JK退魔師の受難 あらかると♡ ~美少女退魔師たちは今日もふたなり化して凌辱される~

吉田定理

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【幕間】浅倉依桜&土井麻陽菜(ふたなりナシ・レズあり)

浅倉依桜&土井麻陽菜②(おわり)

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 絶頂の余韻の中、まだ痙攣の終わらぬうちに、妖魔が「五分経過だ」と告げた。
「わ、私は、五分以内にちゃんとイッたじゃないか。だから依桜には……」
 麻陽菜(まひな)は妖魔が約束を守らないのではないかと心配になり、妖魔に懇願した。依桜(いお)も不安そうに妖魔を見ている。
「ああ、合格だ。次は五分以内に三回イカせろ」
 妖魔の新たな命令を聞いて、依桜は顔を曇らせ、麻陽菜は激怒した。
「この外道がっ! ふざけるな!」
「本当はもっと快楽がほしいんだろう? それとも文句があるなら、このガキをお前の目の前で犯してやろうか?」
 妖魔が依桜に嗜虐的な視線を投げると、依桜は自分の肩を抱いて身を竦(すく)めた。
(依桜を守るには、全てに従うしかないのか……!)
「……くそっ」
 麻陽菜は悪態を吐(つ)くが、その語気は弱い。依桜の瞳が不安の色に揺らいでいる。
「マヒナ……」
(私がしっかりしなければ……)
「依桜、時間がない。私を……その…………イカせてほしい」
 こんなセリフ、やはり恥ずかしい。しかし恥ずかしがっていては、依桜を救うことはできないのだ。
 依桜は麻陽菜と妖魔を交互に見て、おずおずと親友の陰部に顔をうずめた。
「んっ♡ 依桜……遠慮しないで……」
 依桜の舌が麻陽菜の肉豆を包み込み、転がす。痺れるような感覚と、ぼうっとした熱。
「……気持ちいい?」
 依桜は麻陽菜を見上げて尋ねた。
「すごく、気持ちいい。続けて」
 だんだんと快楽が高まって、麻陽菜の体はビクビクと動くようになる。
「んぅっ♡ あっ♡」
「一分経ったぞ」
 妖魔が告げる。
「マヒナ、イキそう?」
「まだ……ん♡ もう少し……」
 依桜は少しでも麻陽菜を早くイカせようと思ったのだろう。なめ方に変化を付け始めた。舌を小刻みに早く動かしたり、ゆっくりと大きくなめ上げたりして、予測が付かない。
「あぁ……♡ 依桜……」
 依桜が立てる水音がいやらしくて、麻陽菜はさらに興奮してくる。
「んっ♡ あっ♡ くる……♡ んっ♡ ……んんッッ!!!♡♡♡♡♡」
 麻陽菜は軽い絶頂を迎えた。
「はぁ……♡ はぁ……♡ はぁ……♡」
「二分経ったぞ。あと二回だ。せいぜい頑張るんだな」
 妖魔は傍らで、高みの見物をするように笑っている。
(残り三分で二回。……時間がない)
「依桜、早く」
「で、でも……さっき……」
 イッたばかりで続けて攻められるのが辛いということを、依桜は散々この妖魔に味わわされて、よく分かっているのだ。だから、躊躇(ためら)っている。
「もう時間がない。私は大丈夫だから。もっと激しくしていいから」
 依桜は迷いながらも頷き、再び麻陽菜の肉豆をなめ始めた。
 敏感になっている麻陽菜の体は、先ほどよりも激しく反応する。脚を閉じて陰部を隠したくなるが、我慢して、むしろ依桜がなめやすいように大きく開く。
「あっ♡ っん♡ ん゛ぅ♡」
「マヒナ、いい?」
「んっ、いい……♡ でも、時間がっ……」
 このままクリをなめられていたら、確実に絶頂に至るだろう。しかし今のペースでは三分で二回の絶頂は、間に合わない。
 そのとき、依桜が両手を麻陽菜の二つのたわわな果実に伸ばした。その果実の中心でピンと立っている乳首を、指でクリクリと弾(はじ)く。
「ん゛ぁッ!? 依桜!?」
「マヒナのここ、すごい硬くなってるよ……」
