再び世界を救うことになりました

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7話

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「どこ行ったんだ!あいつ!!」

あれから俺たちは町中の至るところを探したが、早朝と言うこともあり、なかなか目撃情報もなく見つけることができなかった。

「どうしよう。どうしよう。」

隣でミリナがあたふたしている。
やはり彼女なりに責任を感じているのだろう。

「一応、村の外に行ってないかいってみるか。」

「そうだね。また、ビーストに襲われてたら大変だし。」

俺たちは急いで村の外に足を運んだ。

やはりどこを探しても、見えるのは木々や動物、遠くの方でビーストの姿が見えるだけで、彼女の姿は見えなかった。

「くそ!あいつ、ここにくる前に、あんなことになってるってのにどうして」

「ここにくる前?」

「ああ。気にするな。こっちの話だ。いいから探せ。」

あれが、彼女の身に起こった事なのかまだ分からないため、ミリナに言うのは早い。それに彼女今無事にしているかその方が重要だ。

「ヒロ、あれを見て人がいる」

突然、ミリナが指を指した先には、アカリではなく、赤黒いコートを着た男の姿はあった。
その男は、やせ形の高身長でこの町の外を武装もなしにそこらをうろうろしているのは明らかに不自然であった。

「彼も転移したばかりなら危ない。ヒロ助けに行こうか」

「まてまて、あいつ明らかに怪しすぎる。それにさっきから、キョロキョロとしていて、何かを警戒しているようだぞ。」

「じゃぁ、あとをついてみようよ。」

そう言ってミリナは、さっさとそのあとをついていった。

「おい、こら!待て」

ミリナは言うことを聞かずそのままつけていき、俺も仕方がなく怪しい男のあとをつけた。


・・・・・


俺たちは謎の男に気づかれないようこそこそとあとをしばらくつけた後、謎の男が小さな洞窟が見えてきてそのまま男は洞窟に消えていった。

「ヒロ、あいつ、あんなところで何をしようとしてるのかな。」

「知るか。そんなことよりアカリを探しに行くぞ。ずいぶん村から離れてしまったからな。そろそろ・・・・」

「あれを見て、アカリちゃん!」

そんなバカな!あり得ない。なんでこんなところにいるんだよ。

「これであそこに行く理由ができたね。」

ミリナが勝ち誇った顔で俺の方を見つめた。

「わかったよ。行けばいいんだろ、行けば。」

こうして俺たちは、謎の男のあとを追うため、洞窟の中へ足を踏み入れた。
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