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序章
どうやら俺は改造人間になりそうだ参。
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最近は試験も何もなく平穏な時間を過ごし、ただ待つだけの苦痛を味わっていた。これでは駄目だ、俺の心が元に戻ってしまう。狂乱だけが全ての俺の心が冷えてしまう………
「退屈ね。何かいい検体でも入らないかしら?」
あの女が変な事を呟く。新しい検体だと?俺はどうなるんだ?
「主任はやり過ぎなんですよ。それだからこの検体への試験を止められるんです。まぁこの検体にもしもの事があればこの研究所の魔力供給が無くなってしまうから仕方がないですよね。」
男が女にアピールするように近づいているがそれどころではない。このままではこれ以上の試験はされずにこのまま魔力タンクとして永遠に搾取されるだけの人生にしかならない。何かしないと、どうすればいいんだ?
俺は自分の中にある魔力とやらを出来るだけの押さえ込み放出しないようにした。俺の特性であるこの魔力が無くなればここの研究所にも大ダメージを与えられるし何かしらのアプローチがされると考えたからだ。上手くいく保証は無いがやらないよりはマシだ。全力で魔力を抑え体から漏れないようにする。
「検体αからの魔力が急激に下がっています。原因は不明。このままでは研究所に使用される魔力の値が足りなくなってきます。」
女の隣にいた男が異常に気付き報告する。女も焦っているのか他の人間もどきに命令を飛ばしている。機械が俺の魔力を奪おうとするが俺は予想異常に上手くなった魔力操作で体内に隠し、奪えなくしてやった。
そのようなやり取りを続ける内にこの部屋から人間もどきが居なくなり静寂に包まれる。どうやら全員で何かをしているみたいだ。まぁ俺はこの状態を維持する事だけを考えているからな。他はどうでもいい。
どの位時間が経ったのかはわからないが急に人が多くなる。どうやら俺のガラス筒に何かを入れようとしているらしい。どのようなものかは分からないが俺が強くなれるならそれでいい。
「主任!それは危険です。天魔の魂と呼ばれるものですよ?他の検体では拒否反応によって全て死に至らしめたものです。こいつはまだ生きているんですからそこまで無理をしなくてもいいじゃないですか。」
焦る男の声が聞こえてくる。かなりヤバめのものらしい。まぁそのぐらいのものでないと強くなるためには足りないだろう。
「何を言ってるの?この検体は色々な試験によって魔力を出していたのかも知れないのよ?ある程度の刺激が必要という訳。それなら今までに無い刺激を与えて見ればいいじゃない。」
この女も狂ってるよな。自分の欲求に忠実過ぎる。まぁいいさ。狂った者たちの饗宴だ!どちらかが狂い死ぬまで終わらないさ。さっさと入れちまえ!
「さぁ検体α。これを取り込みなさい。あなたの可能性を見せてみなさい!私はあなたの次の未来を見てみたいのよ。これくらいあなたなら行けるはず。」
白と黒が入り混じる宝玉のようなものが俺のガラス筒に入れられる。拳ほどの宝玉は俺の胸の前で止まり、心臓のある場所へと入り込んで行く………何だこれは?俺の意識の中に何か2つの相反する意識が入ってくる?
「検体αが天魔の魂を取り込んだ途端、魔力が溢れて出したわ。やはりこの検体は贄を求めているのよ!これに贄を与えることによって魔力が出る。天魔の魂ならどれ程の魔力になるのかしら?楽しみだわ………ふふふっ。」
「ヤバイ、主任完全にイッてるよ。あれがなけりゃいい女なのに。…検体αの身体が目茶苦茶揺れてるけど大丈夫なのか?大ごとにならなきゃいいが…」
俺の意識の中で黒い魔物と白い天使が戦っている。俺はその余波で立つだけでやっとだ。奴らは俺に御構い無しで俺の意識を蹂躙している………許せねぇ。コイツらがこの世界の意思なら俺は否定してやる。俺を無視するならそれなりの対処をさせて貰う。此処は俺の場所だ!テメエらの遊び場じゃねぇ!
右手の蠱毒を解放し、百足のような姿に戻す。下半身はスライムで代用し、左手の手首はスライムを纏わせ盾のようにする。バグベアも解放して全てを見る。
「そんな所で遊んでるんじゃねえよ!とっとと俺に呑み込まれちまいな。」
右手の百足が天使に絡まり牙をその喉に食い込ませ毒を放つ。悪魔が此方に飛びかかってくるので他で受け止め包み込み、糸で拘束する。
「悪魔はもう少し静かにしてろ!テメエは後で相手をしてやる。」
天使は此方からの攻撃は予想外だったのか毒により動けなくなっている。多種多様な毒をブレンドしてやったのでそう簡単には動けないだろう。さらにスライムの捕食を発動し、その体を喰らう!
「jmj@gmjputmjptagtj⁈」
「訳分かんねえ言葉言ってねえでさっさと食われろ。」
体を仰け反らせ、手を振り回しながら百足の拘束を解こうとするが蠱毒の毒にやられまともに動けていない。悪魔も糸の拘束を振りほどこうとするが糸には俺の魔力を充分纏わせ、スライムも悪魔に削られてはいるものの俺の魔力によって再生され続ける。
「2匹とも俺の糧となりやがれ!世界を滅ぼす贄となれ!」
しばらくして2体の意識体はスライムに捕食され俺に取り込まれる。天使の知識と魔法の適性が俺のものとなる。悪魔の知識と魔法の適性が俺のものになる。
「これは、いいなぁ………素晴らしい力だ!これで俺は強くなった。これで俺は前に進むことが出来る。」
これで俺の復讐が始まる。
「退屈ね。何かいい検体でも入らないかしら?」
あの女が変な事を呟く。新しい検体だと?俺はどうなるんだ?
