クラスごと異世界転移して好きな女の子と一緒に別行動していたら魔王に遭遇したんですけど...

がいとう

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第2章 やっぱり俺の仲間が優秀なんですけど…

23話 進化じゃなくて融合

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俺が巨石の陰から出るとアセイダルが声をかけて来た。

「ナンダ?モウ逃ゲマワルノハヤメタノカ?」
「ああ。良い作戦が思いついたからな。」
「女ハドウシタ。ソコニ隠レテイルノダロウ?」
「変身中だ。舞はあと三段階進化すんだよ。」
「何ヲ訳ノ分カラナイ事ヲ!」
「いやいや、これ常識だよ?アセイダルだって進化すんじゃないのか?」
「悪魔ハ進化ナドシナイ!」
「えー、羽生えないのかよ。」
「俺ハソウイウ形態ノ悪魔デハナイ!」
「へぇ、そう。そいつは残念だ。」

 よし、そろそろか。
 何だかんだアセイダルがお喋り好きで助かった。
 そう思いながら俺はアセイダルの真上に転移してアイテムボックスから水球を取り出した。
 これもボタンさんに川をせき止めて作ってもらったお土産シリーズの一つで、水球一つで25メートルプール一杯分くらいある。

「タカガ水ヲ降ラセタグライデ何ニナル!」

 アセイダルが大量の水にのまれながらそう叫んだ。
 水球は大きさの割には結構地面に近いところから落としたため水流はそこまで速くないが、上から下へと叩きつけるように水は流れていく。
 俺はアセイダルの言葉を無視しつつ視界に収まっている舞をアセイダルの背後に転移させた。

「同ジコトヲ!」
「あら、そうかしら。」

 2人とも水にのまれ続けているため何と言ってるかは聞こえないが、多分こんな事を言ってる気がする。
 そうだ。
 今回はこれまでとは違う。
 俺の取り出した水球でアセイダルと舞は水中にいるし、今回の舞は剣を持たずに素手でアセイダルに立ち向かっている。

 ズシャァァ!!

「よし、上手くいったみたいだな。」

 俺はアセイダルが水球から吹っ飛ばされるのを見てそう呟いた。



 _______________________________________________



「もしかするとアセイダルに勝てるかもしれないぞ!」

 俺が笑顔でそう言ったのを見て舞が説明を促してきた。

「あら、何やら秘策を思いついたみたいね。是非とも私に教えてちょうだい。」
「ああ。剣で攻撃できないなら他の方法で攻撃すれば良い。」
「どういうことかしら?私の攻撃手段は剣以外に無いわよ?」
「ああ。だから今から新しいスキルを覚えてくれ。そうだな、出来れば素手で闘えるやつ。」

 俺はクエスチョンマークを浮かべる舞に説明を続けた。

 俺の作戦はこうだ。

 まず、アセイダルに攻撃が出来なくなっている原因は舞が近くによるとあいつが魔力を放出して呪術をかけようとしてくる事だ。
 そこで俺は考えた。
 周りが空気じゃなくて水だったら魔力の拡散速度が落ちて魔力が当たる前に攻撃できるんじゃね?と。
 幸いにも俺のアイテムボックスには大きい水球が全部で10個入っている。
 悪魔の叡智との決戦の為に持ち帰って来たのだから使わない手はないだろう。
 あわよくば上から下に水を流せばアセイダルの魔力を流せるかもしれない。

「それじゃあアセイダルの周囲に魔力は残ったままよ?」
「舞には風魔法があるからそのくらい吹っ飛ばせるだろ?風魔法は魔力によって出来た風を出す魔法だからアセイダルの魔力も吹っ飛ばせるはずだ。」
「でも、攻撃力の低い風魔法では魔法防御力の高いアセイダルを倒せないでしょうし、私は手からしか魔法を出せないから剣を持てなくなるわよ?」
「それで最初に言った話になる。拳闘術覚えてくんない?出来れば1分くらいで。」
「中々の無茶を言うわね。」
「出来なそうか?」
「余裕よ。むしろ30秒で十分だわ。」

 舞はガッツポーズを取りながら笑顔でそう言った。
 魔法の練度が高くない俺達では手からしか魔法を出せないが、それなら素手で相手を殴れば良いだけの話だ。
 とりあえず素手でダメージを入れられればアセイダルも少なからず動揺して隙が産まれるだろうし、その瞬間に剣で攻撃すれば何ら問題はない。

「それよりも、フーマくんはどうやってそんな時間を稼ぐのかしら?」
「持ち前のトーク力で。」
「ふふっ。期待してるわ。」

 舞はそう言うと座禅を組んで瞑想を始めた。
 俺がお願いしといてなんだけど、イメトレでスキルが習得できるって結構なチートだよな。


 _______________________________________________



 ズシャァァ!!

