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9.イザークの初めて *
しおりを挟む向き合って座るイザークは、私の手をちんこに添えただけでも苦しそうに顔を歪めていた。
「苦しいのですか?痛い??」
「いや、メイナージュが触ってくれていると思うと興奮して、勃ち過ぎてちょっとつらい…そっと上下に扱いてもらえないだろうか…」
「上下に扱く…こんな感じ?」
私は両手でちんこを包み込み、優しく握って上下に動かした。
骨がある訳でもないのに、ギンギンに硬いちんこと、滑りの良い表皮のやわらかさに、私は興味津々だ。
「あぁ…いい…凄く、気持ちいい…すぐ出てしまうかも…」
苦痛のように見えて、実は快感なのかと、イザークの表情を観察する。
眉間のシワや、硬く目を閉じて仰反る喉仏が美しい。
この人は、何をしていても綺麗な人だなと感心する。
「こちらも感じるのかしら?」
ふと気になって、ちんこを扱きながら陰嚢をくるりと撫でた。
「うわっ、ダメだ!急にそんなっ!出る、出るっ!」
びゅるっと温かくて白い液体が、ちんこの先っちょから噴射した。
私は咄嗟に交わすことも出来ず、シュミーズの胸元にべったり付いてしまったが、せっかく射精出来たので、出し切るまで扱こうと思った。
「ああぁ…き、気持ち、いぃ…」
イザークはひと言呟いて、後ろに倒れ失神した。
人生初の射精は、そんなに善かったのかしら。
失神したイザークを見つめながら、私はこの人の閨の初めてに全部立ち会えるのかなと思った。
世の中、純潔同士で結婚することは稀になってきたが、私とイザークはその稀な部類に入る。
ましてや、このイザークが呪いのせいで、純潔だと殆どの人は思わないだろう。
寧ろ女性に靡かないのは、遊びまくって飽きた位に思われている筈だ。
(この人と添い遂げたら、幸せかも。)
私の心は決まった。
全裸で失神するこの男の妻になろう。
優しくて可愛くて、私にしか反応しないちんこ。
今までの人生で一番ちんこちんこ頭に浮かんでるけど、イザークなら良い。
私は、この自分の唯一のちんこに、もっと興味が湧いてきた。
(意識がなくても、刺激すると反応するのかしら…)
先程はギンギンで硬かったのに、今はふにゃりとしている。
右手で扱くと、また徐々に硬さを帯びてくる。
しゅっ、しゅっとか口ずさみながら、楽しく扱き出すと、どんどん硬くなる。
(やだ、楽しい!復活してきた!!)
右手はちんこ、左手は陰嚢。
私は、偉大な研究をしている優秀な化学者の気分だった。
「ぅん…んん…」
イザークの意識が戻ったようで、甘い吐息を感じる。
「はぁ、はぁ…あぁ、いい…」
朦朧としているイザークを更に感じさせたくて、私は閨教育をフル活用することにした。
(確か、口ですると気持ちいい筈。)
イザークのちんこは、既に硬さを取り戻していたので、先っちょを咥えて舐めてみた。
ちゅぱっ、ちゅぽっ、じゅぶ、じゅぶっ!
「あああー、くっ、何だ!?」
慌てるイザークが可愛くて、私はちんこをしゃぶり、手でも扱いた。
口を窄めてしゃぶると、イザークの腰が震えて、昂ってきたのが分かる。
「メイナージュ、これはっ!そんなこと…あああーっ、ダメだっ、君にそんなこと…くっ、気持ちいいっ!ダメなのにっ!あああー!!」
ダメなのか、いいのか分からないけど、イザークは私の頭を押さえ付け、腰を迫り上げてくる。
恐らく善いのだろう。
「あっ、また出るっ!メイナージュ、口、口離して!出てしまうっ!ああー出るっっっ!!」
私は避ける暇もなく、口の中に広がる熱くて青臭い液体を飲み込んでしまった。
美味しくはないけど、これもイザークの初めてだと思うと、悪い気分ではない。
ちゅぽんと音を立てて、私はちんこから口を離した。
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