「主任はやり過ぎなんですよ。それだからこの検体への試験を止められるんです。まぁこの検体にもしもの事があればこの研究所の魔力供給が無くなってしまうから仕方がないですよね。」
男が女にアピールするように近づいているがそれどころではない。このままではこれ以上の試験はされずにこのまま魔力タンクとして永遠に搾取されるだけの人生にしかならない。何かしないと、どうすればいいんだ?
俺は自分の中にある魔力とやらを出来るだけの押さえ込み放出しないようにした。俺の特性であるこの魔力が無くなればここの研究所にも大ダメージを与えられるし何かしらのアプローチがされると考えたからだ。上手くいく保証は無いがやらないよりはマシだ。全力で魔力を抑え体から漏れないようにする。
「検体αからの魔力が急激に下がっています。原因は不明。このままでは研究所に使用される魔力の値が足りなくなってきます。」
女の隣にいた男が異常に気付き報告する。女も焦っているのか他の人間もどきに命令を飛ばしている。機械が俺の魔力を奪おうとするが俺は予想異常に上手くなった魔力操作で体内に隠し、奪えなくしてやった。
そのようなやり取りを続ける内にこの部屋から人間もどきが居なくなり静寂に包まれる。どうやら全員で何かをしているみたいだ。まぁ俺はこの状態を維持する事だけを考えているからな。他はどうでもいい。
どの位時間が経ったのかはわからないが急に人が多くなる。どうやら俺のガラス筒に何かを入れようとしているらしい。どのようなものかは分からないが俺が強くなれるならそれでいい。
「主任!それは危険です。天魔の魂と呼ばれるものですよ?他の検体では拒否反応によって全て死に至らしめたものです。こいつはまだ生きているんですからそこまで無理をしなくてもいいじゃないですか。」
焦る男の声が聞こえてくる。かなりヤバめのものらしい。まぁそのぐらいのものでないと強くなるためには足りないだろう。
「何を言ってるの?この検体は色々な試験によって魔力を出していたのかも知れないのよ?ある程度の刺激が必要という訳。それなら今までに無い刺激を与えて見ればいいじゃない。」
この女も狂ってるよな。自分の欲求に忠実過ぎる。まぁいいさ。狂った者たちの饗宴だ!どちらかが狂い死ぬまで終わらないさ。さっさと入れちまえ!
「さぁ検体α。これを取り込みなさい。あなたの可能性を見せてみなさい!私はあなたの次の未来を見てみたいのよ。これくらいあなたなら行けるはず。」
白と黒が入り混じる宝玉のようなものが俺のガラス筒に入れられる。拳ほどの宝玉は俺の胸の前で止まり、心臓のある場所へと入り込んで行く………何だこれは?俺の意識の中に何か2つの相反する意識が入ってくる?
「検体αが天魔の魂を取り込んだ途端、魔力が溢れて出したわ。やはりこの検体は贄を求めているのよ!これに贄を与えることによって魔力が出る。天魔の魂ならどれ程の魔力になるのかしら?楽しみだわ………ふふふっ。」
「ヤバイ、主任完全にイッてるよ。あれがなけりゃいい女なのに。…検体αの身体が目茶苦茶揺れてるけど大丈夫なのか?大ごとにならなきゃいいが…」
俺の意識の中で黒い魔物と白い天使が戦っている。俺はその余波で立つだけでやっとだ。奴らは俺に御構い無しで俺の意識を蹂躙している………許せねぇ。コイツらがこの世界の意思なら俺は否定してやる。俺を無視するならそれなりの対処をさせて貰う。此処は俺の場所だ!テメエらの遊び場じゃねぇ!
右手の蠱毒を解放し、百足のような姿に戻す。下半身はスライムで代用し、左手の手首はスライムを纏わせ盾のようにする。バグベアも解放して全てを見る。
「そんな所で遊んでるんじゃねえよ!とっとと俺に呑み込まれちまいな。」
右手の百足が天使に絡まり牙をその喉に食い込ませ毒を放つ。悪魔が此方に飛びかかってくるので他で受け止め包み込み、糸で拘束する。
「悪魔はもう少し静かにしてろ!テメエは後で相手をしてやる。」
天使は此方からの攻撃は予想外だったのか毒により動けなくなっている。多種多様な毒をブレンドしてやったのでそう簡単には動けないだろう。さらにスライムの捕食を発動し、その体を喰らう!
「jmj@gmjputmjptagtj⁈」
「訳分かんねえ言葉言ってねえでさっさと食われろ。」
体を仰け反らせ、手を振り回しながら百足の拘束を解こうとするが蠱毒の毒にやられまともに動けていない。悪魔も糸の拘束を振りほどこうとするが糸には俺の魔力を充分纏わせ、スライムも悪魔に削られてはいるものの俺の魔力によって再生され続ける。
「2匹とも俺の糧となりやがれ!世界を滅ぼす贄となれ!」
しばらくして2体の意識体はスライムに捕食され俺に取り込まれる。天使の知識と魔法の適性が俺のものとなる。悪魔の知識と魔法の適性が俺のものになる。
「これは、いいなぁ………素晴らしい力だ!これで俺は強くなった。これで俺は前に進むことが出来る。」
これで俺の復讐が始まる。
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