俺のチートって何?

臙脂色

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第四章   ― 革命 ―

第148話 Lv 9 ただの女の子 vs 異界の機械

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 ドロップスカイ第九開発局 光学兵器開発部 オートマティック・アンマンド・ウェポン開発チームが技術省から受け取った設計図を基に完成させた自律型自動無人飛行戦闘兵器――AUW-0187。

 機体の全長は2m以上。その見た目はカメラを固定するときに使う三脚に似ている。全体が黒く、一本の棒に三本の棒が斜めに連結している。
 AUWはブースターらしき火も吹かず音も無く、静かに、しかし高速でディックとミカのもとへ接近する。それも蝗害の如く大群で。

 ディックはチラリと先程空けた穴を一瞥する。
 すると、穴は塞がっていた。
 ディックたちが魔法石を落とすのをやめたそばから、魔力が再び通い始めて閉じてしまったのだ。

 「やっぱ魔法陣がある間は何度でも再生するみてーだな。内側に入るのがベストだったが、ま、穴を一瞬でも空けるっていうノルマは達成できたから良しとするか」

 ディックはスナイパーライフルを『道具収納アイテムボックス』の中へしまう。


 *


 「侵入には失敗したか。けど、ひとまず十分だ」

 千頭がディックたちの状況を把握して言う。

 「内側にいる仲間とは『精神感応テレパシー』で会話できた。あとは彼らからの吉報を待つとしよう。それよりも」

 千頭は黒い暗雲――AUWの群れに注目する。

 「出たね。この戦いで最も厄介な存在が。このタイミングで出してきたということは、やはりこの作戦は予測されていたか。敵も間抜けじゃあないね」

 千頭が描いていた理想の展開はAUWが障壁の上ではなく、戦場に現れることだった。
 戦場に現れたAUWの群れをジイの『重力魔法』で一気に撃墜する。空中の戦力を大きく削いだところへミカたちが飛んで障壁を破る。そういう手筈だった。 

 「『重力魔法グラビティ マジック』は地面から離れれば離れるほど弱くなる。あの高さではジイさんの能力はもう効かないだろうね。二人に頑張ってもらうしかない」

 二人の武運を祈る千頭。

 その祈りを司令官の男が嘲り笑う。
 司令官は半透明な障壁越しにディックたちの様子を伺っていた。

 「くくくっ、さぁどう出る? 敵の指揮官様は。まさか、たった二人だけにAUWの相手を任せるつもりか? だとすれば、大きな過ちだ。いかに筆頭勇者といえど、Lv500に相当するワイバーンの群れを討伐できるAUWに勝つことなど不可能な話なのだからな」

 次に、司令官の視線は北区を囲む城壁のそばで戦っている渡辺に向けられる。

 「こちらもそろそろ終わらせるとしよう」

 司令官が渡辺にトドメを刺そうと動き出す。

 自分に圧倒的危機が迫っているとは思っていなかった渡辺は、チラチラと障壁の方へ視線を投げていた。
 ミカのことが心配でたまらなかったのだ。

 「うおらああ!!」

 渡辺の意識が戦場から離れているのを狙って、一人の騎士が飛び出してきた。
 「またか! 雑兵が何人来たって同じだってのに!」
 渡辺はそう言いかけた。
 が、言うのをやめた。

 「――ッ!!!」

 咄嗟に横に転がって、をかわした。

 「な、何でそれを――!」
 「そこだあああ!!」

 よけたそばから、また別方向から騎士が現れ、その者もそれで渡辺を攻撃しようとする。
 渡辺は間一髪、バク転でそれに足を巻き取られるのを避けた。

 「クソッタレ! 何だってお前らまでを持ってやがるんだ!」

 なんと今襲ってきた騎士たちもネトレイトと同じサイボーグだったのだ。
 騎士たちは片手にガントレットを装着しておらず、機械の腕を露出させており、その手からは例の共振破壊を起こす鉄の縄も伸びている。

