標本少年

風雅ゆゆ

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【祭りの特等席】

夏期講習から帰宅した京は、ドタドタとリビングへ駆け込む。一目散にキッチンへ向かい、コップいっぱいの冷えた麦茶を飲み干した。

「ふう…生き返る。それにしても毎日毎日暑いな。このままじゃ干からびちゃうよ」

ぶつぶつと文句をいいながらソファに腰掛ける。すると、目の前のテーブルに置いてあるチラシに気がついた。

「おっ、夏祭り?近所の神社であるんだ。最近勉強ばかりで気がめいっていたし、息抜きにいってみようかな!」

京は早速友達に連絡することにした。
着信履歴から山下に電話をかける。 

「あ、もしもし?今日暇?あの…うちの近所で夏祭りがあるんだけどさ、一緒にいかない?」

「……」

電話の向こうの山下は、何故か無言だ。

「もしもし?聞こえてる?」

「……おう」

相手がようやく口を開いた。しかし京の耳に届いたのは、いつもの優しい声ではない。聞きたくない人物のものだった。京は暫く硬直していたが、やがて恐る恐る尋ねた。

「……も、もしかして…佐々木……?」

「ああ。もしかしなくても俺だ。毎日調教してやったのに、ご主人様の声を忘れた訳じゃないよな?」

「……」

今度は京が沈黙する番だった。うっかり着信履歴選択を間違えてしまったらしい。京が黙っていると、クスクスと笑う声が聞こえてきた。佐々木は既に状況を察しているようだ。

「で?京チャンから熱烈なデートのお誘いをいただいた訳だが、」

「あっ?!あの、ごめん俺間違えて電話しちゃってその……!」

京が早口で弁解するのを遮り、佐々木は淡々と集合時間を決める。

「じゃ、5時にお前の家に行くから。可愛くして待ってろよな、京チャン」 

「えっ!ちょっ!待っ……!」

呼びかけも虚しく、すでに電話は切られていた。

「……なんてこった………」

京はガクリと膝をついた。ドジな自分を呪うしかない。

「し、仕方ない……。高速で祭回って高速で帰ってこよう……」

京は重い腰をあげ、身支度を整えることにした。
汗を流すためシャワーを浴びてリビングへ戻ると、母親が帰ってきていた。

「あら京、塾から帰ってた……ってあんた!パンツ一丁で歩き回らないでよ、みっともない!」

「はいはい……今着替えてくるよ」

京は膨れ面で回れ右をする。階段にあしをかけたとき、母親がリビングから顔を出した。

「あ、そうだ京、神社で夏祭りがあるらしいわよ。お友達と行ってきたら?」

「ああ……それならもう行く約束してるんだ」

「あらホント?そうだ!せっかくだから浴衣着て行きなさいな。ほら、こっちにきなさい!」

母親は自分の部屋に京を引っ張っていく。クローゼットから浴衣を取り出し、広げて見せた。

「ちゃんとクリーニングにだしておいたのよ。さ、こっちへいらっしゃい」

京が呆けている間に、彼女はテキパキと着付けをしていく。

「さ、綺麗に出来たわ。ちゃんと母さんにもお土産買ってきてよね!」

「あ、あ……うん…」 

返事をするのと同時に、玄関のチャイムが鳴った。母親がパタパタとドアへ向かい、客人を招き入れる。京も重いあしどりで玄関に向かうと、案の定佐々木が立っていた。笑顔で京の母親と会話している。

