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#03 Mission for Dating
第26話
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辿り着いたのは何の因果か台場の廃倉庫だった。
海に面した立地に通行人の気配は皆無で、すぐ近くのテトラポットにはウミネコ達が羽を休めている。倉庫は電気のようなライフラインはとうの昔に途切れたまま、創業時の面影すらない鉄屑同然の平屋と化していた。
周囲に人が居ないか警戒しつつ、入り口の大きな戸から中を確認する。
錆びて穴だらけの鉄屋根から差し込む月明かりだけが頼りだった。
「おい、お前が────なんだろ!」
静寂に満ちた東京湾の漣を劈く、男の罵声が倉庫に響く。
夜目が効く俺の視線先には、錆び付いた鎖で柱に繋がれたミーアと、それを取り囲む男達の姿があった。
「さぁ、なんのことかしら?こんなどこにでも居る少女がそんな物騒なことする訳ないでしょ?」
「とぼけんじゃねぇ!!」
興奮気味に男の一人がミーアの胸倉を掴む。
「お前がやったことは全部判ってんだッ!仲間達が命掛けでお前の正体を掴んだからな」
「それは……一体どんなものかしら?」
「これを見ろ」
別の男が持っていたスマホの映像をミーアに見せた。
鬼火のような燐光に照らされて初めて分かったけど、ミーア、こんな危険な状況だってのに挑発するようにヘラヘラと笑ってやがる。
「これで理解しただろ。お前が木挽の兄貴達を、すぐそこの事務所でやったことは判ってんだ」
「判ったのならどうするの?大の大人四人でこの幼気な少女のことを凌辱でもするの?それとも泣くまで甚振り続けるの?」
「勿論どっちもやるに決まってんだろ!!てめぇの身柄は双賀さんに引き渡すことになってけどよぉ。命さえ残ってれば他は何でも構わねぇらしいからなぁ!!」
獣のように理性を失くした一人の男がミーアへと飛び掛かる。
女を食い物としか見ていない目玉が満月みたいに爛々と、少女の柔肌を蹂躙していく。
胸元の黒ボタンがピンッと宙を飛び、あっと言う間に胸元がバサリッと開かれ────
その手がピタリと止まった。
「お、おい……なんだよこれ……」
男が急に理性を取り戻し、二、三歩後退りする。
他の三人についても同様だ。
あるものを眼にして言葉を失っている。
さっきまで全員が嗤っていた倉庫内で、唯一ミーアだけが不気味に頬を三日月のように吊り上げている。
「そうよね……分かっていたことだけど、それが当然の反応よね」
達観と絶望を織り交ぜたような、笑いながら泣いているような表情は、少なくともそこらの少年少女が見せるような表情ではない。
「でも残念。そんな躊躇するような生半な態度じゃあここでお終い。神様が与えてくださった報労は供物となりて、駄犬の餌へと早変わり……ってね」
「な、何が言いたいんだ……?」
畏怖に駆られた男の脳天直上に風穴一つ。血飛沫と共に星明りを朱く染めた。
ボロ屋根から忍び込んだ俺が、黒糸で中空に逆さ吊りのまま射撃した一撃。
本当はもっと重装備で臨みたかったけど、生憎と俺はデート中に武装するような非常識な男でなかった。結果としてこのような極秘裏侵入となってしまったが、当然消音機など未着で人気の無い倉庫にしてはかなり大きく感じる火薬の破裂音が響き渡る。
「……ッ」
銃声で位置がバレ、三人が一斉に銃口を上へ向けたと同時、黒糸を切り離して自由落下。
火線集中する銃火の中を身一つで突入する。目指すは三方の中心。トライアングルのド真ん中へ、投下されたミサイルの如く突っ込んでいく。
僅か五メートル足らずとはいえ、着地するまで一度も銃弾を喰らわなかったのは不幸中の幸いだろう。
「コイツッ!?」
同士撃ちを恐れて怯む残り三人。
ほんの僅かな逡巡が織りなす『殺し』の気配を俺は逃がさない。
一番隙の小さかった者へ飛び掛かり、蛇を連想させる動きで瞬く間に背後の位置へ。
暴れるより早く目元を抑え、平衡感覚を奪いつつ喉元に突き付けていたナイフを力いっぱい振りぬく。
ヌルリとした生暖かい粘着質な液体と、硬い喉仏を砕く感触に『殺し』の実感を得られて安堵するのは、臆病さが抜けきらない甘さだろう。
喉を掻っ捌いた肉壁を盾にしつつもう一人の元へ。
仲間の死を認識して錯乱気味に放つ銃弾がまぐれ当たりを誘発しそうで逆に怖かったが、たかがまがい物の9mm弾頭。脳と心臓以外ならかすり傷みたいなもの。
「このッ、このッ!!」
おぅおぅ、奴さんやけになって残弾気にせず連射してくれて、そんなんじゃああっと言う間に残弾ゼロになっちまうぞ。
「お前もお友達のところへ送ってやるよ」
「や、やめ────」
肉壁を盾に銃弾を躱しつつあっと言う間に殺しの間合いへ。
春の冷気を切り裂くナイフの斬撃が、銃を持った手首を軽々斬り落とす。
「ぐあああああああああ!!!!」
「その痛みは俺からの餞別だ。そしてこれが────」
痛みに蹲る男の眼球へ黒い銃身を押し付け……ズダンッ!!
