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異能の使い方、これで合ってるかしら?
しおりを挟むこのお話に関してはR-18は保険です
(๑・̑◡・̑๑)
⌘ ⌘ ⌘ ⌘ ⌘
「結婚式まで、あと十日なんですから、そろそろご令嬢との関わりは止めていただけません?」
「結婚したらシャノンしか見ないから!今だって、仕方のない任務なんだ!頼む、どうか今は見逃してくれ!!」
婚約者であるロイド・フィレンツェ卿は、首にいくつかの赤い花(吸い痕)を咲かせ涙目で私に縋る。
「ロイド様が重要なお役目の為に女性達とお戯れになっているのは、重々承知しておりますが、だからと言って手当たり次第、閨を共にする必要性は感じられないのですが?」
「いや、シャノンは勘違いしている!戯れと言うが、心配するようなことはしていないのだ!!そこはシャノンとの初夜を楽しみにっ!」
「では、その首に付いた下品な吸い痕は何ですの!そんなことまで任務と仰るの!?こんなことが続くなら、ロイド様とは白い結婚にさせていただきます!」
「そ、そんな…やだ…やだよ、シャノン…」
ぽっきりと折れたように、ロイドは床に膝を付いて項垂れた。
私、シャノンは、ユーグレナ侯爵家の一人娘だ。
結婚後、フィレンツェ伯爵令息のロイドには婿入りしてもらう予定である。
しかし、ロイドは現在皇室の側近兼騎士として、潜入調査に掛かり切りだった。
それについては、通常なら極秘事項ではあるが、私や両親には例外的に打ち明けてくれている。
それでも、傍から見れば令嬢達と派手に遊んでいるようにしか見えない。
「その任務はいつ終わりますの?」
「あと八日も潜入すれば…これが皇室との最後の仕事だから…それを片付けたら結婚式だ。」
「そうですか。では、終わるまでここには来ないでください。」
「いやだ!シャノンに会えないなんて、つら過ぎる!!」
必死に縋るロイドを見ていて、私は閃いた。
「では、ロイド様の純潔を守る為に異能を使ってもよろしくて?」
「はっ!?今何と?シャノンは異能持ちなのか?」
ロイドは身震いした。
何をされるのか、想像も付かないからだろう。
「はい、ちょっと変わった異能持ちです。」
「な、な、何の?」
「おイタ出来なくする異能とでも言いましょうか…?」
私の視線がロイドの股間に注がれていることに気付き、そっと手を添え内股になる。
「大丈夫です。そういったものに使うのは初めてですが、大丈夫な筈です。十日程、きっと勃たなくなるだけですから。」
「……えっ…?」
私はにっこり笑って、異能を放つ。
「大人しくするのですよ!えいっ!!」
ふんわり桃色の光が股間に降り注ぎ、ロイドのイチモツは小指サイズになったようだ。
「ひぃっっっ!!」
「ロイド様の貞操、私が守って差し上げますわ。初夜には解いてあげます。」
「わ、分かった…」
そして、ロイドは股間を気にしながら、最後の任務を遂行する為に出て行った。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
そして、アーサー皇子殿下からお詫び的にたくさんの謝礼をいただき、盛大な結婚式を終えた初夜。
「シャノン…これ、本当に元に戻る…?」
泣きそうな顔で、ロイドは股間を指差す。
「どこかでお見せになったのかしら?」
「見せる訳ないだろっ!その前だって、そんなことしていない。前に言われた吸い痕だって、遊び人風の方が潜入しやすいからと、アーサー皇子殿下が無理矢理ふざけて付けたんだ!!」
「あらまっ!何でそれを早く言わないのですか…」
「だって、シャノンが怒ってるし、白い結婚とか言うし、アレは小指みたいにされちゃうし…驚いて言いそびれた…」
「そうでしたの…ごめんなさい…?だって、私も吸い痕なんか見たら嫉妬しちゃいますわ。」
「嫉妬するほど、俺のこと、愛してる?」
「もちろん!愛してますわ。」
「じゃあ、そろそろ異能を解いて欲しい。シャノンと愛し合いたいよ。」
「その前に小さいままか、確認させていただきますわ!」
「へっ!?何で?」
「ほら、脱いで!!」
初夜に新婦が新郎を丸裸にする異例のパターン。
(散々嫌な想いをさせられたのだから、この位はいいわよね!)
ロイドの鍛え抜かれた体に、小指サイズのイチモツがちんまり鎮座している。
「あら!可愛らしいこと!!」
そっと摘むと、小指から人差し指サイズに変化する。
「や、やめてーーー!サイズは小さくても、機能はそのままなんだからっ!!」
「そうなの?じゃあ…」
私は親指と人差し指中指でしゅっしゅとイチモツを優しく扱く。
「んんん、だめっ、シャノン、だめだったらっ!」
「心地良いのでは?」
「うん、いい、いいけど、やだっ!シャノン、やめてっ!!」
「善いならいいじゃないですか。ん?指じゃ物足りないのですか?では、パクッと?」
「パ、パクッと!?それはダメだっ!元に戻してからにしてーーー!!」
「もう、今宵はよく喋りますわねぇ…少し大人しくなさって?」
私はイチモツをパクッと咥える。
「んあああーーー、ちょっ、待って、待って、待って!!」
(小さいと便利ね。根元まで口に入るわ。)
くちゅくちゅくちゅ、じゅるっ
私はイチモツを丸ごと咥え、舌でめちゃくちゃに舐め回す。
「あっ、あああー、そんなにしちゃ、イ、イ、イくっ!」
びゅるっ、びゅるるるるーーー
(長いっ!まだ出るの!?)
飲み干し切れず、口元から垂れてくる。
「シャノン…君は無茶苦茶だ…」
長い吐精の末、ロイドは脱力した。
「元に戻してください…お願いします…」
真っ赤になったロイドが可愛いので、そろそろ戻してあげることにした。
「はい。大きくなぁれ!えいっ!!」
桃色の光が股間を照らし、むくむくとイチモツが復活する。
「あれっ!?大きくし過ぎたかしら?」
夜着が捲れるほどに、びょーんと大きくなったイチモツ。
「いや、俺の標準サイズだ。ああ…良かった…元に戻らなかったら、どうしようかと思ったよ。しかし、その異能は何なんだ?」
ロイドが恐る恐る尋ねる。
「よく分かりません。小さくしたり、元に戻すだけの力しかないので、普段は旅行の荷物をコンパクトにする時に使ってました。家族も知らない力ですわ。だって、こんな力、変だもの。戦争の時も敵を小さくしちゃえばいいのだろうけど、バレたら私の身が危ないでしょう?だから、秘密よ??」
「確かに…もう、俺には使わないでね?生きた心地がしなかった…」
「それは、ロイド様次第ね。次にご令嬢と戯れたら、体ごと小さくしちゃうかも?」
ロイドは身震いして、泣きそうだ。
「絶対にない!やっとシャノンと結婚出来たんだ。そろそろ抱いていい?」
「あんなに出したのに!?」
「イチモツが小さくても、貯蔵庫はそのままだったからな!まだまだ出せるぞ?」
先程までとは打って変わって、ロイドはギラついた目で私を見ている。
「えっ…ちょっ、待って?」
「いや、待たない!」
飛び掛かるようにベッドに押し倒され、ナイトドレスは千切られる。
「ちょっと、慌てないで!」
「やだ!我慢したんだから、抱き潰す!!」
触れるだけの口付けしかしたことがなかったのに、今は深く舌が絡み付く。
一頻り深く口付けた後、ロイドは言った。
「ずっと、こうしたかった。でも、大事にしたかった…シャノン、愛してる。他の女なんか、エスコートするのも嫌だった…でも、もう終わったから安心して?」
鼻と鼻をくっ付けて、ロイドが潤んだ目で見つめてくる。
「他のご令嬢とは、どこまでしたの?最後まではしていないと…」
「アーサー皇子殿下からもらった幻覚剤と自白剤を飲ませていたから、何もしてないし、されてないよ。筆頭公爵家が精神を壊す違法薬を密輸してたから、白状させて部屋に放置しただけだ。幻覚の中で女達が何を見ていたかも知らない。俺の役目はそこまでで、後始末はいつも、アーサー皇子殿下の騎士がやるから。それよりも、今俺はシャノンの方が大事だ!!」
「いゃん、ロイドさまっ!!」
そこからは目眩く時間を過ごし、眠りに付いたのは日が昇る頃だった。
【完】
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