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赤き羽毛の復讐者《スリーピングスナイパー》
暁に染まる巨人《ダイド イン ザ ダウン》4
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「マジかよッ!?」
焼けるような熱風に晒された俺は目を剥く。
どうやらここあった鉄屑は、製鉄に使用されるものだったらしく、急にコンテナの向きが変わったのは、中に含まれる材料を溶解炉に投下するために、ピットクレーンが吊り上げていたからだったらしい。
焦熱地獄を思わせる、ボコ……ボコ……と空気が弾ける溶解炉。距離は十メートル以上離れてはいるが、火花を散らして煮え立つ鉄の融解温度は約千六百度以上……ここからでも肌が焼けるように熱いってのに、そんなところに落下すれば人間なんて一溜まりもない。
こんなところでターミネータ―ごっこをするつもりがない俺は、装備の入った防水性バッグの持ち手に空中で腕を突っ込んでから、開放されたコンテナの扉、ウェスタン扉のようにパカパカしていたそれに左手で捕まった。
「きゃっ……!?」
着ていたドライスーツやダイビングの機材が鉄屑と流されていく中、もう片方の手で横に居たセイナの左手をギリギリで掴む。
UFOキャッチャーの景品のように、不安定な状態のままグラグラとコンテナごと振り回される俺達。触感のない義手でなんとか捕まってはいるが、腕と義手はベルトで固定してあるのみ。スポーンと抜けないように腕を曲げた状態で耐えてはいるが……落ちるのは時間の問題だった。
「フォルテッ!アタシのことは────」
「離せとか言うんじゃねーぞ!!ちょっとでも気い抜いたら……落ちる……!!」
もし余計なことを考えて、間違った脳波を義手が受け取れば、誤動作で手を離してしまう可能性もあり、それに加え、抜け落ちないように腕や胸の筋肉に意識を集中する必要がある。
辛い、熱いといった感情すら捨てて、奥歯を噛み締めた表情でただひたすらに耐えていると、数秒経ってようやくピットクレーンが溶解炉の外に向かって動き始めた。
ほっと俺とセイナが胸を撫で下ろした。作業が完了したのか、鉄屑の投下地点から遠ざかっていくピットクレーン。気は抜けない状況に変わりはないが、このまま行けばすぐに溶解炉から脱出できそうだった。
セイナの左手を掴んでいた汗ばむ右手を握り直し、溶解炉の外まで数メートル切ったタイミングで、ぴたり……と何かを思い出したようにピットクレーンが動きを止めた。
ガゴンッ!!
「「あっ」」
刹那の出来事に、思わず漏れた間抜けな俺達の声。まさにUFOキャッチャーと同じ、掴んだ景品を受け取り口に落とすが如く、鉄製のコンテナをピットクレーンが手放した!
「っざけんなぁぁ!!」
文字通り、安堵から奈落に突き落とされたかのような気分に陥った俺が、右眼を三角目にしてぶちぎれた。
二十フィートの巨大なコンテナが上空を覆い、溶湯とサンドウィッチにされて完全に逃げ道を失った。マジでI`ll be backする五秒前……と、その時、何かに気づいたセイナが大声で叫んだ。
「フォルテ!あれ!」
ただでさえ薄暗い工場で、さらに溶湯から滲み出る陽炎と煙で視界が悪い中、セイナが右手で指さした先────溶解炉の外、数メートルの位置に工場を支える鉄柱が一本見えた。
「クッ……」
セイナの呼びかけの意味を察した俺は、言われなければ気づかなかったそれに向け、コンテナ扉から離した左手を突き出し……バシュウッ……!!と空圧音を立てながら、手首から先が勢いよく射出された!
「届けぇ!!」
落下に伴って、肌をフライパンで焼かれるような感覚から、バーナーで丸焦げにされているような熱さの変化を直に感じながら、祈るように伸ばしたワイヤー仕込みの左手。義手に内蔵された巻取り用のリールが高速で回転する、キュルキュルと甲高い摩擦音を響かせながらパーにした手が鉄柱に────と、届かねえ……!?
