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第二幕【全てを背負った勇者の末路】
2-4【空想の触媒】
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ついに来たか。
杖の発光を目の当たりにした俺は直感的にそう思った。
夕闇の神社に放たれる赤く白い光は思いの外強く、目を開けていられない。
両腕で顔を庇いつつ、脚に力を込めて次の衝撃に備える。
こういった状況で待っているのは、突然ファンタジー的異世界に飛ばされるパターンというやつだ。
そう、思っていたんだけどなぁ。
「ここは……?」
まぶた越しに光が弱まるのを感じ、俺は腕を避けて目を開く。
確かにそこは、俺達がいた神社とはまるで別の場所だった。
だがそれは魔物住み着く森の中とか、神が鎮座する神殿などではない。
どこか見覚えのあるリビングルームだった。
もちろんただのリビングではない。
置かれているテーブルや椅子といった家具はどこか古いデザインだし、床だってフローリングというよりは細い板を打ち付けたような感じだ。
だが不思議と室内は明るい。燭台くらいしか置かれていない室内とは思えない、まるで慣れ親しんだLEDライトで照らされているように感じられる。
問題は、それらしき照明がどこにも見当たらないところだが。
そんなリビングが、俺にはどうしても見覚えがあるのだ。
「康介様」
「うわぁっ!?」
いつから背後に回っていたのか。
突然背後からフィーちゃんの声に呼びかけられ、俺は転びそうになりながら背後を振り返った。
「あっ、申し訳ございません。急にお声がけしてしまって」
「え? い、いや、うん。こっちこそ大げさに驚いてごめんね」
二人で謝り合いつつ、改めて俺達のいる室内を見渡す。
明るい室内に対して窓から見える空は暗い。
だがそれ以上におかしいのは、暗い空以外に何も見えないというところだ。
稜線や森、街並みの一つでもあっていいものだと思うのだが、窓の外に広がるのは雲一つない闇だ。
その異様さに違和感を覚え、俺は窓の方へと歩み寄る。
そして、自分が今いる場所が文字通りの異常空間であることを痛感させられるのだった。
「何だこれ……地面がなくなってる?」
俺達がいたのは建物の一階で、建物の傍には草原が広がっていた。
しかしその草原は、十メートルほど進んだところで完全に途切れているのだ。
それも、まるでレーザーか何かで正確に切り取ったかのようにだ。
そして闇だと思っていた空には、星とは雰囲気の違う光が浮かび瞬いている。
更に上空にはオーロラにも似た光のカーテンが揺れる。
そいつは余りにも巨大で、黒の空に紫に輝く光のベールが広がっているのだ。
自然現象としてはあまりにも不可思議な空間。
異世界初心者の俺にとって、思い当たる場所は一つしか浮かばなかった。
「驚きましたか? ここが世界の狭間です」
「狭間……じゃあ、今いるのはどっちの世界でもないってことなのか」
驚くことも忘れ、俺は外と室内を交互に見比べる。
世界の存在しない場所に浮かぶ、一軒の古めかしい家。
それはどこか中世風で、どちらかといえばファンタジーのような……。
「あっ!!」
何ですぐに気付かなかったのか。
驚きを呆れが、俺の声をやたらと大きく響かせた。
俺は壁で仕切られた隣の部屋に駆け込み、そこにあるであろうものを探す。
「やっぱり……」
それは、赤レンガで造られた暖炉だ。
一メートルほどの高さに積まれたレンガの中心に、アーチ状の空間を持つ形状。
暖炉上部にある壁の張り出しは、そこに煙突があることを意味している。
シンプルな黒色のフェンスによって仕切られた内側には、薪の燃えカスが積まれている。
それはまさしく、俺がピンセットで作った暖炉のそれだった。
「お気付きになられましたか?」
どこか楽し気な様子で語り掛けてくるフィーちゃん。
隣に立つ彼女も、俺と同じように暖炉を見つめていた。
「これ、俺がフィーちゃんにあげたジオラマなのか?」
「はいっ。康介様から頂いたこの家に間違いございません」
マジかよ……。
壁も、床板も、天井も。
全てプラ材にパテ、真鍮線や既製品の小物が組み合わさり、塗料を纏った偽物なんだぞ。
それがどうだ。触れたレンガの感触は、間違いなく本物のそれだ。
粒子を感じるざらつきも、伝わってくる冷たさも。
