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回帰5
嘘の代償
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気が付けば、ヴェラは自室の寝台の上で伏していた。
額に冷たい汗が貼り付き、呼吸は浅く、胸の奥が焼けるように痛い。
まるで心臓の鼓動が時間を逆に刻んでいるような、異様な静寂。
のろのろと、体を起こす。
寝台のそばの卓上に乗っている、見覚えのある書簡が視界に飛び込んできた。
羊皮紙の端がほのかに焦げており、その匂いさえも“記憶”の中と同じだった。
「……!」
また、この、同じ夜だ。
胸の奥で、時間がひっそりと歪む音がした。
紙の上に広がる文字が、過去と現在の境を越えて染みてくる。
蝋の垂れた痕は、前回と同じ角度で乾きかけていた。
――蒼の領地における暴動、財政支援の疑い、白の妃との密通。
文面を追うごとに、空気が重く、息がしづらくなっていく。
ああ、この言葉を、私は”また”見てしまった――。
ミハイル・ルースが領地で捕らえられ王宮の牢に収監されたことの告知書。
震える指先が封蝋に触れた瞬間、心臓が痛みで跳ねる。
――すべてが、繰り返されている。
今度こそ終わらせなければ、何度でもこの夜に戻る気がした。
ギ……と重い音がして、部屋の扉が開いた。
揺らめく蝋燭の光が扉の縁を照らす。
その光の中に、褐色の肌と濃灰の髪が浮かび上がる。
扉の縁から滲む光は、夜の闇を裂くようだった。
淡い金属のような光沢を帯びた衣の裾。
均整の取れた体。
ーー皇帝アルセニイ一世。
胸の前で手を組み、ヴェラはその場に立ちすくむ。
すべての血が逆流するような錯覚。
何を言えば運命を変えられるのか、その答えが見えない。
扉を開けた侍従が、さっと道を開けて姿を消す。
沈黙だけが、ふたりを包んだ。
「陛下……」
ガックリと膝をつくように、ヴェラはひざまずいた。
全身を、無力感が駆け抜ける。
これはーーこの日はーー“前回”も“その前”も、皇帝との最後の夜だった日だ。
“前回” はミハイルが助命され、ヴェラは幽閉された。
“その前” では、ミハイルは殺された。
何度繰り返しても、誰かが死に、誰かが消えるのかもしれない……。
ひざまずいたまま荒い息をしているヴェラを、アルセニイは冷たい光の中から見下ろした。
その灰色の瞳には、慈愛も怒りもなく、ただ“支配”だけがあった。
「先に言っておくが」
その声は静かで、わずかに微笑を帯びてさえいるようにヴェラには聞こえた。
その優しさの形をした冷たさが、胸を刺す。
「父や一族のことを、余に訴えても無駄だ、妃よ」
「陛下……」
「そなたを可愛がってやれるのも、これが最後かもしれぬ」
ヴェラの喉が、砂を飲み込んだように乾いた。
心臓が胸の奥で暴れ、耳の内側にまで響く。
「せいぜい励むがよいーー白の妃よ」
その手が伸びてくる。
ミハイルのことにも、ヴェラ自身のことにも、何ひとつ言及せず、いつものように曖昧な微笑で彼女の体を引き寄せる。
これで三度目だ。
ーーこの方にとって、私は、いつでも換えのきく玩具……ーー
「陛下……!!」
全身の力で、ヴェラは皇帝の拘束から抜け出す。
その動きに、アルセニイが目を瞬かせる。呆けたようなその顔も、“前回”と同じ。
だがヴェラの瞳の光だけが違っていた。
「無駄だ、と言われましたが」
銀水色の瞳が、まっすぐに皇帝の濁った灰色を射抜く。
その瞬間、広間の静寂が凍る。
「それでも、申し上げます。ミハイル・ルースは陛下に忠誠を尽くした臣下です」
皇帝は完全に虚を突かれたように言葉を失う。
やがて、機械のように反論が返ってきた。
「だが、反逆を企て、それを手助けした」
「それは誤りです。証拠は――偽りです」
