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#01 交差する運命線【クロスレンジ】
第2話
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生物が寝静まった深更の空。
その天蓋を飾る星々の輝きから逃れるように、男達は廃墟と化したマンションの闇から姿を現す。
不揃いの身なりに腕っぷしと勢いだけある若い衆。
その手にはそれぞれ使い込まれた『銃』が握られていた。
「────よう双賀の兄貴、いつも通りブツを引き取りにきたぜ」
「……定刻通り、というのは良いが木挽、貴様と会うたびに護衛が増えているのは気のせいか?」
ならず者のリーダーたる男『木挽 悟朗』がそう告げると、別の闇から同じような集団がぞろぞろと姿を顕す。
こちらは木挽達のような魑魅魍魎めいたバラツキは無く、少数精鋭かつ皆が同じ種別の銃に様相までも統一され、マフィアだというのに軍隊に近い印象を強く受ける。
その先頭を牛耳るのは、夜闇の帳には不釣り合いなサングラス。濃紺のスーツとジュラルミンケースを携え、短く整えられた金の自毛が威圧感を放つ。
『双賀グレイ』日本人離れした目鼻立ちの人物の指摘に、木挽はお道化るように肩を竦める。
「もちろん双賀の兄貴のことは信用しているさ。だからこうして空飛ぶ『魔学師』やら警察の眼につかないこんな廃墟まで足を運んでいるんだぜ」
確かにここは2030年の日本にしては珍しい、天候操作すら対象範囲外となっている都市部の外れの原生林地帯。その一部に鎮座する都市開発の名残である剥き出しの足場や支柱の廃墟を、わざわざ車で二時間も掛けて見に来るような好事家はいない。
だとしてもだ、締まりなくぞろぞろと群れるだけの末端下部組織の態度に、双賀は傲然たる態度は崩さずも内心ではウンザリしていた。
しかしこれも奴を引き吊り出すための苦肉の策だ。
「だとしても、こんな小さなケース一つに来る人数じゃないだろ?」
「それがそうでも無えんですよ双賀の兄弟。最近ちと厄介な噂が蔓延ってやがるの知らないんですか?」
「ストレガドッグの復活か……」
「悪銭に群がる悪党だけを成敗すると言われ、その正体を偽造するために御伽噺《おとぎばなし》の怪物、魔戌を模した仮面を着けた義賊。どんな極悪人相手でも命までは取らないとして、一般市民達の間では正義の味方なんて持て囃されていやがりますが、ある時を境にパッタリと音沙汰が消えた。噂では警察が捕まえたとか、はたまた殺されたなんて言われてやがりましたが……」
「奴は……数年ぶりに再び姿を顕した」
「ですが、本当に居やがるんでしょうかね?」
「……」
マヌケな返答に押し殺していた感情が奥歯を軋ませる。
だが、それもほんの一瞬だけ。
双賀が持っていたケースを下手に滑らせ、コンクリートの上を転がったそれは対面集団の中央、木挽の足元へと納まった。
木挽は受け取ったケースの中身を確認する。
ダミーとなる衣類やらが入った内装。
その壁面を捲った隙間、元来あるはずの無いジュラルミンの外装との間には白い粉がタンマリ入っていた。
『天使の施し』全身の血中魔力を活性化させる魔学覚醒剤の一つ。
つまるところ違法薬物だ。それも僅か数グラムで新車一台を易々と変える最上級品。
そして、たった数グラムで常人を廃人へと変貌させる悪魔の代物。
「ま、俺らには関係ないっすけどね。こんな僻地まで奴が来るとは思えないし、どうせ眉唾もの。おまけにこれだけの武装相手となりゃぁたった一人でどうにかなるわけがないしな」
天使の施しを受け取った陣営が腹を抱えて嗤い出す。
肉食獣を想起させる細まった瞳孔と焦点の合わない虚ろな瞳、何人かは客と同じように使っているのだろう。
「御伽噺だからと言ってあまり魔戌を舐めない方がいい」
これ以上聞いていられないと双賀は踵を返した。
「最近の奴は『殺し』も平然と行う、らしいからな」
「そうなんですかい?」
キョトンと首を傾げる木挽のアホ面。
勿論そんなことはニュースには載っていない。
