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第四幕【日常を始めるために】
4-2【模活の自粛は必須です】
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当然だが、フィーちゃんにとってこの世界は未知のものに溢れている。
それは風景から文化、常識やらといったこの世界の根幹を成す部分を含めてのことだ。
それを自分の住んでいた世界と照らし合わせて、似ているところを補完しつつ適応しようとしているのが今のフィーちゃんだ。
「ところでフィーちゃんって、俺と普通に会話できてるよね」
近所のバス停を目指す道すがら、俺は前々から気になっていたことを尋ねてみた。
夏の暑い日差しに合わせたラフな格好の俺とは違い、相変わらず正装に身を包んでいるフィーちゃん。
これで額に汗一つ流さないのだから、もはや特殊な効果が与えられているとしか考えられない。
ちなみに昨日持っていた杖だが、今日は所持していない。
フィーちゃんを見つめる俺に対し、彼女は幼さの残る笑顔を向けてきた。
「はい。事前に言葉が通じるよう準備を整えてきましたから」
「準備?」
そう語るフィーちゃんはまるで子供のようで、親に報告するかのような嬉々とした様子を見せる。
そして腰に下げていた青色のポーチから取り出したのは、不思議な形をしたカメオのようなものだった。
しかしそれをよく見てみると、驚愕に値するものだった。
フィーちゃんの手のひらに収まる銀細工のフレームの中に、見たこともない文字らしきものがびっしり書き込まれているのだ。
かろうじて文字と認識できるその細かな黒点の数々が、まるで白地に描かれた模様のようになっている。
どうやればこんなものが作れるんだ?
「実はこちらの世界に足を踏み入れたのは一年ほど前のことで、その頃は故郷と行き来しつつ、こちらの世界のことを少しずつ調べていたのです」
「そ、そんな前から来てたのっ!?」
「はい。その間に言葉が通じるよう簡易的な翻訳機を作りまして」
両手に持った翻訳機であろうというそのカメオを、俺の方に差し出してくる。
受け取ってくれということだろうか……フィーちゃんに向かって手を差し出すと、彼女は躊躇なくそれを俺に手渡す。
「――――っ」
その直後、フィーちゃんは俺が生きている中で一度たりとも聞いたことのない言語を口走り始めた。
あまりの豹変っぷりに俺は肩をびくつかせ、周囲に人がいないかを確認する。
閑静な住宅街。厚い日差しを避けてか、外出している人は誰もいない。
俺は小さくため息をついた後、改めてフィーちゃんの方へ視線を戻す。
「――――?」
「あ、あーうん。全然何言ってるかわからない」
苦笑を浮かべつつ、俺はフィーちゃんの手にカメオを戻す。
「驚きましたか?」
そう尋ねてくるフィーちゃんの顔は、いたずらっ子を思わせる無邪気な笑顔だった。
当然俺は黙ってうなずくことしかできない。
全く持ってその通りだ。まさかあんな小さなものの有無で、意思の疎通が不可能になるとは。
しかもそれをフィーちゃんが自力で完成させているのだから、この子の高い才能に改めて驚かされる。
そこでふと疑問に思う。
逆に先程俺が話したことを、フィーちゃんは聞き取れていたのか。
「なあ、それがないと俺の言葉もわからなくなったりするの?」
「いいえ。これはあくまで円滑な意思疎通を可能にするものでして、実はちょっと勉強しました。日本語」
「マジか……もしかしてフィーちゃん神童とか呼ばれてなかった?」
「そんなことはないですよ」と、少し照れくさそうにフィーちゃんが笑う。
こちらは驚かさせられてばかりだが、まあ楽しそうにしてくれて何よりだ。
しかしここまですごい子だとは……むしろそれくらいじゃないと世界を超えることはできないのか?
