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十五章
Ⅱ
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「ふっ! はぁ!」
自室にて、ルウは一心不乱に鍛錬をしていた。拳を連続で振ったり殴る、蹴るをしているだけじゃない。連続で攻撃を繰りだしたかとおもえば、一歩後ろに退がり、ひゅんひゅんと跳び、飛び、動き回る。まるで見えない敵がいると錯覚するほど鮮やかで、真に迫っている。
どうして朝からこんなことやってんの? って最初おもったけど、動き回っているルウ素敵で、真剣な表情が凜々しくて、汗だくなルウが輝いていて、心を奪われる。
「ああ、尊い・・・・・・・・・・・・」
戦っているときでさえ、ルウはかわいい。
「え、ご主人様。なにをなさっているのですか?」
小さく呼吸を乱しながら、入り口付近で膝から崩れ落ちてうっとりしている俺の元へ。
「ああ、ちょっとルウを探していてさ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なにゆえですか」
「なにゆえって、ルウも食事しないと」
「いえ、お気遣いは無用です。私は奴隷なのですから。残飯でよろしゅうございます」
「よろしくねぇよ俺は」
「お客様を優先して食事を用意するのは奴隷として当然かと。そのような私なりの配慮です。どうぞルナ様と存分に歓談なさってください。そして仲を深めてしっぽりむふふ、な関係を」
「ならないよ! しっぽりむふふってなんだ!」
「セクハラですか? 最低です」
「そっちからはじめたんじゃん!!」
「ちょ、うるさいです。静かになさってください。それじゃあルナ様に嫌われますよ」
「あいつに嫌われようがどうでもいいさ!」
ルウにさえ好かれれば、この世界に生きとし生ける生命体に嫌われたってかまわない。
「それだと困るのです」
え? なんだってルウが困るんだ。
「ルナ様はご主人様とご一緒して呪いを調べるのでしょう。そのような相手と嫌われてしまうのはよくありません。それに、次の再就職先をご紹介いただけるかもしれません」
「あ~~、なるほど。でもなぁ・・・・・・・・・。努力はするけど」
「もし再就職できなかったらルナ様に婿入りなさってください。最低でも婿入りしても不思議ではないほど仲良くなれば安心かと」
「再就職より遙かに難しいわ! 最低の基準がおかしいよ!」
「さすれば、ご主人様も永遠に魔道士を目指すことが可能です」
なんなの? ルウ昨夜から俺が結婚するのを望んでる素振りなんだけど。いつもの冗談とか軽口とは、レベルが違う。第一、仮にも好きな子に別の人を薦められているみたいで悲しい。
「まぁ、いいさ。とりあえず俺着替えるよ」
「はい」
ルウの前で着替えるという恥ずかしさはあるけど、出ていく気配がない。
「ご主人様、こちらへ座ってください」
「ん?」
指されたベッドに、言われるがまま腰掛ける。なんとルウが俺に靴下を履かせてきたのだ。今までローブを着るのに手伝ってもらったことはあるけど、ここまで甲斐甲斐しいことはなかったから驚きだ。
「ズボンも脱いで――――」
「いや、下はこのままでいいよ」
「はい。ではシャツを」
「ルウ? ねぇ、なんで?」
無視をして、ボタンを外してそのまま脱がせてくる。動転していてされるがままにルウに任せているけど、なんだか子供のときみたいだ。
「まるで子供みたいですね。恥ずかしくないのですか?」
「じゃあやめさせてもらえない?」
「奴隷ですので。奥方となる人や恋人にもさせられないような口にするのもおぞましいことも進んでやるのが奴隷でございますので。当たり前のことをしているだけでございます」
「主の着替えを手伝うのそんなにおぞましい!?」
「おや、ご主人様。爪が伸びていますね。お切りいたします」
「いいよ! 好きな子におぞましいって認識の行為させられないよ!」
「私の気持ちを優先してくださるのでは?」
ぐ・・・・・・・・・! この子は・・・・・・・・・・・・! なんてつけ込み方を! 奴隷としてあるべき姿を全うしたいのか。でも、本当はやりたくない行為なのに・・・・・・・・・・! 俺はルウの気持ちを優先したいけど、でもそうするとルウが嫌がることをさせているって自己矛盾に・・・・・・!
「ぐおおおおおお・・・・・・・・・・・・!」
頭を抱える問題は、解決の気配がない。その間にルウはさっさと爪を整えてしまった。
「ルナ様は、はたしてこのようになさってくださるでしょうか」
なんでここでルナ出てくるんだ?
