【連載版】 極秘任務で使いたいから自白剤を作ってくれと言った近衛騎士団長が自分語りをしてくる件について

紬あおい

文字の大きさ
53 / 53

52.宣言通りの甘い夜

しおりを挟む



ガルディアン公爵邸に戻ると、リンネの好きな牛肉の料理が三種類もテーブルに並んだ。

「うわぁー、美味しそう!!」

「リンネ、たくさん食べて体力を付けろ。」

「えっ……リースハルト様、最近は口篭らなくなりましたね。しかも、下ネ…タ…?」

「ああ、もう自白剤は必要ないな。リンネになら何でも話せる。この後も一晩中愛を囁くぞ?」

「なっ!?」

リンネに話し掛けることすら出来なかったリースハルトは、今では止めたい位にいろいろ口にするようになっていた。

これ以上は藪蛇だと察したリンネは、黙々と食事を味わうことにした。

「はあー、お腹いっぱいですぅ。」

「では、次は俺でいっぱいにしてやるからな。」

リースハルトはリンネを抱え、嬉々いそいそと寝室へ向かった。

「ちょっ、湯浴み!」

「駄目だ、そのままのリンネを味わいたいっ!」

「はっ!?」

ころころと転がされるようにドレスを剥ぎ取られ、リンネはあっという間にリースハルトに体を弄られていた。

「リンネの体は、いい匂いがする。」

リースハルトは、脇の下を舐めながら掠れた声で呟く。

「ほんとにっ、そんなとこ、舐めないでください!リースハルトさまっ、正気に戻って!!」

「何故そんなことを?俺はリンネに狂いたいんだ!リンネの汗も、とろとろに蕩けたここも、全て味わいたいんだ!」

「ちょっ、待って!」

「待てない!!」

リースハルトは獲物を狙う目付きでリンネの体を弄り、ころころ転がしながら素肌を露わにしていく。

「あぁ…リンネも待っていたのだね。」

胸の尖りにしゃぶり付くリースハルトは、ちろちろとやわらかな刺激を与えつつ、指先はもう蕩けたリンネの隘路を出入りしている。

「あっ、だめっ!」

普段より性急なリースハルトは、口よりも正直なリンネの体に夢中になっている。

「リンネの口は嘘吐きだな。ほら、もうこんなに濡れている。」

リースハルトが濡れて光る指先を舐めてリンネを挑発すると、リンネは胸がきゅんと熱くなる。

「もう…リースハルト様ったら…いつからこんなにいやらしい人に…」

「リンネの所為だ。分からないなら、分からせるだけだ。」

素早く裸になるリースハルトの筋肉質な体を、まだ直視するには恥ずかしいリンネだが、リースハルトは頬を赤らめるリンネに、また興奮する。

「そろそろ慣れて?これが今からリンネに入るんだから。」

「っ!?そんなこと言わないで!余計に恥ずかしい!!」

「俺の妻は、いつになっても可愛らしいな。でも、恥じらう余裕はもうなくなる。」

リンネの蜜口に肉棒を擦り付けるリースハルトは、余裕がなくなってきていた。

「リンネ、一度出す。満足させられなかったら、次頑張るから!」

「あんっ、んあぁ、急に、だめぇー!」

ずぶっと最奥に肉棒が触れ、リンネはそれだけで達した。

「何だ、リンネ、ちゃんとイけたな。次は俺だ。」

強く掴まれた腰は、ぱちゅんぱちゅんと水音を響かせながら揺さぶられ、浅く深く繰り返される律動にリンネは身を任せる。

「ああ、締まるよ、リンネ。くっ、駄目だな、もう保たないっ、イくっ!」

「あああー、熱いの、来るっ!!」

抉るように大きく動いた後、リースハルトはリンネを抱き締めながら吐精した。
その間もリンネのなかは収縮し続け、リースハルトの白濁を搾り取る。

「あぁぁ、気持ちいい…」

脱力したリースハルトを抱き締めながら、リンネは感じていた。
ジルフリード殿下の裏切りを、リースハルトは必死に耐えていることに。

(全部受け止めてあげるから、リースハルト様、大丈夫。私が居るから。)

その夜、リースハルトは思いの丈を全て吐き出すように、リンネを離さなかった。



しおりを挟む
感想 5

この作品の感想を投稿する

みんなの感想(5件)

べりあ
2026.01.26 べりあ
ネタバレ含む
2026.01.26 紬あおい

こんばんは😊いつもありがとうございます❣️

リンネとリースハルト、なかなか良いコンビになってきました

誰が策略に関わっているのかもお楽しみに🤭

引き続き、よろしくお願いいたします💗

解除
べりあ
2026.01.11 べりあ

急展開ですね😊
こちらの皇家の方たちも良い方達みたいで♪
リースハルトを大切に思ってるからリンネの事も信頼してくれるのでしょうね。薬師長があんな人だと思わなかったけど、大抜擢でブラックな職場から開放されて良かったです♪

