deep trap ―awakening―

あおい

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Story1 -slavely- 人間をやめる、ということ

Ⅴ 

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 イトウは、くしゃくしゃの誓約書を世話役に渡しながら、にやにやと話を蒸し返す。

「なあ、お前は肛門を使いたいんだろう?オナホにわざわざ指南するまでもない、見ててやるから、自分で解して挿れて貰え」
 
 肛門など自分で触ったこともない。
 ノーマルセックスだって付き合っていた2人の彼女とだけだ。
 当然、挿入される側ではない。

 ヨダカは困惑しながら、四つん這いのまま、既にローションが入れられている尻穴に中指を這わせた。

 指先で窄まりを押してみる。
 先程までディルドで突き上げられていた入口は柔らかく、すんなりと口を開き指先を飲み込んだ。
 
 挿入口を拡げるように人差し指を抜き差ししてみるが、既に柔らかくぬるぬると温かい。

 1本では物足りない気がして更に指を増やす。
 しかし、腕を伸ばしても手前までしか届かず、足りない、もどかしい。
 
 ヨダカは、目の前にぶら下がった世話役のペニスに再び舌を這わせて舐め始めた。
 腔内で唾液を纏わせ、笠の部分を口に含み、舐め、頬で絞り上げる。そうして、時間を掛けて自分の肛門を抉るためのそれを勃起させた。
 
 さっきのディルドよりも太くて長いそれ。
 この凹凸、この熱さ、柔らかさ。
 これでナカを擦って貰えたら、奥を突いて貰えたら、めちゃくちゃ気持ちいいだろう
 
 ヨダカは、無意識にそんなことを考えていた。脱糞時のあの快感、ディルドで擦られた気持ち良さ、涎がでる。
 
 世話役がコンドームの封を開けるのを見て、ヨダカは前傾の四つん這いになり、尻を突き出した。
 まだ先程の快感を覚えている肉襞が、疼く。
 
「お願いです、おちんちんを挿れてください」
 
 世話役は穴を広げるように両手を当てがい、埋め込んでいく。太い先端が狭い入口を通り押し込まれると、肛門内を押し広げながら、隙間なくぴったりと嵌った。
 
「あっ、くう、っ、あ、あついっ、」
 それは熱く、柔らかく、ナカで脈動する。

「す、ごいっ、きもちいっ、」
 ヨダカは思わず口走る。
 
 息を吐く間もなく、再びそれが外へゆっくり引き抜かれた。擬似排泄の快感に、震える。
押し戻され、引き抜かれ、快感の波に呑み込まれる。
 
「あ、んっ、ああっ、ん!んっ、」
 
 出入りする肉塊が、前立腺を掠め、最奥の腸壁を突くと、ヨダカは嬌声を上げた。世話役が後ろから被さるように思い切り尻穴を突き上げる。
 
「んっ、んあっ、ぁおく、あたるっ、そ、こっ!」
 接合部に白い泡が立つほどの勢い、ヨダカは夢中で自分の陰茎を擦る。まるで犬の交尾だ。
 
「あ、あっ、くるっ、イクっ!」
 ヨダカは思わず仰け反った。自分のペニスからとろりと白濁が溢れた。
 
「気持ちよかっただろう」
 イトウの声が耳元で聞こえる。ヨダカはガクガクと首を振った。肛門内からペニスが引き抜かれると急にナカが寂しくなる。
 
 ヨダカはイトウに縋る。
「もう1回、もう1回っ、おちんちん挿れて、ください」
「おちんちんが欲しいのか?」
イトウが面白そうに、肛門を撫でる。
 ヨダカはぴくぴくと反応しながら、首を縦に振った。
「欲しい、です!おちんちん欲し、ナカ擦りたい」
「ヨダカ、自分で挿れてみろ」
 
 2人目の世話役が床に座り、屹立した自分のペニスを撫でている。ヨダカはその肉塊の前にひざまずき、迷わず口に含んだ。 
 唾液を纏わせ舐めながら、さらに固く、さらに大きく。そして世話役の股間に突き立った杭に、躊躇なく跨がった。

「あ、あっ、ふといっ、はいる、かな、あ、あっ、いけるっ、さ、ささる、あ、ああっ、きもちいいっ、」
  
 ペニスがナカで脈動し、膨張する。
 でも、突き上げてくれない。
 もどかしくなり自分で尻を上下に動かす。前立腺に当て放題。嬉しくなって、夢中で腰を振る。
 
「ヨダカ、お前のウンコの穴、使い心地はどうだ?」
イトウがその姿に笑いながら声を掛ける。

「きもちいっ、ああっ、ウンコのアナ、おちんちん、ぴくぴく、してるっ、あ、イクっ…!」
ヨダカが背を丸めて、世話役の腹にぷるぷると射精する。
 
イトウが射精したばかりのヨダカの太いペニスを撫でた。
「この立派なおちんちん、二度と使わないんだよヨダカ。いいよな?糞穴を掘られる方がが気持ちいいもんな?」

 ヨダカは触られたペニスを震わせながら頷く。
「は、はひ、もっと欲しい、です、」
 
「おちんちんを使いたいか? 尻穴を掘られたいか」

「おしり、ほられたい、です、もっともっと」
 ヨダカは、むずがるように首を縦に振る。

 イトウは世話役の上に座り込んだまま、はあはあと荒い息を吐くヨダカを見やった。
 
「腰が立たないか?」
「まだ、おちんちん、かたくて…きもちいから、」
「お前、オナホだろ。奉仕しろよ」
 
 ヨダカが再びゆっくりと腰を上げると、ふいに、世話役が下から突き上げた。ヨダカの桃色の嬌声が上がる。
 
 イトウは、いつまでもセックスしたがるヨダカをおいて部屋を出た。
 
 ヨダカは上物だ。女泣かせの立派なペニスはもはや飾り。尻穴で最上の快感を知ったアイツは、もう肛門を使って欲しくて堪らなくなるだろう。
 
「さあ、本番はここからだ」
 
 ヨダカ。アンダーグラウンドで生きる、カースト最下層の肉奴隷。人権も自由も手放し、社会的規範さえ届かぬ組織に囲われた、生ける玩具だ。
 
 もはや、失うものは命以外に何一つない。
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