「地獄への銃弾だ」
9mm弾頭がミキサー刃のように回転しつつ脳髄を挽肉にした。
焼け焦げた臭いが鼻に付く。初めて嗅いだ時はコイツで吐いたもんだが、あれから三年もたってんだ。今更どうこう感想を抱くことすら無い。
「動くなぁぁッ!!」
激昂する叫びが背中を殴りつける。
拘束していた鎖が床を転がる音を聞いて、振り返ることなく顛末を理解する。
チッ、半歩遅かったか。
「武器を降ろせ!!コイツがどうなってもいいのか?!」
ゆっくり振り返ると最後の三人目が、ミーアを抱きかかえながら銃口を突きつけていた。
そんな危機的状況だというのに、アイツまだ笑ってやがる。
人の死を目の当たりにしているというのに、まるでこの空気を楽しんでいるかのように。
「おいおい、そんな幼気な少女を盾にしながら三流悪党セリフ吐くような人生でいいのか、お前」
「う、うるせぇ!!てめぇに俺のなにが分かんだよ!!」
隙を作ろうと挑発してみたが逆効果らしく、男は更にミーアを抑える腕に力を入れた。
「俺はなぁ!!お前らみたいに裕福な家庭も才能も持ち合わせていなかった落ちこぼれだ!!そんな俺を拾ってくれた家族同然の存在を殺された俺の気持ちが分かるかよ!!」
「誰もお前の境遇なんて聞いちゃいねえんだよ……それにお前こそ俺のことを判ったような口で語るんじゃねぇよ。そんな猿以下の小さな脳みそしか持ち合わせていねぇから三流悪党しか演じられないんだよ」
「てめぇ……ッ!本当にコイツがどうなっても良いのか!!同じ学院の生徒だろ!!」
「はぁ……だから?」
盛大な溜息と共に下ろしていた銃口を男へと向ける。
呆気に取られたその表情は、うん、二流悪党くらいはマヌケだった。
「なに勘違いしてるか知らんが、俺は別にソイツを救いたいわけでも、別に助けたいわけでもない。ここで殺すならどうぞご自由に」
「ほ、本当にやるぞ俺は……っ!」
「口先だけなら城だって立つし、そこらのガキでも大統領だって殺せるよ。けどな、そのチャシャ猫の首に鈴を付けるのは中々至難だと思うから止した方が良いぞ」
「俺ができないとでも思ってんのか?マフィアが舐められたまま引き下がれるほど男として終わっちゃいねぇんだよ!!俺は!!」
眼を満月のように見開いた男がトリガーへと力を込めた。
あっ、やば、挑発し過ぎちまったかも。
後悔したが後の祭り、眩いマズルフラッシュと同時に銃弾が発射されてしまった。
「なっ、」
放った銃弾が少女のこめかみ手前で静止する様子を見て眉間を抑える。
あーあ、だーから言ったのに……
倉庫内の影を防壁として引用した彼女を傷をつけるなんて、余程不意を付けない限り不可能だというのに。さっきから見せてる笑顔の正体も、結局彼らが本気でミーアを傷つけることなど不可能といった余裕からだろう。この影に満ちた倉庫は言わば、彼女にとっての蜘蛛の巣みたいなもの。捕まえたと錯覚していた彼らは所詮、俺を引き寄せて遊ぶための餌にしかすぎないんだ。
月明かりによって生成されたミーア影が男を掴んで放り投げる。
定まった運命に藻掻くその身体に向けて俺はナイフを一閃。
流れ星のように最後の男の首が堕ちた。
海に面した立地に通行人の気配は皆無で、すぐ近くのテトラポットにはウミネコ達が羽を休めている。倉庫は電気のようなライフラインはとうの昔に途切れたまま、創業時の面影すらない鉄屑同然の平屋と化していた。
周囲に人が居ないか警戒しつつ、入り口の大きな戸から中を確認する。
錆びて穴だらけの鉄屋根から差し込む月明かりだけが頼りだった。
「おい、お前が────なんだろ!」
静寂に満ちた東京湾の漣を劈く、男の罵声が倉庫に響く。
夜目が効く俺の視線先には、錆び付いた鎖で柱に繋がれたミーアと、それを取り囲む男達の姿があった。
「さぁ、なんのことかしら?こんなどこにでも居る少女がそんな物騒なことする訳ないでしょ?」
「とぼけんじゃねぇ!!」
