鈍感なオメガは3兄弟に溺愛される

キルキ

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8 ※蓮

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体を触られて、抓られて、吸われて、すっかり昂ぶった身体は言うことを聞かない。

いつの間にか部屋を移動していたようで、見覚えのない部屋のベッドに横たわっていた。俺だけ服を全部脱がされていて、ぴんと勃った陰茎が空気に晒されている。先走りが垂れていて、恥ずかしい。

髪留めを外して、ズボンの前を寛げた蓮が、自身のものを取り出す。初めて見る勃起したアルファの陰茎は、血管が浮き出てて大きくて、欲しくて欲しくて堪らない。

熱い肉棒が俺のものにぴたりと重ねられる。そのまま2つまとめて手で扱かれた。仰け反って喘ぐと、彼のものの質量が更に増した気がした。

「あ……っ、んん……あ……あ、」

ただでさえ股間が熱いのに更に熱くて逞しいものを押しつけられて、腰がかくかくと揺れる。あっという間に絶頂が来る。呆気なく精を放つ俺を見ながら息を吐いていた蓮が、手の動きを速めた。

「あああっ……!まって、ま……っ、まだ、いってるからぁ……っ、あ、むり、むりむり」
「何が無理なんだよ?随分ヨさそうにしてんじゃねーか」
「だ、だめ、あ、あぁ、」
「……お前の声、やばい……あー、くそ、イく、イくイくイく……っ」

蓮のそれが強くはねる。白くてどろどろしたものが、腹の上にかけられる。2人分の精がぶちまけられて、腹の上が散々なことになっていた。紘一と違って乱暴な手つきなのに、どうしてこんなに気持ちよくなってしまうんだろう。

「ベッドに零すなよ」と言いながら、蓮が腹を拭ってくれた。一度射精できたおかげで、少しだけ思考が戻ってくる。

早く自室に戻らなければ。これ以上はもう。

頭ではやばいってわかっているのに、蓮が再びのしかかってくると、顔が蕩けてしまう。

「も、もういいってば」
「へえ?そういう風には全然見えねえな」
「いいから、服返せよ……っもぉ、それやだ、におい嗅ぐなって」
「はぁー……発情期のオメガのにおいがすげえ……」

脇を舐められ、においを吸われる。ため息交じりの連の声が色っぽくて、まだまだ手放してもらえないことを察してしまった。

ふと、連の手が後ろに回る。散々発情して濡れそぼった蕾に、指が触れた。

「ひえっ」

途端に腹にもどかしいものが溜まる。指から逃げるように腰を浮かせても、蓮の手は追いかけてくる。

穴の形を確かめるようなその動きに、羞恥で頭が熱くなる。一度も入れたことがないんだから、普通のオメガよりは硬いだろう。

「へーえ、10年も付き合ってたらもっとやりまくってんのかなって思ってたけど。意外と慎ましい穴だな」
「やめ、さ、さわらないで」
「いいじゃん別に。減るもんじゃねえだろ」

それでもオメガの穴というのは性交するために存在するものだ。少しでも力を入れて押しつけられたら、指が入ってしまいそうだった。

「~~っ、ねえ……っ、まさか最後まで、する気なの」
「当たり前だろうが……ここまで来て、逃がすわけねえだろ」
「でも……っ、俺には、番が……!ナカに入れるのは、ダメだってば」
「ああそういえば、『紘一は番としての役目を果たそうとしてるだけ』だったっけ?あいつのセックスは義務なんだろ?だった別にいいじゃん、お前が別のやつと寝たところでさぁ発情期のオメガを置いていくような奴に操を立てたところで、なぁ?」

まじでこいつ、むかつく……!

好き勝手言われてむっとして、蓮を睨みあげる。色々訂正したい点はあったが、言い返す前に自分の喘ぎ声に掻き消されて、行き場のない感情に目眩がしそうだ。

「それにお前の体だって欲しがってんだし……ほら、もう俺の指を咥えこんでる」

ぬかるんだ蕾に、つぷりと指を埋められていた。それだけで堪らないくらいの心地になって、涙目になりながら後ろを締めた。

遠慮なく奥へ進んでくる指に、全部の神経が集中した。

自分する時も紘一とする時も、何も侵入してこなかったそこに、他人の指が入っている。ずっとずっと、触って欲しかったところを触られている。多幸感で思考が蕩ける。

奥を指を突き立てられ、襞をなぞられる。長年触らずにいたそこを難なく突破されて、今まで感じたことがないような快感と焦燥感があった。未知の感覚に少しずつ、息があがってくる。

「うわ、汁やば。期待しすぎだろ……俺の手、びちゃびちゃになってるんだけど」
「は、……あ!…そこ、やば、い。あ」
「聞こえてねえなぁ。そんなにイイのここ?」
「うん、ん、あ……すご、いぃ」

特に気持ちいい一点をずぷずぷと突かれる。自分の声かと疑うような悲鳴が喉から溢れて止まらない。

「あ、いい……いい、それすき。……っん、ずっと、ふ、さわって、ほしかったの、それ……あ、あん、あぁぁっ、もっと、ついて、ずぼずぼして」
「……急に素直になるじゃん」

自分が何を言ってるのかもよくわからない。気持ちよくてくらくらして、もっとしてって強請ったら、欲しいところを強く擦ってくれた。

すごい、きもちいい、もっと欲しい。素直に口に出したら全部欲しいものが与えられて、快楽に支配された身体がどんどん沈んでいく。

「指だけでもヨさそうにしてんなぁ。……これより奥はどうなんだよ、欲しくねえの」
「へ………」
「俺のちんこ、欲しくなってきただろ」

蓮の勃起した大きな陰茎が、腹の上に掲げられる。先走りで濡れたそれが暴力的なくらいに淫猥で、その光景にぐらりと視界が揺れる。
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