「やってほしくないわ。だってあいつ深く切りすぎそうだし。会話とか夢中になって。それか肉切りそうだ」
「ああ、たしかに」
「というか、ルウ以外にこんなことさせられるわけないだろ」
さて、そろそろ戻るか。ルナだってもう食べ終わっているだろうし。ルウが食事する時間くらい――――
「今なんとおっしゃいましたか?」
「え?」
「ですから、爪切りについてです」
「ん? ん~~・・・・・・・・・・。あ、ルウ以外にこんなことさせられるわけないだろって?」
「どのような意図でおっしゃられたのですか?」
やっぱり、ルウがおかしい。変なことにこだわりすぎてる。
「教えてくださるまで、私は絶対食事をしません。『もふもふタイム』も永久にやりません」
「好きなルウにだったらなんでもやられていいけど、それ以外の人には絶対してほしくないしたとえ俺が恥ずかしいことでもルウにだったら安心して任せられるって意図でおっしゃったよ俺は!」
なんてとてつもない交換条件を提示するんだ。おかげでさっき自分がはっきりわかっていなかった感情の隅々まで思いだせたじゃないか。
「まったく、ご主人様は。そんなでは結婚できませんよ」
「ルウ以外としたくない。たとえ振られたとしても」
「っ」
がっしりと顔を両手で覆ってくるりとその場で一回転、背中をむけてしまう。一体どういう情緒なんだろう。というか、尻尾がまた、また激しく回転している。荒々しい音と優しい風を発生させるほどに激しく。もう尻尾が捉えきれないほど速い、しかもどんどん速くなっていく。
「なぁ、ルウ。本当にどうしたんだよ。変だぞ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は最初から変です」
落ち着いてから、ぽつりと一言呟きを漏らした。
「村にいたときから、他の子とは違っていました。色恋よりも狩りと食欲と体術が好きでした」
「うん。そんなルウだから俺も好きになったんだよ」
「~~~~~~~!!」
膝を抱えて、小さく小刻みに微振動をはじめた。
「俺のせいか?」
「はい。ある意味ご主人様のせいです」
「教えてほしい」
俺のしたことが、裏目にでているんじゃないだろうか。ルウの負担になることを、してしまったんじゃないだろうか。原因を解決できるわけじゃないけど、それでも好きな子が困っていたら、変になっていたらなんとかしたい。
「できません。今私の頭も心もぐちゃぐちゃです。しなければいけないことは、わかっています。ですが、できないのです。できなくなっています。それはきっと、『念話』でもご主人様にも伝えることは不可能です」
「それは・・・・・・・・・・・・・・・。今はできないってことか?」
小さく、こくんと首肯した。
「せんぱ~~~い? まだ準備できませんかぁ~~~!?」
ちょ、うぅるっっっさ。今大事なところなんだよ。あのやろう。
「あ~~~、忙しい! 一人で五人分の洗い物・洗濯・掃除しなきゃいけないなんて~~! こんなとき奴隷の一人でもいたらいいのに~~! あ、そういえばユーグが奴隷を飼っていたんだっけ! どこに消えたのかしら~~!」
わぁざぁとぉらしい・・・・・・・! あいつら、こっちはそれどころじゃねぇんだよ。『紫炎』で燃やしてやろうか。
「今はお互い、やるべきことを優先しましょう」
すぐに立ち上がって離れていく。なんとなく手を伸ばしたけど、届かなかった。そのままなにも掴めずに空振りした手を引っ込めることができない。
俺は、ルウのことが好きだ。大好きだ。毎日好きになり続けている。けど、好きになればなるほどルウが遠ざかっていく。そんなところが好きでかわいくて努力のしがいがあるけど。魔法でも呪いでも、その距離は縮まらない。それは、ルウの気持ちなのか。心の問題なのか。
「気持ちの問題・・・・・・・・・・・・」
大魔道士の遺跡。エドガーとの戦い。そして、ルウの死。
ぐっ! と固く宙に佇んでいた手を、固く握りなおす。俺は、一度ルウを死なせてしまった。次死んでしまったとしたら、もう二度と戻らない。だからこそ、あのときの間違いをもう二度としてはいけない。ルウの復讐心に気づかず、自分の気持ちだけを優先しようとしていた。
だめだ、このままじゃ。自分への戒めとして、そして決意として。拳で自分の顔を殴る。
「よし」
ルウになにができるか。俺になにができ、すべきことはなにか。改めて考えよう。