興奮気味に男の一人がミーアの胸倉を掴む。
「お前がやったことは全部判ってんだッ!仲間達が命掛けでお前の正体を掴んだからな」
「それは……一体どんなものかしら?」
「これを見ろ」
別の男が持っていたスマホの映像をミーアに見せた。
鬼火のような燐光に照らされて初めて分かったけど、ミーア、こんな危険な状況だってのに挑発するようにヘラヘラと笑ってやがる。
「これで理解しただろ。お前が木挽の兄貴達を、すぐそこの事務所でやったことは判ってんだ」
「判ったのならどうするの?大の大人四人でこの幼気な少女のことを凌辱でもするの?それとも泣くまで甚振り続けるの?」
「勿論どっちもやるに決まってんだろ!!てめぇの身柄は双賀さんに引き渡すことになってけどよぉ。命さえ残ってれば他は何でも構わねぇらしいからなぁ!!」
獣のように理性を失くした一人の男がミーアへと飛び掛かる。
女を食い物としか見ていない目玉が満月みたいに爛々と、少女の柔肌を蹂躙していく。
胸元の黒ボタンがピンッと宙を飛び、あっと言う間に胸元がバサリッと開かれ────
その手がピタリと止まった。
「お、おい……なんだよこれ……」
男が急に理性を取り戻し、二、三歩後退りする。
他の三人についても同様だ。
あるものを眼にして言葉を失っている。
さっきまで全員が嗤っていた倉庫内で、唯一ミーアだけが不気味に頬を三日月のように吊り上げている。
「そうよね……分かっていたことだけど、それが当然の反応よね」
達観と絶望を織り交ぜたような、笑いながら泣いているような表情は、少なくともそこらの少年少女が見せるような表情ではない。
「でも残念。そんな躊躇するような生半な態度じゃあここでお終い。神様が与えてくださった報労は供物となりて、駄犬の餌へと早変わり……ってね」
「な、何が言いたいんだ……?」
畏怖に駆られた男の脳天直上に風穴一つ。血飛沫と共に星明りを朱く染めた。
ボロ屋根から忍び込んだ俺が、黒糸で中空に逆さ吊りのまま射撃した一撃。
本当はもっと重装備で臨みたかったけど、生憎と俺はデート中に武装するような非常識な男でなかった。結果としてこのような極秘裏侵入となってしまったが、当然消音機など未着で人気の無い倉庫にしてはかなり大きく感じる火薬の破裂音が響き渡る。
「……ッ」
銃声で位置がバレ、三人が一斉に銃口を上へ向けたと同時、黒糸を切り離して自由落下。
火線集中する銃火の中を身一つで突入する。目指すは三方の中心。トライアングルのド真ん中へ、投下されたミサイルの如く突っ込んでいく。
僅か五メートル足らずとはいえ、着地するまで一度も銃弾を喰らわなかったのは不幸中の幸いだろう。
「コイツッ!?」
同士撃ちを恐れて怯む残り三人。
ほんの僅かな逡巡が織りなす『殺し』の気配を俺は逃がさない。
一番隙の小さかった者へ飛び掛かり、蛇を連想させる動きで瞬く間に背後の位置へ。
暴れるより早く目元を抑え、平衡感覚を奪いつつ喉元に突き付けていたナイフを力いっぱい振りぬく。
ヌルリとした生暖かい粘着質な液体と、硬い喉仏を砕く感触に『殺し』の実感を得られて安堵するのは、臆病さが抜けきらない甘さだろう。
喉を掻っ捌いた肉壁を盾にしつつもう一人の元へ。
仲間の死を認識して錯乱気味に放つ銃弾がまぐれ当たりを誘発しそうで逆に怖かったが、たかがまがい物の9mm弾頭。脳と心臓以外ならかすり傷みたいなもの。
「このッ、このッ!!」
おぅおぅ、奴さんやけになって残弾気にせず連射してくれて、そんなんじゃああっと言う間に残弾ゼロになっちまうぞ。
「お前もお友達のところへ送ってやるよ」
「や、やめ────」
肉壁を盾に銃弾を躱しつつあっと言う間に殺しの間合いへ。
春の冷気を切り裂くナイフの斬撃が、銃を持った手首を軽々斬り落とす。
「ぐあああああああああ!!!!」
「その痛みは俺からの餞別だ。そしてこれが────」
痛みに蹲る男の眼球へ黒い銃身を押し付け……ズダンッ!!
