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第1章 俺もチートキャラになりたいんですけど…
33話 臨時パーティー
しおりを挟む「もう一度聞きます。どうして貴方がここにいるのですか?」
「何故って俺も冒険者だからだろ?」
アンさんが鋭い目つきで俺の事を見つめてくる。
正直にあなたを探しに来ましたなんて言える訳のない俺は、とりあえずはぐらかして答えた。
「そういう事を言っているのではありません。私は貴方と別れた後真っすぐダンジョンに向かいました。私と会った時はダンジョンに入る準備をしていなかった貴方が私よりも先に進んでいる訳がない。その理由を聞いているのです。」
「理由か。それは俺の切札の話になるから説明出来ないな。アンさんにも秘密くらいあるだろ?」
「はぁ。貴方と話していても埒が明きません。私はここで失礼します。」
アンさんはそう言うと俺の横を通り過ぎてスタスタと歩き始めてしまった。
俺のアンさんの安否を確認するという目的は達せられたが、ここで別れてしまっては彼女を捜しにきた意味がなくなってしまう。
そこで、俺はアンさんの後についていく事にした。
もう今更距離を取る意味もないので堂々と後ろについて行く。
「何故ついてくるのですか。」
「いや、ダンジョンの中で一人は心細くて。」
アンさんが足を止めずに俺に尋ねてきたので俺も歩きながら彼女の質問に答えた。
後ろ姿だけでもイライラしているのが判る。
尻尾の毛が逆立っているしな。
「では、引き返せばいいでしょう。私は10階層の迷宮王を倒しに行くつもりなのです。ダンジョンが怖い貴方が付いてきては死にますよ。」
「へぇ迷宮王をか。それはアンさん一人で勝てるのか?」
「それは私の力が不足しているという事ですか?」
アンさんが顔のみ振り返りこちらを睨んでくる。
「いや、そういうわけじゃない。俺は迷宮王なんて見たことないからアンさんと比べられる訳ないしな。」
「では、なんだと言うのですか?」
「アンさんの体調すげぇ悪そうだけど、それで迷宮王に勝てんのかと思ってな。この階層にいるってことはアンさんの実力は10階層の迷宮王を片手で捻れるような実力じゃないんだろ?」
「別に私の体調は悪くありません。」
「うそつけ、クマがすごいぞ。どう見ても病人通りこして死人の顔なんだが。」
アンさんのローブはもうボロボロでフードの部分も破けているためか、彼女はフードで頭を隠していない。
顔色は悪いしクマも凄くて唇もガサガサだ。
どう見ても健康そうには見えない。
「貴方には関係ありません。」
「そうかい。お、ゴブリンだ。」
話をしながら進んでいると道の奥からゴブリン2匹が現れた。
俺は剣を引き抜きアンさんに尋ねる。
「手伝ってくれないか?俺はゴブリンが苦手なんだ。」
「ふん。先に見つかったのは私です。言われるまでもありません。」
アンさんがそう言って剣と盾を構えた。
なんだかんだアンさんは良い人なのかもしれない。
なんてことを考えつつ俺はゴブリン2体に注意を向ける。
さて、どうしたもんか。
アンさんの目がある今は転移魔法を使うのはできるだけ控えたい。
最近覚えた火魔法を使えばゴブリンなら楽に戦えるが消費魔力が多い。
とはいえ、魔力の節約の為に威力を抑えたらなんの意味もないし、ここは剣のみで戦うしかないか。
「縛りプレイか。」
「縛り?まあいいでしょう。行きます!」
俺が自分の戦闘方針を考えていたらアンさんがそう言ってゴブリンに向かって駆け出した。
どうやら先陣を務めてくれるらしい。
アンさんがゴブリンに向かって突っ込んで行ったのでゴブリン2匹の注意はアンさんに向いている。
今ならば気配遮断が効くかもしれない。
そう考えた俺は気配遮断を限界まで使いながら大きく迂回してアンさんと戦闘中のゴブリン2匹の背後に回り込んだ。ゴブリンはどちらも俺に気が付いていない。
俺は気配遮断を解除して未だこちらに気が付いていないゴブリンに技名を叫びながら斬りかかった。
「ソニックスラッシュ!」
ゴブリンは2匹とも背後から大声をかけられて思わず振り返ってしまった。