そうこうしているうちに、いつしか俺たちは車通りの多い大通りへと出る。
人の姿もちらほら見える中、小さな美容院の向かいにあるバス停が目につく。
フィーちゃんも俺の視線を追いかけ、道路の脇に立つ白い時刻表パネルへ視線を送る。
「ばすてい……とは、あちらですか?」
「うん。もうすぐ来ると思うし、行こうか」
ここからは人目もあるし、あまり異世界絡みのことは聞けないな。
というわけで、後は軽い世間話を交えつつ、俺たちは市街地へ向かうバスを待った。
一人分の日用品を揃えるとなると、相応に大荷物となる。
前もって用意しておいた大きめのリュックに荷物を詰め込み、それでもなお両手には紙袋。
ネットで揃えりゃいいとも思っていたのだが、せっかくだから現物を見て選んでほしいと考えたのは若干浅はかだったか。
そんな荷物を持ちつつ、俺とフィーちゃんは人で賑わうショッピングモールの広場を歩く。
広場は円形の吹き抜けとなった広いスペースとなっており、中心に設けられた大きな噴水が天窓から差し込む明かりに照らされている。
このモールは三階建てとなっており、広い敷地内には衣料品から日用雑貨、生活必需品に食料品と何でも揃えられるだけのテナントが入っている。
もちろんここにも趣味の店があるので、俺も時折世話になっている。
「康介様、私もお荷物をお持ちしますから」
「いいのいいの。これくらい平気だから」
「でも、ほとんど私が使うものですからっ」
両手で紙袋を持つフィーちゃんが、困った様子で語り掛けてくる。
その服装は行きの時とは違い、先程店で買った白いワンピースとフロントボタンの青いサマーニットというものになっている。
足元はフリルみたいな奴が付いた足首辺りまでの白い靴下と、明るい茶色でベルト付きのパンプスを履いている。
これだけでかなり高いプラモが三つは買えるんだよな……。
って、こういう考え方をしてるから身だしなみが色々残念になるんだよ俺は。
とはいえ、やはりこういった違和感のない恰好の方が俺も安心できる。
フィーちゃんには悪いが、俺は生来目立つことがあまり好きではないのだ。
正直正装のフィーちゃんと一緒に歩いていた時は、周囲の目線が気になって仕方がなかった。
「それよりほら、どっかで昼飯食べて行こう。ちょうどいい時間だし」
広場の傍らに立つ時計を見上げると、時刻は午後一時。
我が財力はだいぶ心許ないが、さすがに昼飯が食えないというほどではない。
できれば安いもので済ませたいのは確かだが。
そんなことを考えつついい店はないかと周囲を見渡していると、相変わらず申し訳なさそうにしているフィーちゃんの姿が。
気にしなくていいと俺が言っても、あれこれ買ってもらっては色々と考えてしまうのは致し方ないか。
でも、これくらいのことはしてあげたいと思ってしまうのだ。
だってそうだろう。
ただのしがない大学生の趣味が、あんなに大きなことに役立つ日が来たのだ。
そりゃあ命の危機も覚えたが、リーンシェッテとの一応の和解を経て協力してもらえることになっている。
何より自分の作ったものが実物へと変わるなんて、そんなの楽しみに思っても仕方ないじゃないか。
「大丈夫だって」
遠慮がちに俺を見つめるフィーちゃんに対し、俺は強がりの笑顔を見せる。
懐事情は寂しくとも、こいつは大事な先行投資だ。
だから何度だって言える。『大丈夫』だと。
今の俺は、こんなにもワクワクしているのだから。
「せっかくだからフィーちゃんの好きなものでも食べようよ」
「わ、私のですか?」
「うん。そういうの、色々教えてほしいかなって」
俺の言葉に促され、フィーちゃんは自らの顎に手を当て考える。
「……お肉、ですね」
雑踏にかき消されそうな小声でつぶやくフィーちゃん。
そういえば昨日もミートソースのパスタを食べてたっけな。
「それじゃあハンバーグでも食べようか」