プラやパテでは再現することのできない本物の感触じゃないか。
俺は暖炉に手を置いたまフィーちゃんの方を見る。
これは全て、彼女の力によるものなのか。
「一体……何をしたんだ?」
ただの可愛らしい少女が行うにしては、あまりにも超常的な現象だ。
俺の声が微かに震えているのは、この子にわずかながらの恐怖を覚えているからだろうか。
そんな俺の変容を見たフィーちゃんが、どこか慌てたような様子を見せる。
「ああっ、大丈夫です! あくまでこれは魔法。魔法なんですっ」
「いや魔法だから大丈夫って、俺魔法初心者だよっ」
「ああそうでしたっ。でしたらまずは説明させてください!」
「むしろお願いしますホント!」
慌てるフィーちゃんに乗せられてしまい、俺のテンションもおかしくなってしまった。
お互い一度深呼吸をして、冷静さを繕う。
「まず私は康介様の作品を利用し、世界の狭間でこれを実物へと変換する魔法を使いました」
「な、なるほど……すごいことが出来るんだな」
「私が考えた魔法ではありません。古い書物に残された狭間における法則の利用方法を参考にしたので」
そこまで話すと、フィーちゃんは暖炉と反対側の窓へと歩み寄り、空を見上げる。
「世界の狭間は無と有が偏在する混沌に満ちており、これに意思が合わさることで混沌に変質を起こすことが出来るんです」
「へぇ。ほぉ……うーん?」
「つまり頭の中で考えたものを実物にすることが出来ると考えてください」
理解が追い付いていない年上のフォローも出来るなんて、やっぱいい子だなぁ。
でもそうなると、ここにいる俺にもそれが出来そうに思えるのだが。
「ですがこの現象を発生させるためには魔力が必要で、これを正確に操れなければなりません」
「あー。じゃあ俺には無理ってことなのか」
「残念ながら……」
振り返ったフィーちゃんと、互いに苦笑を浮かべる。
凡人には無理だろうなというのは薄々感じていたが、実際に無理と言われると少し残念だ。
だが混沌の制御と考えると、どのみち危険が危ないって感じで手を付けるのは憚れる。
「今回私が行ったのは、実物を模した康介様の作品に、私の想像力を合わせた魔力を与える魔法です」
「な、なるほど。想像力が混沌に合わせるための意思ってことか」
改めて、自分が作ったものの内部を見渡す。
フィーちゃんの想像力が関与しているためか、作った覚えのない家具なんかも置かれていることに今更気付く。
面白いのは、まるで七色の宝石を削り出して作ったかのような杖が壁に掛けられていたり、白銀の糸で編まれたとしか思えないローブが木製のポールハンガーに掛かっていることだ。
他にも見慣れない家具や小物がある辺り、きっとこういうものがフィーちゃんの世界では存在しているということなのだろう。
「でも、それならフィーちゃんの想像力だけでこういったものを作れるんじゃないの?」
魔法の使用者が持つ想像力が全てを決めるのならば、わざわざ模型を実物に変換するなんて必要はないように思える。
極論で言えば無から自由にモノを生み出せる場所だ。力があればこれ以上ない夢の世界だろう。
しかしフィーちゃんは首を横に振り、俺の方をじっと見つめる。
「そうかもしれません。ですがそれを可能とする集中力は、人間では到底不可能な領域なのです」
「それはまた上手いことできてるな」
皮肉交じりにそう言うと、フィーちゃんも困った様子で笑う。
人間如きに自由なことはさせない。まるでこの世界を作った神様がそう言っているように感じられてしまった。
いや、神は存在しないって証明されたんだったな。
俺達の世界にも検閲官仮説なんて予想が出てくるような構造があるわけだし、案外そういうものは自然と生まれてくるものなのだろう。
「そこで私が求めたのは、私の想像力を補強するための触媒。今回は康介様が製作した作品を使わせていただいたのです」
なるほど、これでようやく俺もフィーちゃんの考えていることが理解できた。
想像力の補強……つまりただ頭に思い描くのではなく、その足掛かりにある物をフィーちゃんは求めていたということか。
模型という縮小された模倣の世界。
ここにフィーちゃんが持つ魔法と想像力を組み合わせ、現実へと昇華する。
この子が俺に求めたのは、このとんでもない魔法に使う【触媒】の製作者だったわけだ。
こんなものが現実にあったらなら。
そんなことを考えながらジオラマを作ることは多々あった。
