アナニー大好きな俺が電車の中でとろとろにされる話

キルキ

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18 説得

あれからご飯を食べて風呂に入って寝て。健全な生活を送りながら一日休んでいたら、次の日には随分楽になっていた。

一昨日に賢に触られたときの腹の奥の疼きはあんまり取れていないけど。意識しすぎると体が反応してしまうため、そのことをあまり考えないようにしていた。……けど、元々アナニー好きな俺がこの状態で、長い間理性を保てる自信はない。体が軽くなったのはいいことなんだけど……。正直、物凄くえっちしたい。

だめだめ、今日はあの人たちと話をする日だ。えっちをしてしまったら、きっと禄に会話出来なくなるくらいぐずぐずになってしまう。


下半身から気を逸らすために、賢がここに来るまで部屋を歩くことにした。しっかりした足取りで部屋を歩き回って改めて内装を観察していると、ふと扉に目が止まった。きっと鍵でもかけられているんだろうな。

……ひょっとして開いてたりして、とそんな軽い気持ちでドアノブに手を伸ばそうとしたその時、示し合わせたように鍵穴から鍵が開けられる音がした。がちゃんという金属の音に思わず後ずさったところで、扉が開かれる。

「……なんだ、逃げようとでもしてたのか?」

扉を開けたのは蓮見だった。彼は扉の前に立っている俺を見ると、眉を顰める。

「い、いやちょっと気になっただけ」
「……へぇ」

慌てて弁解すると訝しげにじとりと見られる。勝手に出ていくつもりは端からないのだけど、こうして疑われるのは微妙な気分だ。言ったことは本当なんだけどな。

疑われているということに居心地の悪さを覚えていたとき、あることに気づいた。。

そういえば、蓮見と賢は随分気安い関係だったように見えた。この人なら、なにか教えてくれるかもしれないし、彼に少し話を聞いてみようかな。

部屋に入り扉を閉めている眼の前の男に一歩近づいて、口を開く。

「……あの、俺って家に返してもらえるんですか?」
「たぶん無理。まあ、あいつ次第かな」

あいつとは十中八九、賢のことだろう。思った通りの返答に少しがっかりした。

「俺……誰に何されたとか言いふらさないし……」
「そういう問題じゃねえだろうけど。あいつに直接言ってみるのもいいんじゃねえか。今日の昼頃にここに来るって言ってたぞ」
「……じゃあ、賢さんを説得するときのアドバイスとかもらえないでしょうか…」
「え゛ー」

"えー"って……なんでそんなに嫌そうなの!

別に説得してほしいって頼んでるわけじゃないんだからアドバイスくらい、と思って聞いてみたのだが、蓮見はあまり気乗りしていないみたいだ。

「正直、お前を逃がすことに関して俺は反対だし。協力するわけないだろ」
「べ、べつに。ただ、ずっとこのままだと親も心配するじゃん。学校だって!」
「はいはい」
「ばか、適当に返さないでよ」

あしらってくる相手にむかついて、彼の長い腕を両手で引っ張った。ぐいぐい引っ張りながらぶつぶつ文句を言っていると、急に強い力で肩を掴まれる。引き寄せられる勢いに驚いて、相手の腕から手を離した。

「わかってねえな、お前」

そのまま部屋の隅まで引っ張られて背中を壁に打ち付ける。顔の横に手を置かれて、蓮見の腕に追い詰められる体制になった。自分より背の高い男に肩を抑え込まれて、身動きができない。

立ったまま相手を見上げると、思いの外近い場所に相手の顔があった。ぎらぎらした瞳を向けられていることに呆けていると、肩にあった片方の手が離れていく。

そしてその手は俺の胸と腹をなぞり下がっていき、下腹のあたりで止まる。すり、と下腹を撫でてくるその手付きは性的なことを思い出させるもので、そのことに息を呑んだ。

「覚えてるだろ。この中を俺がぐちゃぐちゃにしてやったときのこと。美味そうに下で俺のを咥えてたよな。突く度にお前がやらしい声上げて……」

熱情を感じる表情とは裏腹な、蓮見の落ち着いた声色。彼が言っているのは、ここ数日で俺が彼に晒した醜態のことだ。

「挿れるだけで中をびくびくさせてて。身体をくねらせてちんぽにこびながらイッてたよな。抜いたあとの尻も、凄かったぜ。真っ赤に腫れててなァ、さんざん犯された後のメスです、って言ってるようなもんだ」
「っ、」

蓮見はそこまで言うと、俺に向かって目を細めた。息がかかるくらい近くなった距離に、どくんと心臓がなる。

ぐ、とお腹を軽く押されてか細く声が出てしまう。そんな俺に、蓮見はくつりと喉を震わせて笑った。

「こんな淫乱な身体で、もとの生活に戻れるわけ無いだろ。諦めな」

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