アナニー大好きな俺が電車の中でとろとろにされる話

キルキ

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 口を開けろと言われて従うと口の中にプリンの甘い味が広がった。やっすいものしか食べたこと無いが、値段が張るものだということくらいはわかる。

「くち、ちっさ……」
「な、なに……?」

 ご機嫌にもぐもぐしているとぼそりと何か呟かれて首を傾げた。不審げな俺の表情に対して、男は飄々した態度を崩さずスプーンをくるりと回した。

「んーや?……ほら、あーん」
「うむっ……」

 誤魔化すようにスプーンを突き出される。なんだか納得がいかない。

「と、ところで、これから、どうなるの」
「ここにいてもらう、らしい。いつまでかは知らねぇ」
「え!?え、いつまでかわからないってこと?」
「知らね。決めるのはあいつだしなぁ」

 え、本当にどうなってしまうんだ。あまりのふわふわした返答に絶句する。

 ふと脳裏に学校の友人や家族が浮かんだ。そういえば、俺は学校に行く途中だったんだ。もしかして、失踪事件とか誘拐事件とかになって騒がれているんじゃ?誘拐はあながち間違っては無いし。

 さり気なくそこのところを聞いてみると、既にストーカーさんが家と学校に嘘の連絡を入れているらしい。どういう事を言ったかは知らない、と言われて急激に不安が募る。

「え、俺ってどういうことになってんの……?」
「知らねー。ま、そこまで悪い様にはなってねーだろ。あいつ、お前にべた惚れだし、嫌われまいと必死になってるしな」
「嫌われないようって…痴漢してきたくせに……」

 べた惚れって…大袈裟に言ってるだけだよね?

 大人の男性に好かれていることに未だ現実味が無い俺は訝しげに唸ると、にやにやした顔が覗き込んできた。

「それは、なぁ?まさか、こんなにエッチに対して積極的なコだと思ってなかったし、こーんなにあっさり手の内に落ちてくれると思ってなかったし?」
「うぐ……」
「そんなところが、すげーかわいいんだけどよ」

 当初は無理矢理掻っ攫って手篭めにしようとしてた、なんてことを言うから若干恐怖した。


────────
───


 忙しなく出ていった男の背中を見送った後、部屋に誰もいなくなったのでしばらくベッドでごろごろして時間を潰していたら、足が滑ってベッドから落ちてしまうというハプニングが起きた。幸い怪我がなかったものの、ドアの向こうにいたらしい金髪の護衛の人に心配させてしまった。

 若干自己嫌悪に陥っているとピアスの男が部屋に戻って来る。部屋に入るなりドアの前で佇んでいて少し怖い。なんだか疲れているようだったので何も言わずに様子をうかがっていると、ばちっと目が合った。そのままこちらに近づいてくる。

 ベッドに乗り上がってくるなりゆるく伸ばしている俺の脚に触れてきた。足首を掴まれて、そのまま、すね、ひざ、内腿をするする撫でられて、くすぐったくて笑ってしまう。

「ん、ふふっ、くすぐったいよっ」
「………ははっ」

 男の瞳がゆるりと緩む。先程とは打って変わった楽しそうな様子に俺も嬉しくなった。そんな風に戯れていると突然男が「そうだ」と思い出したように顔を上げた。

 お尻に怪我をしていないか見るために足を開いて寝転がってほしいと言われる。男がにやにやしながら眺めてきていることに気づかない俺はあわあわと戸惑った挙げ句、それに従ってしまった。

 早くと急かされたので下を脱いでしぶしぶ横になって、両足を腕で持ち上げた。布が無いおかげで圧迫感がなくなった下半身がもじもじして、恥ずかしくて、耐えられない

「は、はやくしてっ!」
「わかったわかった、ほら、尻臀も自分で持って、そのままアナルの形をしっかり見せてみろ」
「うう、っ、わ、かった……」

 腕で太ももを固定して左右のお尻を掴むと、目を瞑ってぐっと押し広げる。中に冷たい空気が入ってきて、後孔がヒクついた。

 目を閉じているのでわからないが、おそらくヒクついてるのも相手に見られたはずだ。今すぐソコを手で覆い隠したいのに、晒されたままの状態が酷く羞恥心を煽った。

「触ってねーのにこんなになって……今朝のがそんなにヨかったのかよ」

 自分の蕾をじっくり見られているのだと思うと心臓がドキドキして落ち着かない。脚を閉じようとしたらおしおきと言うようにごつごつした手で後孔をぐにっと強く開かれた。双丘に男の指が食い込んで、熱が伝わってくる。

「ひゃっ」

 すり、と蕾にローションを纏った指先が触れてきて思わず身じろいだ。目を開けると、穴の表面をすりすりと触る男の姿がそこにあった。

「な、なにして、んっ」

 指が中につぷつぷと入ってくる。浅いところをくちゅりと擦られて奥が切なくなってきて、キュッと指を締め付けてしまう。それ以上奥を弄ってもらえず、浅い部分のもどかしい快楽を必死に集めた。