過去の俺よ、聞いてくれ。今その夢が現実になったぞ。
俺の作ったものが、現実になるんだ。
杖の発光を目の当たりにした俺は直感的にそう思った。
夕闇の神社に放たれる赤く白い光は思いの外強く、目を開けていられない。
両腕で顔を庇いつつ、脚に力を込めて次の衝撃に備える。
こういった状況で待っているのは、突然ファンタジー的異世界に飛ばされるパターンというやつだ。
そう、思っていたんだけどなぁ。
「ここは……?」
まぶた越しに光が弱まるのを感じ、俺は腕を避けて目を開く。
確かにそこは、俺達がいた神社とはまるで別の場所だった。
だがそれは魔物住み着く森の中とか、神が鎮座する神殿などではない。
どこか見覚えのあるリビングルームだった。
もちろんただのリビングではない。
置かれているテーブルや椅子といった家具はどこか古いデザインだし、床だってフローリングというよりは細い板を打ち付けたような感じだ。
だが不思議と室内は明るい。燭台くらいしか置かれていない室内とは思えない、まるで慣れ親しんだLEDライトで照らされているように感じられる。
問題は、それらしき照明がどこにも見当たらないところだが。
そんなリビングが、俺にはどうしても見覚えがあるのだ。
「康介様」
「うわぁっ!?」
いつから背後に回っていたのか。
突然背後からフィーちゃんの声に呼びかけられ、俺は転びそうになりながら背後を振り返った。
「あっ、申し訳ございません。急にお声がけしてしまって」
「え? い、いや、うん。こっちこそ大げさに驚いてごめんね」
二人で謝り合いつつ、改めて俺達のいる室内を見渡す。
明るい室内に対して窓から見える空は暗い。
だがそれ以上におかしいのは、暗い空以外に何も見えないというところだ。
稜線や森、街並みの一つでもあっていいものだと思うのだが、窓の外に広がるのは雲一つない闇だ。
その異様さに違和感を覚え、俺は窓の方へと歩み寄る。
そして、自分が今いる場所が文字通りの異常空間であることを痛感させられるのだった。
「何だこれ……地面がなくなってる?」
俺達がいたのは建物の一階で、建物の傍には草原が広がっていた。
しかしその草原は、十メートルほど進んだところで完全に途切れているのだ。
それも、まるでレーザーか何かで正確に切り取ったかのようにだ。
そして闇だと思っていた空には、星とは雰囲気の違う光が浮かび瞬いている。
更に上空にはオーロラにも似た光のカーテンが揺れる。
そいつは余りにも巨大で、黒の空に紫に輝く光のベールが広がっているのだ。
自然現象としてはあまりにも不可思議な空間。
異世界初心者の俺にとって、思い当たる場所は一つしか浮かばなかった。
「驚きましたか? ここが世界の狭間です」
「狭間……じゃあ、今いるのはどっちの世界でもないってことなのか」
驚くことも忘れ、俺は外と室内を交互に見比べる。
世界の存在しない場所に浮かぶ、一軒の古めかしい家。
それはどこか中世風で、どちらかといえばファンタジーのような……。
「あっ!!」
何ですぐに気付かなかったのか。
驚きを呆れが、俺の声をやたらと大きく響かせた。
俺は壁で仕切られた隣の部屋に駆け込み、そこにあるであろうものを探す。
「やっぱり……」
それは、赤レンガで造られた暖炉だ。
一メートルほどの高さに積まれたレンガの中心に、アーチ状の空間を持つ形状。
暖炉上部にある壁の張り出しは、そこに煙突があることを意味している。
シンプルな黒色のフェンスによって仕切られた内側には、薪の燃えカスが積まれている。
それはまさしく、俺がピンセットで作った暖炉のそれだった。
「お気付きになられましたか?」
どこか楽し気な様子で語り掛けてくるフィーちゃん。
隣に立つ彼女も、俺と同じように暖炉を見つめていた。
「これ、俺がフィーちゃんにあげたジオラマなのか?」
「はいっ。康介様から頂いたこの家に間違いございません」
マジかよ……。
壁も、床板も、天井も。
全てプラ材にパテ、真鍮線や既製品の小物が組み合わさり、塗料を纏った偽物なんだぞ。
それがどうだ。触れたレンガの感触は、間違いなく本物のそれだ。
粒子を感じるざらつきも、伝わってくる冷たさも。
プラやパテでは再現することのできない本物の感触じゃないか。
俺は暖炉に手を置いたまフィーちゃんの方を見る。
これは全て、彼女の力によるものなのか。
「一体……何をしたんだ?」
ただの可愛らしい少女が行うにしては、あまりにも超常的な現象だ。