「はぁッ!!」
数センチ手前で虚空を掴む左手に、絶望で声を失う俺。それをセイナはあろうことか、手を掴んだままの状態で蹴りを一発お見舞いしてきた。さっき貰ったストンピングと同じ三トンキック……いや、象すら屠ることのできそうなマジ蹴りで、十トンは軽く超える殺人キックを尻に食らった俺が、奇跡的に数センチ鉄柱に近づいた。お前この仕事辞めて総合格闘家とかになった方が良いんじゃないか?容姿も可愛いから、そっちの方が儲かるぞ。
まあ何はともあれ、多少(かなり)乱暴ではあったが何とか鉄柱に捕まることのできた俺達は、ターザンのように溶湯すれすれを通過しながら、引き寄せたワイヤーで溶解炉外の鉄柱に取り付くことに成功。今度こそ、俺達二人は安堵のため息を漏らした。
工場内に無事に潜入したはいいが、地図も何もない俺達は、監視の目を潜り抜けながらロナの捜索、及び工場についての情報を手当たり次第に探っていた。この工場は、ドローンで撮影した外部写真から分かっていたが意外にでかい。それこそ、以前ベルゼと戦った時の廃工場、その三、四倍くらいはありそうな規模で、社員もざっと数えただけで数百人は所属しているようだった。そんな大規模工場が二十四時間フル稼働で作っていたものは……
「やっぱり銃だな……」
大型フォークリフトも通れる広い通路、その端に乱雑にまとめてあった資材の陰から俺が呟いた。
港区でトランクケースに入っていた銃はきっと、ここで密造密売された製品なのだろう……
上流から運ばれてくるコンテナは全て、銃のフォルムを形成する鉄、ウッドストックなどに使用する木材、銃弾を形成する鉛など……銃を作成するために必要な材料が積まれていたらしく、俺達はその中でも外れクジの鉄を引いたらしい。木材なら投下しない。鉛だったとしても鉄との混合を防ぐためにコンテナは回収するってのに……いや、ここはプラスに考えて、まさかあんなところから侵入する馬鹿なんていないだろうと、向こうの警戒が薄かったおかげか、今もこうしてバレてはいないのだから良しとするか。
「……それにしては、随分と作りが凝っていないかしら?手際といい、姿勢といい、見た目はともかくとてもコピー品を作っているようには見えないわね……」
セイナが不振点を口にしながら眉を顰めた。
確かに、過去に見たフィリピンなどの密造業者は、火薬を扱っているとは思えない気安さで、銃を作成していた。雨ざらしの中、煙草片手にへらへら作業する彼らと違い、目の前の男達……野戦服を着こんだ軍隊兼作業員らしき人達は、皆が真面目な顔つきで作業していた。見た目だけでなく、音や質感も確かめながら、ただひたすらに作業している姿は、まさに職人という言葉がぴったりだった。もしかしたら、旋条痕が合致したのも、彼らの寸分狂わぬ作業があったおかげかもしれないな。
だが、何故だろう……ここにいる人達からは、仕事に対する喜びのような感情は一切伝わってこない。まるで、何かの目標に向けて感情を殺し、せかせかと効率と制度だけを求めるロボットや、操り人形……そんな印象に近かった。
勝手に工場見学している俺達は、そのまま作業を観察していくと、下工程に行くにつれて作業環境が良くなっていく中、ロナを見つけることができないまま、最後の梱包現場にたどり着いてしまった。
「あれ……くまなく探したよな……?」
工場は大きいと言っても平屋。二階は無かったはずだが、もうこれ以上探せそうなところはなかった。
「隠し部屋でもあるのかしら……」
ここまでの記憶を辿るように瞳を閉じて考えるセイナを横目に見つつ、俺は梱包の様子を眺めていると────
「五つ完成した、今からそっちに取りに行く」
十人ほどの作業者の中、無線を持った班リーダーらしきベトナム人の男が短く英語でそう告げ、持ち場を離れていく。
そう言えばこいつら、俺達を襲撃した時も英語で最初話しかけて来たよな。そしてこの工場内でも、張り紙、注意書き等も合わせて、皆がネイティブな英語を使いこなしていた。それこそ、ワシントンで聞いてもおかしくないレベルに自然な────
ちょんちょん。
考えていた思考がそこでストップされた、横に居たセイナが俺の脇腹を指で突っついたらしい。
「フォルテ、アイツをつけましょう……」
そう言ってセイナは班リーダーを追うため、作業者に見つからないようタイミングを見計らい、監視カメラの死角つくように飛び出そうとした瞬間────尾行しようとしていた男とすれ違うようにして、別の男が通路から歩いてきた。