その驚いて無防備なゴブリンの一匹を俺が倒し、アンさんも余所見をしているもう片方のゴブリンを切りつけて、ゴブリンは2匹とも魔石を落として黒い霧に変わった。
「おつかれさん。」
俺は魔石を二つとも拾ってそう言いながらアンさんに渡した。
するとアンさんは俺の手に乗っている二つの魔石を見て、眉を潜めながら尋ねてきた。
「私の取り分は一つのはずですが。」
「俺の保護者がもの凄い金持ちだからな。俺は金にそこまで困ってないんだよ。だからこれはアンさんが受け取ってくれ。俺が貰っても買い食い代にしかならない。」
「そうですか、羨ましい限りですね。ではお言葉に甘えさせて頂きます。」
アンさんがそう言って二つの魔石を受け取ると再び歩き始めた。
アンさんがなんで悪魔の祝福に手を出したのかは分からない。
もしかしたら彼女は騙されただけなのかもしれないし、何か理由があって力を欲したのかもしれない。
それでも彼女にとって金が必要なことは明らかだった。
俺が譲った分の魔石で悪魔の祝福を買うかもしれないが、少しでも彼女の為になればいい。
そう思った。
「なあ、まだ引き返さないのか。」
「ええ、初めに言った通り私は第10階層の迷宮王を倒しに行きますので。」
「道は判るのか?アンさんの持っている地図は自分でマッピングしてるものだろ?」
「第9階層への階段の前まではマッピングを済ませています。今日中には迷宮王のいる第10階層まで到達できるはずです。」
「ふーん。じゃあ俺と臨時パーティーを組んでくれないか?」
「私が貴方とパーティーを組む理由がありません。」
「そうでもないかもしれないぞ?」
俺は鎧の隙間に入れていた冒険者ギルド製のダンジョンの地図をアンさんに見せてにっこりと笑った。
この地図は1階層分で金貨1枚もする。
ミレイユさんが言うには初心者の冒険者がいきなり奥に進んでしまわない様にする為にこの価格設定となっているらしい。
おそらく金に困っているアンさんでは手が出ない物のはずだ。
現に今もマッピングした地図を持っているわけだし。
「俺は道案内ならできるし、足手まといにもならないと思うがどうだ?」
先ほどのアンさんの戦闘を見た感じ俺と素の強さは変わらない様に見えた。
いざとなったら転移魔法も使える俺の方が体調の万全ではないアンさんより少し強いくらいかもしれない。
多分足手まといにはならないと思う。
「それで貴方に何のメリットがあるのですか?言っておきますが金は出せませんよ?」
「ん?そうだな、俺は経験値を稼いでレベルアップができるな。勿論金はとらないし魔物の素材も魔石も全部アンさんの物にしていいぞ。」
「貴方の意図が読めません。貴方の力は私と同格以上に見えますし、何か切札も隠しているようです。何故そこまでして私とパーティーを組みたがるのですか?」
「初めに言っただろ。俺は一人でダンジョンの中にいるのが心細いんだよ。それで、俺と組んでくれんのか?」
まだ見たことのない魔物との戦闘という不安はあるが、寄り道せずに行けば第10階層には昼過ぎには到達するはずだ。
到達する前にアンさんが倒れたら彼女を抱えて転移魔法を使えば問題ないし、ギリギリそれができる位の魔力は多分ある。
俺とそこまで強さの変わらないアンさんでも一人で9階層まで行けるのだ。
俺では戦力にならないという事はないだろう。
「はぁ。私は貴方が信用できませんがその地図は本物のようですし、私としては早く迷宮王を倒せるのならそれに越した事はありません。」
「それって、」
「良いでしょう。貴方とパーティーを組みましょう。その代わり、私は銅貨の一枚も払いませんからね。」
「ああ、後から金を要求するつもりはない。俺の名前はフーマ。レベル13、E級冒険者だ。よろしく。」
俺が右手を差し出して彼女に自己紹介をすると、一瞬驚いた顔をしたが俺の手を握って挨拶を返してくれた。
「私はアン。レベル16、同じくE級冒険者です。こちらこそよろしくお願いします。」
アンさんのその時の微笑みは顔色が依然として悪いながらも、ドキっとしてしまうほど魅力的だった。
「おう。それじゃあちゃっちゃと行こうぜ。俺はこの後帰って昼飯を作んなくちゃいけないからな。」
「昼飯ですか?早くとも夕暮れ頃まではかかると思いますが。」
