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6話

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俺は目が覚めると、とんでもなく汗をかいていたことに気がついた。

あれはなんだったのだろうか?
これまで起こったことはなかったが、あれはアカリだった。
アカリの過去を俺は見てしまったのだろうか?
それにしても、彼女はつらい旅路だった。
これが、本当のことだとは思いたくはない。
一応確認をしよう。
それは嘘ならどれほどよいことだが、そうではないのなら、その時は彼女のそばにいてやらないといけない。
そう思い俺はアカリとミリナがいる部屋に向かった。
問題は、ちゃんと話ができるかどうかだな。

コンコン


「おい。起きてるか。もう朝だぞ。」

ドタドタ。

何か騒がしい。ミリナだろうか?アカリがこんなに騒ぐとは思えない。

「大変!大変!」

ガチャン

開けるなにミリナが飛び出してきた。

「どうしたんだ?何かあったのか?」

「そ、それが・・・アカリちゃんがいなくなってるの!」

「なにー!!このバカ!!」

俺は急いで彼女達がいた部屋にはいると、昨日までいた彼女のベットには、あたかもそこに元から誰もいなかったように、きれいに整頓されていた。
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