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第二幕【全てを背負った勇者の末路】
2-5【狭間にて揺蕩うもの】
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想像を現実に変える混沌が満ちる場所。
世界の狭間と呼ばれる場所に連れてこられた俺は、自らの作品が実物になるというある種夢のような体験をしていた。
しかしそれは、ただ楽しいだけの世界ではない。
思い出してみろ。
フィーちゃんは俺に対し、迷宮の製作をいらしてきた。
しかもそれはフィーちゃんの生まれ故郷。そして俺の故郷である二つの世界双方に関わる重大な仕事なのだ。
(というか普通に会話してるけど、ここってそんな安全な場所なのか?)
壁一枚隔てた先には、混沌とやらが満ち溢れる未知の世界だ。
果たしてそこは人間が生きられる環境なのか?
そもそもどうして家の中は安全なんだ?
自分がここに送られた方法を勝手に魔法だと解釈しているけど、今こうして五体無事でいられるのもそういうことなのか?
人知の及ばない世界に送られていたことに気付いた瞬間、冷や汗が背中を流れる。
俺だって第一に自分の命が大事だ。こんな場所で死にたくない。
だが生殺与奪の権利は、目の前にいる女の子がすべて握っているわけで……。
そんな一瞬の疑念が、俺の心に渦巻いた直後のことだった。
「ッ、康介様!」
突如血相を変えたフィーちゃんが俺の方に飛び掛かる。
全く身構えていなかった俺は、そのまま彼女の小さな体を全身で受け止めることとなった。
俺の腕にすっぽり収まるくらいの小柄な体。
そこから伝わる確かな体温を感じながら、俺はその場に倒れ込んだ。
幸い頭を打つようなことはなく、打ち付けた背中もそれほど痛くはない。
何らかの魔法で背中を守ってくれたのか。
そんなことを考えていたその時、突然家全体が唸るような音を上げて大きく揺れ始めた。
「うわっ!!」
「頭を下げてください!」
立ち上がろうとした俺を制止するかのように、強い口調で言い放つフィーちゃん。
彼女の表情は真剣そのものであり、俺は素直に彼女のいう通りにした。
「い、一体何が起きてるんだ?」
「大きな魔力の波動が起きています。おそらく【あの方】が近くに……」
「あ、あの方?」
どうやらただの地震みたいなものでないのは確からしい。
ただならぬ緊張感の中、落ち着かない俺はそのままの姿勢で左右を見渡す。
右側は壁だが、俺達が入ってきた左側からはリビングの窓が見える。
そこから外の様子を覗くことにしたのだが……。
「……は?」
その異様に、俺はただ目を見開くことしか出来なかった。
先程まであったはずの、美しくもある闇の風景が一変していた。
狭間の風景には似つかわしくない土色の壁。
それは巨大なゴーレムとでもいうべき人型の存在だった。
大きさは五メートルほどか。それがこの家から少し離れた場所を漂っているのだ。
無毛の体。顔にはくぼみのような目と口があり、一応鼻らしき出っ張りも確認できる。
人型ではあるものの、ごつい体には似つかわしくない細い手足というアンバランスな体形に、俺は言いようのない恐怖を覚えた。
「康介、様……目を、合わせないで……」
「え、フィーちゃん……フィーちゃんっ!?」
やけに弱々しい声で呼びかけられ、俺はフィーちゃんの方に視線を戻す。
俺の胸元に倒れ込んでいた彼女の顔は青ざめ、明らかな体調不良を訴えていたのだ。
先ほどまで全く不調の素振りを見せてこなかったことから、あの土の巨人が現れてから体調を崩したとか考えられない。
俺は具合悪そうにするフィーちゃんの肩を抱き、何かないかともう一度周囲を確認する。
その間も家全体は唸り、俺達の体を揺さぶり続ける。
だがしばらくして、その揺れはどこかへ遠ざかるようにして弱まっていく。
横目で窓の外を確認してみると、先ほどまでいたはずの土色の巨人は姿を消していた。
どこかへ流れていったのか。それとも死角に入ったのか。
どちらにせよ、目を合わせるなというフィーちゃんの言いつけは守れそうだ。
「そうだ、二階にベッドがあるんだった!」
自分が作った家のことを思い出し、俺は杖を握ったままのフィーちゃんをお姫様抱っこして立ち上がる。
見た目の通り彼女の体は非常に軽く、運ぶのに一切の苦労はない。
俺はすぐさま右側の廊下に続くドアを抜け、近くの階段を駆け上がる。
二階は階段から直で繋がる仕切りのない部屋のみがあり、奥の壁側にベッドが三つ並んでいる。
俺は窓際にある真ん中のベッドにフィーちゃんを寝かせる。
