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第32話 2人の夏休み⑨
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今 誰かが入って来たら…ま、うちのメンバーなら全然だけど…。
少し…手が震えてる…?どうしたんだよ…全く…事情を聞くしか無い この状況…それに…おそらく…涙…まだ泣いては 無いだろうけど…見せたく無いわな…男なら。
だからって、くっついて涙見せないのは…姫ポジの成せる技……?
「どうした?」
「!…あ…先パイ……!」
「ん?」
「俺…分からんのです…ッ!」
「何が?」
「何で 皆に笑われよんかっ、怒っとるんかっ、聞いても教えてくれんし…!先パイは 笑わんで普通に流すのに…!言葉が変かなって思ってっ東京っぽくしょうとしたら、皆が 方言のままが良いって言うし!でも笑いよんしっ!」
ああ…やっぱ…そう感じてたのか…腹立つし…ストレスだよな…やっぱ…。
「この前…海に行った帰りに…ちょっと…素の…島での言葉遣いが出てしまって…ポロッと…」
あ…例の…怖いって言ってたやつか…つーか…そっちが素なのか?コイツ…?
「あの…島の言葉遣いは…対岸の港町も…漁師町は皆、言葉が荒いんです。同じ県内でも。や…だから、高校の友達と先生が その話し方だと、東京の人は怖がるけ…から、ヤンキーとケンカになるかもだし、県の標準にまず直せって 言われて…いきなり東京弁は無理だろうから…って……」
「あ、そうなの?イントネーションは 関東っぽいなと思ってたんだけど…方言的には関西っぽいし…九州のイメージとは話し方違うな、とは思ってたけど…直したの?方言を」
「県の標準にしました。言葉遣い的には、そんな変わらんけど…島とか漁師町は 言い方が荒くて…怒ってるみたいとか喧嘩腰に聞こえるから…って。東京の人は 怖いって…こんな話し方だと…」
「そっか…」
「でも、何でか笑われて…この前 家族が来た時に…俺の喋り方が 気持ち悪いって…男のクセに何かッ!その喋り方ッ!っち怒られて…!」
「えっ…!」
「俺だって、自分の喋り方 変て、こんなん自分じゃねぇ!って思うけど…!東京に合わさんと笑われるし!…俺からしたら…こっちの…話し方…男が「だよね」とか「~なの」とか「~ね」って言ったりは…ッ、こんな事 言ったら悪いけど!気持ち悪いんですッ!でもッ、東京居るから合わせんとって思って 頑張ったつもりで…!でも、家族からは…拒絶…つーかキモくて鳥肌とか…ナヨナヨすんなっ!ってクソ怒られたし…海の帰りにポロッと素が出たら…明らかに…皆ビビッとんぽかったし…」
「そっか……」
「地元の友達からも言われて…!自分達が東京弁にしろって言ったクセに…!しかも、皆 仕事しよって大人になっとって…給料もらって…ボーナスあったとかも…自分の車持っとって…卒業するまでは…技術も知識も同じやったのに…!もう、全然違う…経験も…ついて行けんくなっとった…。半年で」
…分かる…気持ちは…凄く…。
「うん…そうか…」
「…元々…大学の受験勉強も俺だけで…就職決まった皆は遊びよって…俺だけ一人やったけど…それでも…皆と話が合ったし、一緒に話して、一緒に笑って…やったのに…東京じゃ…地元と違うし…東京の人とは合わんくても…家族と地元の友達となら昔のまんまで…と思ったら…全然…遠い感じになっとって…。俺…自分が…どこに居るんか、何したら良いんか、何で…元々、大学とか東京とか来るつもりも無かった所で…今の専攻だって、勉強したかった訳じゃ無いし…!自分で…どこを どうしたら良いんか…分からんのです…っつ!!」
ああ…分かる…。余りにも…気持ちが分かる…。分かり過ぎて痛い程に…。
俺とコイツは 真逆の存在なのに…分かるんだよなぁ…。
どうしようもなく…やるせなく…悔しく…独りの…もがく感じ…。
「…そうだったか…」
「はい…!」
「…あとは?まだ…何かありそうだけど…?」
