99 / 361
揺れる二つの銀尾《ダブルパーソナリティー》
揺れる二つの銀尾《ダブルパーソナリティー》51
しおりを挟む
「ふぁ……はぁ……」
木漏れ日を浴びながら、俺は大きな欠伸と両腕を上げて伸びをしながら、港町の外れにある木々のトンネルを歩いていく。
「散々寝てたくせに、少したるんでるんじゃない?」
横を歩くセイナが俺の怠け姿をジト目で睨みつけ、ビシッと指摘してくる。飛行機の時に確かに礼儀だの色々叩き込むとは言ってはいたが、全く教育熱心なことで……
「仕方ないだろ?まさか新幹線で帰る途中で一時間以上も止まるなんて思ってなかったからな……おかげでもう16時過ぎだぞ?」
空港を降りた俺達は、港町に帰るために新幹線に乗ったのだが、何かの要因で途中停車するというトラブルに遭遇していた。
本当なら14時くらいには自宅に着く予定だったんだけどな。
「そんなこと言ったって仕方ないでしょ?鉄道会社の人も別に意図的に遅らせてるわけじゃないし……」
この前のワシントンメトロの件を含めたような言い方でセイナが呟く。
電車ジャック後も線路の残骸や、事後処理などで色々迷惑をかけてしまったらしく、復旧には時間を要していたらしい。俺達のせいではないにしろ、申し訳なく思う。
「そうだな、日本は他の国と比べたらまだマシな方だしな……」
そんなことを話しながら山道を抜け、自宅のある丘にたどり着く。
「にしても、とんだアメリカ旅行だったわね」
「退屈はしなかったけどな」
終始戦ってばっか、まるでハリウッドのアクション映画一本でも撮影してきた気分だな。
「その……俺のせいで、迷惑かけた部分も多かった、悪かったな」
「ううん……無事に帰ってきたし、それに成果もあったわ。迷惑じゃないわよ」
「そうか」
謝るのがどうも恥ずかしくて歯切れ悪くなってしまったが、セイナも少し気恥ずかしそうに首を振ってから歯切れ悪くそう返してくる。
「……」
「……」
山道では普通に話していたのに、今の会話で互いに話が途切れてしまい。どこか気まずい空気が流れ出す。
「ねぇ……」
「ん?」
自宅の扉まできた俺の後ろからセイナが沈黙を破るよう唐突に声を掛けてきた。
振り返ると、何故か少し頬を赤らめたセイナが顔を背けて腕組をしていた。
「そ、その……もし迷惑じゃなかったら……でいいんだけど……」
「おう」
さっきよりも歯切れ悪くなりながら、何かを言おうとしているセイナ。
急にどうしたんだ?
「もし全部片付いたら、その……アタシをまたアメリカに連れてってよ……今回はゆっくりできなかったから、そ、その……教えなさいよ!街のその……歴史とか、観光名所とか……」
「別に構わねーけど?」
「ホ、ホント!?」
急にひまわりのようにパァッと表情を明るくするセイナ。
相変わらず喜怒哀楽の激しい奴だな。
セイナ、お前歴史に趣味なんてあったっけ?
「ああ、全部終わったらいくらでも付き合ってやるよ」
「うん……!」
と、そんなやり取りをしたあと、俺達が扉開けて自宅に入ると……
「……なんだこれ?」
玄関に置かれた段ボール箱。
それも一つや二つじゃない……通路のあちこちに置かれた段ボール。
アメリカに行く前に家の掃除はしたはずなのだが……見知らぬ段ボールとその中に入ったいたと思われる荷物、書類にPC機材に、これは……女性物の衣類か?
「ワシントンD.C.からの荷物って書いてあるわよ?」
セイナが適当に置いてあった段ボールの一つを手に取り「ほら」と俺に見せてくる。
「どれどれ……ホントだ」
確かに貼ってあったラベルにはワシントンD.C.ぺルシルべニア大通り1600と書かれていた。
────ん……?
「ぺルシルべニア大通り1600……って!まさか!?」
その瞬間、ここにある全ての情報、ピースが繋がり、その意味に気づいた俺は急いで靴を脱いで家に入る。
「ど、どうしたのフォルテ!?」
俺の大慌てな様子にセイナも驚いたのだろう。持っていた段ボールを元の場所に戻し、履いていたブーツを脱ごうとして苦戦していた。
だけどそんなこと待っていられない。
玄関を抜け、段ボール箱で溢れかえっていたリビングを見渡す。
いない、他にいるとしたら……二階の空き部屋か!?
