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月下の鬼人(ワールドエネミー)上
maintenance(クロッシング・アンビション)5
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そう告げたのは、今まさにオペレーティングをしていたロナ本人だった。
『私がってお前ッ……!この状況をどうや……って、おい!!ロナッ!!』
混信するようなレクスの呼び掛けが入る。
何が起きてるんだ……!?
『フォルテ!!ロナのやつ、輸送機からパラシュート持って飛び降りやがったッ!!』
「まじかよ……!グッ……!」
反応する余裕すら与えないような弾幕、俺のすぐ足元で火花が散った。
クソッ……無茶苦茶だ……
他の仲間に構っている余裕さえない状況、時間に追われ、焦りが脳の思考を殺していく。
余計なことは考えるな……今俺がすべきことは……
「……ッ!」
テロリストの一人がリロードに入ったことにより、弾幕が薄くなった瞬間を見計らって俺はコンテナから飛び出した。
ダンッ!!ダンッ!!ダンッ!!
側中で銃弾を躱しながらの銃撃!
正確無比な射撃によって、肩や膝を撃ち抜かれたテロリスト三人がその場に崩れ落ちる。
着地と同時に今度は別の集団に向けて発砲。
次々と敵を倒しながらコンテナの裏へ────だが、リロードする暇もないまま、さらに別のテロリストの集団からアサルトライフルの銃口を向けられた俺は、素早くハンドガンと村正を入れ替えた。
逃げ場なんてない。
俺は銃弾の雨に晒されながら、村正片手に突っ込んでいく。
距離、七メートル。
アサルトライフルどころか、ハンドガンにとっても絶望の距離。
しかし、俺の右眼は死んではいなかった。
黒い瞳は敵だけを睨み、駆ける。
それでも躱せない銃弾はある。
だから俺は────!
ギンッ!!
村正に弾かれた銃弾、その火薬が弾けて火花が舞う。
同時に、テロリストの眼が見開いたのがはっきりと見えた。
銃弾弾き。
シャドーのやっていた業の見様見真似だが、案外できるもんだな……!
口角が自然と吊り上がる。
それはきっと鬼のような表情だっただろう。
怯えたテロリスト達の懐に入り込んだ俺は、全員を村正で滅多打ちにし、全員纏めて気絶させた。
よし……いける……!
そう思いかけた時だった────
カチャッ……
「……ッ!?」
背中に細い突起物が当たる。
当然、中央は空洞────
銃口だ。
反射的に身を捻ろうとするも、戦闘服掴まれて動きを封じられる。
強い……!
そう思って敵を視認した俺は言葉を失った。
そこに立っていたの……!
「シャドー……!?お前何を……グッ……!?」
見間違えるはずのない特徴的な格好の仲間に、俺は口を抑えられ、そのままコンテナの裏へと引きずり込まれた。
コイツこんな時に何を考えて……!
『しゃべるな』
背中越しに伝わるタップしてきた指が、そう告げていた。
『こちらロナ、今現場に到着……ッ!弾頭を運ぶテロリストを目視────これより奪還に入りますッ!!』
キビキビした緊張声と共に、現場に到着したロナが視線の先を駆けていく。
ロアと入れ替わってないのにッ……!アイツ一人では荷が重すぎる!
「待て……!ロッ……」
呼び止めようとした俺の口を、シャドーが抑え込む……
コイツ……いい加減に……ッ!
『落ち着け、今後のためだ』
しーっとフルフェイスマスクの前で人差し指を立てたシャドー。
そのミラー部分には、殺気立った俺の顔だけが映っていた。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
息が上がる。
演習は散々重ねてきたのに……!
いつも装備しているショットガンが、今日はやけに重く感じた。
もう一人の私の声は聞こえない。
それでも、それでも私はみんなのために────!
「……ッ!」
眼前に見えた敵は四人、弾頭を運んでいた敵目掛けて私は滑り込んだ。
銀髪がコンクリートの地面の上に扇状に広がり、視線が一気に低くなる。
ダンッ!!ダンッ!!
「ぐあッ!!」
排莢された赤い十二ゲージの空薬莢が側頭部を掠める。
弾頭を持つ二人とは別、護衛についていた別の二人を負傷させる。
よし────このまま!
