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Story1 -slavely- 渇望
Ⅰ
しおりを挟むごほ、かぽっ!グえっ、
「もっと口開けオラ、使えねえなあ」
ヨダカは、鼻を摘まれて口を開けられ、強引に喉奥へ突き込まれたペニスに涙声を洩らす。
膝立ちで男の股間に向かい、必死で吸い付こうと頬に力を入れるが、頭を掴んで前後に振られてはエヅくばかり。
吐き気を堪えて、さらに喉奥を拓こうと藻掻く。
奉仕に勤しむヨダカの膝上に揃えた両手首には手錠が掛けられ、南京錠付の首輪には大型犬用の重いリードが結ばれている。
部屋の中央に設置された3つのボウルの真ん中に備え付けの金具があり、2メートル程のリードがそこから延びていた。
ヨダカの細く締まった腰には革の貞操帯が巻き付き、下半身の自由を奪う。
ペニスはケージに押し込められ、尻に埋まったプラグからは悪趣味な犬の尻尾が生えていた。
「下手クソ!そんなんでイケるか、役立たず!」
「も、申し訳ございません!」
ヨダカの口から、勃起を逃したペニスを抜き出し、男が唾を吐く。
ヨダカは這いつくばって謝罪する。
その尻穴に、ぱちん!と鞭が振られ、ヨダカは涙声で鳴いた。
「もっと練習しとけよ!お前オナホだろ!?」
「…はい………、」
「声が小せえよ!」
「は、はいっ、申し訳、ございません…」
「とにかく、お前のフェラ、イラマは最悪だ」
「も、申し訳ございません…!」
男は、腹立ち紛れに、扉に張られた評価表にマジックで大きなバツを付けて部屋を出ていく。
今日はもう、バツが2人目だ。
1人目の時は、強引に喉奥に捩じ込まれた際に、我慢できず盛大に嘔吐してしまい、腹立ち紛れの男に思いきり頬を引っ叩かれた。
まだ赤く腫れた左頬がじんじんしている。
また叱られて懲罰されるのだろうか。
ヨダカはもはや泣く気力も失せ、その背中を見送った。
喉や顎が痛む。
ぶたれた尻は腫れ、脱糞もまだお預け。
頑張っているつもりなのに。この期に及んで手を抜いているわけでもないのに。
口淫が下手過ぎると言われても、ヨダカにはもうどうしたらいいのかさっぱり分からない。
誓約書を書かされ、狂ったように男とセックスした翌日から、今度は、毎日毎日、頭がおかしくなりそうな奴隷プログラ厶が、朝から晩まで続くようになった。
性奴隷の名に相応しい、人間性を無視したプログラム。その全ては、男への奉仕に繋がる。
空が明るくなってから暗くなるまで、入れ替わり立ち替わり、男達がヨダカの口を使いにやって来る。
名目は、口淫トレーニングであり、フェラチオやイラマチオの訓練だが、やり方を教わるわけではなく、オナホとして、その都度ペニスを腔内に押し込まれる。
使われるのはいつも口だけ。奉仕時間や人数にも決まりはなく、今日は、もう7人目だ。顎が疲れて、舌も回らない。
初めてのフェラチオは、脱糞を限界まで我慢した挙句、正常な精神状態ではない中で課せられ、その後に処女貫通された。
あまりにぶっ飛んでいて、ヨダカの記憶は曖昧だ。
イトウが言うには、世話役2人を相手に、淫魔のようにヤリまくったという。しかも「ヨダカが自ら強請ったのだ」だと。
そんなわけがない、とても信じられない。
だが、万一そうだったとしても、今は違うのだ。恥を恥と感じる冷静さがあるからこそ、耐えがたい。
相手が好きなら、自分の快楽のためなら、まだ納得がいく。
しかし、自身には一切快楽を与えられず、排泄も厳しく管理されたまま、ひたすら生き恥を上塗りしていく。
その不毛さに、自らが生きる価値を自問してしまう。
人間をやめるに飽き足らず、尻だけでなく、口までオナホ仕様へ。
性の捌け口としての奉仕に、崇高な意味など見いだせるわけもなかった。
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