「よし。出来るだけ魔物がいたら走って逃げるようにしよう。」
「はあ。そう簡単には逃げ切れないと思いますが、私は今日中に迷宮王さえ仕留められればいい。その案で行きましょう。」
こうして俺とアンさんの臨時パーティーの方針が決まった。
できれば俺の腹時計がなる前に迷宮王戦を始めたいところだ。
_______________________________________________
俺の提案通り魔物との戦闘を極力避けてダンジョンを突っ走っていった俺達は、二度ほど足の速いタスクボアと戦う羽目になったが第3階層の階段の前まで到達した。
「ふう。やってみればなんとかなるもんだな。」
「ええ。一番戦闘になると厄介なゴブリンは身長が低い分、足も遅いですからね。ここまで上手くいくとは思いませんでしたが。」
「そうだな。ところで体調の方はどうだ?辛くなったら倒れても良いんだぞ?」
「何ですかそれは。心配しているのかしていないのか分かりません。」
俺は偽装用に背負っていたリュックの中に手を突っ込んでから、アイテムボックスに入れてあった水筒を取り出して水を飲んでから答えた。
「心配してるぞ?そこそこ走りっぱなしだったからな。疲れただろ?」
「いえ、私は獣人ですし走るのには慣れていますからね。このくらいどうと言う事はありません。」
「チッ。」
「何故舌打ち!?」
ここら辺で彼女が倒れてくれた方が俺としては結構楽だったのだが、そう上手くはいかないらしい。
「気にするな。それでこの後の魔物は何が出るんだ?」
「そんな事も知らないんですか?」
「ああ。ここから先は行った事ないし、教育方針でネタバレはしてくれないんだ。」
「はあ。貴方の言う事はよくわかりませんが、説明してあげましょう。良いですか、」
アンさんが無知な俺の為にここから第9階層までの追加される魔物と第10階層の迷宮王について教えてくれた。以下がその説明の抜粋である。
第4階層 『ブラウンウルフ』 タスクボアより速くはないがそれなりに素早く小回りも利くため注意が必要。
第5階層 『ゴブリンアーチャー』 弓矢を使うゴブリン。弓矢の質が良くない為命中率が低く威力も弱いが、他の魔物との戦闘中に現れると厄介。
第6階層 『オーク』 人間と同じくらいの身長でゴブリンと同じような格好をしている。知能はそこまで高くないが、攻撃力がそこそこあるため注意が必要。
第7階層 『ビッグアント』 ホーンラビットと同じくらいの大きな蟻。動きは遅く大きな群も組まないが、虫型の為攻撃が読みづらい。
第8階層 『ビッグバット』 デカいコウモリ。攻撃は飛んできて血を吸うのみだが、飛んでいる敵の為剣だとカウンターを決める必要がある。
第9階層 『グリーンスライム』 酸を帯びた身体でのしかかってくる。動きは極めて遅いが、体の中にある魔石を弾き出すか壊さないと倒せない為とても厄介。
第10階層 『ゴブリンキング』 身長が2メートルほどのゴブリン。練度は低いが剣を使い攻撃力もオークの数倍あるため注意が必要。第10階層ではこいつしか出てこない。
「ふーん。じゃあ気を付けるのはブラウンウルフとオークとビッグバットくらいか。ああ、後は他の冒険者にも注意が必要か。」
「いえ、私達よりも先に進んでいる冒険者はいないでしょうからそこは問題ないはずです。」
「ん?そうなのか?」
「はい。あの時間からダンジョンに入って既にここまで来ているような冒険者は初心者ではいないはずですからね。流石に夜なべして探索をしている冒険者がいたらその通りとはいきませんが、その可能性も低いでしょう。」
「そうか。」
今の時間は体感的に9時半くらい。
俺がアンさんに街で会ったのが8時ぐらいで、ダンジョンに俺が入ったのが8時半頃だから1時間でここまで来れたことになる。
そこそこの実力があり、朝早くからダンジョンに入ってマッピングも済ませてあるような冒険者が新人にはそういないというのは頷ける。
しかし、あと7階層を2時間半で攻略しないとダメなのか。
一番広い第1階層が寄り道せずに行けば35分ぐらいだったから、恐らくそのペースで行けば昼には終わるだろうが、結構ギリギリな気もする。
「さて、休憩はこのくらいにして先に進もうぜ。」