「はんばーぐ……えっと、確か細かい肉を固めたものでしたっけ」
「その言い方はちょっと違う気がするけども……まあいいや。行こうか」
ここにはハンバーグがメインの有名チェーン店が入っている。
俺はそこを目指すため、再び広場から歩き出す。
何となく隣を歩くフィーちゃんを横目で窺う。
俺にはこの子の顔が、先程よりもこの買い物を楽しんでいるように見えた。
それは風景から文化、常識やらといったこの世界の根幹を成す部分を含めてのことだ。
それを自分の住んでいた世界と照らし合わせて、似ているところを補完しつつ適応しようとしているのが今のフィーちゃんだ。
「ところでフィーちゃんって、俺と普通に会話できてるよね」
近所のバス停を目指す道すがら、俺は前々から気になっていたことを尋ねてみた。
夏の暑い日差しに合わせたラフな格好の俺とは違い、相変わらず正装に身を包んでいるフィーちゃん。
これで額に汗一つ流さないのだから、もはや特殊な効果が与えられているとしか考えられない。
ちなみに昨日持っていた杖だが、今日は所持していない。
フィーちゃんを見つめる俺に対し、彼女は幼さの残る笑顔を向けてきた。
「はい。事前に言葉が通じるよう準備を整えてきましたから」
「準備?」
そう語るフィーちゃんはまるで子供のようで、親に報告するかのような嬉々とした様子を見せる。
そして腰に下げていた青色のポーチから取り出したのは、不思議な形をしたカメオのようなものだった。
しかしそれをよく見てみると、驚愕に値するものだった。
フィーちゃんの手のひらに収まる銀細工のフレームの中に、見たこともない文字らしきものがびっしり書き込まれているのだ。
かろうじて文字と認識できるその細かな黒点の数々が、まるで白地に描かれた模様のようになっている。
どうやればこんなものが作れるんだ?
「実はこちらの世界に足を踏み入れたのは一年ほど前のことで、その頃は故郷と行き来しつつ、こちらの世界のことを少しずつ調べていたのです」
「そ、そんな前から来てたのっ!?」
「はい。その間に言葉が通じるよう簡易的な翻訳機を作りまして」
両手に持った翻訳機であろうというそのカメオを、俺の方に差し出してくる。
受け取ってくれということだろうか……フィーちゃんに向かって手を差し出すと、彼女は躊躇なくそれを俺に手渡す。
「――――っ」
その直後、フィーちゃんは俺が生きている中で一度たりとも聞いたことのない言語を口走り始めた。
あまりの豹変っぷりに俺は肩をびくつかせ、周囲に人がいないかを確認する。
閑静な住宅街。厚い日差しを避けてか、外出している人は誰もいない。
俺は小さくため息をついた後、改めてフィーちゃんの方へ視線を戻す。
「――――?」
「あ、あーうん。全然何言ってるかわからない」
苦笑を浮かべつつ、俺はフィーちゃんの手にカメオを戻す。
「驚きましたか?」
そう尋ねてくるフィーちゃんの顔は、いたずらっ子を思わせる無邪気な笑顔だった。
当然俺は黙ってうなずくことしかできない。
全く持ってその通りだ。まさかあんな小さなものの有無で、意思の疎通が不可能になるとは。
しかもそれをフィーちゃんが自力で完成させているのだから、この子の高い才能に改めて驚かされる。
そこでふと疑問に思う。
逆に先程俺が話したことを、フィーちゃんは聞き取れていたのか。
「なあ、それがないと俺の言葉もわからなくなったりするの?」
「いいえ。これはあくまで円滑な意思疎通を可能にするものでして、実はちょっと勉強しました。日本語」
「マジか……もしかしてフィーちゃん神童とか呼ばれてなかった?」
「そんなことはないですよ」と、少し照れくさそうにフィーちゃんが笑う。
こちらは驚かさせられてばかりだが、まあ楽しそうにしてくれて何よりだ。
しかしここまですごい子だとは……むしろそれくらいじゃないと世界を超えることはできないのか?