弱々しく息をする彼女の体は、明らかに命に係わる状態だと見て分かるほどだ。
ずっと大切に握りしめていた杖が、彼女の手から床に落ちる。
「ああくそっ、どうすりゃいいんだよ……」
ここに薬やその類なんてあるわけない。
第一小物に関しては、フィーちゃんの想像力によって生み出されたものだ。
例え薬の類があっても、異世界の薬など俺に扱えるはずもない。
だが何もせずいる訳にはいかない。
俺は転がる杖を壁に立てかけ、左右の壁に置かれたチェストの中身を見て回る。
そして引き出しを開け、飲み薬っぽいものを見つけてはそいつを部屋中央の丸テーブルに並べていく。
回復薬っぽい青い液体が入ったガラス瓶や、紐で根元を束ねられた薬草らしきものの束。
ゲームならばこれを使えばいいのだろうが……。
「康介様……大丈夫です。もう平気ですから」
「えっ?」
テーブルに並べたものと向き合っていた俺は、慌てて声のした方を振り返る。
すると、先ほどまで横たわっていたフィーちゃんが、ベッドから体を起こしこちらを見ていた。
先ほどまで動くことも出来ない様子だったが、どうやら顔色も元の状態に戻っているようだ。
「フィーちゃんっ。えっと、これいる?」
「それは魔力回復の薬ですね。それに体の方はもう平気ですから」
平気とは言うものの、どこか弱々しく微笑むフィーちゃん。
俺は手にしたガラス瓶をテーブルに戻し、彼女のいるベッドの傍らに戻った。
「申し訳ございません、ご心配をおかけして」
「気にしなくていいよ。それより本当に大丈夫なのか?」
「はい。【あの方】が去ったことで、瘴気も弱まりましたから」
瘴気。確か地の魔力が強まることで生まれる有害なものだ。
フィーちゃんの口ぶりからして、あの巨人が移動してきたことで瘴気が強まったということか。
「その瘴気って奴のせいで、フィーちゃんの体調が悪くなったってこと?」
「ええ。ですが私の予想通り、康介様に瘴気の影響はないようですね」
「俺? まぁ、特に何もないけど……あれ?」
一瞬で動くことも出来なくなったフィーちゃんに対し、俺は見ての通り健康そのもの。
このことを彼女は予想していたらしいが……。
俺が首をかしげていると、立ち上がったフィーちゃんが壁に立てかけてあった杖を手に取る。
足取りはしっかりしており、彼女の言う通り体調不良は一時的なものらしい。
「康介様は魔力と縁のない世界の生まれです。そういった方に瘴気は悪影響を及ぼさないはずですから」
「へ、へぇ。でもあんまり長居したくないモンだな」
俺の横を通り過ぎ、フィーちゃんはテーブル前の椅子に腰かける。
ぼさっと立っているのも居心地が悪い。俺もテーブルの方へ戻り、フィーちゃんの向かい側に座る。
フィーちゃん越しに見える窓の外には、元の暗い世界が広がっていた。
「ところで、康介様は見てしまいましたよね。【あの方】のお姿を」
浮かない顔をしながらそんなことを尋ねてくるフィーちゃん。
「あの方って、でかい土の巨人みたいなの?」
「はい。やはり見てしまいましたか……あはは」
力ないフィーちゃんの笑い声を聞いて、見て欲しくなかったという気持ちがひしひしと伝わってくる。
だが、もはやその存在は俺の脳裏にはっきりと刻まれてしまった。
こうなってはもう、説明してもらわなければ俺だって困るってモンだ。
視線を落とし、何か考え込むように沈黙するフィーちゃん。
わずかな時間の後、彼女は何かを決心したかのように、力ある瞳で俺を見た。
「康介様がご覧になった土の巨人。あの方が瘴気を纏っていることは、理解していただけますよね?」
「そりゃあまあ、状況からしてそう言うことだってわかるけど」
誤魔化す必要もないため、俺は素直にうなずく。
そんな俺の様子を確認した後、フィーちゃんは目を閉じ小さく深呼吸をした後、もう一度俺の方を見る。
「あれが要となり世界の狭間に落ちた――」
一瞬言葉を切り、再び目を閉じるフィーちゃん。
だが俺は察してしまった。今のフィーちゃんの言葉で。
そして、彼女がそれを受け入れることがどれほど苦痛だったか。
強く目を閉じるその顔を見て、否応なしに気付かされてしまったのだった。
「ターシャ様の、現在のお姿です……」
世界の狭間と呼ばれる場所に連れてこられた俺は、自らの作品が実物になるというある種夢のような体験をしていた。
しかしそれは、ただ楽しいだけの世界ではない。
思い出してみろ。
フィーちゃんは俺に対し、迷宮の製作をいらしてきた。
しかもそれはフィーちゃんの生まれ故郷。そして俺の故郷である二つの世界双方に関わる重大な仕事なのだ。
(というか普通に会話してるけど、ここってそんな安全な場所なのか?)