「ちょ、ちょっと!?急にどうしたのよ!?」
セイナが追い付いてきたところで俺は這うようにして二階へと続く階段を駆け上がっていく。
そもそも最初からおかしかったんだ。なんで鍵をかけたはずの家の内部に段ボール箱があるのか?合鍵はセイナしか持っていないのでそれ以外の人が開けることは不可能……一瞬強盗も考えたが。鍵はこじ開けられた様子もなく、家の中を荒らされた形跡もないところからその線は薄いだろう……
じゃあ誰がこの家の鍵を開けたのか?
それは段ボール箱の中身とその差出人ですぐに分かった。
ぺルシルべニア大通り1600────それは……ホワイトハウスの住所だ。
そしてその中に入った女性物の服。女性物の服はセイナの物ではないとすぐに気づいた。理由は簡単。だって胸の部分が全てアメリカンサイズの服しかなかったからな。
二階に上がると、空き部屋の一つから人の気配がする────
俺はその扉をバンッ!と思いっきり開けて部屋に入ると……
「あ、帰ってきたんだ!ダーリン!」
まだ明るい時間帯にも関わらず、閉め切ったカーテンの薄暗がりの中、照明で白銀に輝くツインテールをゆさゆさ動かしながら作業していた少女がこっちを向く。
銀のツインテールをアメジスト色のリボン型の髪留めで止め、肌は日焼けがほとんどないためセイナよりも白く、綺麗な形の胸やお尻はボインッ!と効果音が鳴りそうな程突き出している。だがそれでもって腰などの細い部分はキュッと引き締まり、身長が小さいことを除けばナイスバディと言えるだろう。服装は相変わらずラフな黒い丈の短いキャミソール。白いショートパンツの下には同色のニーソックスを履き、ムチッとした太ももと、チラチラ見えるおへそが色っぽく強調されていた。
「ここで何してんだロナ……?」
機嫌がいい時によく言ってくるダーリンにはツッコミを入れず、予想通りの人物を前に俺はため息をついた。
「何って片付けだよ?」
「そうじゃねーよ、何でここにいるのかって聞いているんだよ……?」
猫目のハニーイエローの瞳をパチパチさせて首を傾げる。
セイナの場合、無意識にそういった仕草をやることで、無垢な感じと合わさって可愛さ倍増なのだが、コイツの場合それが可愛い仕草だということを理解してやっている節がある。確かにはたから見ればぶりっ子と見られるかもしれないが、だがそうと分かってても可愛いと感じてしまう辺り、男ってやつはホント単純だなと自虐的な気分になる。
「────ロ、ロナ!?何でここにアンタがいるのよ!?」
タタタタ────!と俺の後を追いかけて来たセイナが空き部屋の扉から顔だけを覗かせ、中にいたロナ・バーナードと目が合う。
「おっすー!数日ぶりだねセイナ!」
「アンタ、アメリカの自室で仕事してたんじゃないの!?」
俺の言葉を代弁するようにして質問するセイナ。嬉しさ半分驚き半分といった様子だった。
すると────数日前とは違っていつもの調子に戻っていたロナがとんでもないことを口にした。
「ロナちゃんクビになっちゃったからここで雇ってよ、ダ~リン!」
木漏れ日を浴びながら、俺は大きな欠伸と両腕を上げて伸びをしながら、港町の外れにある木々のトンネルを歩いていく。
「散々寝てたくせに、少したるんでるんじゃない?」
横を歩くセイナが俺の怠け姿をジト目で睨みつけ、ビシッと指摘してくる。飛行機の時に確かに礼儀だの色々叩き込むとは言ってはいたが、全く教育熱心なことで……
「仕方ないだろ?まさか新幹線で帰る途中で一時間以上も止まるなんて思ってなかったからな……おかげでもう16時過ぎだぞ?」
空港を降りた俺達は、港町に帰るために新幹線に乗ったのだが、何かの要因で途中停車するというトラブルに遭遇していた。
本当なら14時くらいには自宅に着く予定だったんだけどな。
「そんなこと言ったって仕方ないでしょ?鉄道会社の人も別に意図的に遅らせてるわけじゃないし……」
この前のワシントンメトロの件を含めたような言い方でセイナが呟く。
電車ジャック後も線路の残骸や、事後処理などで色々迷惑をかけてしまったらしく、復旧には時間を要していたらしい。俺達のせいではないにしろ、申し訳なく思う。
「そうだな、日本は他の国と比べたらまだマシな方だしな……」
そんなことを話しながら山道を抜け、自宅のある丘にたどり着く。
「にしても、とんだアメリカ旅行だったわね」
「退屈はしなかったけどな」
終始戦ってばっか、まるでハリウッドのアクション映画一本でも撮影してきた気分だな。
「その……俺のせいで、迷惑かけた部分も多かった、悪かったな」
「ううん……無事に帰ってきたし、それに成果もあったわ。迷惑じゃないわよ」
「そうか」
謝るのがどうも恥ずかしくて歯切れ悪くなってしまったが、セイナも少し気恥ずかしそうに首を振ってから歯切れ悪くそう返してくる。
「……」
「……」
山道では普通に話していたのに、今の会話で互いに話が途切れてしまい。どこか気まずい空気が流れ出す。
「ねぇ……」
「ん?」
自宅の扉まできた俺の後ろからセイナが沈黙を破るよう唐突に声を掛けてきた。
振り返ると、何故か少し頬を赤らめたセイナが顔を背けて腕組をしていた。
「そ、その……もし迷惑じゃなかったら……でいいんだけど……」
「おう」
さっきよりも歯切れ悪くなりながら、何かを言おうとしているセイナ。
急にどうしたんだ?
