ぼっちで死んだら、創造主が迎えに来た!わたしって?WATASHA SUDENI…、SINDEIRU…。(わたしゃ既に...、死んでいる...

旬乃助

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ドラード帝国終幕編

42話 腐ったみかん

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「ニャー…ニャー…」ぷにぷに「ニャー…」

「う うーん おはよう?猫…珍しいわね」

 猫が家の中まで入ってきていた…?どうやって…?まぁいっか

 わたしは猫を抱っこして居間に行く

「おはよう小春」

「あらあら おはよう今日は猫も一緒なのね」

「うん…小夏は?」

「縁側に居ると思うわよ 昨夜から何やらやってたから」

 …そうなんだ

「顔洗ったら 朝ごはんにするから小夏にも声掛けてきてくれる」

「わかった」

「あらあら 猫も一緒にごはんにしましょうね」「ニャー」

 猫を小春に預けて 顔を洗い縁側へ

「小夏ごはん」

 今日の朝食はめざしと芋の煮っころがしにきんぴらだ

「うーん 美味しい…猫もニャーニャー言いながらめざしを食べてる」

 …なんか喋ってるみたいで可愛い

「小夏も美味しいって食べてるよ」

 …こうやって普通にしていると綺麗な女の子なんだけどね…

 これが普通だよね?「ご馳走様でした」

 …食器を片付けていると「ピンポーン」

「小梅おはよう」「シャーゼ リーゼ おはよう」

「幹部の話が纏まったので後で3人に会議室まで来てもらいたい」

「わかった直ぐに行くね」

 会議室の席に着くユーリが話し始める

「御庭番達がもたらしてくれた情報によると」…?

「ドラード帝国は現在 王政を引く国で王族30万人 貴族300万人 平民60万人 ドアーフ10万人がいるらしいの 平民とは名ばかりで全員奴隷らしいわ…でその奴隷を束ねて作業しているのがドアーフ」

「ドアーフが人間をこき使っているという事?」

「わからないわ…ただドアーフと奴隷達は全員要塞の様な建物の中で暮らしているそうよ周りは全て海に囲まれていて 宛《さなが》ら離島の様だと」

「なら意外に接触するのは容易いのかな?」

「それが島と言うより断崖絶壁になっているらしいわ…昨日あれから今朝まで話し合ったわ…」

「で 結論は出たのじゃろ」

「ええ 私達には何も出来ない…」

 『あっユーリを泣かした!小夏酷い!』

 『あらあら』…『えっわし!』…

「ユーリ…泣くな わ わしも悪かった お前達に当たる様な発言じゃった すまぬ」

 『あっ!もっと泣かした!』『えっー』『あらあら』

 『そもそも小春がドアーフを連れてくれば良いと』

 『あらあら』『ごめんなさい』

「半蔵もっと情報はないのか」

「申し訳御座いません」

「幹部達 己のチカラを理解して無理をしない事も立派な判断じゃ チカラなき者の悔しさを知ることも大切な事じゃ」

「ありがとうございます」

 …『無理くさくね』『うう ん』『あらあら』…

「ニャー」あら着いてきちゃったの?わたしは猫を膝に乗せた…あれ?

 なに此れ…赤と金色の趣味の悪部屋…あの男…ゲスタフ司祭!…ともう1人…

[王様どうなさいますか?]

[エントールの森のことか]

[其方が宝があると言っておったのう]

[あの第3王子が貴族連中を集めては進軍してるんです]

[そうじゃのう宝はともかくあの国の人口が減るのは困るのう 他所の人口が多い程わしが潤うからのう]

[そうですとも あのバカ王子が魔物の森に大切な金ずるを連れて行ってるんですよ]

[わかった 今奴隷島で作らせている船と大砲が出来次第 海側から攻め入る]

[流石は此の神球の支配者ですな]

[帰りに其方の国に寄らせるで硝酸と硫酸を頼むぞ]

[それは勿論ですとも]

 …此れは貴方の見てきた物なの…「ニャー」…

[王よ人間達の疲労がもう限界です]

[うむ…同志の中に動けるものは手伝わせろ]

[我らドアーフも既に3日間昼夜問わず作業してます]

[このままだと また見せしめに人間達が処刑されてしまう…]

[我らの分の食料も殆ど人間に回してしまい…]

[我らならばひと月食わずとも死にはせん…]

 …こ…う…め『小梅どうした』

 『…ご ごめんなさい』わたしは猫を撫で…

『ありがとう猫』「ニャー」

「ドラード帝国の状況がわかった それとマロン教国の置かれた状況も」

 わたしは 今見せてもらった事をみんなに話した…

「大砲じゃと…それに硝酸と硫黄とは」

「あらあら 楽しくなりそうですわね」

「小春お主は また其のような事を」

「あの司祭がドラード帝国に行っていたとはな」

「デリーゼ帝国に硝酸と硫黄があるの?」

「あるじゃろな火山があるからのう」

「大砲ってなんだ?」

「大砲とは火炎みたいな物じゃ神法を使わずして攻撃するものじゃ」

「攻撃…」「案ずる事は無かろう 大した威力は出せぬよ」

「そっか」「そもそも出航も出来んじゃろ…な 小梅」

「うん 腐ったみかんは握りつぶす」
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