SEVEN TRIGGER

匿名BB

文字の大きさ
229 / 361
月下の鬼人(ワールドエネミー)下

at gunpoint (セブントリガー)11

しおりを挟む
 画面表示も見ずにスマホを耳に当てる。
 こんな時間。ましてや俺に電話を掛けてくる人物なんて一人しかいない。

『すまない。こちらのジャミングを解除するのに手間取っていた』

 通話口からはドタドタと慌ただしい雰囲気が聞こえてくる。
 ホワイトハウス向こう側も相当苦労していたのだろう。
 それを代弁するかのように、珍しく徒労感の混じった声で電話の主であるベアードは答えた。

アノニマス専門家を以てしても手こずるとは、この国のも伊達ではないということか」

 うちのロナトリガー3が作ったクラッカー軍団でも手を焼くということは、FBIの中にも恐らくそっちの分野に精通した専門家スペシャリストが居るのだろう。

『なるほど……だが、生憎どれだけのクラッカーを有しようとも、君の部下である彼女には劣るということさ……それで、状況は?』

 皆まで言わずとも状況を理解した。というよりも、こうなることを前々から想定していたベアードが問う。

「その前に一つ聞きたい」

『……なんだ?』

「初めからこれが目的だったのか?この部隊が結成された理由は……?」

 静かに問うた俺にベアードは沈黙で答える。
 そもそもずっと疑問だった。
 大統領を守るためならUSSSがいる。
 普通の極秘任務なら第1特殊部隊デルタでも海軍特殊作戦コマンドシールズでも使えばいい。
 それをわざわざ新しい部隊を作る理由。それも、アメリカ軍とは関係のない者達ばかりを集めた複合部隊。
 ベアードは俺達の居場所を作るためとも言っていた。
 それも口実の中には入っていたとしても、昔と違って戦争をしていないアメリカがそんなものを欲する理由。
 それがずっと分からなかった。
 ついさっき襲撃を受けるまでは……

『前にも話したな。愚弟とは意見が合わないと』

「あぁ」

 半年前のあの日。
 戦友を失う前に聞いたそれに電話越しで首肯する。

『私と違い愚かなまでに真っ直ぐな愚弟は、権力という力を手に入れてからというもの、以前よりも輪をかけて力にものを言わせる傾向が強くなっていた』

「その結果がWBIということか?」

『その通りだ』

 魔術によって兵器の使用が当たり前となってしまったこの世界を変えたい。
 その一途な思いがもたらしたのが圧制。
 力には力、抑止力でなければ世界の均衡は保てないと。
 いかにも世界の警察アメリカらしい傲慢な考え方だな。

『何度も私は愚弟の暴挙を止めようともした。だが、奴はもう私ですら抑制できない程の力を身に着けてしまった。世界的ネットワーク。各国にエージェントを置くという数の力を。その力に抗うために同等の兵力を用意すれば、最早それは内戦と変わりない。だからこそ、私にはその強大な力に対抗しえる少数精鋭の部隊が必要だったのだ。君達のような最強の部隊がな……』

 数多あまたの兵士を相手にするために磨かれた七つの銃口。
 それらは決して圧制のために作り上げられたものではない。
 それを証明するためにベアードは、散々俺達に人殺しをさせなかったことに、今更ながら気づく。
 俺達は殺し屋としてではなく。あくまで抑止力のための抑止力として……

「そうか。それが強襲……SEVENセブン TRIGGERトリガーというわけか」

 アノニマスによる情報取集力。
 セブントリガーによる局所的な重要拠点の攻撃。
 確かに効率的ではある。

「でも、そんな大役をどうして俺達みたいな半端者に?アンタだったら、もっとまともな連中を集められたんじゃないのか?」

 後部座席に見える部下達を見やる。
 銀髪にあどけなさ残る天才ハッカー少女。
 赤き運命に抗う高貴な少女。
 失った同胞へ証を立てるために戦う猫耳少女。
 黒き衣に己を閉ざした人物(?)
 弟子のために身を呈すナルシスト。
 そして、元テロリストの青年の影が漂う。
 とてもじゃないが、精鋭とは程遠い魑魅魍魎ちみもうりょう、百鬼夜行。
 我ながらここまでの珍妙な連中を集めるのは、そこらの熟練者を揃えるよりも難しいのではと部隊結成時からずっと思っていた。 