 予定通り舞は風魔法でアセイダルの魔力を散らせた後に、拳闘術でアセイダルをぶん殴ったみたいだ。
 多分正拳突きに拳闘術をのせたんだと思う。
 最後の構えがそれっぽかったし。
 とそんな思考を俺は頭の端に追いやりつつ、水の中で居合の構えをとっている舞の手元に預かっていた両手剣を転移させた。
 舞が剣を握ると同時に俺の目には捉えられない速さでアセイダルに接近して斬撃を当てる。

「果断!!」

 舞の技名を叫ぶ声が遅れて聴こえて来たと思ったら、水球から吹っ飛んでいたアセイダルが舞の斬撃を受けてさらに加速して壁に当たった。
 俺は追い撃ちとばかりにアイテムボックスから巨石を取り出して転移魔法でアセイダルの上から降らせる。
 先ほどまではアセイダルの真上に巨石を出してもアセイダルに大したダメージはなかったし、それならばと思って少し高めから落としたら普通に避けられるしで全く使えなかった攻撃だが、今回は効いたはずだ。
 だって俺はボーリング玉を寝てる時に上から振らされたら嫌だもん。
 きっとアセイダルもそんな感じで攻撃をくらってるだろう。

「おつかれ。流石舞だな。」
「ええ。正拳突きもしっかり身体の芯に入ったし、今の居合も肉を裂いた感覚があったからそれなりのダメージになってるはずよ。」
「そいつは良かった。」

 本当ならここであの敵が絶対に起き上がると噂のセリフ「やったか?」を言ってみたいところなのだが、アセイダルとは正直これ以上戦いたくないのでその願望をぐっと堪える。
 だってアセイダル超キモいし超強いじゃん。
 俺がそんなしょうも無い事を考えていると舞が再び口を開いた。

「ローズちゃんの方はどうかしら?」
「まぁ、あいつの方は心配ないだろうけど、トレントといえば無限再生だろうし手こずってるのかもな。」
「なるほど。それはありそうね。」

 そんな感じで俺達が話をしているとアセイダルの真上に積み上げておいた巨石が突如吹っ飛んで来た。
 俺は舞の肩を掴んで転移魔法で距離をとってそれを避けつつ、土煙の中に意識を向ける。

「クソ!クソ!人間ゴトキガ調子ニ乗リヤガッテ!」

「おいおい。めっちゃ怒ってるぞ。」
「そうね。かなりのダメージだったし元々短気みたいだったから仕方ないわ。」

 俺と舞は剣を構えつつ土煙に浮かぶアセイダルのシルエットを注意して観察する。

「クソ!コノ手ハ使イタク無カッタガ仕方ナイ!来イ!イビルエルダートレントォォォ!!」

 ズガァァン!!!

 アセイダルがそう叫んだ直後、俺の建てた巨石の壁を突き破ってイビルエルダートレントが現れた。
 イビルエルダートレントは結構傷だらけだが、それでもできる限りの全速力でアセイダルの所へ向かっているようであある。
 俺達がそのいきなりの展開に驚いていると、ローズが巨石を飛び越えてこちらにやって来た。

「すまぬ。あまりにも急だった為に抑えられんかった。」
「それは良いが、もしかしてそれが魔封結晶か?」

 ローズの手には炎の様に真っ赤に輝く綺麗な宝石が握られていた。

「うむ。あれを切り刻んでおったら偶々魔石より先に見つけたのじゃ。」
「それじゃあローズちゃんの力が少なからず戻るのね!これでアセイダルなんか直ぐに倒せるわ!」
「いや、それがそう上手くはいかない様じゃ。」
「どう言う事だ?」
「うむ。どうやら魔封結晶から妾の力を抽出するのはかなりの時間を要する様での。今も少しずつ力を引き出しておるのじゃが、これをしておると集中力がかなり削がれるからスキルや魔法が使えん。」
「そうか。まぁ、これで3人揃って戦えるし取り敢えずはソレイドに来た目的は果たせたから良しとしようぜ。」
「それもそうね。」

 俺達がそんな感じで話をしていると、晴れ始めた土煙の中からイビルエルダートレントに腰掛けたアセイダルが現れた。
 アセイダルは舞の居合を受けて腹を一文字に開かれているし、その長くてキモい左腕も折れているのかおかしな方向を向いている。
 それにしても悪魔の血って赤かったんだな。
 てっきり青とか緑とかだと思ってた。
 そんな事を考えながらアセイダルに剣を向けていると、アセイダルが頭を掻き毟りながら大声で話し始めた。