「地獄への銃弾だ」
9mm弾頭がミキサー刃のように回転しつつ脳髄を挽肉にした。
焼け焦げた臭いが鼻に付く。初めて嗅いだ時はコイツで吐いたもんだが、あれから三年もたってんだ。今更どうこう感想を抱くことすら無い。
「動くなぁぁッ!!」
激昂する叫びが背中を殴りつける。
拘束していた鎖が床を転がる音を聞いて、振り返ることなく顛末を理解する。
チッ、半歩遅かったか。
「武器を降ろせ!!コイツがどうなってもいいのか?!」
ゆっくり振り返ると最後の三人目が、ミーアを抱きかかえながら銃口を突きつけていた。
そんな危機的状況だというのに、アイツまだ笑ってやがる。
人の死を目の当たりにしているというのに、まるでこの空気を楽しんでいるかのように。
「おいおい、そんな幼気な少女を盾にしながら三流悪党セリフ吐くような人生でいいのか、お前」
「う、うるせぇ!!てめぇに俺のなにが分かんだよ!!」
隙を作ろうと挑発してみたが逆効果らしく、男は更にミーアを抑える腕に力を入れた。
「俺はなぁ!!お前らみたいに裕福な家庭も才能も持ち合わせていなかった落ちこぼれだ!!そんな俺を拾ってくれた家族同然の存在を殺された俺の気持ちが分かるかよ!!」
「誰もお前の境遇なんて聞いちゃいねえんだよ……それにお前こそ俺のことを判ったような口で語るんじゃねぇよ。そんな猿以下の小さな脳みそしか持ち合わせていねぇから三流悪党しか演じられないんだよ」
「てめぇ……ッ!本当にコイツがどうなっても良いのか!!同じ学院の生徒だろ!!」
「はぁ……だから?」
盛大な溜息と共に下ろしていた銃口を男へと向ける。
呆気に取られたその表情は、うん、二流悪党くらいはマヌケだった。
「なに勘違いしてるか知らんが、俺は別にソイツを救いたいわけでも、別に助けたいわけでもない。ここで殺すならどうぞご自由に」
「ほ、本当にやるぞ俺は……っ!」
「口先だけなら城だって立つし、そこらのガキでも大統領だって殺せるよ。けどな、そのチャシャ猫の首に鈴を付けるのは中々至難だと思うから止した方が良いぞ」
「俺ができないとでも思ってんのか?マフィアが舐められたまま引き下がれるほど男として終わっちゃいねぇんだよ!!俺は!!」
眼を満月のように見開いた男がトリガーへと力を込めた。
あっ、やば、挑発し過ぎちまったかも。
後悔したが後の祭り、眩いマズルフラッシュと同時に銃弾が発射されてしまった。
「なっ、」
放った銃弾が少女のこめかみ手前で静止する様子を見て眉間を抑える。
あーあ、だーから言ったのに……
倉庫内の影を防壁として引用した彼女を傷をつけるなんて、余程不意を付けない限り不可能だというのに。さっきから見せてる笑顔の正体も、結局彼らが本気でミーアを傷つけることなど不可能といった余裕からだろう。この影に満ちた倉庫は言わば、彼女にとっての蜘蛛の巣みたいなもの。捕まえたと錯覚していた彼らは所詮、俺を引き寄せて遊ぶための餌にしかすぎないんだ。
月明かりによって生成されたミーア影が男を掴んで放り投げる。
定まった運命に藻掻くその身体に向けて俺はナイフを一閃。
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