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小早川千秋(バンドやってる赤髪ロリ娘に寸止めとか)
小早川千秋①
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静かな夜。
少女――小早川千秋(こばやかわ ちあき)が意識を取り戻したとき、体は重くだるく、頭の中には霧がかかっていた。
「ステージ……?」
呟いた声が室内に響く。そこは百人も客が入ればスシ詰め状態になってしまうような、小さなライブハウス。ただしもう使われていないらしく、壊れたドラムセットやアンプがホコリと砂にまみれたまま放置されている。
そんな朽ち果てたステージの上で、千秋は両手を頭の上で縛られ、吊るされていた。
高校の制服はやぶかれ、シャツのボタンも外され、ブラジャーやお腹が丸見えになっている。スカートは脱がされていないとはいえ、かなり恥ずかしい格好だ。
千秋は高校一年生にしては小柄で、顔つきも幼く、くりっとした目が小動物めいて可愛らしい。それなのにか弱く見えないのは、真っ赤に染めたショートの髪が尖った印象を与えるからだ。真ん中分けの髪からのぞくおでこも、どこかやんちゃそうな雰囲気を作り出している。
「お目覚めのようね、可愛らしい退魔師さん」
頭のすぐ後ろで女性の声がした。千秋のショートの赤髪に息が当たるくらい近い。ぞっとして振り向くと、紫色の肌をした女型の妖魔の顔が、目と鼻の先にあった。黄色い切れ長の目、湿った緑の髪、ヘビのように先が二股に分かれた舌。
「おまえは……!」
ぼやけていた記憶がはっきりとした像を結んだ。――千秋は夕方、友だちとバンドの練習をするために出かけた。秋の肌寒い風を受けながら急ぐように歩いていると、いつからかストーカーか何かに後を付けられていと感じた。面倒だがヘンタイ野郎を懲らしめてやることにし、角を曲がったところで待ち構えて問い詰めるはずだったのだが……相対した瞬間、視界が真っ暗になって縛られてしまったのだ。まさか相手が人間ではなく妖魔だったとは。
千秋はハッとしてライブハウスの中に目を走らせた。愛用のエレキギターを持ち運ぶ際に使っているギグバッグが、少し離れた床の上に倒れているのを見つけ、安堵する。
――よかった。ギターは無事だ。
「そのギター、そんなに大切だったのかしら?」
妖魔の問いを、千秋は無視して問い返す。
「こんなことして、何が狙い?」
「狙いはあなたを犬のように屈服させることよ」
そう言って女型妖魔は、小柄な千秋の体を後ろから抱きしめるようにして、腕を前に回してきた。千秋は背中に妖魔の豊満な胸の感触を感じる。妖魔はその体勢のまま、千秋のブラジャーを押し上げてまだあまり膨らんでいない胸とピンク色の乳首を露出させた。
――っ!?
驚く千秋に構わず、妖魔は肌に手を這わせてくる。
「んっ……」
不快感とくすぐったさで、千秋の細い眉がぴくりと動く。
妖魔の手は、千秋の両胸を探るように動いたかと思うと、かすかな膨らみに沿って円を描くようになぞり、やがて真ん中の乳首を包み込んで、手のひらで転がした。
「こういうこと、したことあるかしら?」
妖魔が耳元で静かに囁くので、耳に息がかかって、千秋はゾクッとした。だが何も答えず、できるだけ無反応を装う。
「感じてない振りをしてもダメよ? すごく鳥肌が立ってるわ」
妖魔の長い指が乳首を小刻みに弾いて刺激し始めると、千秋はじっとしているのが難しくなった。
「……っ!」
「小さい代わりに、感度は良さそうね」
「ち、ちいさいって、言うな」
千秋は快楽と屈辱に唇を噛んだ。体の奥底に制御できない熱いものが生まれつつある。その未知の感覚が千秋を戸惑わせる。
妖魔の手つきは優しくて丁寧で、千秋の乳首を愛おしいもののように触っている。しかも密着している妖魔の体は、意外にも柔らかくて包容力さえあって、人間に危害を加える敵だとは思えないほどだった。妖魔の心臓の鼓動と、温かさを背中で感じる。
「……はぁ……はぁ」
そうやって乳首だけを刺激され続けるうちに、千秋の息は熱を帯びてきた。
「どう? 気持ちよくなってきたでしょう?」
「こんなの、ぜんぜんっ」
「素直じゃないのね。でも体は正直よ、見てごらんなさい」
妖魔に促されて下を向くと、奇妙なものが目に飛び込んできた。自分のスカートの正面の部分が、不自然に盛り上がっているのだ。
「へっ……?」
――なに、これ。
布に隠れて直接は見えないが、明らかに何かがある。だが何かが分からなくて、まったく想像できなくて、顔が強張る。漠然とした恐怖と不安が心に忍び込み、その寒気で千秋は震えた。
「ここがどうなっているか、確かめてあげるわ」
妖魔はそう言って妖艶に微笑み、乳首をいじっていた片手を千秋の下半身へ伸ばした。盛り上がったスカートの布地越しに、妖魔の指先が『それ』に触れる。
「……んぁっ!?」
瞬間、ピリッとした感覚が体を走り、千秋は声を漏らしてしまった。
――なに? いま、なにが起こったの……?