私が残りの二人にショットガンを向けた。
その時、視界の片隅に別のテロリストの姿が────
「……ハッ!?」
咄嗟に潜伏していたテロリストに向けて、私はショットガンを放つ。
紙一重の差で、
ダダダダッ!!────ダンッ!!
アサルトライフルの閃光、傾けた後頭部のすぐ近くに着弾する。
私の放った散弾は、テロリストの足に命中した。
地面に倒れるテロリスト。
間一髪で負傷させることに成功したが、その分、核弾頭を運んでいた敵への対応が遅れてしまう。
私が銃口を戻すよりも先に、弾頭を運んでいたテロリストが重い蹴りを放つ。
「……ぅ……!」
脇腹にめり込んだ蹴りが、ミシミシとなる嫌な音を響かせる。
肺から空気が漏れ、呼吸が一気に苦しくなる。
あまりの痛さに無意識に涙が込み上げる。
様々な情報と感情で埋め尽くされ、動きが極端に鈍くなった私をテロリストが掴んでくる。
「クッ……!離せッ……!!」
「大人しくしろッ!!おい!!お前は弾頭を早く地下へ持ってけッ!」
暴れる私の首に、ぐるりと大蛇のような腕が絡みつき、その先端には、牙を思わせるナイフが握られていた。
その間にもう一人のテロリストが弾頭を運んで行ってしまう。
「ロナッ!!」
そんな私の前に現れたのは────
「アキラ……!」
数十メートル向こう、拘束されたロナの前に現れたのは、アキラだった。
激しい戦闘を潜り抜けてきたことを表すように、荒い息と共に上下する双肩。
普段は二丁持ちのサブマシンガンも、弾切れを起こしたのか、今は一丁しか持っていなかった。
『アキラ、私のことはいいから早く行って……!!』
『しゃべるな女!!おい!!このナイフが見えないのか!?コイツの命が惜しければ、今すぐ銃を下ろすんだぁ!!』
苦悶の表情を浮かべるロナと、それを盾に興奮するテロリスト。
しかし────アキラは何も言わない。
ただじっと、サブマシンガンを構えていた。
俺の角度からだと背中しか見えないアキラが、一体今どんな表情をしているのか全く分からなかった。
「アキラ!!いま俺が行く、それまで待てッ!」
銃はロナに当たる可能性があり、背中の大剣を抜いたところで間に合わないだろうと、何故かこっちは味方に拘束されていた俺が、インカム越しに叫んだ、
だが、けたたましい銃声の中、アキラから返事は帰ってこない。
もう一度呼びかけようとすると、背後からシャドーがインカムを強引に奪い。
ダンッ!!
S&W M29で破壊してしまう。
「お前ッ……!一体何を考えているんだ……ッ!?」
理解できない……
いや、もうこれは裏切りと言っても過言ではない……
だが何故だろうか……
振り返った俺が睨みつけたシャドーからは、不思議と裏切りの気配がしなかった。
というのも、この黒ずくめは表情こそ見えないが、アキラ達の動向をじっと見つめたまま、何かを待っているような感じだったのだ。
「……お前なんだろ」
何が目的か知らないが、コイツなりに何か考えがあるのかもしれない。
シャドーと同じように二人の動向を見守る俺はそう切り出した。
「あの時……シリコンバレーでロアのショットガンを逸らしたのは……」
シャドーが少しだけ驚いたように、身体をピクリと動かした。
やはり……コイツだったのか……
心当たりはもちろんあった。
思い返してみれば、あの時ロナの他にもう一人の気配があったこと。
演習場での戦闘時、最近ではあまり見なくなったS&W M29の銃声に聞き覚えがあったこと。
シリコンバレーでロアの銃口を逸らした時に聞いた銃声。あれはシャドーのS&W M29だったのだろう。
コイツは大統領に紹介される前から、影のように俺達に忍び寄っていたんだ。
「お前は……何が目的なんだ────」
『フォルテ』
日本語。
シャドーの無線から、アキラの声が入る。
『ごめん……待てない……』
アキラのものとは思えない、静かで低い声。
『ここで俺が引いたら、あの時のように、また誰かを泣かせてしまう気がするんだ……ッ』
俺が止めるよりも先に、アキラは右手に持っていた銃を手放した。
重力に引かれ、ゆっくりと落ちていくMP7。
テロリストの視線が下がる。
その数瞬を狙って、左手から取り出したのは、サブマシンガンでも、オートクレールでもなく────
『私がってお前ッ……!この状況をどうや……って、おい!!ロナッ!!』
混信するようなレクスの呼び掛けが入る。
何が起きてるんだ……!?