「あら京、お友達って佐々木君だったのね。言ってくれたらもっと綺麗な格好してたのに、もう……」

「いえいえ。恵さんはいつでも御美しいですよ。旦那さんが羨ましい」

「あらやだ佐々木君たらお上手なんだから!楽しんできてね。京、何もたもたしてんのよ!早く来なさい!」

「あ……うん……」

京は暗い面持ちで玄関にやってきた。佐々木は一瞬ハッとした表情をしたが、すぐに対母親用の笑顔に戻る。

「それじゃあ二人とも、気をつけていってらっしゃい。」

「はい、行ってきます恵さん」

「逝ってきます……」

家の門を出ると、途端に佐々木の笑みが狡猾なものに変わった。

「なんだよ京チャン。俺のためにおめかししてきたのか?」

「なっ!ちげえよ!母さんが無理矢理……!」

京は真っ赤になって否定する。

「ふうん。どれ、」

そういうと、佐々木は京の尻を撫でた。

「ギャッ!何すんだよ!家の前で……!」

京は飛び上がると、尻を手で隠しながら佐々木を睨んだ。佐々木はつまらなそうな顔をする。

「ちっ……何だよお前、普通浴衣着るときは下着をつけないんだぜ」

「いいだろ別に!それよりホラっ、さっさと行ってさっさと帰ろうぜ」

京はギクシャクしながら神社に向かって歩きだした。歩みを進める度に、浴衣の裾が翻った。白い踝が夕焼け色のアスファルトによく映える。 

「…ふん、可愛いじゃねえか」

佐々木はクスッと微笑むと、京の後についていった。


神社に到着すると、既に大勢の人で賑わっていた。屋台からは香ばしい匂いを含んだ湯気があがっている。子供達ははしゃぎ、人混みの中を器用に走り回っている。

「ふう…ごちゃごちゃしてんなあ……」

佐々木がけだるそうに頭をかく。隣の京はというと、にぎやかな光景を映すかのように瞳を煌めかせていた。

「わあ!思ったより盛大なんだな!えっと、えっと、まず何食べよう……!佐々木!佐々木は何食べるんだ?」

京は嬉しそうに辺りをキョロキョロと見回す。佐々木はフッと笑うと、京の手を握った。京はびっくりして顔をあげる。

「……迷子になるといけねえからな。お前その様子だと周り見ないでガキみてえにどんどん行っちまうだろ」

「で、でも、皆に見られて……」

「大丈夫、奴らは祭に夢中だし、お前は俺の女にしか見えないから」

「そっか!それなら安心……って!安心できるわけねえだろ!」

京は佐々木に裏拳でツッコミを入れるが、赤い宝石のように煌めく飴が視界に入った途端表情が明るくなる。

「あっ、りんご飴だ!」

声を上げると、無邪気な様子で屋台に駆け寄っていった。佐々木も呆れ顔でついていく。 

「おい、しょっぱなからりんご飴かよ」

「何だよ文句あるのかよ?祭といえばりんご飴だろ?」

「買うのはいいが……大きいのはやめとけよ。食べ終わるまで他のもん食えなくなるぞ」

「でもせっかくならでっかいのにかじりつきたいし……」

京は口を尖らせる。佐々木はため息をつくと、屋台の男に話し掛けた。 

「りんご飴大と小一つずつ頼む」

「はいよー!」

京は目をぱちくりさせて佐々木を見る。 

「あ……あの……」

「今は小さいのでがまんしとけ。でかいのは袋に入ってるから家に持って帰れ。ほら、次行くぞ」

佐々木は飴を京に渡すと、さくさく歩きだした。ハッと我に返った京も慌てて追いかける。ようやく隣に追い付いてから、京はパクリと飴をくわえた。唾液をまとった飴が、ヌラヌラと光る。

「んっ……美味しい!小さいのは食べやすいな。でもやっぱり大きい奴の方が食べ応えあって好きかも」

「そうだよな。お前大きいの好きだもんなあ。じゃ、俺のも後でしゃぶってもらうかな」

「なっ!何言ってんだよ!馬鹿かお前!おっさんか!」

「そう言いながらりんごより真っ赤だぜ?」

そういって佐々木は京のりんご飴をぺろりと舐めた。

「……甘いな」

「あっ、甘いに決まってんだろ!飴なんだから!それより俺の飴に何てことすんだ!ほしいなら自分で買えよ!」

「りんご飴みたいなゲロ甘い物、まるまる一個も食えるかよ。それに、ご主人様と間接キス出来て嬉しいだろ?」

「気持ち悪いこと言うなっ!俺のりんご飴を汚しやがって!」

京は涙目で佐々木を責めた。

「そんなにマジになるなよガキだな。……ま、俺のこと意識してないなら間接キスなんて気にしないで食えるだろ?友達同士のジュース回し飲みみたいなもんだよ。もし食わないなら……俺のこと大好きで意識しまくり、って捉えるけど?」