「だめ……んっ♡ 言わないで……」
「マヒナ、すごい可愛い……」
 麻陽菜は何も言うことができず、首を振る。依桜は後輩であり、麻陽菜は先輩だ。普段もそういう関係で、自分が子どもっぽい依桜をたしなめることが多かった。だから依桜から、まるで自分のほうが年下のように「可愛い」などと言われるのが、麻陽菜には恥ずかしかった。
「あふれてくるよ……。マヒナ……マヒナ……」
 依桜の手が豊満な胸を揉みしだき、ぎこちなく乳首をいじる。後輩に名前を呼ばれるたびに、麻陽菜は胸の深いところが熱くなって、もどかしさを感じる。押し寄せてくるのは、これまでとは違った快感の波だ。いやらしいのに穏やかで温かくて、依桜の舌が、手が、心の底から愛(いと)おしい。
(乳首とクリの同時攻め……気持ちよすぎる……!)
「依桜……いっ……っん゛♡ ……イ――くぅッッ!!!♡♡♡♡♡♡」 
 麻陽菜は先ほどよりも深い絶頂を迎えた。
 ビクンッ、ビクンと何度も激しく全身を波打たせた後、止めていた呼吸を再開して喘ぐように空気を吸った。頭の中が、星がまたたくようにチカチカしている。
(なにこれ……。こんなに気持ちいいなんて……)
「残り一分だ。もう一回イカないと、お前たちの負けだからな」
 妖魔に言われて、余計なことを考えている暇などないと気付いた。
「依桜、私をもう一度イカせて」
「分かった」
 ほとんど休む間もなく、クリと乳首の三点攻めが再開された。イッたばかりで敏感な体は、ヒリつくような快感に翻弄される。汗ばんだ肌、唇の間から漏れる熱い息。
「あ゛ッ♡ う゛ぅっ♡ 依桜っ♡ 激しいっ」
「もっと感じて。あたしの手で……舌で……もっと……」
「お前ら、あと三十秒だぞ。イカなければまた卵入れてやるからな」
(それだけはダメだ。これ以上、依桜が傷つくのを見るくらいなら、私はどうなってもいい。だから――)
「依桜、足りない。もっと……もっと激しく」
 依桜は麻陽菜の硬くなった乳首を強くつねったり、引っ張ったりして、追い込みをかける。
「んぁッ♡ もっと! もっと……!」
(……だめだ、もうちょっとでイケそうだけど……間に合わない。依桜、すまない……)
 諦めが頭をよぎったとき、いきなり依桜が立ち上がって背伸びをして麻陽菜に口付けをした。
「ん゛ッ!?」
 依桜の唇の柔らかさ。だがそれをゆっくりと堪能する暇などなく、舌が口の中に入ってきて、自分の舌に絡んでくる。麻陽菜は戸惑っているうちに、強引な舌の動きに主導権を奪われていた。
 さらには依桜の指が麻陽菜の肉豆をこねるように円を描く。もう片方の手では乳首を強く引っ張られ、あちこちから同時に押し寄せる快感が合わさって、麻陽菜を高めていく――。
「んっ……♡ っ……♡ んんっ、ちゅ……っ♡ はぅ♡」
(だめこれ頭が……ぼーっとして……) 
 依桜の火照った顔が見える。可愛い、と麻陽菜は思った。今まで、ただの生意気な妹のような存在にしか思っていなかったのに、今は依桜のことを純粋に可愛いと感じる。依桜の瞳の中に自分の顔が映っている。唾液と唾液が混ざり合って、粘ついた水音を立てて、頭の中で反響する。
 キスをしたい。
 していたい。
 依桜ともっと。
 もっと長く。
 キスを。
「んん゛ぅ♡♡♡♡ あっ♡ 依桜っ♡♡♡ もうすぐ♡」
「マヒナ、っんちゅ♡ イッていいよ、イッて」
「う゛ぅっ……♡♡♡♡ あぅん♡♡♡♡」
「お願いっ、イッて! マヒナぁ!!」
「あ゛あああ……っ!!♡♡♡♡ にゅあっ♡♡ イ゛ッッ――ん゛ぅ――ッッ!!!!♡♡♡♡♡♡♡♡」
 麻陽菜は依桜と口付けをしたまま、最後の絶頂を迎えた。

<幕間おわり・浅倉依桜&土井麻陽菜 ハッピーエンド?>

<麻陽菜(マヒナ)編へ続く>
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