「!!…。島では…ずっと…一人やったけん…友達と過ごせるのは 楽しかったんです。特別な日で…フェリーの時間があるけん…俺は一足先に帰るけど、時々は うちの船で迎えに来てくれる時もあったりで…とにかく、時間を気にせんで、友達といつでも遊べるとか…夢みたいやったけど…。最近は…苦しいです。何か…皆がついて来るって言うし…皆に合わせてるつもりでも…合って無いみたいで笑われるし…一人で 好きなようにしたいのに、周りにずっと人が居るし…しかも 知らん人…なのに、俺の事を知っとん…のが…何か気持ち悪いし…怖い…どこで 誰が見とんか分からんの…キツイ」
「…そうだな。それはそうだ。お前の感覚が正しいよ」
「!…先パイ…動画って何なんですか?あれ…SNSとかに出たからって皆 言うけど…。テレビのインタビューされた人とか地元じゃ有名になったりして無いのに…!東京だからですかッ⁈」
「…それも…一つあるな…」
「俺、この前 海行ってて…知らん人達から 水着どうかとか色々言われて…。水着なんて持ってもない俺に 色々言われたって分からんし、他の詳しい人に聞けばいいのに…沖縄の先輩達とずっと、水着は着る習慣が無いけん 分からんって 言いよんのに!何か怒るし、皆 笑うし…!結局、俺が悪かったみたいやけど…何で悪いんか教えてくれんし、俺はこのままで良いって、悪くないって言うけど、実際怒って帰ったし…。分からんもん…」
…ああ…なるほど…やっぱ、お前は分かって無かったか…スゲー…けど…
「それは…お前が聞いてるのに、ちゃんと教えない奴らに問題あるけど…女の人達が怒ってたのか…?」
「うん!でも、小さい女の子達が来てて、その子らは ニコニコやったし、その子達のママさん達もニコニコで、ペットも尻尾振りよったし…人によって対応違うし、全く何が悪いか分からん!」
「そうか…」
「最後は 親戚の姉ちゃん達の事 聞かれて、最初はニコニコしとったのに、最後キレて そんまま帰って…皆は笑っとるし…黒江先パイも 珍しく爆笑しよったけん、何か…俺が悪いんやろうけど…聞こうと思ったけど、別の車両に乗ってしまって…。ただ親戚の話しただけなんやけど…それって…東京じゃ おかしいんですか?地方出身の人達とかは普通に家族とか親戚との事 話しますけど……」
「…それは、親戚の話とか家族の話をするのは変じゃない。ただ、複雑な家族とか…必ずしも幸せな家庭ばかりじゃ無いから、そこはメンバーによって 話す内容とか変えてれば問題ないと思う。誰かが傷つくような事を話題にしなければな」
「そうですね!そこは そう思ってます!!…でも 最初はニコニコしとって…自分で 姉ちゃん達にそっくりな人 探してって言って…いきなりキレたんですよ?」
「それは…お前に…褒めて欲しかったんじゃないか?綺麗とか可愛いって」
「え??俺に???」
「…その親戚のお姉さん達には、言わないのか?綺麗とか、可愛い的な言葉は」
「言わなくても、誰が見ても 最高の美人なんで。まぁ、言いはしますけど~ 会った時にアイサツと一緒な感覚で…毎回じゃないけど。事実つーか 見たまんまやし~、姉ちゃん達も兄ちゃん達も 最高の美男美女やけん…自分で人に聞かないっすね。あの白雪姫みたいに 鏡に確認せんでも、皆が言うもん。そんで、謙遜するか、「ありがと~お礼に菓子折り持って行こうか~?」とか冗談で笑わせるし」
「なるほど…」
それは、そうだな。誰が見ても美しい人は 自分じゃ聞かない。
自己顕示欲とか承認欲求が強いか…それこそ、白雪姫の魔女みたいな性格じゃ無ければな。
度が過ぎれば 何事も良くないし、病的なレベルだし。
コイツの育った環境じゃ難しいか…空気読んでお世辞言ったりは…。
「島には 親戚のお姉さん達以外に、俺らと同年代の人は住んでないの?」
「あ、姉ちゃん達は島じゃ無いんです。本家の人達やけん、本家と土地を守っとって、俺らは 島の土地守りなんで。島で若い人って言ったら、俺の次は オカン達世代っすね~。オカンでも超若いレベルなんで~。こっちじゃ60代でも若い人認定ですね~地区の若婦人会60代ばっかやし」
「そっか……」
おおおおいぃィ~~~~ッ!!何それッ⁈本家とか島守りとか!メチャクチャ気になるじゃんッ!!