「クソ!コンナ、コンナハズデハナカッタ!俺ハ更ナル力ヲ得テグリムラッゾ様ニ認メテモラウ予定ダッタノニ!許サナイ、許サナイゾ人間!コロスコロスコロスコロスコロスゥゥゥゥ!!!」

 あれ?今日こんな光景を既に一回見た気がするんだけど気のせいか?
 そんな感じで俺がデジャヴを感じた直後、アセイダルはイビルエルダートレントの上から降りて地面に降り立った。
 イビルエルダートレントが従者の様にアセイダルを後ろから多い囲み、アセイダルの手元に黒い宝石をさし出す。

「あれは、魔石か?」
「まさか、いかんフウマ!妾をあやつの元に転移してくれ!」
「お、おう。」

 俺は側に立っていたローズの肩に手を置きアセイダルの正面に転移した。
 ローズがさっきも見た真っ赤な大剣を瞬時に形成しながら大剣をアセイダルに振り下ろす。
 しかし、

「モウ遅イ。」

 アセイダルはそう言いながらどこからか取り出した薬品と共にイビルエルダートレントの魔石を飲み込んだ。
 ローズの攻撃はアセイダルが防御に使った左手を切り飛ばしたものの、アセイダルの命を絶つには至らない。

「ちっ。距離を取るぞフーマ。」
「わかった。」

 ローズの指示通り転移魔法で舞のいる元いた位置に戻ったその時、イビルエルダートレントが魔物が消える時の黒い霧となってアセイダルを中心に渦巻き始めた。

「な、何が起こっているのかしら?」
「くそっ!手遅れじゃったか。アセイダルが魔封結晶を手元に置いておかなかったのはこれが原因じゃったか。」
「なぁローズ。俺には訳わかんないから説明してくれ。」
「う、うむ。どうやらアセイダルはイビルエルダーエルダートレントと融合するようじゃ。」
「悪魔はそんな事もできるのか?」
「いや、本来は魔石を取り込んだところで何も起こらんし、仮に出来たとしても魔物の自我同士が反発して不可能なはずじゃが、あやつはなんらかの薬で魔石を取り込んで無理矢理融合し、イビルエルダートレントの自我を妾の魔封結晶を取り込ませる事で殺しておった様じゃ。」

 アセイダルがローズの魔封結晶を取り込んでいなかったのはその強大な力にのまれる事を恐れてだと思っていたが、それだけではなくイビルエルダートレントの自我を崩壊させる為でもあったらしい。

「でも、イビルエルダートレントは普通に動いてたわよ?自我が無くても動けるものなのかしら?」
「おそらくアセイダルが呪術と薬品で無理矢理操っていたのじゃろう。」


「クヒヒヒヒ。その吸血鬼のガキの言う通りだ。」

 ローズの予想を黒い霧の渦から出て来たアセイダルが肯定した。
 アセイダルは前のガリガリの体とはうって変わって3メートルを超えるガタイの良い巨漢になり、その腹と背中からはイビルエルダートレントのものであろう黒い枝が触手の様に蠢いている。
 それに加えて、声もクリアになって聴きやすくなっていた。
 以前ローズが悪魔は強ければ強いほど人に形を似せると言っていたし、アセイダルはイビルエルダートレントと融合して格段にパワーアップしたようだ。

「クヒ、クヒヒヒヒ。まだ実験段階で確証のない説だったがどうやら上手く融合出来た様だな。力が溢れてくるぞ。」

「ついさっきまであった傷が無くなってるわ。」
「イビルエルダートレントの再生能力によるものじゃろう。どうやら力のみでなく能力まで引き継いでおる様じゃな。」
「マジかいな。」

 無限再生するアセイダルなんてどうやって倒せば良いんだよ。
 さっきまででも何とか傷を負わせるのが精一杯だったのに、今は厄介そうな木の触手までついているし、再生能力まであるときた。
 こんなん無理ゲーじゃね?
 ていうかさっき進化しないって言ってたじゃん。
 これは融合だから進化じゃありませーんとか言うのか?

「クヒヒヒヒ。これでさっきまでの様な無様は晒さんぞ!お前たちを一人一人甚振り殺してやるから覚悟しろ!!」

 アセイダルが太くなった長い両手を左右に広げながらそう言った。

 俺達が入って来た入り口はイビルエルダートレントが本来の迷宮王ではないためか開いたままのため、今すぐにでもここから逃げ出したいが、転移魔法を使う隙を見せれば瞬殺されそうだしどこに逃げたら良いのかもわからない。
 ボスからは逃げられないってこういう事なのか?

 ていうかボタンさんはどこに行ったのだろうか。
 そろそろ俺達もピンチっぽいから助けに来てほしい。
 あんまり空気を読んで遅れて来なくても良いんですけど?
 マジでボタンさんHELP!!
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