『フォルテ!!ロナのやつ、輸送機からパラシュート持って飛び降りやがったッ!!』
「まじかよ……!グッ……!」
反応する余裕すら与えないような弾幕、俺のすぐ足元で火花が散った。
クソッ……無茶苦茶だ……
他の仲間に構っている余裕さえない状況、時間に追われ、焦りが脳の思考を殺していく。
余計なことは考えるな……今俺がすべきことは……
「……ッ!」
テロリストの一人がリロードに入ったことにより、弾幕が薄くなった瞬間を見計らって俺はコンテナから飛び出した。
ダンッ!!ダンッ!!ダンッ!!
側中で銃弾を躱しながらの銃撃!
正確無比な射撃によって、肩や膝を撃ち抜かれたテロリスト三人がその場に崩れ落ちる。
着地と同時に今度は別の集団に向けて発砲。
次々と敵を倒しながらコンテナの裏へ────だが、リロードする暇もないまま、さらに別のテロリストの集団からアサルトライフルの銃口を向けられた俺は、素早くハンドガンと村正を入れ替えた。
逃げ場なんてない。
俺は銃弾の雨に晒されながら、村正片手に突っ込んでいく。
距離、七メートル。
アサルトライフルどころか、ハンドガンにとっても絶望の距離。
しかし、俺の右眼は死んではいなかった。
黒い瞳は敵だけを睨み、駆ける。
それでも躱せない銃弾はある。
だから俺は────!
ギンッ!!
村正に弾かれた銃弾、その火薬が弾けて火花が舞う。
同時に、テロリストの眼が見開いたのがはっきりと見えた。
銃弾弾き。
シャドーのやっていた業の見様見真似だが、案外できるもんだな……!
口角が自然と吊り上がる。
それはきっと鬼のような表情だっただろう。
怯えたテロリスト達の懐に入り込んだ俺は、全員を村正で滅多打ちにし、全員纏めて気絶させた。
よし……いける……!
そう思いかけた時だった────
カチャッ……
「……ッ!?」
背中に細い突起物が当たる。
当然、中央は空洞────
銃口だ。
反射的に身を捻ろうとするも、戦闘服掴まれて動きを封じられる。
強い……!
そう思って敵を視認した俺は言葉を失った。
そこに立っていたの……!
「シャドー……!?お前何を……グッ……!?」
見間違えるはずのない特徴的な格好の仲間に、俺は口を抑えられ、そのままコンテナの裏へと引きずり込まれた。
コイツこんな時に何を考えて……!
『しゃべるな』
背中越しに伝わるタップしてきた指が、そう告げていた。
『こちらロナ、今現場に到着……ッ!弾頭を運ぶテロリストを目視────これより奪還に入りますッ!!』
キビキビした緊張声と共に、現場に到着したロナが視線の先を駆けていく。
ロアと入れ替わってないのにッ……!アイツ一人では荷が重すぎる!
「待て……!ロッ……」
呼び止めようとした俺の口を、シャドーが抑え込む……
コイツ……いい加減に……ッ!
『落ち着け、今後のためだ』
しーっとフルフェイスマスクの前で人差し指を立てたシャドー。
そのミラー部分には、殺気立った俺の顔だけが映っていた。
「はぁっ……はぁっ……はぁっ……」
息が上がる。
演習は散々重ねてきたのに……!
いつも装備しているショットガンが、今日はやけに重く感じた。
もう一人の私の声は聞こえない。
それでも、それでも私はみんなのために────!
「……ッ!」
眼前に見えた敵は四人、弾頭を運んでいた敵目掛けて私は滑り込んだ。
銀髪がコンクリートの地面の上に扇状に広がり、視線が一気に低くなる。
ダンッ!!ダンッ!!
「ぐあッ!!」
排莢された赤い十二ゲージの空薬莢が側頭部を掠める。
弾頭を持つ二人とは別、護衛についていた別の二人を負傷させる。
よし────このまま!
私が残りの二人にショットガンを向けた。
その時、視界の片隅に別のテロリストの姿が────
「……ハッ!?」
咄嗟に潜伏していたテロリストに向けて、私はショットガンを放つ。
紙一重の差で、
ダダダダッ!!────ダンッ!!