あ~~~ッもうッ!!コイツって 俺に興味持たせるのが上手過ぎるッ!!
離れたいって思ってんのにッ!次から次へと!!
そんでもって!60代で 若婦人会とか…!島の年齢動態とか一発で分かるし…
お前の その話し方とか…分かりやすいんだよな…。
「先パイ…俺は…どこを直せばいいんですかね…?」
「え?ああ…俺は…別に…お前が悪いとは思ってないけど…」
「えっ?ホントっ?」
「うん…」
そう言ってパッと顔をあげたら、やっぱ瞳は潤んでるし、鼻も若干スンスン言ってるし…
ずっと顔を埋めてたから、おでこと鼻の頭が赤いし…。
こんな赤くなってんの見たら、店長達 一発で分かるだろうけど…
ここで離れろって言うのもな…メンタルが 今…限界っぽいし…?
「この前、皆で 海行ったって…楽しかったか?」
「………」
「正直に言ってみろ。誰にも言わねえから。いつも、昼に話を聞いてるけど…海が 全然違ったんじゃないか?地元とは。あと、泳ぎ方とかも…色々…関東とは違うだろ?1000kmも離れてたら、違う事ばっかだろうし…」
「! 先パイィィ~~……ッ!!」
そう言って、また顔埋めるし…。
ホント…九州はこうなのか…コイツの家だけか…
姫ポジはこうなのか…涙隠しか…。
少し…手が震えてる…?どうしたんだよ…全く…事情を聞くしか無い この状況…それに…おそらく…涙…まだ泣いては 無いだろうけど…見せたく無いわな…男なら。
だからって、くっついて涙見せないのは…姫ポジの成せる技……?
「どうした?」
「!…あ…先パイ……!」
「ん?」
「俺…分からんのです…ッ!」
「何が?」
「何で 皆に笑われよんかっ、怒っとるんかっ、聞いても教えてくれんし…!先パイは 笑わんで普通に流すのに…!言葉が変かなって思ってっ東京っぽくしょうとしたら、皆が 方言のままが良いって言うし!でも笑いよんしっ!」
ああ…やっぱ…そう感じてたのか…腹立つし…ストレスだよな…やっぱ…。
「この前…海に行った帰りに…ちょっと…素の…島での言葉遣いが出てしまって…ポロッと…」
あ…例の…怖いって言ってたやつか…つーか…そっちが素なのか?コイツ…?