「……待てッ……」
班リーダー格の男との身長差で見えなかったのか、それに気づかず尾行しようとしていたセイナの腕を引き、置いてあった廃材の陰へと強引に隠れる。驚いたセイナを片手で落ち着かせてから、バレないようにゆっくりと顔半分だけ覗かせた俺は、
「……ッ!?」
その人物に、眼が飛び出そうなほど驚愕し、思わず口に出そうになった声を右手の甲でなんとか抑えた。
視線の先……中学生がワックスに失敗したのかと思うくらい、脂でべっとりとした髪の毛とダサいチョビ髭。サーカスのピエロのような小太りでチビの中年男。他の作業者と違って野戦服ではなく、だぼだぼの高級イタリアスーツ。作業着の方がまだマシだろうと思う程に残念なあの見た目は、忘れもしないあの男は……
「チャ、チャップリン!?」
焼けるような熱風に晒された俺は目を剥く。
どうやらここあった鉄屑は、製鉄に使用されるものだったらしく、急にコンテナの向きが変わったのは、中に含まれる材料を溶解炉に投下するために、ピットクレーンが吊り上げていたからだったらしい。
焦熱地獄を思わせる、ボコ……ボコ……と空気が弾ける溶解炉。距離は十メートル以上離れてはいるが、火花を散らして煮え立つ鉄の融解温度は約千六百度以上……ここからでも肌が焼けるように熱いってのに、そんなところに落下すれば人間なんて一溜まりもない。
こんなところでターミネータ―ごっこをするつもりがない俺は、装備の入った防水性バッグの持ち手に空中で腕を突っ込んでから、開放されたコンテナの扉、ウェスタン扉のようにパカパカしていたそれに左手で捕まった。
「きゃっ……!?」
着ていたドライスーツやダイビングの機材が鉄屑と流されていく中、もう片方の手で横に居たセイナの左手をギリギリで掴む。
UFOキャッチャーの景品のように、不安定な状態のままグラグラとコンテナごと振り回される俺達。触感のない義手でなんとか捕まってはいるが、腕と義手はベルトで固定してあるのみ。スポーンと抜けないように腕を曲げた状態で耐えてはいるが……落ちるのは時間の問題だった。
「フォルテッ!アタシのことは────」
「離せとか言うんじゃねーぞ!!ちょっとでも気い抜いたら……落ちる……!!」
もし余計なことを考えて、間違った脳波を義手が受け取れば、誤動作で手を離してしまう可能性もあり、それに加え、抜け落ちないように腕や胸の筋肉に意識を集中する必要がある。
辛い、熱いといった感情すら捨てて、奥歯を噛み締めた表情でただひたすらに耐えていると、数秒経ってようやくピットクレーンが溶解炉の外に向かって動き始めた。
ほっと俺とセイナが胸を撫で下ろした。作業が完了したのか、鉄屑の投下地点から遠ざかっていくピットクレーン。気は抜けない状況に変わりはないが、このまま行けばすぐに溶解炉から脱出できそうだった。
セイナの左手を掴んでいた汗ばむ右手を握り直し、溶解炉の外まで数メートル切ったタイミングで、ぴたり……と何かを思い出したようにピットクレーンが動きを止めた。
ガゴンッ!!
「「あっ」」
刹那の出来事に、思わず漏れた間抜けな俺達の声。まさにUFOキャッチャーと同じ、掴んだ景品を受け取り口に落とすが如く、鉄製のコンテナをピットクレーンが手放した!
「っざけんなぁぁ!!」
文字通り、安堵から奈落に突き落とされたかのような気分に陥った俺が、右眼を三角目にしてぶちぎれた。
二十フィートの巨大なコンテナが上空を覆い、溶湯とサンドウィッチにされて完全に逃げ道を失った。マジでI`ll be backする五秒前……と、その時、何かに気づいたセイナが大声で叫んだ。
「フォルテ!あれ!」
ただでさえ薄暗い工場で、さらに溶湯から滲み出る陽炎と煙で視界が悪い中、セイナが右手で指さした先────溶解炉の外、数メートルの位置に工場を支える鉄柱が一本見えた。
「クッ……」
セイナの呼びかけの意味を察した俺は、言われなければ気づかなかったそれに向け、コンテナ扉から離した左手を突き出し……バシュウッ……!!と空圧音を立てながら、手首から先が勢いよく射出された!
「届けぇ!!」
落下に伴って、肌をフライパンで焼かれるような感覚から、バーナーで丸焦げにされているような熱さの変化を直に感じながら、祈るように伸ばしたワイヤー仕込みの左手。義手に内蔵された巻取り用のリールが高速で回転する、キュルキュルと甲高い摩擦音を響かせながらパーにした手が鉄柱に────と、届かねえ……!?