「もし全部片付いたら、その……アタシをまたアメリカに連れてってよ……今回はゆっくりできなかったから、そ、その……教えなさいよ!街のその……歴史とか、観光名所とか……」
「別に構わねーけど?」
「ホ、ホント!?」
急にひまわりのようにパァッと表情を明るくするセイナ。
相変わらず喜怒哀楽の激しい奴だな。
セイナ、お前歴史に趣味なんてあったっけ?
「ああ、全部終わったらいくらでも付き合ってやるよ」
「うん……!」
と、そんなやり取りをしたあと、俺達が扉開けて自宅に入ると……
「……なんだこれ?」
玄関に置かれた段ボール箱。
それも一つや二つじゃない……通路のあちこちに置かれた段ボール。
アメリカに行く前に家の掃除はしたはずなのだが……見知らぬ段ボールとその中に入ったいたと思われる荷物、書類にPC機材に、これは……女性物の衣類か?
「ワシントンD.C.からの荷物って書いてあるわよ?」
セイナが適当に置いてあった段ボールの一つを手に取り「ほら」と俺に見せてくる。
「どれどれ……ホントだ」
確かに貼ってあったラベルにはワシントンD.C.ぺルシルべニア大通り1600と書かれていた。
────ん……?
「ぺルシルべニア大通り1600……って!まさか!?」
その瞬間、ここにある全ての情報、ピースが繋がり、その意味に気づいた俺は急いで靴を脱いで家に入る。
「ど、どうしたのフォルテ!?」
俺の大慌てな様子にセイナも驚いたのだろう。持っていた段ボールを元の場所に戻し、履いていたブーツを脱ごうとして苦戦していた。
だけどそんなこと待っていられない。
玄関を抜け、段ボール箱で溢れかえっていたリビングを見渡す。
いない、他にいるとしたら……二階の空き部屋か!?
「ちょ、ちょっと!?急にどうしたのよ!?」
セイナが追い付いてきたところで俺は這うようにして二階へと続く階段を駆け上がっていく。
そもそも最初からおかしかったんだ。なんで鍵をかけたはずの家の内部に段ボール箱があるのか?合鍵はセイナしか持っていないのでそれ以外の人が開けることは不可能……一瞬強盗も考えたが。鍵はこじ開けられた様子もなく、家の中を荒らされた形跡もないところからその線は薄いだろう……
じゃあ誰がこの家の鍵を開けたのか?