壁一枚隔てた先には、混沌とやらが満ち溢れる未知の世界だ。
果たしてそこは人間が生きられる環境なのか?
そもそもどうして家の中は安全なんだ?
自分がここに送られた方法を勝手に魔法だと解釈しているけど、今こうして五体無事でいられるのもそういうことなのか?
人知の及ばない世界に送られていたことに気付いた瞬間、冷や汗が背中を流れる。
俺だって第一に自分の命が大事だ。こんな場所で死にたくない。
だが生殺与奪の権利は、目の前にいる女の子がすべて握っているわけで……。
そんな一瞬の疑念が、俺の心に渦巻いた直後のことだった。
「ッ、康介様!」
突如血相を変えたフィーちゃんが俺の方に飛び掛かる。
全く身構えていなかった俺は、そのまま彼女の小さな体を全身で受け止めることとなった。
俺の腕にすっぽり収まるくらいの小柄な体。
そこから伝わる確かな体温を感じながら、俺はその場に倒れ込んだ。
幸い頭を打つようなことはなく、打ち付けた背中もそれほど痛くはない。
何らかの魔法で背中を守ってくれたのか。
そんなことを考えていたその時、突然家全体が唸るような音を上げて大きく揺れ始めた。
「うわっ!!」
「頭を下げてください!」
立ち上がろうとした俺を制止するかのように、強い口調で言い放つフィーちゃん。
彼女の表情は真剣そのものであり、俺は素直に彼女のいう通りにした。
「い、一体何が起きてるんだ?」
「大きな魔力の波動が起きています。おそらく【あの方】が近くに……」
「あ、あの方?」
どうやらただの地震みたいなものでないのは確からしい。
ただならぬ緊張感の中、落ち着かない俺はそのままの姿勢で左右を見渡す。
右側は壁だが、俺達が入ってきた左側からはリビングの窓が見える。
そこから外の様子を覗くことにしたのだが……。
「……は?」
その異様に、俺はただ目を見開くことしか出来なかった。
先程まであったはずの、美しくもある闇の風景が一変していた。
狭間の風景には似つかわしくない土色の壁。
それは巨大なゴーレムとでもいうべき人型の存在だった。
大きさは五メートルほどか。それがこの家から少し離れた場所を漂っているのだ。
無毛の体。顔にはくぼみのような目と口があり、一応鼻らしき出っ張りも確認できる。
人型ではあるものの、ごつい体には似つかわしくない細い手足というアンバランスな体形に、俺は言いようのない恐怖を覚えた。
「康介、様……目を、合わせないで……」
「え、フィーちゃん……フィーちゃんっ!?」
やけに弱々しい声で呼びかけられ、俺はフィーちゃんの方に視線を戻す。
俺の胸元に倒れ込んでいた彼女の顔は青ざめ、明らかな体調不良を訴えていたのだ。
先ほどまで全く不調の素振りを見せてこなかったことから、あの土の巨人が現れてから体調を崩したとか考えられない。
俺は具合悪そうにするフィーちゃんの肩を抱き、何かないかともう一度周囲を確認する。
その間も家全体は唸り、俺達の体を揺さぶり続ける。
だがしばらくして、その揺れはどこかへ遠ざかるようにして弱まっていく。
横目で窓の外を確認してみると、先ほどまでいたはずの土色の巨人は姿を消していた。
どこかへ流れていったのか。それとも死角に入ったのか。
どちらにせよ、目を合わせるなというフィーちゃんの言いつけは守れそうだ。
「そうだ、二階にベッドがあるんだった!」
自分が作った家のことを思い出し、俺は杖を握ったままのフィーちゃんをお姫様抱っこして立ち上がる。
見た目の通り彼女の体は非常に軽く、運ぶのに一切の苦労はない。
俺はすぐさま右側の廊下に続くドアを抜け、近くの階段を駆け上がる。
二階は階段から直で繋がる仕切りのない部屋のみがあり、奥の壁側にベッドが三つ並んでいる。
俺は窓際にある真ん中のベッドにフィーちゃんを寝かせる。
弱々しく息をする彼女の体は、明らかに命に係わる状態だと見て分かるほどだ。
ずっと大切に握りしめていた杖が、彼女の手から床に落ちる。
「ああくそっ、どうすりゃいいんだよ……」
ここに薬やその類なんてあるわけない。