千秋が状況を理解する前に、妖魔はスカートの下のそれの、盛り上がった先端辺りをゆっくりと撫で始める。
「あっ、だめっ……!」
疼くような感覚に腰が引けてしまう。両手を吊るされていなかったら、床に手を突いていたいたに違いない。千秋はもじもじと体を動かして刺激から逃げようとするが、妖魔は千秋の反応を楽しむように撫で続ける。
「随分と硬くなっているじゃない? スカートの上からでもよく分かるわ」
「それやめて……!」
妖魔はやめるどころか、スカート越しにその熱いものを手のひらで包み込むと、手のひら全体を使ってしごくように擦り始めた。すると隠れていたものが太い棒状の形をしていると、千秋には分かった。
――こんなの、おかしい。これは、わたしの体じゃないのに……。
否定しても感覚は確かにその棒状のものと繋がっていて、妖魔の手のひらの中でその部分の筋肉がどんどん強張っていくのを感じた。そこから生まれてくる熱が膨張して、体全体が熱く火照ってくる。認めたくないが、快感の波が押し寄せてきて、他のことが何も考えられなくなってしまう。
これじゃ、まるで、男の人のものが生えているみたいじゃないか。だがそんなことは、ありえるはずがない……。ゾッとするような想像を打ち消すように首を振った。
妖魔は千秋の乳首と下半身を同時に攻めてきた。二つの快感の波が重なって、さらに大きな波を立たせる。
「……っ♡ んっ……っ……♡!」
千秋は唇をぎゅっと閉じて、声が漏れないように我慢する。まだ幼さを強く残した肢体が、時折ビクンッ、ビクッと跳ねるように動き、赤髪がふわっと空気を孕む。広いおでこに汗を浮かべ、眉根を寄せ、苦しげに下を向いている。
「フゥ……♡ フゥ……♡ フゥ……♡」
キラキラしていた大きな瞳からは光が失われつつあった。スカートの布の柔らかさと、妖魔の手の優しい動きが絶妙で、千秋は望まぬ高みへと、どんどん上り詰めていく。
妖魔が親指と人差し指で輪を作って、千秋の硬いものの先端から数センチ下の辺りを連続でしごいたとき、千秋はお腹がひっくり返るような急速な快楽の高まりを感じ、痙攣した。
「うぅ゛っ……」
声が漏れると同時に、スカートに小さな染みが浮き上がった。
妖魔はしごいていた手を止めて、千秋の耳元で「うふふっ」と意味ありげに笑った。
「もうお汁が漏れちゃったのね。そんなに気持ち良かったのかしら?」
――お汁? 漏れた? なに? どういうこと……?