「んなっ……!なわけねえだろ馬鹿っ!食えるよ!」

京はプリプリ怒りながらりんご飴を平らげた。その様子を見て、佐々木は満足げに笑った。

「さ、飴を食った所で、次はどうする?」

「ん?そうだなあ……。屋台は高いからな。俺今日二千円しかないから厳選して遊ばないとな……」

京は神妙な顔つきで財布を覗いた。

「ふん。それじゃ、一通り軽く見て、それから気に入った店に戻るか。ほら行くぞ」

佐々木は再び京の手をとって歩きだした。

「おっ、あれは……!」

京は射的の屋台へと駆けていった。

「今人気のふんどし動物シリーズじゃないか!俺このシリーズ好きなんだよな~!」

京が目を輝かせて眺めているのは、ふんどしをつけた動物のストラップやぬいぐるみだった。カエルやひよこがギャルソンエプロンのようにふんどしを着こなしている。佐々木は顔を引き攣らせた。 

「お前……こんなんがほしいの。」

「何だよ佐々木!その顔。可愛いじゃねえか。確か後藤君もコレ好きなんだよね。」

「後藤って、あのカエルを連れてる妙ちきりんな小僧か?あいつは既に本物のカエル飼ってるじゃねえか。ペットにふんどしつけりゃいいのに……」

「それはそれ、これはこれだよ!もー、解ってないなあウンコ眼鏡は」

「……お前……犯すぞ」

佐々木の眼光が鋭くなる。京は慌てて話題をかえた。

「あ、あっ!そうだ!お前もやってふんどしひよこ取ってくれよ。俺より腕長いし有利かもしれないからさ!りんご飴買って貰った分ここは俺が払うから!な!よしっ、おじさーん!二人分!」

佐々木の意見も聞かず、京は自己完結して代金を払った。興奮した様子でおもちゃの銃をかまえる。

「当たれ当たれ~!」

京はひよこぬいぐるみを狙ったが、弾は虚しく空を貫いた。そのあと2発程命中したが、景品が大きいのもあり弾が当たっても後ろには倒れてくれなかった。やがてあっという間に手持ちの五発を使い切ってしまう。京はガクリと肩を落とした。

「はあ……欲しかったな……」

すると突然目の前にふんどしひよこがあらわれた。京をなだめるように、ぬいぐるみは体をゆらす。

「へ?」

驚いて顔を上げた途端、ぬいぐるみを顔に押し付けられた。

「ほらよ。よくわからんが取れたから、やる」

佐々木はぶっきらぼうにそう言うと、持っていたふんどし動物グッズを京に渡した。

「え……?あ……有難う……」

手渡された物を見ると、ぬいぐるみ二体、ストラップ三つが並んでいた。

「お、おま……まさか、全弾命中……?」

「ああ……昔海外の射撃場で親父にしごかれたからな」

佐々木は恐ろしい事実をしれっと言い放つ。

「へ、へえ……」

京はそれ以上聞かないことにした。
彼らは再び屋台を巡って歩く。京は嬉しそうにグッズ眺めながら、はっと気が付いた。

「ストラップ、カエル一個とひよこ二個か。カエルは後藤君にあげるとして、佐々木、お前このひよこストラップ携帯に付けろよ」

京はふんどしをひらめかせたひよこストラップを佐々木に差し出した。

「そんな悪趣味なもんつけられるかよ。それに俺は余計な装飾品をつけないようにしてるんだ。鬱陶しい」

「そんなこと言うなよ。お前ただでさえ仏頂面なんだから、携帯くらい少しは面白みを持たせてやれよ。ホラ、携帯出して!」

京はいつになく強引だ。佐々木は渋々携帯を取り出した。買ったままのシンプルな状態だ。京は携帯のアクセサリ穴をこねくり回し、ストラップをとりつけた。 

「はい!可愛い!」

京は満足げに笑い、携帯を突き返した。佐々木は嫌そうな顔でふんどしひよこを眺める。京も自分の携帯にひよこをとりつけた。何度か目の前でぶらぶら揺らし、嬉しそうに微笑む。それを見た佐々木は、ふむ、とストラップを見直した。