「しかし、それを明かすことなど、できないであろう?」
皇帝の唇に、薄い笑いが浮かぶ。底の淀んだ灰色の瞳には、何の表情もない。
ヴェラは一歩も退かず、声を強めた。
「では、なぜ神は沈黙なさっているのでしょうか」
「余のすることに、文句がないからだ」
その声に、迷いはなかった。
「神は、余を承認されている」
ヴェラの胸が痛んだ。
この人の中では、神も皇帝も同義なのだ。
「おそれながらーー私の考えは、異なります」
彼女は深く頭を下げ、祈るように言葉を続ける。
「神は、試しておられるのです」
「試す……?」
怪訝そうな曇りが、皇帝の顔に広がる。
ヴェラは、胸の前で手を組み直し、震える唇で言葉を紡ぐ。
「愛を、です。もしこの国が神に見放される日が来るとしたら――それは、陛下が神の名のもとに“愛”を殺すときです」
その言葉に、アルセニイは息を止めた。
暖炉の火が一瞬、大きく燃え上がる。
炎の赤が、ヴェラの白銀の肌に揺らめき、まるで雪明かりの中に立つ聖像のように見えた。
アルセニイはその姿から目を逸らし、沈黙する。
長い沈黙。そのあいだ、蠟の滴る音が時を刻んだ。
そして低く、かすかな声が落ちる。
「……ミハイル・ルースは、そなたにとって、何なのだ」
ヴェラは息を呑む。
答えれば、運命が決まる。
だから、嘘を選んだ。
「養父です――」
胸の奥で、何かが壊れる音がした。
「もちろん、敬愛はしています。しかし、それ以上のことなど……」
皇帝の瞳が、何かを探すように揺れる。
沈黙ののち、そこにわずかな愉悦の光が宿った。
「密通の疑いを、虚偽と言い張るつもりか?」
「はい」
はっきりとしたその声に、皇帝の喉の奥が、乾いた笑いを立てた。
「余の目には、証拠などなくとも……明らかなのだがな、そなたと奴の関係は」
灰色の瞳が、ヴェラの全身をなめるように動く。
その冷たい視線に、彼女の肌が粟立つ。
皇帝は寝台から立ち上がり、ゆっくりと歩いた。
「……よかろう。では、こうしよう。ミハイル・ルースの命は、今回のところ赦そう」
「……!」
ヴェラは思わず口元を押さえる。
涙が滲み、声が震えた。
「だが、家長は交代させ、二度と宮廷には戻さぬ」
「それで、充分です……!」
涙が頬を伝い、床に落ちて、紅い光の粒に変わるように見えた。
皇帝はその涙をじっと見つめ、やがて重い足音を立ててヴェラの化粧台へ向かう。
引き出しを乱暴に開け、中身をかき回す。
「だがな、白の妃よ」
「はいーー?」
「そなたの嘘を、余は”知って”いる」
その声に潜む氷のような響きに、ヴェラの背筋が凍る。
「陛下……」
「たとえ何の証もなくとも。その嘘の代償を、余は求める」
皇帝の指先が、化粧台の中から宝石箱を見つけて、乱暴にこじ開ける。
散らばる宝飾、鏡に映る二人の姿。
その手が宝石箱から、黒紫の小瓶を見つけ出してつまみ上げた。
後宮の女たちに与えられる、自害のための〈死の薬〉。
「飲め」
アルセニイは無表情にそれを差し出した。
その姿は、もはや人ではなかった。
神を名乗る、死そのもの。
炎に照らされるその輪郭は、“黄金の偶像”のようにヴェラの前にそびえる。
ヴェラの手が震え、視界が波打つ。
心臓が悲鳴を上げ、呼吸ができない。
「飲めと言うのに」
皇帝の眉が釣り上がり、力強く彼女を寝台に押し倒した。
小瓶の蓋を歯で引き抜き、彼女の顎を掴んで上を向かせる。
冷たい液体がヴェラの口に流れ込み、喉を焼いた。
「そなたの命で、対価を支払うのだ。白の妃よ」
全身に血が逆流し、胃が、胸が焼ける。
視界が白く燃え、音が遠のく。
ーーどうして……どうして!?ーー
ーーどうすれば、いいの!?ーー
誰の声も届かない。
命を終えた花の花弁が散るように、ヴェラの意識が崩れていく。
世界が、真っ白な光に焼け尽くされていく。