頭も体も痺れるような感覚があって、思考がまとまらない。スカートにできた小さな染みを見つめたまま、千秋は茫然とする。
「あなた、何も知らないのね? 教えてあげる。これは、先走り汁っていうのよ」
「さき……ばしり?」
言葉が頭の中から、浜辺の砂のように零れ落ちてしまい、理解できない。だが妖魔の優しく諭すような声の心地よさは感じられる。
「そうよ。おちんちんが気持ち良くなったとき、出ちゃうお汁よ」
少女――小早川千秋(こばやかわ ちあき)が意識を取り戻したとき、体は重くだるく、頭の中には霧がかかっていた。
「ステージ……?」
呟いた声が室内に響く。そこは百人も客が入ればスシ詰め状態になってしまうような、小さなライブハウス。ただしもう使われていないらしく、壊れたドラムセットやアンプがホコリと砂にまみれたまま放置されている。
そんな朽ち果てたステージの上で、千秋は両手を頭の上で縛られ、吊るされていた。
高校の制服はやぶかれ、シャツのボタンも外され、ブラジャーやお腹が丸見えになっている。スカートは脱がされていないとはいえ、かなり恥ずかしい格好だ。
千秋は高校一年生にしては小柄で、顔つきも幼く、くりっとした目が小動物めいて可愛らしい。それなのにか弱く見えないのは、真っ赤に染めたショートの髪が尖った印象を与えるからだ。真ん中分けの髪からのぞくおでこも、どこかやんちゃそうな雰囲気を作り出している。
「お目覚めのようね、可愛らしい退魔師さん」
頭のすぐ後ろで女性の声がした。千秋のショートの赤髪に息が当たるくらい近い。ぞっとして振り向くと、紫色の肌をした女型の妖魔の顔が、目と鼻の先にあった。黄色い切れ長の目、湿った緑の髪、ヘビのように先が二股に分かれた舌。
「おまえは……!」
ぼやけていた記憶がはっきりとした像を結んだ。――千秋は夕方、友だちとバンドの練習をするために出かけた。秋の肌寒い風を受けながら急ぐように歩いていると、いつからかストーカーか何かに後を付けられていと感じた。面倒だがヘンタイ野郎を懲らしめてやることにし、角を曲がったところで待ち構えて問い詰めるはずだったのだが……相対した瞬間、視界が真っ暗になって縛られてしまったのだ。まさか相手が人間ではなく妖魔だったとは。
千秋はハッとしてライブハウスの中に目を走らせた。愛用のエレキギターを持ち運ぶ際に使っているギグバッグが、少し離れた床の上に倒れているのを見つけ、安堵する。
――よかった。ギターは無事だ。
「そのギター、そんなに大切だったのかしら?」
妖魔の問いを、千秋は無視して問い返す。
「こんなことして、何が狙い?」
「狙いはあなたを犬のように屈服させることよ」
そう言って女型妖魔は、小柄な千秋の体を後ろから抱きしめるようにして、腕を前に回してきた。千秋は背中に妖魔の豊満な胸の感触を感じる。妖魔はその体勢のまま、千秋のブラジャーを押し上げてまだあまり膨らんでいない胸とピンク色の乳首を露出させた。
――っ!?
驚く千秋に構わず、妖魔は肌に手を這わせてくる。
「んっ……」
不快感とくすぐったさで、千秋の細い眉がぴくりと動く。
妖魔の手は、千秋の両胸を探るように動いたかと思うと、かすかな膨らみに沿って円を描くようになぞり、やがて真ん中の乳首を包み込んで、手のひらで転がした。
「こういうこと、したことあるかしら?」
妖魔が耳元で静かに囁くので、耳に息がかかって、千秋はゾクッとした。だが何も答えず、できるだけ無反応を装う。
「感じてない振りをしてもダメよ? すごく鳥肌が立ってるわ」
妖魔の長い指が乳首を小刻みに弾いて刺激し始めると、千秋はじっとしているのが難しくなった。
「……っ!」
「小さい代わりに、感度は良さそうね」
「ち、ちいさいって、言うな」
千秋は快楽と屈辱に唇を噛んだ。体の奥底に制御できない熱いものが生まれつつある。その未知の感覚が千秋を戸惑わせる。
妖魔の手つきは優しくて丁寧で、千秋の乳首を愛おしいもののように触っている。しかも密着している妖魔の体は、意外にも柔らかくて包容力さえあって、人間に危害を加える敵だとは思えないほどだった。妖魔の心臓の鼓動と、温かさを背中で感じる。
「……はぁ……はぁ」
そうやって乳首だけを刺激され続けるうちに、千秋の息は熱を帯びてきた。
「どう? 気持ちよくなってきたでしょう?」
「こんなの、ぜんぜんっ」
「素直じゃないのね。でも体は正直よ、見てごらんなさい」
妖魔に促されて下を向くと、奇妙なものが目に飛び込んできた。自分のスカートの正面の部分が、不自然に盛り上がっているのだ。
「へっ……?」
――なに、これ。
布に隠れて直接は見えないが、明らかに何かがある。だが何かが分からなくて、まったく想像できなくて、顔が強張る。漠然とした恐怖と不安が心に忍び込み、その寒気で千秋は震えた。
「ここがどうなっているか、確かめてあげるわ」
妖魔はそう言って妖艶に微笑み、乳首をいじっていた片手を千秋の下半身へ伸ばした。盛り上がったスカートの布地越しに、妖魔の指先が『それ』に触れる。
「……んぁっ!?」
瞬間、ピリッとした感覚が体を走り、千秋は声を漏らしてしまった。
――なに? いま、なにが起こったの……?