「……ま、主従でお揃いってのも悪くないな」

「ん?何か言ったか?」

京はニコニコ顔で佐々木を見上げる。 

「いいや、何も。それで、次はどうするんだ?」

佐々木はストラップのついた携帯を大事にしまった。

「あっ、金魚すくい!やっぱお祭りといえばやっぱ金魚すくいだよな~」

京は軽いあしどりで金魚すくい屋へとかけていく。

「お前、りんご飴の時も同じようなこと言ってたよな……」

佐々木はため息をつきながらついていく。

「もーいちいち気にするなよ!A型かよお前!」

京は口を尖らせた。

「ああA型だが」

佐々木は冷静に返す。 

「あ……あっそ。まあいいや。おじさーん!やりまーす!佐々木、お前もやれば?」

京はポイを受取ながら佐々木を誘う。

「いいや、俺はいい。うちにはすでに鯉がいるからな。荷物を持っててやるから一人でやれ」

「ふうん、つまんねえの。よし、じゃあいくぞ!!」

京は意気揚々と腕をまくった。ポイを水にくぐらせ、順調に金魚を取っていく。五匹ほどすくったところで、紙がやぶれてしまった。

「ちぇっ。自己ベスト更新出来なかったか。ま、かわいい出目金も取れたしいいか」

店の男が金魚をポリ袋に入れ、京に差し出した。金魚達は、窮屈なスペースの中でも、互いを器用に避けてスイスイ泳いでいる。その様子を見て、京はふと呟いた。

「そういえばお祭りで、はけきれなかった金魚達はどうなるんだろ?ま、まさかごみ箱にポイとか無いよね」

歩きながら佐々木が京にぬいぐるみを渡した。

「流石にそれはないだろ。せめて川に……」

そう言いかけて店員を見ると、男は気まずそうに目を反らした。 途端、佐々木は急に店の前に戻る。京も慌てて踵を返す。佐々木の顔をのぞきこむと、形容しがたい恐ろしい形相をしていた。

「ひ、ひっ!佐々……木……?」

佐々木は金魚のいるビニールプールの前に座り、金を差し出した。

「……おやじ、一回分。」

地を這うような低い声だ。

「は、はいっ!どどどどうぞっ!」

店の男は震えながら金魚すくいセットを渡した。ポイを受け取った佐々木は、物凄い勢いで金魚を掬い出す。手持ちの椀が満タンになると、次の椀をおやじの手からひったくり、また金魚を掬った。やがて、数十匹はいたであろう金魚はビニールプールから姿を消していた。おやじは半ベソでうったえる。