「……っ、……ぁっ…ん」

 なんでこんなことになっているんだとか、こんなに触る必要があるのかとか、そういう疑問が全部吹っ飛んでしまうくらい頭がぼーっとしてくる。優しい刺激に襲われて、どんどん欲が出てしまいそうだ。

 手前の方で指がくるくる回された。指が抜かれたと思えばすぐに入ってきて、混ぜられてからまた抜かれる。焦らすような抽挿がくぷくぷと後孔を嬲っていく。

「ふ、んん……はッ、ぁ」
「手ぇ緩んでる。ちゃんと力入れて押さえとけ、じゃないと早く終わんねえぞ」

 お尻を掴む手の力が緩んでしまう。注意されて慌てて掴みなおしてもまた手がずり落ちてしまって、そんなことを繰り返している間にも体は昂ぶっていった。

 自分で触っているときよりも浅くて緩い刺激なのに…、なんで、こんなに気持ちいいんだろう……

「ヤりたくなってきたか?」

 はぁ、と吐息が漏れて股間がすっかり熱くなり意識が蕩け始めた時、くる、くる、と中を掻き混ぜられながら意地悪そうな顔でそう言われた。

「っ、さいしょから、する気だったでしょっ」

 ゆるい愛撫に虐められ続けることが、男の策略であることに気づいてなんだかムカッとした。ぷいっと男から顔を逸らすと、太ももに宥めるようなキスが落とされる。ちゅ、と軽い音を立てて唇が離れて、それすらにもお腹がキュンと疼いた。

 あっという間に顔が緩んで、太ももから離れる男に媚びるような視線を送ってしまう。

「ん…あ……」
「拗ねんなって……ヤるに決まってんだろ、こっちはずっと、我慢してるっつーのに」
「……あ、ああ、なか、に…っ」

 つぷつぷと指が中に入ってきて、腰がうねる。こりっとしこりを撫でられて躰が痙攣した。

 浅いところを弄られて昂ぶった躰は、奥で与えられる強い刺激に敏感に反応した。緩やかな愛撫に、くち、くち、くちゅ、とゆっくり水音をたてられるのが耳に残る。

「あ…きもちぃっ…んんっ、」
「……中が、吸い付いてきて…すげえな」

 上擦った声が降ってきて顔を見上げる。余裕のない、獣のような瞳に射抜かれて、ぞくぞくと躰に熱が溜まっていく。

 中の指が、引き抜かれた。男がベルトを外して前を寛げ始める。あまりに早い挿入に焦りを感じて男の肩を押すが、無駄な抵抗とばかりに押さえ込まれる。

「え、うそ……もう、いれるの?」
「朝にあんだけ穿られてんだから…余裕だろ」
「ま、まって、いきなりそんなの、怖いっ、あ、ああぁっ」
「ちから、抜いとけ……っ」

 片脚を持ち上げられて、剥き出しの剛直を押し付けられる。ごりごりと押し入ってきて、苦しさに息ができない。ごちゅんと無理矢理奥まで突き上げられて、びくびくとお腹が痙攣して足先がぴんと伸びた。

 口がはくはくして閉じることができない。奥に留まって動かない男の剛直の感触が、苦しさから段々甘い痺れに変わっていく。じんじんする快楽が気持ちいい。

「…っ、やっぱキツ………締まってんのに、とろとろしてて……すげーイイ…」
「は……っ、ぁうっ……ん…っ」

 腰を揺すられて、感じ入った喘ぎが漏れる。男の言葉一つ一つが興奮を煽って、お腹の奥がきゅんきゅんした。淫らな自分の声を聞きたくなくて、手で口を覆う。

 男の顔が、近い。悩ましげに眉間を寄せた表情が、酷く背徳的だった。電車ではじっくり見る余裕が無かったその顔から、俺の中で気持ちよくなっているのがありありと伝わってくる。

 それが、とても嬉しくて──

「あ……」

 ぶわっと何かが昇り上がっってきて、足先から頭のてっぺんまで満たされる。高揚感と安心感にふわふわと包まれ、うっとりした。
 同時に、突然訪れた充足感に首を傾げる。

 どうして達してもいないのに、こんなに満たされているんだろう。

 わからない。なぜかわからないが、男の表情を見た瞬間に温かい気持ちが湧き上がってきたのだ。

 


「動くぞ」

 ぐちゅ、と中が蠢き出す。ぱちゅっと突き上げられて、喉から悲鳴がでた。意識が現実に引き戻されていく。

「…ふっ、あ、っ、んんっ」
「っ、……今日は優しくしてやっから…最後まで…、付き合え」

 慈しむように下腹を撫でられる。ぐちゃりと接合部が水音を立てるのが、すごく卑猥だった。
    
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