『半端なもんか……』

 ベアードはそれに微笑一つ浮かべなかった。
 たった一言で俺の言葉を、己が誠実な気勢のみで切り捨てて見せる。

『君達は、私がこの世界で見つけ出した原石達だ。それが誤っているなんて有り得ない。他の誰でもない、君達でなければここまで円滑に物事を運ぶことはできなかっただろう』

 嘘偽りを感じない篤行たる言葉。
 よくもそんなことを恥じらい一つなく言えるよな……
 でもその情念の込められた思いに、彼の武器である『言葉』の一端を見た気がした。

『だがもう十分だ。君達のおかげで愚弟に……FBI全体を動かすことに成功した今、この暴挙を表沙汰にして奴ら全体を掌握することも不可能ではない。ことが落ち着くまで君達は身を隠しつつ休暇でも────』

「そういうわけには行かねえんだよ、ベアード」

『……どういうことだ?』

「FBIに襲撃されて、アキラが捕まった」

 筋書き通りなら、多分俺達が全員無事でいると思っていたのだろう。
 ベアードは聞こえるか聞こえないかくらいの小さな唸り声を漏らした。

『連中はなんと言っていた?』

「夜明けまでに連邦捜査局に投降しないと殺すと」

『……やめておけ、確かに君達は少数精鋭ではあるが決して一騎当千というわけではない。行けば皆殺しにされるぞ……』

「そうなれば、俺達はそこまでの部隊だったってことさ」

 肩を竦めた俺に、ギリッと奥歯が軋む音が微かに響く。

『……頼むフォルテ、私に今それを使わせないでくれ……』

 星明りで鴉の濡れ羽のように輝く贖罪の首輪アトンメントリング
 その魔具は、ベアード飼い主の命令に背けば爆発するというもの。
 これから俺のやろうとしていることにベアードが待ったをかけた瞬間、その効力は発動する。
 しかし、俺は電話を切らない。

「どっちにしろ、アキラが殺された瞬間この首輪は爆発するんだ。俺には行くという選択しか残されていない」

『だが、今回はケースがケースだ。君の首輪についてはベル君に言えば数日はどうにかできる。だから止めろ……ッ』

「安心しろ、アンタには絶対迷惑は掛けない」

『そういうことを言っているのではない!私は君の一友人として、馬鹿な真似は止めろと言っているのだ!地位も名誉も力も、物はなんだって替えが利く。だがな、友人の替えは利かないんだ……』

 友人。
 初めて見せる切迫した様子でベアードは力の限り叫ぶ。
 その言葉だけで俺達には十分だった。
 スピーカーをオンにしていなくとも、それが聞こえた隊員達は頬の端を緩ませる。

「ありがとうなベアード」

 気づけば、自然とそう口から零れた。
 一年前では考えられないようなその言葉に、俺の表情に自虐の念が混じる。

「だがもう決心したんだ、俺達は……そのうえで、改めてアンタに言わなきゃならないことがある」

 俺は一つ大きく息を吸う。
 久しく感じたことのなかった緊張が心臓を押し潰す。
 良かった。
 最初こそ押し付けられて嫌々だったが、最後はこうして隊長としての自覚を感じることができて……