「ひぃいお客さん!勘弁してください!これじゃ商売あがったりだ!それにこんな大量の金魚、どうやって持って帰るんすか!?飼うときの水槽だって……!」

すると、佐々木は携帯を取り出した。

「ああ、俺だ。至急庭に金魚用の池を作れ。あと、金魚を持って帰るから今すぐ水槽を葵竹神社まで届けてくれ」

通話を終え、パタンと携帯を閉じる。店のおやじは絶望的な様子で肩を落としていた。その時、双子の少年達がやってきて悲しそうな顔をした。

「あれっ?金魚がいない!ルキ、金魚すくいなのに金魚がいないよ!」

「本当だ。もう全部とられちゃったんだな。残念だけどあきらめろ、ルカ」

「でも……1番楽しみにしてたのに……」

少年達は寂しそうに空のプールを見つめた。それを見兼ねた京が佐々木の服をひっぱる。

「さ、流石に全部とりつくしたらまずくない?まだお祭り3時間くらい残ってるしさ」

「む……仕方ないな。とりあえずさっきとった金魚は全部返してやる。ただ、祭が終わっても魚が残ってたら、その時は残りの金魚を全部頂くからな」

「は、はいぃ!有難うございます!」

男はいそいそと金魚をプールにはなした。それを見た少年達が、嬉しそうに跳びはねる。

「わあっ、ねえルキ、これで金魚すくいできるの?」

「ああ。沢山とれよルカ。今日の夕飯だからな」

会話の内容はさておき、笑顔の少年達を見て胸を撫で下ろした京達は、別の屋台を探しに歩きはじめる。金魚すくい屋の男は佐々木を後ろ姿を見てポソッと呟いた。

「これが……伝説の……金魚……救い……!」


「それにしても、無駄に凄いな、佐々木。金魚全部とるなんて」

京は自分の金魚を眺めながら話した。

「フン。ご主人様に惚れ直したか」

「ほ、惚れるかよアホ。なんかさ、魚取れるし銃は扱えるし、どっかの裸族的な民族に紛れて暮らしても生きていけそうだよな」

「頭悪いこといってるな。まあ裸族か……。お前も一緒なら裸族になってやってもいいかな。あ、でも京チャンがスッポンポンで歩いてたら現地の人間に襲われまくっちまうな」

京はネコパンチで佐々木をしばく。

「バッ!バカいうなバカ!それよりお前ん家、鯉のほかにも色々いたよな。あっ、もしかして、動物好き?だからさっきも金魚を助け……」

台詞を言い終わる前に、京は唇を塞がれた。数秒後、佐々木はようやく唇をはなし、しれっとした顔で言った。 

「グダグダいってねえで、次はどうするんだ」

「な……っ、なっ……!ぐ……ッ!」

京は真っ赤な顔でわなわな震えている。佐々木はその様子を気にするでもなく、再度京の手を引いて歩きだした。
神社の奥までやって来ると、人もまばらになる。屋台の数も少ない。京は鳥居の手前でチョコバナナ屋を見つけ、佐々木の手を引っ張った。

「あっ、おれチョコバナナ食べたい!やっぱり祭といったらチョコバナナだよな」

「……またそれか。しかしお前、さっきから甘いもんばっかだな。太るぞ」

「大丈夫!俺、食べても太らないもん」

二人が店を覗くと、色とりどりのチョコレートでコーティングされたバナナが並んでいた。佐々木は迷わずイチゴチョコと黒いチョコのバナナを手に取り、金を払った。

「ほら行くぞ白河」

「えっ、おい!色選ばせてくれよ!もー……」

腕を引っ張られ、京は渋々歩きだした。二人は一礼をしてから鳥居をくぐる。この辺りは照明がほとんどなく、わずかな提灯の明かりだけがたよりだった。夜目がきくのか、佐々木のあしどりは揺るがない。
敷石を踏み歩き、敷地内の中央にある大木の根元へやってきた。大きめの提灯がぶら下がっている。佐々木は京にイチゴチョコバナナを渡した。それを受け取りつつも、京は口を尖らせた。

「お、おい、何でさっきから選ばせてくれないんだよ。まあイチゴチョコもすきだけどさあ……」

「ふっ。なら両方の味を楽しめるように、こうすりゃいいだろ」

佐々木は自分の黒チョコバナナを京のピンクチョコバナナにこすりつけた。ネリネリと押し付ける度に、色が混じり合う。

「や、やめろよ!そんなにこすりつけたら折れちゃうだろ!」

「ちっ、京チャンバナナはか弱いな。本人のバナナとおんなじだぜ。色もピンクでお揃いだしな」

「なっ……ぁあっ!もしかしてこのバナナ、わざと当てつけのために買ったのか?!」

「頭いいなあ京チャンは。花まるをやろう」

佐々木は馬鹿にするように京の頭をなでる。 

「くそっ!子供扱いはやめろよっ!」

京は佐々木の手を払うと、憎々しげにバナナを睨んだ。

「何だよ京チャン、食べないのか?なら俺がお前のピンクバナナを食べてやるよ、」

佐々木は京に身体を密着させ、浴衣の上から下肢を撫でた。京はバッと後ずさる。

「なっ……!なっ……!!」
じりじりと後退していた京は、ハッと気がついた。 

こんなふうに嫌がれば、悪趣味な佐々木を喜ばせるだけだ。それなら自分がペースをリードしてやれば、佐々木も白けて手をださないかもしれない。 

キッと顔を上げ、京は佐々木の正面に立った。 

「何だ京チャン。キリッとした顔して。そんなに抱いてほしいのか?」

「アホか。違うよ!俺はお前が持ってる方のチョコバナナが食べたいんだ。半分くれよ。」

「……おお、いいぜ。そのかわり、可愛くフェラするように食べろよ、」

佐々木は京の口にバナナをくわえさせた。京は上目遣いに佐々木を見つめながら、舌でチョコを撫でる。バナナの先のコーティングが溶け、白い先端が現れた。
佐々木はそれを眺め、笑みを浮かべた。

「積極的だねぇ京チャン。おかげで勃ってきたぜ。ホラ……ココ、触ってくれよ」

佐々木は京の手を自分の股間に導いた。京の指先に、硬いモノが触れる。佐々木は京の手を使ってズボンのチャックを開かせた。先走りの液体で湿り気を帯びたペニスが飛び出して来る。京は口にバナナを押し込まれながら、ペニスをしごかされた。

「んっ……う……!」

やばい、逆効果だった!このままじゃいつも通り犯される…!

