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屋敷へ 7*
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乱れ狂う陽斗と対照的に、高梨は至って冷静に状況を分析している。
下半身を露出してはしたない声をあげる自分と、一糸乱れぬスーツ姿のまま手を動かして観察する相手。その温度差に泣きたくなる。
「たか、たかなし、さ、も、も終りにして……」
「もう限界かい?」
「も、げんか……ぁ、ぁぁっ」
「でもまだ挿れたばかりだよ」
「もう終り、終りだから……っ、ァァんっ」
涙はボロボロ出るし、それ以外の水分も顔を流れている。こんな情けない姿を、これ以上さらしたくない。
「そんなにいいのかい?」
低音の官能的なボイスできいてくる。彼自身にも興奮が滲み始めていた。
「いい、ィィ、イイからぁ……っ」
「挿入してから五分か。じゃあ初回はここまでにしとこう」
ノートPCの時計を確認して、高梨は何か数値を打ちこむ。画面にはカルテのような表が表示されていた。
「よく頑張ったね」
あやすように言いながら、高梨が今度はブジーをゆっくり抜いていく。
「ぁ……ぁ……ぁ……ぁぁ」
粘膜がこすられて、性器がまた何とも形容しがたい快楽に包まれる。ブルブルと痙攣するように全身をわななかせた。
「よし、抜けた」
先端が孔から出た瞬間、陽斗は突きあげる射精感に見舞われた。
「ぁん! ……ッあ……っ」
飛沫が勢いよく吹き出て、高梨のシャツにまで飛んでいく。高価そうなネクタイに白濁がかかり、雫がべっとりと付着した。
「お」
高梨が声をあげる。避ける間もなかったらしい。
「……ぁ」
陽斗は自分のしてしまったことにショックを受けた。この人に、こんなみっともない真似を。
「……ごめ、んな、さ……」
「いいよ。イイ反応だ」
高梨は気にせず、ティッシュを引きよせてネクタイを拭いた。
「けどまだ、足りなさそうだね」
陽斗の幹は放った後も硬く直立している。
「いじめたわけじゃないけど、意地悪したみたいになってしまったから。お詫びに少し奉仕させてもらうよ」
そう言って高梨は、まだピクピク余韻に震えている陽斗の若茎を大きな手で包みこんだ。
「今度は、優しくね。君の可愛い顔をゆっくり堪能したい」
高梨が椅子から身を乗り出し、陽斗に近づいてくる。涙や他の水分でぐしゃぐしゃになっていた陽斗は思わず顔を背けた。
「見ないで」
けれど高梨は、まったく気にしないと言った様子で、愛情深い瞳を向けてくる。
「すごく可愛いよ。嗜虐心をそそられる。こんな感情、自分が持っていたなんて知らなかったな」
高梨は涙で濡れた陽斗の頬にキスをした。
そして甘い蜜のような声で、恐ろしいことをささやいた。
「あと三回は、イかせたいね」
愉しげな響きに、陽斗は全身がゾクリと震えた。
下半身を露出してはしたない声をあげる自分と、一糸乱れぬスーツ姿のまま手を動かして観察する相手。その温度差に泣きたくなる。
「たか、たかなし、さ、も、も終りにして……」
「もう限界かい?」
「も、げんか……ぁ、ぁぁっ」
「でもまだ挿れたばかりだよ」
「もう終り、終りだから……っ、ァァんっ」
涙はボロボロ出るし、それ以外の水分も顔を流れている。こんな情けない姿を、これ以上さらしたくない。
「そんなにいいのかい?」
低音の官能的なボイスできいてくる。彼自身にも興奮が滲み始めていた。
「いい、ィィ、イイからぁ……っ」
「挿入してから五分か。じゃあ初回はここまでにしとこう」
ノートPCの時計を確認して、高梨は何か数値を打ちこむ。画面にはカルテのような表が表示されていた。
「よく頑張ったね」
あやすように言いながら、高梨が今度はブジーをゆっくり抜いていく。
「ぁ……ぁ……ぁ……ぁぁ」
粘膜がこすられて、性器がまた何とも形容しがたい快楽に包まれる。ブルブルと痙攣するように全身をわななかせた。
「よし、抜けた」
先端が孔から出た瞬間、陽斗は突きあげる射精感に見舞われた。
「ぁん! ……ッあ……っ」
飛沫が勢いよく吹き出て、高梨のシャツにまで飛んでいく。高価そうなネクタイに白濁がかかり、雫がべっとりと付着した。
「お」
高梨が声をあげる。避ける間もなかったらしい。
「……ぁ」
陽斗は自分のしてしまったことにショックを受けた。この人に、こんなみっともない真似を。
「……ごめ、んな、さ……」
「いいよ。イイ反応だ」
高梨は気にせず、ティッシュを引きよせてネクタイを拭いた。
「けどまだ、足りなさそうだね」
陽斗の幹は放った後も硬く直立している。
「いじめたわけじゃないけど、意地悪したみたいになってしまったから。お詫びに少し奉仕させてもらうよ」
そう言って高梨は、まだピクピク余韻に震えている陽斗の若茎を大きな手で包みこんだ。
「今度は、優しくね。君の可愛い顔をゆっくり堪能したい」
高梨が椅子から身を乗り出し、陽斗に近づいてくる。涙や他の水分でぐしゃぐしゃになっていた陽斗は思わず顔を背けた。
「見ないで」
けれど高梨は、まったく気にしないと言った様子で、愛情深い瞳を向けてくる。
「すごく可愛いよ。嗜虐心をそそられる。こんな感情、自分が持っていたなんて知らなかったな」
高梨は涙で濡れた陽斗の頬にキスをした。
そして甘い蜜のような声で、恐ろしいことをささやいた。
「あと三回は、イかせたいね」
愉しげな響きに、陽斗は全身がゾクリと震えた。
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