そうこうしているうちに、いつしか俺たちは車通りの多い大通りへと出る。
人の姿もちらほら見える中、小さな美容院の向かいにあるバス停が目につく。
フィーちゃんも俺の視線を追いかけ、道路の脇に立つ白い時刻表パネルへ視線を送る。
「ばすてい……とは、あちらですか?」
「うん。もうすぐ来ると思うし、行こうか」
ここからは人目もあるし、あまり異世界絡みのことは聞けないな。
というわけで、後は軽い世間話を交えつつ、俺たちは市街地へ向かうバスを待った。
一人分の日用品を揃えるとなると、相応に大荷物となる。
前もって用意しておいた大きめのリュックに荷物を詰め込み、それでもなお両手には紙袋。
ネットで揃えりゃいいとも思っていたのだが、せっかくだから現物を見て選んでほしいと考えたのは若干浅はかだったか。
そんな荷物を持ちつつ、俺とフィーちゃんは人で賑わうショッピングモールの広場を歩く。
広場は円形の吹き抜けとなった広いスペースとなっており、中心に設けられた大きな噴水が天窓から差し込む明かりに照らされている。
このモールは三階建てとなっており、広い敷地内には衣料品から日用雑貨、生活必需品に食料品と何でも揃えられるだけのテナントが入っている。
もちろんここにも趣味の店があるので、俺も時折世話になっている。
「康介様、私もお荷物をお持ちしますから」
「いいのいいの。これくらい平気だから」
「でも、ほとんど私が使うものですからっ」
両手で紙袋を持つフィーちゃんが、困った様子で語り掛けてくる。
その服装は行きの時とは違い、先程店で買った白いワンピースとフロントボタンの青いサマーニットというものになっている。
足元はフリルみたいな奴が付いた足首辺りまでの白い靴下と、明るい茶色でベルト付きのパンプスを履いている。
これだけでかなり高いプラモが三つは買えるんだよな……。
って、こういう考え方をしてるから身だしなみが色々残念になるんだよ俺は。
とはいえ、やはりこういった違和感のない恰好の方が俺も安心できる。
フィーちゃんには悪いが、俺は生来目立つことがあまり好きではないのだ。
正直正装のフィーちゃんと一緒に歩いていた時は、周囲の目線が気になって仕方がなかった。
「それよりほら、どっかで昼飯食べて行こう。ちょうどいい時間だし」
広場の傍らに立つ時計を見上げると、時刻は午後一時。
我が財力はだいぶ心許ないが、さすがに昼飯が食えないというほどではない。
できれば安いもので済ませたいのは確かだが。
そんなことを考えつついい店はないかと周囲を見渡していると、相変わらず申し訳なさそうにしているフィーちゃんの姿が。
気にしなくていいと俺が言っても、あれこれ買ってもらっては色々と考えてしまうのは致し方ないか。
でも、これくらいのことはしてあげたいと思ってしまうのだ。
だってそうだろう。
ただのしがない大学生の趣味が、あんなに大きなことに役立つ日が来たのだ。
そりゃあ命の危機も覚えたが、リーンシェッテとの一応の和解を経て協力してもらえることになっている。
何より自分の作ったものが実物へと変わるなんて、そんなの楽しみに思っても仕方ないじゃないか。
「大丈夫だって」
遠慮がちに俺を見つめるフィーちゃんに対し、俺は強がりの笑顔を見せる。
懐事情は寂しくとも、こいつは大事な先行投資だ。
だから何度だって言える。『大丈夫』だと。
今の俺は、こんなにもワクワクしているのだから。
「せっかくだからフィーちゃんの好きなものでも食べようよ」
「わ、私のですか?」
「うん。そういうの、色々教えてほしいかなって」
俺の言葉に促され、フィーちゃんは自らの顎に手を当て考える。
「……お肉、ですね」
雑踏にかき消されそうな小声でつぶやくフィーちゃん。
そういえば昨日もミートソースのパスタを食べてたっけな。
「それじゃあハンバーグでも食べようか」
「はんばーぐ……えっと、確か細かい肉を固めたものでしたっけ」
「その言い方はちょっと違う気がするけども……まあいいや。行こうか」
ここにはハンバーグがメインの有名チェーン店が入っている。
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