ストレガドッグに対する世間の評価はあくまでHERO。
故に我ら『カルペ・ディエム』のようなマフィア組織に対して行われた殺人など、世間が公表するはずもない。
「ま、兄弟が言うような奴であろうと。寧ろ返り討ちにしてやりますよ」
ブツを使用した時に出る爛々とした瞳で、手にした銃を見せびらかすように構える木挽。
あぁ、やっぱりこの馬鹿にはなにを言っても無駄か。
「それがどうやっても出来ねーから裏表関係無しに伝説になってんだろうが」
「……?なにか言いやしたか?」
「いや」
唾でも吐き捨てる様に小声で呟いたあと、双賀《そうが》達は背を向けた。
今回も現れなかった。
結局この程度の生餌では吊ることが出来ないか。
そう思った刹那だった。
カツンッ────
一足だけブーツを踏み鳴らす音と共に、両者の間に何かが降り立った。
「あぁ?」
「ッ!?」
両陣営が視線を向けた先。
小さく蹲った黒装束に映える白い獅子の仮面。
狂暴な牙を剥きだしにした畏怖は、何人たりとも喰らわんとする地獄の番犬そのもの。
その背を覆うのは猛々しい濡羽色の鬣。
ゆっくりと立ち上がる。
身体付きは華奢であるものの性別は不明。
人の形を取っているにも関わらず、その無の雰囲気が、より一層化け物としての異様さを際立たせる。
双賀グレイは確信した。
間違いない。奴だ、と。
「撃ち殺せ野郎どもッッッ!!!!」
その双賀よりも先、合図を出した、というよりも先走った木挽によって銃弾が雨霰と降り注ぐ。
「馬鹿が貴様らッ!!今すぐ撃つのを止めさせろ」
深更に輝く星灯りが霞むほどの集中砲火のなか、双賀の静止も聞こえるはずも無く、森林地帯があっと言う間に硝煙の臭いで埋め尽くされる。
これだからニュースなどに踊らされる情弱は使えないんだ……ッ!
双賀《そうが》は舌打ちと共に懐の手榴弾を投げてから側近と共に撤退する。
正面からやってまともに勝てる程度の相手ならば、マフィアはおろか日本の警察も苦労しない。ここで仕留めることが出来ないことは癪だが、奴の姿を確認できただけでも十分だ、と、双賀達の見えなくなった直後に手榴弾が爆発する。
しかしそれでも銃弾の雨は止まない。
それどころか爆発に感化されてさらに激しさを増していた。
「口ほどにもねえなぁオイ。俺様に逆らうからには蜂の巣なんて生温い、粉微塵にしてこの廃墟の染みにしてやるぜ」
カチッ、カチッ、カチッ、
数十人で撃ち込んだマガジン全てか空となる。
銃弾で巻き上がった砂埃でストレガドッグは視えないが、数百発撃ち込まれて無事なはずがない。所詮ネットやニュースの言葉なんざ尾ひれが付いているもんだ。
そう思っていた木挽達は高らかに嗤った。
晴れた砂煙から覗くその光景を視るまでは。
「な、はぁ!?」
木挽達の顔が真っ青に染まる。
銃弾の豪雨を真正面から受けたストレガドッグは全くの無傷だった。
まず常人なら助からない銃弾の嵐に晒されたというのに、首の角度すら一ミリも変わらず健在な様子。
唯一相違点を上げるとするなら半円状に浮かび上がる水面のような壁だ。
撃ち込まれた銃弾は全てそれにより動きを封じ込まれ、中空で静止を続けていた。
まるで金縛りにでもあったかのように。
「────」
風切り音も感情も無くただの動作として振り払われた右手。
ストレガドッグの命をズタズタに引き裂こうとしていた矛先全てが百八十度方向転換する。
一カ所に集められた集中業火は瞬く間に周辺一帯を破壊する颶風と姿を変えた。
全方位型のショットガン。それもアサルトライフルのような威力の高い大口径の銃雨にチンピラ達の五体総身を紙細工のようにバラバラと砕いていく。
悲鳴さえ上げることの赦さない蹂躙に、男達は無残にも地面にのた打ち回ってピクピクと呻いている。
少しばかりやり過ぎてしまった。
仮面の内で渋い顔をした頃には後の祭り。
即死はさせていないから千切れた手足、内臓に穴が開いた程度なら通報しておいた救急機関にでも任せておけば死にはしない。
「数百発を……防いだ、だと……一体、何を……した……」
リーダーが半眼に見上げた先、ストレガドッグは遠くサイレンが鳴り出した真夜中に向かって廃墟を飛び降りる。