そして思ってたよりもリンネの実家の姉が大したことなかった感が😅シルヴェスタ殿下の最初から眼中にありませんにコーヒー吹きそうになりました😆

マルガリーテがなんかしつこそうで不安ではありますがトドメ刺してくれますよね?
(部下の方の名前…(;゚;ж;゚; )

2026.01.11 紬あおい

いつもありがとうございます😊

まだ序盤なのですが、マルガリーテは意地悪ですねー💦
でも、トドメを刺すには早い⁉️

リンネとリースハルトの活躍はまだまだ続きますので、引き続きよろしくお願いいたします🤲

解除
アマヤ
2026.01.08 アマヤ

楽しくなってきました。
R18からR15になった位が、丁度良い感じ!!
こんからも、頑張ってください。

ではでは

2026.01.09 紬あおい

いつもありがとうございます😊

ちょっとだらだらしてますよね💦
自覚はあるのですが…すみません🙇‍♀️

まだ序盤なので、引き続きあたたかく見守っていただけたら嬉しいです

よろしくお願い申し上げます😊💗

解除

あなたにおすすめの小説

悪役令嬢だとわかったので身を引こうとしたところ、何故か溺愛されました。

香取鞠里
恋愛
公爵令嬢のマリエッタは、皇太子妃候補として育てられてきた。 皇太子殿下との仲はまずまずだったが、ある日、伝説の女神として現れたサクラに皇太子妃の座を奪われてしまう。 さらには、サクラの陰謀により、マリエッタは反逆罪により国外追放されて、のたれ死んでしまう。 しかし、死んだと思っていたのに、気づけばサクラが現れる二年前の16歳のある日の朝に戻っていた。 それは避けなければと別の行き方を探るが、なぜか殿下に一度目の人生の時以上に溺愛されてしまい……!?

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して二年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 【ご報告】 2月15日付で、誤字脱字の修正および一部表現の見直しを行いました。 ただし、記載内容の趣旨に大きな変更はございません。 引き続きよろしくお願いいたします。

義兄のために私ができること

しゃーりん
恋愛
姉が亡くなった。出産時の失血が原因だった。 しかも、子供は義兄の子ではないと罪の告白をして。 入り婿である義兄はどこまで知っている? 姉の子を跡継ぎにすべきか、自分が跡継ぎになるべきか、義兄を解放すべきか。 伯爵家のために、義兄のために最善の道を考え悩む令嬢のお話です。

月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~

真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。

【完】皇太子殿下の夜の指南役になったら、見初められました。

112
恋愛
 皇太子に閨房術を授けよとの陛下の依頼により、マリア・ライトは王宮入りした。  齢18になるという皇太子。将来、妃を迎えるにあたって、床での作法を学びたいと、わざわざマリアを召し上げた。  マリアは30歳。関係の冷え切った旦那もいる。なぜ呼ばれたのか。それは自分が子を孕めない石女だからだと思っていたのだが───

看病しに行ったら、当主の“眠り”になってしまった

星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全36話⭐︎ 倒れた当主を看病する役目を振られた使用人リィナは、彼の部屋へ通うことになる。 栄養、灯り、静かな時間、話し相手――“眠れる夜”を整えていく。そして、回復していく当主アレクシス。けれど彼は、ある夜そっと手を握り返し、低い声で囁く。 「責任、取って?」 噂が燃える屋敷で、ふたりが守るのは“枠(ルール)”。 手だけ、時間だけ、理由にしない――鍵はリィナが握ったまま。 けれど、守ろうとするほど情は育ち、合図の灯りはいつしか「帰る」ではなく「眠る」へ変わっていく。 看病から始まった優しい夜は、静かな執着に捕まっていく。 それでも、捕獲の鍵は彼ではなく――彼女の手にある。

冷遇妃ライフを満喫するはずが、皇帝陛下の溺愛ルートに捕まりました!?

由香
恋愛
冷遇妃として後宮の片隅で静かに暮らすはずだった翠鈴。 皇帝に呼ばれない日々は、むしろ自由で快適——そう思っていたのに。 ある夜、突然現れた皇帝に顎を掴まれ、深く口づけられる。 「誰が、お前を愛していないと言った」 守るための“冷遇”だったと明かされ、逃げ道を塞がれ、甘く囲われ、何度も唇を奪われて——。 これは冷遇妃のはずだった少女が、気づけば皇帝の唯一へと捕獲されてしまう甘く濃密な溺愛物語。

身代りの花嫁は25歳年上の海軍士官に溺愛される

絵麻
恋愛
 桐島花は父が病没後、継母義妹に虐げられて、使用人同然の生活を送っていた。  父の財産も尽きかけた頃、義妹に縁談が舞い込むが継母は花を嫁がせた。  理由は多額の結納金を手に入れるため。  相手は二十五歳も歳上の、海軍の大佐だという。  放り出すように、嫁がされた花を待っていたものは。  地味で冴えないと卑下された日々、花の真の力が時東邸で活かされる。  

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。