自室にて、ルウは一心不乱に鍛錬をしていた。拳を連続で振ったり殴る、蹴るをしているだけじゃない。連続で攻撃を繰りだしたかとおもえば、一歩後ろに退がり、ひゅんひゅんと跳び、飛び、動き回る。まるで見えない敵がいると錯覚するほど鮮やかで、真に迫っている。
どうして朝からこんなことやってんの? って最初おもったけど、動き回っているルウ素敵で、真剣な表情が凜々しくて、汗だくなルウが輝いていて、心を奪われる。
「ああ、尊い・・・・・・・・・・・・」
戦っているときでさえ、ルウはかわいい。
「え、ご主人様。なにをなさっているのですか?」
小さく呼吸を乱しながら、入り口付近で膝から崩れ落ちてうっとりしている俺の元へ。
「ああ、ちょっとルウを探していてさ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なにゆえですか」
「なにゆえって、ルウも食事しないと」
「いえ、お気遣いは無用です。私は奴隷なのですから。残飯でよろしゅうございます」
「よろしくねぇよ俺は」
「お客様を優先して食事を用意するのは奴隷として当然かと。そのような私なりの配慮です。どうぞルナ様と存分に歓談なさってください。そして仲を深めてしっぽりむふふ、な関係を」
「ならないよ! しっぽりむふふってなんだ!」
「セクハラですか? 最低です」
「そっちからはじめたんじゃん!!」
「ちょ、うるさいです。静かになさってください。それじゃあルナ様に嫌われますよ」
「あいつに嫌われようがどうでもいいさ!」
ルウにさえ好かれれば、この世界に生きとし生ける生命体に嫌われたってかまわない。
「それだと困るのです」
え? なんだってルウが困るんだ。
「ルナ様はご主人様とご一緒して呪いを調べるのでしょう。そのような相手と嫌われてしまうのはよくありません。それに、次の再就職先をご紹介いただけるかもしれません」
「あ~~、なるほど。でもなぁ・・・・・・・・・。努力はするけど」
「もし再就職できなかったらルナ様に婿入りなさってください。最低でも婿入りしても不思議ではないほど仲良くなれば安心かと」
「再就職より遙かに難しいわ! 最低の基準がおかしいよ!」
「さすれば、ご主人様も永遠に魔道士を目指すことが可能です」
なんなの? ルウ昨夜から俺が結婚するのを望んでる素振りなんだけど。いつもの冗談とか軽口とは、レベルが違う。第一、仮にも好きな子に別の人を薦められているみたいで悲しい。
「まぁ、いいさ。とりあえず俺着替えるよ」
「はい」
ルウの前で着替えるという恥ずかしさはあるけど、出ていく気配がない。
「ご主人様、こちらへ座ってください」
「ん?」
指されたベッドに、言われるがまま腰掛ける。なんとルウが俺に靴下を履かせてきたのだ。今までローブを着るのに手伝ってもらったことはあるけど、ここまで甲斐甲斐しいことはなかったから驚きだ。
「ズボンも脱いで――――」
「いや、下はこのままでいいよ」
「はい。ではシャツを」
「ルウ? ねぇ、なんで?」
無視をして、ボタンを外してそのまま脱がせてくる。動転していてされるがままにルウに任せているけど、なんだか子供のときみたいだ。
「まるで子供みたいですね。恥ずかしくないのですか?」
「じゃあやめさせてもらえない?」
「奴隷ですので。奥方となる人や恋人にもさせられないような口にするのもおぞましいことも進んでやるのが奴隷でございますので。当たり前のことをしているだけでございます」
「主の着替えを手伝うのそんなにおぞましい!?」
「おや、ご主人様。爪が伸びていますね。お切りいたします」
「いいよ! 好きな子におぞましいって認識の行為させられないよ!」
「私の気持ちを優先してくださるのでは?」
ぐ・・・・・・・・・! この子は・・・・・・・・・・・・! なんてつけ込み方を! 奴隷としてあるべき姿を全うしたいのか。でも、本当はやりたくない行為なのに・・・・・・・・・・! 俺はルウの気持ちを優先したいけど、でもそうするとルウが嫌がることをさせているって自己矛盾に・・・・・・!
「ぐおおおおおお・・・・・・・・・・・・!」
頭を抱える問題は、解決の気配がない。その間にルウはさっさと爪を整えてしまった。
「ルナ様は、はたしてこのようになさってくださるでしょうか」
なんでここでルナ出てくるんだ?
