しぶりです。メイドAです。 名前をつけられもしなかった私が主人公になるなんて誰が思ったでしょうか。 ええ。私は今非常に困惑しております。 私はザーグ公爵家に仕えるメイド。そして奥様のソフィア様のもと、楽しく時に生温かい微笑みを浮かべながら日々仕事に励んでおり、平和な生活を送らせていただいておりました。 ...あの腹黒が現れるまでは。 『無口な旦那様は妻が可愛くて仕方ない』のサイドストーリーです。 個人的に好きだった二人を今回は主役にしてみました。

処理中です...