「はぁッ!!」
数センチ手前で虚空を掴む左手に、絶望で声を失う俺。それをセイナはあろうことか、手を掴んだままの状態で蹴りを一発お見舞いしてきた。さっき貰ったストンピングと同じ三トンキック……いや、象すら屠ることのできそうなマジ蹴りで、十トンは軽く超える殺人キックを尻に食らった俺が、奇跡的に数センチ鉄柱に近づいた。お前この仕事辞めて総合格闘家とかになった方が良いんじゃないか?容姿も可愛いから、そっちの方が儲かるぞ。
まあ何はともあれ、多少(かなり)乱暴ではあったが何とか鉄柱に捕まることのできた俺達は、ターザンのように溶湯すれすれを通過しながら、引き寄せたワイヤーで溶解炉外の鉄柱に取り付くことに成功。今度こそ、俺達二人は安堵のため息を漏らした。
工場内に無事に潜入したはいいが、地図も何もない俺達は、監視の目を潜り抜けながらロナの捜索、及び工場についての情報を手当たり次第に探っていた。この工場は、ドローンで撮影した外部写真から分かっていたが意外にでかい。それこそ、以前ベルゼと戦った時の廃工場、その三、四倍くらいはありそうな規模で、社員もざっと数えただけで数百人は所属しているようだった。そんな大規模工場が二十四時間フル稼働で作っていたものは……
「やっぱり銃だな……」
大型フォークリフトも通れる広い通路、その端に乱雑にまとめてあった資材の陰から俺が呟いた。
港区でトランクケースに入っていた銃はきっと、ここで密造密売された製品なのだろう……
上流から運ばれてくるコンテナは全て、銃のフォルムを形成する鉄、ウッドストックなどに使用する木材、銃弾を形成する鉛など……銃を作成するために必要な材料が積まれていたらしく、俺達はその中でも外れクジの鉄を引いたらしい。木材なら投下しない。鉛だったとしても鉄との混合を防ぐためにコンテナは回収するってのに……いや、ここはプラスに考えて、まさかあんなところから侵入する馬鹿なんていないだろうと、向こうの警戒が薄かったおかげか、今もこうしてバレてはいないのだから良しとするか。
「……それにしては、随分と作りが凝っていないかしら?手際といい、姿勢といい、見た目はともかくとてもコピー品を作っているようには見えないわね……」
セイナが不振点を口にしながら眉を顰めた。
確かに、過去に見たフィリピンなどの密造業者は、火薬を扱っているとは思えない気安さで、銃を作成していた。雨ざらしの中、煙草片手にへらへら作業する彼らと違い、目の前の男達……野戦服を着こんだ軍隊兼作業員らしき人達は、皆が真面目な顔つきで作業していた。見た目だけでなく、音や質感も確かめながら、ただひたすらに作業している姿は、まさに職人という言葉がぴったりだった。もしかしたら、旋条痕が合致したのも、彼らの寸分狂わぬ作業があったおかげかもしれないな。
だが、何故だろう……ここにいる人達からは、仕事に対する喜びのような感情は一切伝わってこない。まるで、何かの目標に向けて感情を殺し、せかせかと効率と制度だけを求めるロボットや、操り人形……そんな印象に近かった。
勝手に工場見学している俺達は、そのまま作業を観察していくと、下工程に行くにつれて作業環境が良くなっていく中、ロナを見つけることができないまま、最後の梱包現場にたどり着いてしまった。
「あれ……くまなく探したよな……?」
工場は大きいと言っても平屋。二階は無かったはずだが、もうこれ以上探せそうなところはなかった。
「隠し部屋でもあるのかしら……」
ここまでの記憶を辿るように瞳を閉じて考えるセイナを横目に見つつ、俺は梱包の様子を眺めていると────
「五つ完成した、今からそっちに取りに行く」
十人ほどの作業者の中、無線を持った班リーダーらしきベトナム人の男が短く英語でそう告げ、持ち場を離れていく。
そう言えばこいつら、俺達を襲撃した時も英語で最初話しかけて来たよな。そしてこの工場内でも、張り紙、注意書き等も合わせて、皆がネイティブな英語を使いこなしていた。それこそ、ワシントンで聞いてもおかしくないレベルに自然な────
ちょんちょん。
考えていた思考がそこでストップされた、横に居たセイナが俺の脇腹を指で突っついたらしい。
「フォルテ、アイツをつけましょう……」
そう言ってセイナは班リーダーを追うため、作業者に見つからないようタイミングを見計らい、監視カメラの死角つくように飛び出そうとした瞬間────尾行しようとしていた男とすれ違うようにして、別の男が通路から歩いてきた。
「……待てッ……」
班リーダー格の男との身長差で見えなかったのか、それに気づかず尾行しようとしていたセイナの腕を引き、置いてあった廃材の陰へと強引に隠れる。驚いたセイナを片手で落ち着かせてから、バレないようにゆっくりと顔半分だけ覗かせた俺は、
「……ッ!?」
その人物に、眼が飛び出そうなほど驚愕し、思わず口に出そうになった声を右手の甲でなんとか抑えた。
視線の先……中学生がワックスに失敗したのかと思うくらい、脂でべっとりとした髪の毛とダサいチョビ髭。サーカスのピエロのような小太りでチビの中年男。他の作業者と違って野戦服ではなく、だぼだぼの高級イタリアスーツ。作業着の方がまだマシだろうと思う程に残念なあの見た目は、忘れもしないあの男は……
「チャ、チャップリン!?」
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