「今日を以て、極秘偵察強襲特殊作戦部隊もとい、SEVENセブン TRIGGERトリガーは解散する」

『な、なに……!?本気で言っているのか?』

「あぁ……」

 唐突な宣言に、流石のベアードも面食らったような声を上げた。
 まあ、そういう反応になるよな。
 俺だってまさかこうするとは、さっきまでゆめゆめ考えていなかった。

「半年前、ヨハネが最期に言った言葉を覚えているか?」

『もちろんだ』

 ありがとう。
 ベアードの祖父、ウェルナー・ヨハネ・ベアードは俺にそう告げた。
 その言葉の真偽について、俺はずっと考えていた。

「あの言葉はきっと嘘だったんだ……」

『どういうことだ?』

「本当はアイツも、当時の他の隊員達も、残って俺と共に戦いたかった。だが、俺の覚悟を踏みにじらないためにも奴は、最後の最期で嘘を付いたんだろう」

 俺に呵責の念を感じさせないために、ヨハネが付いたのは酷く優しい嘘。
 それも自分の命を賭したもの。
 危うく俺も騙されていたが、左頬の痛みがそれを否定していた。

「だからもう俺は、仲間を見捨てることも、置き去りにもしない。全員纏めて面倒を見てやる。そのためには必要であれば部隊だって解散するし、アメリカだろうと敵に回す」

 それが、セブントリガーの隊長でも、月下の鬼人でもない。
 この俺自身が下した決断だ。

『なるほど……だがそれで君は、私の手から離れたつもりか?そんな身勝手で話しが通ると本当に思っているのか?』

「まさか、そこまで俺も餓鬼ではない。しっかりと責任は取る。全てが終わったら、アンタのところにしっかり顔を出すさ」

 返答の代わりに大きな溜息が漏れる。
 通話口からでも、アイツが今呆れかえっている姿が目に浮かぶ。

『分かった。私の敗けだ。しかし、自分の発言、及びその行動がどれほどの責務が伴うか、分からない君でもあるまい。その首輪然り、それ相応の責任が生じることを覚悟しておけ……』

 通話が切れる。
 最後の声に温かみは一切無かった。
 一聞するとそれは酷く辛辣に聞こえるが、俺が隊長、友人としてそうしたように。ベアードも友人として、大統領としての筋を通したのだろう。
 奴なりの気遣いのおかげで、もう気にすることは何もない。
 過ぎ去る緑の景色の中に民家が増え始め、右手側にはポトマック川のせせらぎが聞こえてくる。
 その大型河川の地平線の先、星とは違う柔らかな光の群衆が姿を現し、次第にその大きさを増していく。
 目的地を前に、西の空から大地を見下ろす半月が目に映る。
 夜明けは近い。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

【完結】結界守護者の憂鬱なあやかし幻境譚 ~平凡な男子高校生、今日から結界を繕います~

御崎菟翔
キャラ文芸
​【平凡な高校生 × 妖従者たちが紡ぐ、絆と成長の主従現代和風ファンタジー!】 「選ぶのはお前だ」 ――そう言われても、もう引き返せない。 ​ごく普通の高校生・奏太(そうた)は、夏休みのある日、本家から奇妙な呼び出しを受ける。 そこで待っていたのは、人の言葉を話す蝶・汐(うしお)と、大鷲・亘(わたり)。 彼らに告げられたのは、人界と異界を隔てる結界を修復する「守り手」という、一族に伝わる秘密の役目だった。 ​「嫌なら断ってもいい」と言われたものの、放置すれば友人が、家族が、町が危険に晒される。 なし崩し的に役目を引き受けた奏太は、夜な夜な大鷲の背に乗り、廃校や心霊スポットへ「出勤」することに! ​小生意気な妖たちに絡まれ、毒を吐く蛙と戦い、ついには異世界「妖界」での政変にまで巻き込まれていく奏太。 その過程で彼は、一族が隠し続けてきた「残酷な真実」と、従姉・結(ゆい)の悲しい運命を知ることになる―― ​これは、後に「秩序の神」と呼ばれる青年が、まだ「ただの人間」だった頃の、始まりの物語。 ​★新作『蜻蛉商会のヒトガミ様』 この物語から300年後……神様になった奏太の物語も公開中! https://www.alphapolis.co.jp/novel/174241108/158016858

貧弱の英雄

カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。 貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。 自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる―― ※修正要請のコメントは対処後に削除します。

