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#24 カタコト日本語を話す金髪少女
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《は~い、もうすぐ始まります~、5、4、3、2、・・・》
「はい、始まりました、【おねえさんのおしゃべりラジオ!】 当ラジオの司会進行を務めます、心霊番組は欠かさずチェックしています、篠原 怜(しのはら れい)です」
「そして本日のゲストは・・・」
『チャオ~ 私はエリーと言いマース! 今日はよろしくお願いしマスーネ! 』
「うわ、日本で少数派のノリのやつだわ、はい、よろしくお願いします」
『聞こえてる、聞こえてるからね』
「あら、聞こえていましたか? 」
『そりゃあ、こーんなに大っきなマイクの前なんだから、聞こえるに決まってマース』
「・・・? 」
『? 急に黙ってどうしたの? 』
「いえ、すごい日本語ペラペラだなぁと思いまして」
『オゥイエース、それは当たり前デース。なんせ私は、日本生まれ日本育ちなのデスから』
「えっ、それなら反対に、日本語の発音下手過ぎませんか? 」
『オゥチ! これは厳しい意見デェス』
「その日本語は嘘偽り無しで、そんな感じなのですか? 」
『えぇそうね・・・ 九割は嘘ね』
「大方は嘘だという事ですね」
『だってだってしょうがないじゃない?! みんな、こういう発音をした方が喜んでくれるんだもん』
「そんな嘘をついてまで喜んでもらう事が大切だと? 」
『うぐぅ、そう言われると耳が痛いデース・・・』
「まぁ少しはあなたの気持ちも分かりますよ? 私もこういう、どこかのリスナーさんを喜ばせる仕事をしていますし」
『! それじゃあ、あなたも私の仲間なのね! 』
「いや、嘘つきと一緒にされるのはちょっと・・・」
『それはあんまりデース』
「そう言うのなら、その語尾のエセ日本人感をやめて下さい」
『それは出来ない相談デース』
「はい、分かりました。もうそのままでいても、私は何も言いません」
『ッ! それはどういう意味? 』
「言葉の通りですよ」
『? 』
「はい、それでは本日のゲスト、エセ日本人を演じる、エリーさんでした」
『お、思いっきり口出ししてマース! 』
《この番組は、誰でも自由に作品を、アルファポリスの提供でお送りしました》
「はい、始まりました、【おねえさんのおしゃべりラジオ!】 当ラジオの司会進行を務めます、心霊番組は欠かさずチェックしています、篠原 怜(しのはら れい)です」
「そして本日のゲストは・・・」
『チャオ~ 私はエリーと言いマース! 今日はよろしくお願いしマスーネ! 』
「うわ、日本で少数派のノリのやつだわ、はい、よろしくお願いします」
『聞こえてる、聞こえてるからね』
「あら、聞こえていましたか? 」
『そりゃあ、こーんなに大っきなマイクの前なんだから、聞こえるに決まってマース』
「・・・? 」
『? 急に黙ってどうしたの? 』
「いえ、すごい日本語ペラペラだなぁと思いまして」
『オゥイエース、それは当たり前デース。なんせ私は、日本生まれ日本育ちなのデスから』
「えっ、それなら反対に、日本語の発音下手過ぎませんか? 」
『オゥチ! これは厳しい意見デェス』
「その日本語は嘘偽り無しで、そんな感じなのですか? 」
『えぇそうね・・・ 九割は嘘ね』
「大方は嘘だという事ですね」
『だってだってしょうがないじゃない?! みんな、こういう発音をした方が喜んでくれるんだもん』
「そんな嘘をついてまで喜んでもらう事が大切だと? 」
『うぐぅ、そう言われると耳が痛いデース・・・』
「まぁ少しはあなたの気持ちも分かりますよ? 私もこういう、どこかのリスナーさんを喜ばせる仕事をしていますし」
『! それじゃあ、あなたも私の仲間なのね! 』
「いや、嘘つきと一緒にされるのはちょっと・・・」
『それはあんまりデース』
「そう言うのなら、その語尾のエセ日本人感をやめて下さい」
『それは出来ない相談デース』
「はい、分かりました。もうそのままでいても、私は何も言いません」
『ッ! それはどういう意味? 』
「言葉の通りですよ」
『? 』
「はい、それでは本日のゲスト、エセ日本人を演じる、エリーさんでした」
『お、思いっきり口出ししてマース! 』
《この番組は、誰でも自由に作品を、アルファポリスの提供でお送りしました》
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