「やってほしくないわ。だってあいつ深く切りすぎそうだし。会話とか夢中になって。それか肉切りそうだ」
「ああ、たしかに」
「というか、ルウ以外にこんなことさせられるわけないだろ」
さて、そろそろ戻るか。ルナだってもう食べ終わっているだろうし。ルウが食事する時間くらい――――
「今なんとおっしゃいましたか?」
「え?」
「ですから、爪切りについてです」
「ん? ん~~・・・・・・・・・・。あ、ルウ以外にこんなことさせられるわけないだろって?」
「どのような意図でおっしゃられたのですか?」
やっぱり、ルウがおかしい。変なことにこだわりすぎてる。
「教えてくださるまで、私は絶対食事をしません。『もふもふタイム』も永久にやりません」
「好きなルウにだったらなんでもやられていいけど、それ以外の人には絶対してほしくないしたとえ俺が恥ずかしいことでもルウにだったら安心して任せられるって意図でおっしゃったよ俺は!」
なんてとてつもない交換条件を提示するんだ。おかげでさっき自分がはっきりわかっていなかった感情の隅々まで思いだせたじゃないか。
「まったく、ご主人様は。そんなでは結婚できませんよ」
「ルウ以外としたくない。たとえ振られたとしても」
「っ」
がっしりと顔を両手で覆ってくるりとその場で一回転、背中をむけてしまう。一体どういう情緒なんだろう。というか、尻尾がまた、また激しく回転している。荒々しい音と優しい風を発生させるほどに激しく。もう尻尾が捉えきれないほど速い、しかもどんどん速くなっていく。
「なぁ、ルウ。本当にどうしたんだよ。変だぞ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私は最初から変です」
落ち着いてから、ぽつりと一言呟きを漏らした。
「村にいたときから、他の子とは違っていました。色恋よりも狩りと食欲と体術が好きでした」
「うん。そんなルウだから俺も好きになったんだよ」
「~~~~~~~!!」
膝を抱えて、小さく小刻みに微振動をはじめた。
「俺のせいか?」
「はい。ある意味ご主人様のせいです」
「教えてほしい」
俺のしたことが、裏目にでているんじゃないだろうか。ルウの負担になることを、してしまったんじゃないだろうか。原因を解決できるわけじゃないけど、それでも好きな子が困っていたら、変になっていたらなんとかしたい。
「できません。今私の頭も心もぐちゃぐちゃです。しなければいけないことは、わかっています。ですが、できないのです。できなくなっています。それはきっと、『念話』でもご主人様にも伝えることは不可能です」
「それは・・・・・・・・・・・・・・・。今はできないってことか?」
小さく、こくんと首肯した。
「せんぱ~~~い? まだ準備できませんかぁ~~~!?」
ちょ、うぅるっっっさ。今大事なところなんだよ。あのやろう。
「あ~~~、忙しい! 一人で五人分の洗い物・洗濯・掃除しなきゃいけないなんて~~! こんなとき奴隷の一人でもいたらいいのに~~! あ、そういえばユーグが奴隷を飼っていたんだっけ! どこに消えたのかしら~~!」
わぁざぁとぉらしい・・・・・・・! あいつら、こっちはそれどころじゃねぇんだよ。『紫炎』で燃やしてやろうか。
「今はお互い、やるべきことを優先しましょう」
すぐに立ち上がって離れていく。なんとなく手を伸ばしたけど、届かなかった。そのままなにも掴めずに空振りした手を引っ込めることができない。
俺は、ルウのことが好きだ。大好きだ。毎日好きになり続けている。けど、好きになればなるほどルウが遠ざかっていく。そんなところが好きでかわいくて努力のしがいがあるけど。魔法でも呪いでも、その距離は縮まらない。それは、ルウの気持ちなのか。心の問題なのか。
「気持ちの問題・・・・・・・・・・・・」
大魔道士の遺跡。エドガーとの戦い。そして、ルウの死。
ぐっ! と固く宙に佇んでいた手を、固く握りなおす。俺は、一度ルウを死なせてしまった。次死んでしまったとしたら、もう二度と戻らない。だからこそ、あのときの間違いをもう二度としてはいけない。ルウの復讐心に気づかず、自分の気持ちだけを優先しようとしていた。
だめだ、このままじゃ。自分への戒めとして、そして決意として。拳で自分の顔を殴る。
「よし」
ルウになにができるか。俺になにができ、すべきことはなにか。改めて考えよう。
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