俺の声が微かに震えているのは、この子にわずかながらの恐怖を覚えているからだろうか。
そんな俺の変容を見たフィーちゃんが、どこか慌てたような様子を見せる。
「ああっ、大丈夫です! あくまでこれは魔法。魔法なんですっ」
「いや魔法だから大丈夫って、俺魔法初心者だよっ」
「ああそうでしたっ。でしたらまずは説明させてください!」
「むしろお願いしますホント!」
慌てるフィーちゃんに乗せられてしまい、俺のテンションもおかしくなってしまった。
お互い一度深呼吸をして、冷静さを繕う。
「まず私は康介様の作品を利用し、世界の狭間でこれを実物へと変換する魔法を使いました」
「な、なるほど……すごいことが出来るんだな」
「私が考えた魔法ではありません。古い書物に残された狭間における法則の利用方法を参考にしたので」
そこまで話すと、フィーちゃんは暖炉と反対側の窓へと歩み寄り、空を見上げる。
「世界の狭間は無と有が偏在する混沌に満ちており、これに意思が合わさることで混沌に変質を起こすことが出来るんです」
「へぇ。ほぉ……うーん?」
「つまり頭の中で考えたものを実物にすることが出来ると考えてください」
理解が追い付いていない年上のフォローも出来るなんて、やっぱいい子だなぁ。
でもそうなると、ここにいる俺にもそれが出来そうに思えるのだが。
「ですがこの現象を発生させるためには魔力が必要で、これを正確に操れなければなりません」
「あー。じゃあ俺には無理ってことなのか」
「残念ながら……」
振り返ったフィーちゃんと、互いに苦笑を浮かべる。
凡人には無理だろうなというのは薄々感じていたが、実際に無理と言われると少し残念だ。
だが混沌の制御と考えると、どのみち危険が危ないって感じで手を付けるのは憚れる。
「今回私が行ったのは、実物を模した康介様の作品に、私の想像力を合わせた魔力を与える魔法です」
「な、なるほど。想像力が混沌に合わせるための意思ってことか」
改めて、自分が作ったものの内部を見渡す。
フィーちゃんの想像力が関与しているためか、作った覚えのない家具なんかも置かれていることに今更気付く。
面白いのは、まるで七色の宝石を削り出して作ったかのような杖が壁に掛けられていたり、白銀の糸で編まれたとしか思えないローブが木製のポールハンガーに掛かっていることだ。
他にも見慣れない家具や小物がある辺り、きっとこういうものがフィーちゃんの世界では存在しているということなのだろう。
「でも、それならフィーちゃんの想像力だけでこういったものを作れるんじゃないの?」
魔法の使用者が持つ想像力が全てを決めるのならば、わざわざ模型を実物に変換するなんて必要はないように思える。
極論で言えば無から自由にモノを生み出せる場所だ。力があればこれ以上ない夢の世界だろう。
しかしフィーちゃんは首を横に振り、俺の方をじっと見つめる。
「そうかもしれません。ですがそれを可能とする集中力は、人間では到底不可能な領域なのです」
「それはまた上手いことできてるな」
皮肉交じりにそう言うと、フィーちゃんも困った様子で笑う。
人間如きに自由なことはさせない。まるでこの世界を作った神様がそう言っているように感じられてしまった。
いや、神は存在しないって証明されたんだったな。
俺達の世界にも検閲官仮説なんて予想が出てくるような構造があるわけだし、案外そういうものは自然と生まれてくるものなのだろう。
「そこで私が求めたのは、私の想像力を補強するための触媒。今回は康介様が製作した作品を使わせていただいたのです」
なるほど、これでようやく俺もフィーちゃんの考えていることが理解できた。
想像力の補強……つまりただ頭に思い描くのではなく、その足掛かりにある物をフィーちゃんは求めていたということか。
模型という縮小された模倣の世界。
ここにフィーちゃんが持つ魔法と想像力を組み合わせ、現実へと昇華する。
この子が俺に求めたのは、このとんでもない魔法に使う【触媒】の製作者だったわけだ。
こんなものが現実にあったらなら。
そんなことを考えながらジオラマを作ることは多々あった。
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俺の作ったものが、現実になるんだ。
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