警察が訪れた頃には化け犬の姿は深更の闇へと消え去っていた。
その天蓋を飾る星々の輝きから逃れるように、男達は廃墟と化したマンションの闇から姿を現す。
不揃いの身なりに腕っぷしと勢いだけある若い衆。
その手にはそれぞれ使い込まれた『銃』が握られていた。
「────よう双賀の兄貴、いつも通りブツを引き取りにきたぜ」
「……定刻通り、というのは良いが木挽、貴様と会うたびに護衛が増えているのは気のせいか?」
ならず者のリーダーたる男『木挽 悟朗』がそう告げると、別の闇から同じような集団がぞろぞろと姿を顕す。
こちらは木挽達のような魑魅魍魎めいたバラツキは無く、少数精鋭かつ皆が同じ種別の銃に様相までも統一され、マフィアだというのに軍隊に近い印象を強く受ける。
その先頭を牛耳るのは、夜闇の帳には不釣り合いなサングラス。濃紺のスーツとジュラルミンケースを携え、短く整えられた金の自毛が威圧感を放つ。
『双賀グレイ』日本人離れした目鼻立ちの人物の指摘に、木挽はお道化るように肩を竦める。
「もちろん双賀の兄貴のことは信用しているさ。だからこうして空飛ぶ『魔学師』やら警察の眼につかないこんな廃墟まで足を運んでいるんだぜ」
確かにここは2030年の日本にしては珍しい、天候操作すら対象範囲外となっている都市部の外れの原生林地帯。その一部に鎮座する都市開発の名残である剥き出しの足場や支柱の廃墟を、わざわざ車で二時間も掛けて見に来るような好事家はいない。
だとしてもだ、締まりなくぞろぞろと群れるだけの末端下部組織の態度に、双賀は傲然たる態度は崩さずも内心ではウンザリしていた。
しかしこれも奴を引き吊り出すための苦肉の策だ。
「だとしても、こんな小さなケース一つに来る人数じゃないだろ?」
「それがそうでも無えんですよ双賀の兄弟。最近ちと厄介な噂が蔓延ってやがるの知らないんですか?」
「ストレガドッグの復活か……」
「悪銭に群がる悪党だけを成敗すると言われ、その正体を偽造するために御伽噺《おとぎばなし》の怪物、魔戌を模した仮面を着けた義賊。どんな極悪人相手でも命までは取らないとして、一般市民達の間では正義の味方なんて持て囃されていやがりますが、ある時を境にパッタリと音沙汰が消えた。噂では警察が捕まえたとか、はたまた殺されたなんて言われてやがりましたが……」
「奴は……数年ぶりに再び姿を顕した」
「ですが、本当に居やがるんでしょうかね?」
「……」
マヌケな返答に押し殺していた感情が奥歯を軋ませる。
だが、それもほんの一瞬だけ。
双賀が持っていたケースを下手に滑らせ、コンクリートの上を転がったそれは対面集団の中央、木挽の足元へと納まった。
木挽は受け取ったケースの中身を確認する。
ダミーとなる衣類やらが入った内装。
その壁面を捲った隙間、元来あるはずの無いジュラルミンの外装との間には白い粉がタンマリ入っていた。
『天使の施し』全身の血中魔力を活性化させる魔学覚醒剤の一つ。
つまるところ違法薬物だ。それも僅か数グラムで新車一台を易々と変える最上級品。
そして、たった数グラムで常人を廃人へと変貌させる悪魔の代物。
「ま、俺らには関係ないっすけどね。こんな僻地まで奴が来るとは思えないし、どうせ眉唾もの。おまけにこれだけの武装相手となりゃぁたった一人でどうにかなるわけがないしな」
天使の施しを受け取った陣営が腹を抱えて嗤い出す。
肉食獣を想起させる細まった瞳孔と焦点の合わない虚ろな瞳、何人かは客と同じように使っているのだろう。
「御伽噺だからと言ってあまり魔戌を舐めない方がいい」
これ以上聞いていられないと双賀は踵を返した。
「最近の奴は『殺し』も平然と行う、らしいからな」
「そうなんですかい?」
キョトンと首を傾げる木挽のアホ面。
勿論そんなことはニュースには載っていない。
ストレガドッグに対する世間の評価はあくまでHERO。
故に我ら『カルペ・ディエム』のようなマフィア組織に対して行われた殺人など、世間が公表するはずもない。
「ま、兄弟が言うような奴であろうと。寧ろ返り討ちにしてやりますよ」
