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二人の本音
佑斗の本音2
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「どうしてそう思ったの?」
「どうしてって…見てたら分かりますよ。っていうか、分かりやすすぎます」
あつあつの揚げ豆腐を口に運びながらそう言う。美味しいけどネギの風味が少し足りないかも。
「へぇ…。でも、気持ち悪いだろ?」
「どうして?」
「だって…男が男を好きなんだぜ?」
先ほどの態度とはうってかわって急におとなしくなった佑斗さん。私は彼を慰めるつもりはないけれど、ネギをのせながら肯定的な意見を述べる。
「別にいいじゃん。何がダメなんですか?」
「…あいりちゃんってやっぱ変わってんな」
予想外の呟きに思わず揚げ豆腐を落としそうになる。
「え、なんで?」
「いや…何て言うか…そういうのに偏見とかないの?仮にも自分の彼氏が好かれてるわけだし。普通、嫌じゃない?」
「あぁ~、そういうことね。佑斗さんは考えが古いなぁ。別に、人が人を好きになるのに気持ち悪いとかなくない?まぁ、佑斗さんの顔は気持ち悪いですけど~」
「うるせぇよ」
「あはは。それに、私の彼氏は異性だけじゃなくて同性にも好かれるくらい素敵な人なんだって思えるじゃないですか」
いいことを言うな~私。そして、ネギがあるほうが断然美味しい。
「俺、あいりちゃんのそういうところ嫌いだわ」
「そうですか。…佑斗さんは渡さんと付き合ってる私が羨ましいかもだけど、私は佑斗さんのほうが羨ましいですよ」
「どうしてって…見てたら分かりますよ。っていうか、分かりやすすぎます」
あつあつの揚げ豆腐を口に運びながらそう言う。美味しいけどネギの風味が少し足りないかも。
「へぇ…。でも、気持ち悪いだろ?」
「どうして?」
「だって…男が男を好きなんだぜ?」
先ほどの態度とはうってかわって急におとなしくなった佑斗さん。私は彼を慰めるつもりはないけれど、ネギをのせながら肯定的な意見を述べる。
「別にいいじゃん。何がダメなんですか?」
「…あいりちゃんってやっぱ変わってんな」
予想外の呟きに思わず揚げ豆腐を落としそうになる。
「え、なんで?」
「いや…何て言うか…そういうのに偏見とかないの?仮にも自分の彼氏が好かれてるわけだし。普通、嫌じゃない?」
「あぁ~、そういうことね。佑斗さんは考えが古いなぁ。別に、人が人を好きになるのに気持ち悪いとかなくない?まぁ、佑斗さんの顔は気持ち悪いですけど~」
「うるせぇよ」
「あはは。それに、私の彼氏は異性だけじゃなくて同性にも好かれるくらい素敵な人なんだって思えるじゃないですか」
いいことを言うな~私。そして、ネギがあるほうが断然美味しい。
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