千秋が状況を理解する前に、妖魔はスカートの下のそれの、盛り上がった先端辺りをゆっくりと撫で始める。
「あっ、だめっ……!」
疼くような感覚に腰が引けてしまう。両手を吊るされていなかったら、床に手を突いていたいたに違いない。千秋はもじもじと体を動かして刺激から逃げようとするが、妖魔は千秋の反応を楽しむように撫で続ける。
「随分と硬くなっているじゃない? スカートの上からでもよく分かるわ」
「それやめて……!」
妖魔はやめるどころか、スカート越しにその熱いものを手のひらで包み込むと、手のひら全体を使ってしごくように擦り始めた。すると隠れていたものが太い棒状の形をしていると、千秋には分かった。
――こんなの、おかしい。これは、わたしの体じゃないのに……。
否定しても感覚は確かにその棒状のものと繋がっていて、妖魔の手のひらの中でその部分の筋肉がどんどん強張っていくのを感じた。そこから生まれてくる熱が膨張して、体全体が熱く火照ってくる。認めたくないが、快感の波が押し寄せてきて、他のことが何も考えられなくなってしまう。
これじゃ、まるで、男の人のものが生えているみたいじゃないか。だがそんなことは、ありえるはずがない……。ゾッとするような想像を打ち消すように首を振った。
妖魔は千秋の乳首と下半身を同時に攻めてきた。二つの快感の波が重なって、さらに大きな波を立たせる。
「……っ♡ んっ……っ……♡!」
千秋は唇をぎゅっと閉じて、声が漏れないように我慢する。まだ幼さを強く残した肢体が、時折ビクンッ、ビクッと跳ねるように動き、赤髪がふわっと空気を孕む。広いおでこに汗を浮かべ、眉根を寄せ、苦しげに下を向いている。
「フゥ……♡ フゥ……♡ フゥ……♡」
キラキラしていた大きな瞳からは光が失われつつあった。スカートの布の柔らかさと、妖魔の手の優しい動きが絶妙で、千秋は望まぬ高みへと、どんどん上り詰めていく。
妖魔が親指と人差し指で輪を作って、千秋の硬いものの先端から数センチ下の辺りを連続でしごいたとき、千秋はお腹がひっくり返るような急速な快楽の高まりを感じ、痙攣した。
「うぅ゛っ……」
声が漏れると同時に、スカートに小さな染みが浮き上がった。
妖魔はしごいていた手を止めて、千秋の耳元で「うふふっ」と意味ありげに笑った。
「もうお汁が漏れちゃったのね。そんなに気持ち良かったのかしら?」
――お汁? 漏れた? なに? どういうこと……?
頭も体も痺れるような感覚があって、思考がまとまらない。スカートにできた小さな染みを見つめたまま、千秋は茫然とする。
「あなた、何も知らないのね? 教えてあげる。これは、先走り汁っていうのよ」
「さき……ばしり?」
言葉が頭の中から、浜辺の砂のように零れ落ちてしまい、理解できない。だが妖魔の優しく諭すような声の心地よさは感じられる。
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