「そうですね。あまり時間を無駄にできませんし。」
_______________________________________________
その後始めて見る魔物に少々手こずりながらも、俺達のダンジョン探索は順調に進んだ。
ペースも申し分ないし、魔法も温存しているお陰で魔力も900台まで回復している。
ゴブリンキングがどのくらい強いのかは判らないが、このままならいけるかもしれない。
そう思っていた時、問題は起こった。
第8階層でビッグバットとの戦闘を終えたあたりのことだ。
「なあ、物凄い息が上がってるが大丈夫か?」
「問題…ありません。この程度、…なんでもないです。」
「わかったから少し休もう。周囲の警戒は俺がするから。」
「いえ、必要…ありません。」
「アンさんの歩くペースもすごく落ちている。このままじゃ正直戦闘もままならないだろ。」
「問題、ありません。」
アンさんはそう言って壁に手をつきながら歩き出した。
悪魔の祝福の効果が切れたが、俺がいる為に飲めないのが急な不調の原因だろう。
どう見ても倒れそうだしとても戦闘ができるようには見えないが、彼女は歩くのをやめない。
気合いだけで歩いている。
そんな感じだ。
俺が転移魔法を使って彼女を無理矢理連れ帰っても良いが、彼女は這ってでも探索を再開しそうだしそれでは根本的解決にはならない。
「なあ、なんでそこまでして迷宮王を倒しに行こうとするんだ?」
「貴方には、関係あり…ません。」
「ゴブリンキングの素材とか魔石が必要なら俺が取って来てやるぞ?」
「それでは、意味が無いのです。」
てっきり金や素材が目当てだと思っていたが違うようだ。
考えてみれば真面目そうな彼女が悪魔の祝福なんかに頼ってまでそんな事をする訳がないか。
しかしそれだと理由がわからない。
「アンさんがそこまで必死になる理由を教えてくれよ。俺はアンさんの力になりたい。」
「どうして、他人である貴方が、私の為にそこまでする…のですか?」
アンさんが俺の方に目だけを向けて真剣な顔で尋ねてきた。
ここは誠意を持って返すべきだろう。
「理由、か。俺が小さい頃の話なんだが、俺には幼馴染の女の子がいたんだ。ある日その子と遊んでいた時に怪しい男が俺の幼馴染を攫っていった。けれども、俺はその女の子が攫って行かれるのをただ見ている事しか出来なかったんだ。結局その幼馴染は無事だったんだけど、俺は事件の後その女の子に言われたんだよ。どうして助けてくれなかったんだってな。今考えて見てもまだガキだった俺が大人相手に何ができるんだって思うけど、その時から助けを必要としてそうな奴を見ないふりするのは止めようと思うようになったんだ。」
今でもあの時の事は鮮明に覚えている。
あれ以来その幼馴染とは一切話さなくなり親の都合で彼女が引っ越して離れ離れになったが、同じ高校で再開し2年生になってクラスも同じになった。
だが、俺はあの時から半ばトラウマになっている罪悪感を感じて、彼女の事を避けて出来るだけ関わらないようにしていた。
もちろん2年生になって俺と同じクラスだった彼女もこの世界に召喚されている。
しかし、俺は彼女を残して城から逃げ出して今も助けに行こうともせずにのうのうと暮らしている。
彼女と顔を合わせるのが怖くてあの時に自分で決めた信条を守れない自分に反吐がでる。
けれども、今目の前にいるアンさんは別だ。
もしアンさんを助ける事ができたら、また彼女と向き合えるようになるかもしれない。
「つまるところ、結局は俺の自己満足の為だな。」
「そう…でしたか。貴方は、やはりアンと…似ているのですね。」
「アン?」
「はい。私の唯一の友達であり、なんとしても助けなくてはならない…少女の名前です。」
俺の事を信頼してくれたのか、はたまた悪魔の祝福を飲んでいると俺が知っている事に気がついた為かは判らないが、アンさんは自分の身に何が起こっているのか、アンさんの友達のアンさんとは一体誰なのかについてぽつりぽつりと話し始めてくれた。
やっぱりアンっていうのは偽名だったんだな。
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