俺は善人にはなれない

気衒い
ファンタジー
とある過去を持つ青年が異世界へ。しかし、神様が転生させてくれた訳でも誰かが王城に召喚した訳でもない。気が付いたら、森の中にいたという状況だった。その後、青年は優秀なステータスと珍しい固有スキルを武器に異世界を渡り歩いていく。そして、道中で沢山の者と出会い、様々な経験をした青年の周りにはいつしか多くの仲間達が集っていた。これはそんな青年が異世界で誰も成し得なかった偉業を達成する物語。

ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜

KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞 ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。 諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。 そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。 捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。 腕には、守るべきメイドの少女。 眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。 ―――それは、ただの不運な落下のはずだった。 崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。 その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。 死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。 だが、その力の代償は、あまりにも大きい。 彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”―― つまり平和で自堕落な生活そのものだった。 これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、 守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、 いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。 ―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。

異世界で貧乏神を守護神に選ぶのは間違っているのだろうか?

石のやっさん
ファンタジー
異世界への転移、僕にはもう祝福を受けた女神様が居ます! 主人公の黒木翼はクラスでは浮いた存在だった。 黒木はある理由から人との関りを最小限に押さえ生活していた。 そんなある日の事、クラス全員が異世界召喚に巻き込まれる。 全員が女神からジョブやチートを貰うなか、黒木はあえて断り、何も貰わずに異世界に行く事にした。 その理由は、彼にはもう『貧乏神』の守護神が居たからだ。 この物語は、貧乏神に恋する少年と少年を愛する貧乏神が異世界で暮す物語。 貧乏神の解釈が独自解釈ですので、その辺りはお許し下さい。

「ただの経費削減ですが?」 銀河最弱の補給艦隊が、俺の「在庫管理」で最強になったようです

空木 架
SF
日本の企業で総務として働く星野明日虎(32歳)は、ある日突然、見知らぬ宇宙の帝国へと転移してしまう。彼が配属されたのは、整理整頓もままならない「銀河最弱」の補給艦隊だった! ひょんなことから戦艦の艦長に任命されてしまった明日虎だが、宇宙の戦い方など全く分からない。そこで彼が武器にしたのは、長年の社畜生活で培った「経費削減」と「在庫管理」のスキルだった。 「弾薬の無駄遣い禁止!」「エンジンはこまめに切れ!」――ただ徹底的なコストカットと業務効率化を推し進めただけなのに、それがなぜか「天才的な軍事戦略」として周囲に大勘違いされていく。 個性豊かな仲間たちと共に、最弱だった倉庫部門を最強の組織へと育て上げる、痛快・お仕事&成り上がりSFファンタジー! ※この作品は、「小説家になろう」「カクヨム」でも連載しています

異世界転生おじさんは最強とハーレムを極める

自ら
ファンタジー
定年を半年後に控えた凡庸なサラリーマン、佐藤健一(50歳)は、不慮の交通事故で人生を終える。目覚めた先で出会ったのは、自分の魂をトラックの前に落としたというミスをした女神リナリア。 その「お詫び」として、健一は剣と魔法の異世界へと30代後半の肉体で転生することになる。チート能力の選択を迫られ、彼はあらゆる経験から無限に成長できる**【無限成長(アンリミテッド・グロース)】**を選び取る。 異世界で早速遭遇したゴブリンを一撃で倒し、チート能力を実感した健一は、くたびれた人生を捨て、最強のセカンドライフを謳歌することを決意する。 定年間際のおじさんが、女神の気まぐれチートで異世界最強への道を歩み始める、転生ファンタジーの開幕。

最弱無双は【スキルを創るスキル】だった⁈~レベルを犠牲に【スキルクリエイター】起動!!レベルが低くて使えないってどういうこと⁈~

華音 楓
ファンタジー
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』 たったこの一言から、すべてが始まった。 ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。 そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。 それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。 ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。 スキルとは祝福か、呪いか…… ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!! 主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。 ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。 ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。 しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。 一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。 途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。 その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。 そして、世界存亡の危機。 全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した…… ※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。

処理中です...