 しかも、それが一人や二人ではなかった。

 「……チッ……最悪な展開だな……」

 悪夢を見ているような気分にさせられる。
 いつの間にか、渡辺の周囲はサイボーグ騎士一色に染まっていた。

 追い詰められた渡辺を見て、司令官は愉快そうに口元を歪ませる。

 「素晴らしきかな科学の力。科学にはチート能力も、ステータスも、レベルも関係ない。科学は全ての者に力を与える。平等にな。さて、どうする? 転生者の若僧」
 

 *


 平等な科学の力。
 それは渡辺にだけではない。
 ディックたちにも迫っていた。

 一直線に向かってくるAUWの群れを前にディックは、自分を抱えているミカの両腕が震えているのに気づく。

 「……ミカ、こっからは俺一人でもやれる。お前は逃げてもいいんだぞ」

 「な、何で?! 私は逃げないよ! 私だってマリンさんたちを助けるために戦うんだ!」

 「へっ、戦闘も碌にしたことねー町娘がよく言ったじゃねぇか。……お前の方がよっぽど勇者だな……」

 「え? 何? 最後の方よく聞こえなかった」

 「何でもねーよ。それより、動き始めろよ。そして動き始めたら絶対止まるんじゃねぇ。止まったら蜂の巣にされるぜ」

 「うん!」


 ミカが翼を羽ばたかせて前進を始める。
 戦いに挑もうとする二人の勇姿をAUWのカメラは捕えていた。

 「筆頭勇者、こちらへ真っ直ぐ前進を始めました。時速100、110、120km加速していきます」

 一人の冷静な男の声が響き渡るその部屋は、ドロップスカイにある司令室だった。

 「……よもや、初めての実践が魔人でもモンスターでもなく人間、それも筆頭勇者様が相手になるとは……人生何が起きるかわからないものだ」

 嘆かわしい語り口調で話す男は第九開発局の所長。かつて渡辺たちがAUWの模擬演習を行った際に出会った白衣を着た男だ。

 「あらん、あなたはこの事態を予測できなかった?」

 その隣にはぽっちゃり系で厚化粧をしたオカマがいた。

 「ビージェー博士。あなたはこうなるとわかっていたのですか?」

 「ディックちゃんはね、ずっと危なっかしい目をしてたのよー。王国への不満がだだ漏れって感じ。親が敷いたレールを外れる覚悟さえできてしまえば、あり得るってずっと思ってたわぁ」

 「私は全く気づけませんでしたよ。ビージェー博士は大した観察眼をお持ちのようだ」

 「オカマの勘は鋭いのよん。覚えておきなさい」

 ビージェーはモニターに映し出されているディックの顔を感慨深そうに観る。

 「……さぁ、ディックちゃん見せて頂戴、あなたの覚悟を。25年間培われてきた世界の常識を壊す覚悟をね……って、ううん?」

 ディックを抱えている人物が視界に入り、自らの目を疑った。

 「あの子って確か……前にディックちゃんと一緒にドロップスカイに来た娘じゃない!」

 ビージェーから見て、ミカは義務教育を終えたばかりの少女という印象しかなかった。
 実際その認識は間違っていない。ミカはこの世界においてはありふれた女の子の一人でしかない。
 そんな普通の少女が今、戦争の勝敗を分ける舞台の中心に立っている。


 「ディック!」
 「ああ来るぜ! 備えろよミカ!」

 優に200を超える数のAUWが花火のようにワッと広がって散開し、そして、光の雨を降らせてきた。

 「わわっ――アツッ!」

 ミカはがむしゃらに回避行動を取るが、無数に飛んでくる光速の弾丸はとても避けきれるものではなく、何発か被弾してしまう。ミカに抱えられているディックも同様だ。
 レーザーの一発一発の威力は鎧さえも貫通するほどで、普通の人間が食らえば体に綺麗なトンネルが出来上がる。
 しかし、ミカにはルーズルーの『防御支援ディフェンス サポート』があるため“熱い”程度で済んでいる。ディックも持ち前の防御力と『火耐性ファイア レジスタント』の能力で耐えていた。

 「無事かミカ!」

 「も、もち! これぐらいへっちゃらだよ!」

 ミカはディックから顔が見えもしないのに、わざわざ笑顔で言った。が、

 ……怖い。怖いよ! それに想像してたよりもずっと痛い!

 胸中は恐怖で満たされていた。

 でも! それでも! 逃げちゃダメだ! ここでまた、臆病風吹かせたら私は一生後悔する!