それは段ボール箱の中身とその差出人ですぐに分かった。
ぺルシルべニア大通り1600────それは……ホワイトハウスの住所だ。
そしてその中に入った女性物の服。女性物の服はセイナの物ではないとすぐに気づいた。理由は簡単。だって胸の部分が全てアメリカンサイズの服しかなかったからな。
二階に上がると、空き部屋の一つから人の気配がする────
俺はその扉をバンッ!と思いっきり開けて部屋に入ると……
「あ、帰ってきたんだ!ダーリン!」
まだ明るい時間帯にも関わらず、閉め切ったカーテンの薄暗がりの中、照明で白銀に輝くツインテールをゆさゆさ動かしながら作業していた少女がこっちを向く。
銀のツインテールをアメジスト色のリボン型の髪留めで止め、肌は日焼けがほとんどないためセイナよりも白く、綺麗な形の胸やお尻はボインッ!と効果音が鳴りそうな程突き出している。だがそれでもって腰などの細い部分はキュッと引き締まり、身長が小さいことを除けばナイスバディと言えるだろう。服装は相変わらずラフな黒い丈の短いキャミソール。白いショートパンツの下には同色のニーソックスを履き、ムチッとした太ももと、チラチラ見えるおへそが色っぽく強調されていた。
「ここで何してんだロナ……?」
機嫌がいい時によく言ってくるダーリンにはツッコミを入れず、予想通りの人物を前に俺はため息をついた。
「何って片付けだよ?」
「そうじゃねーよ、何でここにいるのかって聞いているんだよ……?」
猫目のハニーイエローの瞳をパチパチさせて首を傾げる。
セイナの場合、無意識にそういった仕草をやることで、無垢な感じと合わさって可愛さ倍増なのだが、コイツの場合それが可愛い仕草だということを理解してやっている節がある。確かにはたから見ればぶりっ子と見られるかもしれないが、だがそうと分かってても可愛いと感じてしまう辺り、男ってやつはホント単純だなと自虐的な気分になる。
「────ロ、ロナ!?何でここにアンタがいるのよ!?」
タタタタ────!と俺の後を追いかけて来たセイナが空き部屋の扉から顔だけを覗かせ、中にいたロナ・バーナードと目が合う。
「おっすー!数日ぶりだねセイナ!」
「アンタ、アメリカの自室で仕事してたんじゃないの!?」
俺の言葉を代弁するようにして質問するセイナ。嬉しさ半分驚き半分といった様子だった。
すると────数日前とは違っていつもの調子に戻っていたロナがとんでもないことを口にした。
「ロナちゃんクビになっちゃったからここで雇ってよ、ダ~リン!」
0
あなたにおすすめの小説
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
みそっかす銀狐(シルバーフォックス)、家族を探す旅に出る
伽羅
ファンタジー
三つ子で生まれた銀狐の獣人シリル。一人だけ体が小さく人型に変化しても赤ん坊のままだった。
それでも親子で仲良く暮らしていた獣人の里が人間に襲撃される。
兄達を助ける為に囮になったシリルは逃げる途中で崖から川に転落して流されてしまう。
何とか一命を取り留めたシリルは家族を探す旅に出るのだった…。
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
地味スキル「ためて・放つ」が最強すぎた!~出来損ないはいらん!と追い出したくせに英雄に駆け上がってから戻れと言われても手遅れです~
かくろう
ファンタジー
【ためて・放つ】という地味スキルを一生に一度の儀式で授かってしまった主人公セージ。
そのせいで家から追放され、挙げ句に異母弟から殺されかけてしまう。
しかしあらゆるものを【ためる】でパワフルにできるこのスキルは、最高ランクの冒険者すらかすんでしまうほどのぶっ壊れ能力だった!
命からがら魔物の強襲から脱したセージは、この力を駆使して成り上がっていく事を決意する。
そして命の危機に瀕していた少女リンカニアと出会い、絆を深めていくうちに自分のスキルを共有できる事に気が付いた。
――これは、世界で類を見ない最強に成り上がっていく主人公と、彼の元へ集まってくる仲間達との物語である。
追放されたS級清掃員、配信切り忘れで伝説になる「ただのゴミ掃除」と言って神話級ドラゴンを消し飛ばしていたら世界中がパニックになってますが?
あとりえむ
ファンタジー
【5話ごとのサクッと読める構成です!】全60話 完結しました。読者の皆様ありがとうございます!
世界を救ったのは、聖剣ではなく「洗剤」でした。
「君のやり方は古いんだよ」 不当な理由でS級クランを追放された、ベテラン清掃員・灰坂ソウジ(38歳)。 職を失った彼だったが、実は彼にはとんでもない秘密があった。 呪いのゴーグルのせいで、あらゆる怪物が「汚れ」にしか見えないのだ。
・神話級ドラゴン
⇒ 換気扇の頑固な油汚れ(洗剤で瞬殺)
・深淵の邪神
⇒ トイレの配管詰まり(スッポンで解決)
・次元の裂け目
⇒ 天井の雨漏りシミ(洗濯機で丸洗い)
「あー、ここ汚れてるな。チャチャッと落としておくか」
本人はただ業務として掃除をしているだけなのに、その姿は世界中で配信され、人類最強の英雄として崇められていく! 可愛い元ダンジョン・コアや、潔癖症の聖女も入社し、会社は今日も大忙し。 一方、彼を追放した元クランは、汚れ(モンスター)に埋もれて破滅寸前で……?
「地球が汚れてる? じゃあ、一回丸洗いしますか」 最強の清掃員が、モップ片手に世界をピカピカにする、痛快・勘違い無双ファンタジー!
【免責事項】
この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる