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ドラード帝国終幕編
43話 それで良いのか
しおりを挟む「じゃあ行くかのう」
「…私達は…」
『小夏みんなに活躍の機会を与えてあげられないかな…』
『…わかった』『ありがとう』
「皆んなよく聞け ここに居る幹部全員小梅親衛隊の称号を与えたいと小梅が言っておる」
「この称号はこの国では何よりも高い位置の称号と定める…半蔵お前もだぞ」
「はっ悦びの極み」顔が悦ってるよ…ふ男前なだけに残念だよ
「ドラード帝国には親衛隊全員参加だ 今夜0時裏庭に集合!」
「はいっ!」『小春あれを皆に』『あらあら』
…なに…お酒?…「此れは小梅酒じゃ 特別な酒だ」
「こ 此れは 神の酒!」「神の酒?」「こんなに透き通った…」
ざわざわ「此れを口にしたら 後には戻れんぞ」
「小梅に更なる忠誠を誓え!」「はい!」
皆が竹で出来た器を口に運んだ
…!美味しい!…
「器は持ち帰り今日の誓いを忘れるな」
…ある者は涙し…ある者は饒舌に…ある者は悦に浸り…
ある者は千鳥足で帰って言った…言わなくてもわかるよね
わたし達は今3人で縁側に座っている…猫は膝の上で寝ている…
そう言えば あなたもペロペロしてたわね…大丈夫なのかな?
「てっきり小夏は直ぐにドラードに向かうのかと」
「あ奴ら寝とらんのじゃろ」
「あ そっか」「あらあら お優しいこと」
「あのお酒美味しかったよ」
「そうじゃろな 人生掛けて口に出来るものは 先ず居ない」
「そんなに貴重なお酒なの」
「其方の世界にも話が有ったのではないか…かぐやの酒」
「かぐやの酒?」
「かぐや姫がもたらした酒とか言う話しじゃったかのう」
そうなんだ「じゃあもう飲めないのか…」
美味しかったのにな…「飲めるぞ」…?
「其処の竹やぶで幾らでも取れるからな」からなって…やったー!
****
みんな集まってる
「時間だみんな良く集まった此れよりドラード帝国へ向かう」
小夏はもう軍隊長だよね…
わたし達はドアーフがいる要塞の上に居る
「ヴィクトリア オリビア 貴女達は私の側に」
「私もみんなと一緒に」
「ヴィクトリア 貴女達は闘うのが役目ではないわよ みんな一緒だから大丈夫よ」
「わかりました」
「猫ドワーフの王の所へ案内してくれる?」「ニャー」
「お前達は襲撃だ!闘え!」…いきなり戦闘になったよ!…
みんな凄いね ドアーフ20人余りを 僅か3秒で制圧したよ!
「おのれ――!」「オーウェン待てっ!」
「人間とエルフか…またエルフに会えるとは ガハハハハ」
「お初にお目に掛かります エルフの長シャーゼと申す 其方がドアーフの王か?」
「さようワシがドアーフの王ジョゼフだ で何用かな この様な監獄まで」
「神命のもと 貴方達を迎えに来た」
「ガハハハハ神命とはまた大層な事を」
「もう良いシャーゼ下がれ」
一礼して わたし達に道を開けた
〔ふむ…精霊に人間…いや違うな…〕
「ドアーフの王よ 我が姉 小梅の加護下に入れ」
〔…んぅ… 、…〕
「なーに悩む事もあるまい」
小夏が小梅酒の栓を開けた「こ これは」… お前が反応するのか!デク!
「誓いますドアーフの王ジョゼフの命に掛けて 小梅様に永遠の忠誠を」
安いな!命!
「しかし小梅様 此処は海に囲まれた監獄向こう岸からの跳ね橋がないと出られません 向こう岸は10万の兵士達の駐留地…」
「お前達はわしらがどうやって此処へ来たと思うてるのじゃ」
「ジョゼフ 全員を集められる場所はありますか」
「はい屋上ならば」
「でわ屋上に全員を集めて下さい」「承知」
倒れたドアーフ達をルルが治癒した後 皆駆け出して行った わたし達は先に屋上へ…
「此れは直ぐには集まらないわね」
「数が数だからのう」「あらあら」
わたし達は対岸を警戒しながら集まるのを待っていた…空が段々明るくなって来た頃 対岸の橋が降ろされ始めた
「あらあら 気付かれましたわね」「じゃな」
「ボー 橋の根元に槍を」「はい小春師匠!」
ボーが槍を投げた…橋が消し飛び対岸が削れ…凄いな!
それを見ていた ジョゼフが大きな口をあんぐりしたまま立ち尽くしていた…
程なく対岸から巨大な船が大勢の兵士を乗せ此方に向かって来る…
根性あるな
兵士が一斉に槍を投げてきた
「ユーリ防御結界を!」槍は全て弾かれ海に落ちた
「ルル桜の息吹を!」船が対岸にぶち当たり大破した…
ジョゼフは先程のままだった「俺は俺は」デクが何か喚いているが…あんたは剣士だからね
太陽が真上に上がる頃ようやく全員が集まった 御庭番達に確認させて…
死にかけている人も多くない?わたしはこの場の全員にヒールを掛けた…
暫くの静寂の後 どよめきが…いやこの人数だともう轟音だよね
対岸は相変わらず慌ただしいが 此方に向かってくる者は居ない
「みんな帰ろう!」
全員宇宙船の中だ 掛けていた認識阻害を解除し
例のごとく効果音を響かせ はい!チーズ!監獄が消えた
続けて火炎BAN! 離れ島が消え対岸に会った船が全て海の藻屑と化した
そのまま 大陸の中央に立つ城の上に止まり効果音と共に
白のてっぺんではためく旗ごとボーが槍を投げた
大きな城の真ん中に穴が空き巨大なクレーターが残された
****
監獄は新たな街の先に置いた暫くはそこで暮らしてもらう…
トイレと浴場は作らなくちゃだね
デク率いる料理人達は今監獄で大忙しだ…よかったね活躍出来て
話し合わなくてはならない事は沢山ある取り敢えず3日後に会議を開く事にして
わたし達姉妹と1匹は縁側でほげっている
「ニャー」わたしはニジマスを猫の前に置いた
「ニャニャ」言いながら食べてる
ふふ そこに神猫が手を出した …
猫に手を払われた…
「ギャニャー」「ヴゥーウー」
猫と神猫の争い勃発だ…
「小春 今夜はカップ麺でいっか」
「あらあら 偶には良いわね」
「やったーカップ麺カップ麺」
カップ麺に大喜びの 神 それで良いのか!
「わし味噌味な!」
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