ブツを使用した時に出る爛々とした瞳で、手にした銃を見せびらかすように構える木挽。
あぁ、やっぱりこの馬鹿にはなにを言っても無駄か。
「それがどうやっても出来ねーから裏表関係無しに伝説になってんだろうが」
「……?なにか言いやしたか?」
「いや」
唾でも吐き捨てる様に小声で呟いたあと、双賀《そうが》達は背を向けた。
今回も現れなかった。
結局この程度の生餌では吊ることが出来ないか。
そう思った刹那だった。
カツンッ────
一足だけブーツを踏み鳴らす音と共に、両者の間に何かが降り立った。
「あぁ?」
「ッ!?」
両陣営が視線を向けた先。
小さく蹲った黒装束に映える白い獅子の仮面。
狂暴な牙を剥きだしにした畏怖は、何人たりとも喰らわんとする地獄の番犬そのもの。
その背を覆うのは猛々しい濡羽色の鬣。
ゆっくりと立ち上がる。
身体付きは華奢であるものの性別は不明。
人の形を取っているにも関わらず、その無の雰囲気が、より一層化け物としての異様さを際立たせる。
双賀グレイは確信した。
間違いない。奴だ、と。
「撃ち殺せ野郎どもッッッ!!!!」
その双賀よりも先、合図を出した、というよりも先走った木挽によって銃弾が雨霰と降り注ぐ。
「馬鹿が貴様らッ!!今すぐ撃つのを止めさせろ」
深更に輝く星灯りが霞むほどの集中砲火のなか、双賀の静止も聞こえるはずも無く、森林地帯があっと言う間に硝煙の臭いで埋め尽くされる。
これだからニュースなどに踊らされる情弱は使えないんだ……ッ!
双賀《そうが》は舌打ちと共に懐の手榴弾を投げてから側近と共に撤退する。
正面からやってまともに勝てる程度の相手ならば、マフィアはおろか日本の警察も苦労しない。ここで仕留めることが出来ないことは癪だが、奴の姿を確認できただけでも十分だ、と、双賀達の見えなくなった直後に手榴弾が爆発する。
しかしそれでも銃弾の雨は止まない。
それどころか爆発に感化されてさらに激しさを増していた。
「口ほどにもねえなぁオイ。俺様に逆らうからには蜂の巣なんて生温い、粉微塵にしてこの廃墟の染みにしてやるぜ」
カチッ、カチッ、カチッ、
数十人で撃ち込んだマガジン全てか空となる。
銃弾で巻き上がった砂埃でストレガドッグは視えないが、数百発撃ち込まれて無事なはずがない。所詮ネットやニュースの言葉なんざ尾ひれが付いているもんだ。
そう思っていた木挽達は高らかに嗤った。
晴れた砂煙から覗くその光景を視るまでは。
「な、はぁ!?」
木挽達の顔が真っ青に染まる。
銃弾の豪雨を真正面から受けたストレガドッグは全くの無傷だった。
まず常人なら助からない銃弾の嵐に晒されたというのに、首の角度すら一ミリも変わらず健在な様子。
唯一相違点を上げるとするなら半円状に浮かび上がる水面のような壁だ。
撃ち込まれた銃弾は全てそれにより動きを封じ込まれ、中空で静止を続けていた。
まるで金縛りにでもあったかのように。
「────」
風切り音も感情も無くただの動作として振り払われた右手。
ストレガドッグの命をズタズタに引き裂こうとしていた矛先全てが百八十度方向転換する。
一カ所に集められた集中業火は瞬く間に周辺一帯を破壊する颶風と姿を変えた。
全方位型のショットガン。それもアサルトライフルのような威力の高い大口径の銃雨にチンピラ達の五体総身を紙細工のようにバラバラと砕いていく。
悲鳴さえ上げることの赦さない蹂躙に、男達は無残にも地面にのた打ち回ってピクピクと呻いている。
少しばかりやり過ぎてしまった。
仮面の内で渋い顔をした頃には後の祭り。
即死はさせていないから千切れた手足、内臓に穴が開いた程度なら通報しておいた救急機関にでも任せておけば死にはしない。
「数百発を……防いだ、だと……一体、何を……した……」
リーダーが半眼に見上げた先、ストレガドッグは遠くサイレンが鳴り出した真夜中に向かって廃墟を飛び降りる。
警察が訪れた頃には化け犬の姿は深更の闇へと消え去っていた。
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