京は苦しげにバナナをフェラチオしながら、佐々木のペニスを慰めた。ペニスの先端から蜜が溢れ続け、水飴をまとっているかのようにテラテラと光った。

「京チャンの指、細くてキモチイイんだよな。ホラ、そんなにバナナが好きなら上の口と下の口同時にご馳走してやるよ。」

こうなったら……肉を切らせて骨を断つ! 
こちらから迫って、佐々木が怯んだ隙に逃げるんだ……! 

京はギュッと目をつぶると、口の中のバナナをかじった。それを咀嚼しながら、佐々木にキスをした。唇を合わせる度に、バナナを舌で押し込む。

「んっ……やけに積極的だな、」

「い、いいから、黙ってキスしろよ……、」

京は佐々木の背に腕をまわし、唇を押し付けた。
情けないけど、こいつと毎日の様にセックスをしていたおかげでキスは上手くなった。俺のキスで気持ち良くさせて油断させ、その隙をつく!完璧な作戦だ!さあ佐々木、俺のキスに溺れるがいい!
バナナのぬめりで、舌が滑らかに絡み合う。作戦通り、佐々木はキスに夢中のようだ。しかし、京はそこでハッとした。いつの間にか佐々木の腕にきつく抱かれ、身体を拘束されていた。悶えるふりをして腕を振りほどこうとしたが、びくともしない。それどころか、更に強く抱きしめられ、唇を吸われ続けた。
京の尻の下には、硬く反り返ったペニスがある。浴衣越しに京のアヌスを撫でた。

や、やばい!なんじゃこりゃ!逃げられないじゃないか!
今日は何でこう全てが裏目にでるんだ……!
京は間抜けな自分を呪った。

「さ、佐々木!あ、あんまり揺らすと金魚が……金魚が死ぬ!だからもう離してくれよ……!」

京は金魚をだしにして佐々木から逃れようとした。しかし佐々木の腕は緩まない。

「……金魚?ああ。エッチの邪魔になるんなら木につるしとけ」

佐々木は金魚の袋を枝にぶら下げると、京の身体を抱き直した。
京は歯を食いしばり、最終手段に出た。

「な、なあ佐々木。お前さ、いつも俺のこと淫乱とか早漏とかいうくせに、自分だってこんなじゃねえか」

京は挑発するように、佐々木のペニスを尻の谷間で擦った。ペニスはグンと怒張し、湿り気を増す。京は嘲笑を浮かべ、さらに煽った。

「お前こそ淫乱の変態だ!悔しかったら耐えてみろよ。どれだけ我慢できるかな」

負けず嫌いの佐々木のことだ。挑発すれば射精を我慢し続けるに違いない。頃合いを見てこちらから降参すれば、挿入もされないし相手も勝ち逃げが出来てしこりなく終わるはずだ。よし!がんばれ俺!
京は勝利の確信に満ちた顔で佐々木のペニスをこすった。しかし佐々木はいまだ余裕の笑みを浮かべ続けている。

「俺と勝負したいのか、京チャン。なら、尻ズリみたいな生半可なものじゃなくてナカで勝負してやるよ。ナカを散々突きまくって、お前が泣き出すか俺がザーメンぶちまけるか、どっちが早いか勝負だ」