「あの…島の言葉遣いは…対岸の港町も…漁師町は皆、言葉が荒いんです。同じ県内でも。や…だから、高校の友達と先生が その話し方だと、東京の人は怖がるけ…から、ヤンキーとケンカになるかもだし、県の標準にまず直せって 言われて…いきなり東京弁は無理だろうから…って……」
「あ、そうなの?イントネーションは 関東っぽいなと思ってたんだけど…方言的には関西っぽいし…九州のイメージとは話し方違うな、とは思ってたけど…直したの?方言を」
「県の標準にしました。言葉遣い的には、そんな変わらんけど…島とか漁師町は 言い方が荒くて…怒ってるみたいとか喧嘩腰に聞こえるから…って。東京の人は 怖いって…こんな話し方だと…」
「そっか…」
「でも、何でか笑われて…この前 家族が来た時に…俺の喋り方が 気持ち悪いって…男のクセに何かッ!その喋り方ッ!っち怒られて…!」
「えっ…!」
「俺だって、自分の喋り方 変て、こんなん自分じゃねぇ!って思うけど…!東京に合わさんと笑われるし!…俺からしたら…こっちの…話し方…男が「だよね」とか「~なの」とか「~ね」って言ったりは…ッ、こんな事 言ったら悪いけど!気持ち悪いんですッ!でもッ、東京居るから合わせんとって思って 頑張ったつもりで…!でも、家族からは…拒絶…つーかキモくて鳥肌とか…ナヨナヨすんなっ!ってクソ怒られたし…海の帰りにポロッと素が出たら…明らかに…皆ビビッとんぽかったし…」
「そっか……」
「地元の友達からも言われて…!自分達が東京弁にしろって言ったクセに…!しかも、皆 仕事しよって大人になっとって…給料もらって…ボーナスあったとかも…自分の車持っとって…卒業するまでは…技術も知識も同じやったのに…!もう、全然違う…経験も…ついて行けんくなっとった…。半年で」
…分かる…気持ちは…凄く…。
「うん…そうか…」
「…元々…大学の受験勉強も俺だけで…就職決まった皆は遊びよって…俺だけ一人やったけど…それでも…皆と話が合ったし、一緒に話して、一緒に笑って…やったのに…東京じゃ…地元と違うし…東京の人とは合わんくても…家族と地元の友達となら昔のまんまで…と思ったら…全然…遠い感じになっとって…。俺…自分が…どこに居るんか、何したら良いんか、何で…元々、大学とか東京とか来るつもりも無かった所で…今の専攻だって、勉強したかった訳じゃ無いし…!自分で…どこを どうしたら良いんか…分からんのです…っつ!!」
ああ…分かる…。余りにも…気持ちが分かる…。分かり過ぎて痛い程に…。
俺とコイツは 真逆の存在なのに…分かるんだよなぁ…。
どうしようもなく…やるせなく…悔しく…独りの…もがく感じ…。
「…そうだったか…」
「はい…!」
「…あとは?まだ…何かありそうだけど…?」
「!!…。島では…ずっと…一人やったけん…友達と過ごせるのは 楽しかったんです。特別な日で…フェリーの時間があるけん…俺は一足先に帰るけど、時々は うちの船で迎えに来てくれる時もあったりで…とにかく、時間を気にせんで、友達といつでも遊べるとか…夢みたいやったけど…。最近は…苦しいです。何か…皆がついて来るって言うし…皆に合わせてるつもりでも…合って無いみたいで笑われるし…一人で 好きなようにしたいのに、周りにずっと人が居るし…しかも 知らん人…なのに、俺の事を知っとん…のが…何か気持ち悪いし…怖い…どこで 誰が見とんか分からんの…キツイ」
「…そうだな。それはそうだ。お前の感覚が正しいよ」
「!…先パイ…動画って何なんですか?あれ…SNSとかに出たからって皆 言うけど…。テレビのインタビューされた人とか地元じゃ有名になったりして無いのに…!東京だからですかッ⁈」
「…それも…一つあるな…」
「俺、この前 海行ってて…知らん人達から 水着どうかとか色々言われて…。水着なんて持ってもない俺に 色々言われたって分からんし、他の詳しい人に聞けばいいのに…沖縄の先輩達とずっと、水着は着る習慣が無いけん 分からんって 言いよんのに!何か怒るし、皆 笑うし…!結局、俺が悪かったみたいやけど…何で悪いんか教えてくれんし、俺はこのままで良いって、悪くないって言うけど、実際怒って帰ったし…。分からんもん…」