ーー見いだせ、そして選べーー
“神の声”が、最後の審判のように響いた。
額に冷たい汗が貼り付き、呼吸は浅く、胸の奥が焼けるように痛い。
まるで心臓の鼓動が時間を逆に刻んでいるような、異様な静寂。
のろのろと、体を起こす。
寝台のそばの卓上に乗っている、見覚えのある書簡が視界に飛び込んできた。
羊皮紙の端がほのかに焦げており、その匂いさえも“記憶”の中と同じだった。
「……!」
また、この、同じ夜だ。
胸の奥で、時間がひっそりと歪む音がした。
紙の上に広がる文字が、過去と現在の境を越えて染みてくる。
蝋の垂れた痕は、前回と同じ角度で乾きかけていた。
――蒼の領地における暴動、財政支援の疑い、白の妃との密通。
文面を追うごとに、空気が重く、息がしづらくなっていく。
ああ、この言葉を、私は”また”見てしまった――。
ミハイル・ルースが領地で捕らえられ王宮の牢に収監されたことの告知書。
震える指先が封蝋に触れた瞬間、心臓が痛みで跳ねる。
――すべてが、繰り返されている。
今度こそ終わらせなければ、何度でもこの夜に戻る気がした。
ギ……と重い音がして、部屋の扉が開いた。
揺らめく蝋燭の光が扉の縁を照らす。
その光の中に、褐色の肌と濃灰の髪が浮かび上がる。
扉の縁から滲む光は、夜の闇を裂くようだった。
淡い金属のような光沢を帯びた衣の裾。
均整の取れた体。
ーー皇帝アルセニイ一世。
胸の前で手を組み、ヴェラはその場に立ちすくむ。
すべての血が逆流するような錯覚。
何を言えば運命を変えられるのか、その答えが見えない。
扉を開けた侍従が、さっと道を開けて姿を消す。
沈黙だけが、ふたりを包んだ。
「陛下……」
ガックリと膝をつくように、ヴェラはひざまずいた。
全身を、無力感が駆け抜ける。
これはーーこの日はーー“前回”も“その前”も、皇帝との最後の夜だった日だ。
“前回” はミハイルが助命され、ヴェラは幽閉された。
“その前” では、ミハイルは殺された。
何度繰り返しても、誰かが死に、誰かが消えるのかもしれない……。
ひざまずいたまま荒い息をしているヴェラを、アルセニイは冷たい光の中から見下ろした。
その灰色の瞳には、慈愛も怒りもなく、ただ“支配”だけがあった。
「先に言っておくが」
その声は静かで、わずかに微笑を帯びてさえいるようにヴェラには聞こえた。
その優しさの形をした冷たさが、胸を刺す。
「父や一族のことを、余に訴えても無駄だ、妃よ」
「陛下……」
「そなたを可愛がってやれるのも、これが最後かもしれぬ」
ヴェラの喉が、砂を飲み込んだように乾いた。
心臓が胸の奥で暴れ、耳の内側にまで響く。
「せいぜい励むがよいーー白の妃よ」
その手が伸びてくる。
ミハイルのことにも、ヴェラ自身のことにも、何ひとつ言及せず、いつものように曖昧な微笑で彼女の体を引き寄せる。
これで三度目だ。
ーーこの方にとって、私は、いつでも換えのきく玩具……ーー
「陛下……!!」
全身の力で、ヴェラは皇帝の拘束から抜け出す。
その動きに、アルセニイが目を瞬かせる。呆けたようなその顔も、“前回”と同じ。
だがヴェラの瞳の光だけが違っていた。
「無駄だ、と言われましたが」
銀水色の瞳が、まっすぐに皇帝の濁った灰色を射抜く。
その瞬間、広間の静寂が凍る。
「それでも、申し上げます。ミハイル・ルースは陛下に忠誠を尽くした臣下です」
皇帝は完全に虚を突かれたように言葉を失う。
やがて、機械のように反論が返ってきた。
「だが、反逆を企て、それを手助けした」
「それは誤りです。証拠は――偽りです」
「しかし、それを明かすことなど、できないであろう?」
皇帝の唇に、薄い笑いが浮かぶ。底の淀んだ灰色の瞳には、何の表情もない。
ヴェラは一歩も退かず、声を強めた。