 ミカはガチリと歯を食い縛り、翼に力を入れてさらに加速した。

 「いいぜミカ、その調子だ!」

 ディックが両手を合わせて『ミスト』を展開する。
 千頭からの入れ知恵で、レーザー光を霧で減衰させて威力を弱める作戦だ。
 加えてディックは白銀の瞳を光らせて『透視エックス レイ』能力を発動させると、コートの下からマシンガンを取り出して銃撃を始める。
 これに対し、AUWも負けじとレーザーを何発も発射してくる。AUWも赤外線カメラで熱源を追うことで、霧の中でも二人の位置を把握していた。

 銃弾と光線が飛び交う。
 銃の発砲音とレーザーの横切る音が入り混じり、鼓膜を絶えず震わせる。
 そんな光景の真っ只中で、ミカは思っていた。


 なんか私、すごいところまで来ちゃったなぁ……。
 一ヶ月前にショウマとマリンさんに出会った時の私が、今の私を見たらなんて思うんだろ……。

 あの頃の私は、先のこと――未来なんて全然考えてなかった。
 中学を卒業してパートナーとなってからの私は、誰でもなかったから。
 ただ主人の欲望に従うだけの都合の良い人形だったから。


 「クソッ! ちょこまかと!」

 ディックは苦戦する。
 マシンガンの連続射撃でも、AUWになかなか弾丸を命中させられない。
 無理もない。AUWの動きは人間ともモンスターとも違う。
 機械であるが故にGの負荷を考慮する必要がなく、生物には無茶な軌道を音速で描くことが可能なのだ。

 それでもディックは『動体視力ダイナミック ビジュアル アキュイティ』と神経伝達速度を引き上げる『高速信号ハイスピード シグナル』でその動きに追いついて弾を当てている。
 AUWは軽量化のため装甲自体は薄い。当たりさえすれば容易に貫通できる。

 「よし!」

 AUWのスピードに目が慣れてきたディックは、続けて命中させていき次々に打ち落としていく。
 しかし、目が慣れてきたのはAUWも同じだった。

 「何っ!」

 ディックが次を狙おうと片方のマシンガンを構えたところへ、背後から飛んできた2、3発のレーザーがそのマシンガンを射抜いて破壊した。
 ジュウッと銃から溶ける音が鳴る。

 「にゃろっ!」

 今度は反対のマシンガンを構えようとするが、また死角となってる後方からまたレーザーが飛来し当たる。

 「なっ! まさか機械のクセにこっちの動きを学習してやがんのか!」

 「ディック! 後ろは私に任せて!」

 「は?! 任せてって一体どう――」

 「いいからディックは敵に集中して!!」

 力の込もった言葉。
 ディックはその声に覚悟を感じ、ミカの意図を理解した。

 「……ったく、後で渡辺にきちっと弁明してくれよ!」

 ディックは『修理リペア』の能力でマシンガンを再構築すると、両腕を突き出して構えた。
 そこだと言わんばかりに、大量のレーザーが発射される。
 それを、ミカの白い翼が盾となって防ぐ。

 「ぐ! ううぅ!」

 熱い! 翼が焼かれる!
 だけど、この翼、絶対退かしてやるもんか!

 ……思えば私は、これが私だって胸張って言えるモノ……一つも無いな……
 私ってば、いっつもそう。すぐ諦めちゃうんだ。
 美容師になりたいって夢を、自分に能力が無いからって挑戦もせずに逃げて。
 パートナーになった時は、主人に従うしかないって自由を諦めて。
 バミューダではせっかく友達になった人のことを、自分のために見捨てて。

 私は、臆病者だ。
 戦おうともしないで、すぐに逃げ出してばかり。
 なんて、みっともないんだろう。


 ミカは羽ばたきつつ、死角からの攻撃からディックを守り続ける。
 そんな彼女の頑張りもあって、ディックはどうにか20機ほど撃墜するが、全滅までにはまだ遠い。

 「この調子が続けば全部片付けられるかもしれねーが……」

 「う……う……」

 ミカの今にも消え入りそうな声が、ディックの耳に聞こえてくる。

 レーザー照射を翼で受け続けたミカ。
 その感覚は熱されたアイロンを延々と押し付けられているようなものだった。
 度重なる攻撃で『防御支援』の効果も弱まり、雪の様に真っ白だった翼は黒く焦げつつあった。
 最早翼には感覚が無く、自分が正確に飛べているかどうかもわからない。

 「ミカ! 攻撃を魔法に切り替える! だから翼を――!」

 事態はさらに悪い方へと転がる。

 AUWの大群が一斉に体当たりしてきたのだ。

 「こ、こいつら! 自滅覚悟で?!」

 音速での体当たりは、AUW自身も無事では済まない。
 それでも、AUWに組み込まれたプログラムはこの攻撃を実行する判断を下した。厄介な組み合わせであるディックとミカを引き離すために。

 両手から握力もなくなりかけていたミカは体当たりの衝撃を受けて、ディックを手離してしまう。

 「あ」

 弱々しい音がミカの口から漏れた時には、ディックとミカは引き離されていた。
 ディックは障壁の上へと落下し、ミカもAUWの突進で飛ばされていった。
 ミカはディックから遠く離れた障壁の上に落ち、何度かバウンドして転がり最後には仰向けになった。