…ああ…なるほど…やっぱ、お前は分かって無かったか…スゲー…けど…
「それは…お前が聞いてるのに、ちゃんと教えない奴らに問題あるけど…女の人達が怒ってたのか…?」
「うん!でも、小さい女の子達が来てて、その子らは ニコニコやったし、その子達のママさん達もニコニコで、ペットも尻尾振りよったし…人によって対応違うし、全く何が悪いか分からん!」
「そうか…」
「最後は 親戚の姉ちゃん達の事 聞かれて、最初はニコニコしとったのに、最後キレて そんまま帰って…皆は笑っとるし…黒江先パイも 珍しく爆笑しよったけん、何か…俺が悪いんやろうけど…聞こうと思ったけど、別の車両に乗ってしまって…。ただ親戚の話しただけなんやけど…それって…東京じゃ おかしいんですか?地方出身の人達とかは普通に家族とか親戚との事 話しますけど……」
「…それは、親戚の話とか家族の話をするのは変じゃない。ただ、複雑な家族とか…必ずしも幸せな家庭ばかりじゃ無いから、そこはメンバーによって 話す内容とか変えてれば問題ないと思う。誰かが傷つくような事を話題にしなければな」
「そうですね!そこは そう思ってます!!…でも 最初はニコニコしとって…自分で 姉ちゃん達にそっくりな人 探してって言って…いきなりキレたんですよ?」
「それは…お前に…褒めて欲しかったんじゃないか?綺麗とか可愛いって」
「え??俺に???」
「…その親戚のお姉さん達には、言わないのか?綺麗とか、可愛い的な言葉は」
「言わなくても、誰が見ても 最高の美人なんで。まぁ、言いはしますけど~ 会った時にアイサツと一緒な感覚で…毎回じゃないけど。事実つーか 見たまんまやし~、姉ちゃん達も兄ちゃん達も 最高の美男美女やけん…自分で人に聞かないっすね。あの白雪姫みたいに 鏡に確認せんでも、皆が言うもん。そんで、謙遜するか、「ありがと~お礼に菓子折り持って行こうか~?」とか冗談で笑わせるし」
「なるほど…」
それは、そうだな。誰が見ても美しい人は 自分じゃ聞かない。
自己顕示欲とか承認欲求が強いか…それこそ、白雪姫の魔女みたいな性格じゃ無ければな。
度が過ぎれば 何事も良くないし、病的なレベルだし。
コイツの育った環境じゃ難しいか…空気読んでお世辞言ったりは…。
「島には 親戚のお姉さん達以外に、俺らと同年代の人は住んでないの?」
「あ、姉ちゃん達は島じゃ無いんです。本家の人達やけん、本家と土地を守っとって、俺らは 島の土地守りなんで。島で若い人って言ったら、俺の次は オカン達世代っすね~。オカンでも超若いレベルなんで~。こっちじゃ60代でも若い人認定ですね~地区の若婦人会60代ばっかやし」
「そっか……」
おおおおいぃィ~~~~ッ!!何それッ⁈本家とか島守りとか!メチャクチャ気になるじゃんッ!!
あ~~~ッもうッ!!コイツって 俺に興味持たせるのが上手過ぎるッ!!
離れたいって思ってんのにッ!次から次へと!!
そんでもって!60代で 若婦人会とか…!島の年齢動態とか一発で分かるし…
お前の その話し方とか…分かりやすいんだよな…。
「先パイ…俺は…どこを直せばいいんですかね…?」
「え?ああ…俺は…別に…お前が悪いとは思ってないけど…」
「えっ?ホントっ?」
「うん…」
そう言ってパッと顔をあげたら、やっぱ瞳は潤んでるし、鼻も若干スンスン言ってるし…
ずっと顔を埋めてたから、おでこと鼻の頭が赤いし…。
こんな赤くなってんの見たら、店長達 一発で分かるだろうけど…
ここで離れろって言うのもな…メンタルが 今…限界っぽいし…?
「この前、皆で 海行ったって…楽しかったか?」
「………」
「正直に言ってみろ。誰にも言わねえから。いつも、昼に話を聞いてるけど…海が 全然違ったんじゃないか?地元とは。あと、泳ぎ方とかも…色々…関東とは違うだろ?1000kmも離れてたら、違う事ばっかだろうし…」
「! 先パイィィ~~……ッ!!」
そう言って、また顔埋めるし…。
ホント…九州はこうなのか…コイツの家だけか…
姫ポジはこうなのか…涙隠しか…。
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