「では、なぜ神は沈黙なさっているのでしょうか」
「余のすることに、文句がないからだ」
その声に、迷いはなかった。
「神は、余を承認されている」
ヴェラの胸が痛んだ。
この人の中では、神も皇帝も同義なのだ。
「おそれながらーー私の考えは、異なります」
彼女は深く頭を下げ、祈るように言葉を続ける。
「神は、試しておられるのです」
「試す……?」
怪訝そうな曇りが、皇帝の顔に広がる。
ヴェラは、胸の前で手を組み直し、震える唇で言葉を紡ぐ。
「愛を、です。もしこの国が神に見放される日が来るとしたら――それは、陛下が神の名のもとに“愛”を殺すときです」
その言葉に、アルセニイは息を止めた。
暖炉の火が一瞬、大きく燃え上がる。
炎の赤が、ヴェラの白銀の肌に揺らめき、まるで雪明かりの中に立つ聖像のように見えた。
アルセニイはその姿から目を逸らし、沈黙する。
長い沈黙。そのあいだ、蠟の滴る音が時を刻んだ。
そして低く、かすかな声が落ちる。
「……ミハイル・ルースは、そなたにとって、何なのだ」
ヴェラは息を呑む。
答えれば、運命が決まる。
だから、嘘を選んだ。
「養父です――」
胸の奥で、何かが壊れる音がした。
「もちろん、敬愛はしています。しかし、それ以上のことなど……」
皇帝の瞳が、何かを探すように揺れる。
沈黙ののち、そこにわずかな愉悦の光が宿った。
「密通の疑いを、虚偽と言い張るつもりか?」
「はい」
はっきりとしたその声に、皇帝の喉の奥が、乾いた笑いを立てた。
「余の目には、証拠などなくとも……明らかなのだがな、そなたと奴の関係は」
灰色の瞳が、ヴェラの全身をなめるように動く。
その冷たい視線に、彼女の肌が粟立つ。
皇帝は寝台から立ち上がり、ゆっくりと歩いた。
「……よかろう。では、こうしよう。ミハイル・ルースの命は、今回のところ赦そう」
「……!」
ヴェラは思わず口元を押さえる。
涙が滲み、声が震えた。
「だが、家長は交代させ、二度と宮廷には戻さぬ」
「それで、充分です……!」
涙が頬を伝い、床に落ちて、紅い光の粒に変わるように見えた。
皇帝はその涙をじっと見つめ、やがて重い足音を立ててヴェラの化粧台へ向かう。
引き出しを乱暴に開け、中身をかき回す。
「だがな、白の妃よ」
「はいーー?」
「そなたの嘘を、余は”知って”いる」
その声に潜む氷のような響きに、ヴェラの背筋が凍る。
「陛下……」
「たとえ何の証もなくとも。その嘘の代償を、余は求める」
皇帝の指先が、化粧台の中から宝石箱を見つけて、乱暴にこじ開ける。
散らばる宝飾、鏡に映る二人の姿。
その手が宝石箱から、黒紫の小瓶を見つけ出してつまみ上げた。
後宮の女たちに与えられる、自害のための〈死の薬〉。
「飲め」
アルセニイは無表情にそれを差し出した。
その姿は、もはや人ではなかった。
神を名乗る、死そのもの。
炎に照らされるその輪郭は、“黄金の偶像”のようにヴェラの前にそびえる。
ヴェラの手が震え、視界が波打つ。
心臓が悲鳴を上げ、呼吸ができない。
「飲めと言うのに」
皇帝の眉が釣り上がり、力強く彼女を寝台に押し倒した。
小瓶の蓋を歯で引き抜き、彼女の顎を掴んで上を向かせる。
冷たい液体がヴェラの口に流れ込み、喉を焼いた。
「そなたの命で、対価を支払うのだ。白の妃よ」
全身に血が逆流し、胃が、胸が焼ける。
視界が白く燃え、音が遠のく。
ーーどうして……どうして!?ーー
ーーどうすれば、いいの!?ーー
誰の声も届かない。
命を終えた花の花弁が散るように、ヴェラの意識が崩れていく。
世界が、真っ白な光に焼け尽くされていく。
ーー見いだせ、そして選べーー
“神の声”が、最後の審判のように響いた。
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