 「…………」

 翼を広げたまま、ミカは力無い表情で曇天を見上げる。


 ……悔しいなぁ……私って本当にカッコ悪いや……
 どこまで行っても中途半端。
 せっかくどこまでも行ける翼があるのに、全然どこにも行けない。


 ミカの目がうるむ。

 情けない気持ちでいっぱいになる。

 そんな彼女へAUWの軍勢は容赦なく迫り、光の雨を降らせた。

 「ミカァ!!!」

 その惨状を見てディックは急いで駆けつけようとするのだが、感情の無い機械はそれを妨害しにかかる。

 「邪魔だあああ!!!」

レーザーを撃ってくるAUWへディックは弾丸を放つが、さっきまでと比べてなかなか命中しない。

 「クソッ! 距離があるせいで的が小せぇ! だったら!」

 両手からマシンガンを捨て、代わりに広範囲の『雷魔法ライトニング マジック』を放った。
 それによって何機か撃墜するが、まだまだ数が残っている。

 「くっ……もう一発!!」

 またAUWが落ちていく。それでもまだ半分も減らせていなかった。
 ディックはさらに『雷魔法』を放とうとするが、次は無かった。
 3時間に渡る戦いで、ディックの魔力は既に底を突いていたのだ。

 「ちき……しょ……」

 無い魔力をムリヤリ引き出そうとした反動で、ディックは一気に消耗して足を止めてしまう。
 AUWこの瞬間を待ち望んでいたとばかりに、ディックへ大量のレーザーを浴びせた。

 「ぐあああぁ!!!!」

 レーザーは白いローブを貫通し、ディックの体に円形の火傷痕を次々に刻んでいく。

 ディックの叫び声を聞いて、ミカはもうこれで終わってしまうんだと、諦めの気持ちに飲み込まれていた。

 『防御支援』も薄れていき、だんだんとレーザーがミカの体を直に傷付けていく。


 ここで死んじゃうのか…………お父さん、お母さん、ごめんね…………マリンさんも、助けられなくてごめんなさい……。
 ……でも、私、頑張ったよね。
 十分戦ったよね。
 努力したよね。


 ミカは静かに目を閉じた。


 ……ショウマもきっと褒めてくれるよね――。


 ミカの瞳の奥で、渡辺が戦ってきた姿が呼び起こされた。


 ……だからいい加減にしろよ、私!


 その時、ミカは両目を開き、両手をグッと握り締め、腹に力を入れて、起き上がった。


 翼があるのにどこにも行けない?
 当たり前だ! 私は落ちるのを怖がって飛ぼうとしてすらいなかったんだから!
 飛ぶのを怖がるな!
 たった一つでもいい! 自分のやりたいことを命ある限り貫き通せ!


 レーザーの雨が降り注ぐ中で、彼女は見事立ち上がってみせた。

 「ディック!」

 ミカは気づく。
 片膝を着くディックの死角にAUWが集まっているのを。
 このままでは、一点集中されたレーザーにディックが襲われる。
 そうなれば、いかにディックの防御力でも取り返しのつかないダメージを受ける。

 ミカは黒くなった翼を広げ、勢いよく飛び出した。

 それを許すまいと上空から放たれた一発のレーザーが、ミカの胸を貫通した。

 「かはっ!」

 口から血が溢れ、ミカはそのまま障壁の上へ滑り落ちかける。

 「落ちて……たまるかあ!!!」

 ミカは障壁を殴り、その勢いで再び上昇した。

 「もう途中で投げ出すのはうんざり! 今度こそ貫き通して胸を張るんだ! だから――」

 一機のAUWが行く手を阻もうとミカの真正面に現れ、レーザーを撃とうとした。だが、

 「私の邪魔をするなあああああああぁぁぁ!!!!!」

 ミカの拳がAUWに炸裂する方が早かった。

 殴られたAUWの砲身はずらされ、明後日の方向へレーザーを放つ。
 その隙にミカはディックに向かって一直線に飛行する。
 そして、そこまで辿り着いて、ディックを横から突き飛ばした。

 「――ミカ?!」

 突然の事にディックは驚く。

 「ディック、絶対にマリンさんたちを助けてよね。約束だよ」

 ニッと笑うミカ。

 次の瞬間には、腹部から鮮やかな赤色を大量に舞わせていた。

 「――ミカアアアアアッ!!!」
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