佐々木は京の浴衣をめくりあげ、アヌスに性器をあてがった。京の表情がみるみる青ざめていく。

「さ、佐々木くん……?あの……」

「さ、勝負すんぞ、京チャン」

佐々木は京にキスをすると、チョコバナナでアヌスを解し、ペニスを挿入した。

「や…………ッッ!」

甘い香りをまとったアヌスが、無理矢理に押し拡げられていく。思わず叫びそうになった京は、慌てて口を押さえた。

「相変わらず気持ちイイぜぇ、京チャンのナカ。何回犯しても処女みたいにしめつけてきやがる」

「……ッ、」

京は身をよじって身体をはなそうとしたが、かえって佐々木に強く抱きしめられた。

「そんなに捕まえてて欲しいのか?しかたねえなあ。ご主人様の胸で悶える許可を与えてやるよ」

「ばっ、違う……っ!さ、佐々木……俺……俺の負……」

降参しようとしたが、すぐに唇をふさがれた。佐々木はしばらくして顔を離し、クスッと笑った。

「降参したら、お前は今日一日俺の言いなりだ。降参しようとしたら、キスで黙らせる。でも、降参しなかったらお前はずっと俺のチンポで突かれ続けるんだ。さ、どうする京チャン?」

「な、なんだよ……それ……っ!何してもお前にエッチなことされるんじゃねえか!そんなの勝負じゃねえよ!」

「フン、さきに勝負をしかけてきたのはお前だろ?自分より強いものに挑むんならこうなること位予想しなくちゃな。脳みそのサイズまで可愛いんだな、京チャンは」

「うるさ……ッ、あ、ぁあアッ!や……っ!やぁっ!やぁっ!」

下から腰を打ち付け、京の中を掻き回す。反抗する余裕を搾り取られた京は、佐々木にしがみついてひたすら喘ぐしかなかった。その時、佐々木は何かに気づいて顔をあげる。

「お、ホラ、茂みの隙間から神輿がみえるぞ」

「お……神輿……?」


「今見せてやるよ」

そう言うと、佐々木は京を抱きしめたまま立ち上がった。

「ひゃ……あん!」

衝撃でペニスが奥深くを突く。熱に溶かされたチョコやバナナがアヌスから滴り落ちた。

「甘い蜜を垂らしながら足を絡めてしがみついくるなんて、さすが元祖淫乱京チャンだな。じゃあホラ、神輿の動きにあわせて揺さぶってやるよ!」

佐々木は京の身体を抱きしめながら、上下に腰を回した。カリで腹の中をえぐられ、京は小さく悲鳴を上げる。

神輿が揺れる度に、佐々木は京を穿つ。

「あぅ……あっ……あ……!」

落とされないように、京は必死にしがみついた。腕に力を入れると、自ずとアヌスも締まる。佐々木のペニスが更に大きさをます。京の身体に緊張が走った。

(やばい、中に出される……!佐々木のことだ。絶対一回じゃ終わらない。こんな場所で何発もしてたら絶対誰かにみつかる……!)

セックスから逃れられないのなら、せめて場所を移したい。京は、胃のねじきれる思いで決心した。

「ね、佐々木……ッ、」

口を開くと、すぐさまキスで言葉を吸われる。しばらくの間されるがままになっていたが、口づけが途切れた間を狙って顔を離した。

「あ、あの……っ、佐々木……」

「何だ。降参はさせないって言っただろ」

佐々木は親指で京の乳頭をこねまわす。甘く身体を走る刺激にたえながら、京は言葉を発した。

「あの……さ……、エッチ……してもいいから…お前の部屋……いきたい……。ここじゃ落ち着かないし……汚れちゃうだろ……?」

佐々木の首に腕を回し、吐息混じりにささやく。佐々木の動きが緩んだ。

「何だ?また猿知恵を働かせてきたな。ご主人様を誘惑だなんていい度胸してるじゃねえか」

そう言いながらも、佐々木は京の頭をゆっくりと撫でてやった。琥珀色のなめらかな髪を指ですいてやる。

「なあ……佐々木……続きはベッドで……。ね、」

佐々木の耳たぶに、小鳥がついばむようなキスをする。

「ふん……仕方ねえな。甘え方が上手くなったじゃないか。それじゃ、俺の部屋でたっぷり可愛がってやるとするか……」

そういって、佐々木は京の身体を下ろそうとした。しかしその時、草影の向こうから足音がした。二人の方へだんだんと近づいてくる。

佐々木は身を低くし、京の身体を抱きしめた。京はわけがわからないといった顔をして、佐々木を見上げる。

「佐々……」

「しっ、いい子だから黙ってろ、」

両腕で京を包み込む。ちょうど佐々木の胸に耳が当たり、京は目を閉じて耳をすませた。温もりと共に、空気を伝って心地好い心音が聴こえてくる。かすかな汗の匂いと共に、香水の澄んだ香りがした。しばらくして、少年達の声が聞こえてきた。