第一小物に関しては、フィーちゃんの想像力によって生み出されたものだ。
例え薬の類があっても、異世界の薬など俺に扱えるはずもない。
だが何もせずいる訳にはいかない。
俺は転がる杖を壁に立てかけ、左右の壁に置かれたチェストの中身を見て回る。
そして引き出しを開け、飲み薬っぽいものを見つけてはそいつを部屋中央の丸テーブルに並べていく。
回復薬っぽい青い液体が入ったガラス瓶や、紐で根元を束ねられた薬草らしきものの束。
ゲームならばこれを使えばいいのだろうが……。
「康介様……大丈夫です。もう平気ですから」
「えっ?」
テーブルに並べたものと向き合っていた俺は、慌てて声のした方を振り返る。
すると、先ほどまで横たわっていたフィーちゃんが、ベッドから体を起こしこちらを見ていた。
先ほどまで動くことも出来ない様子だったが、どうやら顔色も元の状態に戻っているようだ。
「フィーちゃんっ。えっと、これいる?」
「それは魔力回復の薬ですね。それに体の方はもう平気ですから」
平気とは言うものの、どこか弱々しく微笑むフィーちゃん。
俺は手にしたガラス瓶をテーブルに戻し、彼女のいるベッドの傍らに戻った。
「申し訳ございません、ご心配をおかけして」
「気にしなくていいよ。それより本当に大丈夫なのか?」
「はい。【あの方】が去ったことで、瘴気も弱まりましたから」
瘴気。確か地の魔力が強まることで生まれる有害なものだ。
フィーちゃんの口ぶりからして、あの巨人が移動してきたことで瘴気が強まったということか。
「その瘴気って奴のせいで、フィーちゃんの体調が悪くなったってこと?」
「ええ。ですが私の予想通り、康介様に瘴気の影響はないようですね」
「俺? まぁ、特に何もないけど……あれ?」
一瞬で動くことも出来なくなったフィーちゃんに対し、俺は見ての通り健康そのもの。
このことを彼女は予想していたらしいが……。
俺が首をかしげていると、立ち上がったフィーちゃんが壁に立てかけてあった杖を手に取る。
足取りはしっかりしており、彼女の言う通り体調不良は一時的なものらしい。
「康介様は魔力と縁のない世界の生まれです。そういった方に瘴気は悪影響を及ぼさないはずですから」
「へ、へぇ。でもあんまり長居したくないモンだな」
俺の横を通り過ぎ、フィーちゃんはテーブル前の椅子に腰かける。
ぼさっと立っているのも居心地が悪い。俺もテーブルの方へ戻り、フィーちゃんの向かい側に座る。
フィーちゃん越しに見える窓の外には、元の暗い世界が広がっていた。
「ところで、康介様は見てしまいましたよね。【あの方】のお姿を」
浮かない顔をしながらそんなことを尋ねてくるフィーちゃん。
「あの方って、でかい土の巨人みたいなの?」
「はい。やはり見てしまいましたか……あはは」
力ないフィーちゃんの笑い声を聞いて、見て欲しくなかったという気持ちがひしひしと伝わってくる。
だが、もはやその存在は俺の脳裏にはっきりと刻まれてしまった。
こうなってはもう、説明してもらわなければ俺だって困るってモンだ。
視線を落とし、何か考え込むように沈黙するフィーちゃん。
わずかな時間の後、彼女は何かを決心したかのように、力ある瞳で俺を見た。
「康介様がご覧になった土の巨人。あの方が瘴気を纏っていることは、理解していただけますよね?」
「そりゃあまあ、状況からしてそう言うことだってわかるけど」
誤魔化す必要もないため、俺は素直にうなずく。
そんな俺の様子を確認した後、フィーちゃんは目を閉じ小さく深呼吸をした後、もう一度俺の方を見る。
「あれが要となり世界の狭間に落ちた――」
一瞬言葉を切り、再び目を閉じるフィーちゃん。
だが俺は察してしまった。今のフィーちゃんの言葉で。
そして、彼女がそれを受け入れることがどれほど苦痛だったか。
強く目を閉じるその顔を見て、否応なしに気付かされてしまったのだった。
「ターシャ様の、現在のお姿です……」
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