アサルトライフルの閃光、傾けた後頭部のすぐ近くに着弾する。
私の放った散弾は、テロリストの足に命中した。
地面に倒れるテロリスト。
間一髪で負傷させることに成功したが、その分、核弾頭を運んでいた敵への対応が遅れてしまう。
私が銃口を戻すよりも先に、弾頭を運んでいたテロリストが重い蹴りを放つ。
「……ぅ……!」
脇腹にめり込んだ蹴りが、ミシミシとなる嫌な音を響かせる。
肺から空気が漏れ、呼吸が一気に苦しくなる。
あまりの痛さに無意識に涙が込み上げる。
様々な情報と感情で埋め尽くされ、動きが極端に鈍くなった私をテロリストが掴んでくる。
「クッ……!離せッ……!!」
「大人しくしろッ!!おい!!お前は弾頭を早く地下へ持ってけッ!」
暴れる私の首に、ぐるりと大蛇のような腕が絡みつき、その先端には、牙を思わせるナイフが握られていた。
その間にもう一人のテロリストが弾頭を運んで行ってしまう。
「ロナッ!!」
そんな私の前に現れたのは────
「アキラ……!」
数十メートル向こう、拘束されたロナの前に現れたのは、アキラだった。
激しい戦闘を潜り抜けてきたことを表すように、荒い息と共に上下する双肩。
普段は二丁持ちのサブマシンガンも、弾切れを起こしたのか、今は一丁しか持っていなかった。
『アキラ、私のことはいいから早く行って……!!』
『しゃべるな女!!おい!!このナイフが見えないのか!?コイツの命が惜しければ、今すぐ銃を下ろすんだぁ!!』
苦悶の表情を浮かべるロナと、それを盾に興奮するテロリスト。
しかし────アキラは何も言わない。
ただじっと、サブマシンガンを構えていた。
俺の角度からだと背中しか見えないアキラが、一体今どんな表情をしているのか全く分からなかった。
「アキラ!!いま俺が行く、それまで待てッ!」
銃はロナに当たる可能性があり、背中の大剣を抜いたところで間に合わないだろうと、何故かこっちは味方に拘束されていた俺が、インカム越しに叫んだ、
だが、けたたましい銃声の中、アキラから返事は帰ってこない。
もう一度呼びかけようとすると、背後からシャドーがインカムを強引に奪い。
ダンッ!!
S&W M29で破壊してしまう。
「お前ッ……!一体何を考えているんだ……ッ!?」
理解できない……
いや、もうこれは裏切りと言っても過言ではない……
だが何故だろうか……
振り返った俺が睨みつけたシャドーからは、不思議と裏切りの気配がしなかった。
というのも、この黒ずくめは表情こそ見えないが、アキラ達の動向をじっと見つめたまま、何かを待っているような感じだったのだ。
「……お前なんだろ」
何が目的か知らないが、コイツなりに何か考えがあるのかもしれない。
シャドーと同じように二人の動向を見守る俺はそう切り出した。
「あの時……シリコンバレーでロアのショットガンを逸らしたのは……」
シャドーが少しだけ驚いたように、身体をピクリと動かした。
やはり……コイツだったのか……
心当たりはもちろんあった。
思い返してみれば、あの時ロナの他にもう一人の気配があったこと。
演習場での戦闘時、最近ではあまり見なくなったS&W M29の銃声に聞き覚えがあったこと。
シリコンバレーでロアの銃口を逸らした時に聞いた銃声。あれはシャドーのS&W M29だったのだろう。
コイツは大統領に紹介される前から、影のように俺達に忍び寄っていたんだ。
「お前は……何が目的なんだ────」
『フォルテ』
日本語。
シャドーの無線から、アキラの声が入る。
『ごめん……待てない……』
アキラのものとは思えない、静かで低い声。
『ここで俺が引いたら、あの時のように、また誰かを泣かせてしまう気がするんだ……ッ』
俺が止めるよりも先に、アキラは右手に持っていた銃を手放した。
重力に引かれ、ゆっくりと落ちていくMP7。
テロリストの視線が下がる。
その数瞬を狙って、左手から取り出したのは、サブマシンガンでも、オートクレールでもなく────
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