「司!こっちもう出店ないぜ!」

「そうみたいだね。引き返そうか、翔」

「ちぇっ、隠し出店とか期待したのに。」

「はは、ゲームじゃないんだから。そうだ、なんだったら残念賞をあげようか?」

「残念賞?あ……ん……ッッ!」

唇を吸う音が聴こえる。京の心臓が高鳴った。佐々木の服を握り締める手に力がこもる。

「ぷはっ!つ、司……いきなり……!」

「嫌だった?」

「……嫌じゃ……ないけど、」

「なら、よかった。いこうか、翔」

「う、うん」

彼らの足音が遠ざかる。やがて辺りに静けさが戻った。京は我慢していた息をぶわっと吐いた。

「び、びっくりした」

「やらしいな京チャン。あいつらがキスしてる音を聞いて、興奮してただろ」

「し、してねえよ!」

「じゃあ何でこんなに心臓ドキドキしてんだよ、」

佐々木は指で京の乳首を撫でてやった。京の背がビクリと震える。

「あ……ん……!」

「そんなに欲しいならナカにやるよ。…そのまま妊娠しちまえ」

「そんな……っあ……ァ……ッ!!」

アヌスの中で、ペニスが大きく脈打った。同時に種を注ぎ込まれる。それを吸い上げるかのように、京のアヌスは佐々木を締め付けた。

「んッ……あ……中……出てる……ッ」

「ご主人様の貴重な種だ。残さず飲めよな、京チャン」

京の腰をガッチリと捕らえ、身体の奥に注ぎ込んだ。やがて、京もこらえきれずに吐精する。浴衣にベットリと精液がついてしまった。

甘い痺れが身体を駆け巡る。京は浅く呼吸をしながら佐々木にしがみついた。

「ん……ぁ……さ……佐々……木……」

「何だ。ようやく素直になったか」

佐々木はポンポンと京のあたまを撫でる。京は脱力した身体を佐々木に預けた。遠くに祭囃子を聞きながら、静かに時間がすぎる。うっすら汗ばんだ肌が吸い付くように触れ合った。
ふと、アヌスにペニスが挿されたままなのを思いだし、京は身体をよじらせた。

「は、放せよ……、」

「まあ待て、多分あと少しで……」

佐々木が腕時計に目を落とした瞬間、空に光が咲いた。続けて二発目、三発目と花が開く。京はあんぐりと口を開けた。

「は……花火……?」

「おう。ここなら屋台に邪魔されないでゆっくり見られるだろ。」

「そ、そのために俺をここに連れて来たの……?」

「ああ。勿論エッチが第一目的だけどな。」

「!バカか……!」

京は頬を膨らませて、佐々木の肩に猫パンチを入れた。佐々木はクスクス笑うと、京の髪をゆっくりと撫でた。

「俺、祭に客として来るのは初めてなんだ。花火も、こんなふうにゆっくり眺めるなんてしたこと無かった」

「ふーん。お前、お坊ちゃまだからなあ。どうでしたかお坊ちゃま、初めてのお祭りは?」

「うるせえし人は多いしごちゃごちゃしてるけど、なかなかいいもんだな。どうせなら、セコい玩具でも何でも全部楽しめる、ガキの頃に来たかった」

「小さい頃両親に連れてきて貰えなかったのか?」

「あいつらと遊びに出かけるっていう発想がなかったからな。勉強やらあちこちの家との交友ばかりで時間がなかったしな。」

「金持ちなのに不自由だな」

「金持ちだからこそ不自由なんだ。生活の維持をするために檻や枷が増える」

「そっか……。ま、でもさ、今こうして祭に来れたってことは、その檻も消えかけてるってことじゃないのか?もう自分で時間の使い方も決められる。子供の時遊べなかった分、これから好きなこと沢山すればいいじゃん!」

「ま、そうかもな。それじゃ、遊びの先輩にイロイロ教わりますか、」

「え……わっ!ちょっ!やめ……っ!わぁああああっ!」




おわり

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