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Story1 -slavely- 美しき奴隷
Ⅳ
しおりを挟む「ヨダカ、これを抜いてやろうか」
いつの間にか、ヨダカの顔をイトウが覗き込んでいた。
そして、惨めに震える屹立を撫でながら言う。
その後ろで、先程まで妖艶な姿を見せていたミツキが息を切らせ、無邪気に微笑んでいた。
ヨダカは言葉に詰まる。
抜きたい、抜いて欲しい、
でもそれだけじゃ、……足りない
「ヨダカくん、僕に挿れたいんじゃない?僕のお尻、気持ちいいよ」
ミツキも甘く囁く。
誘惑のはずなのに、ヨダカは微かに首を振った。
「抜きたくない、挿れたくない、我儘な奴隷だな、じゃあ何だ、敢えて見せつけたいわけか?」
イトウがヨダカの屹立を握る。
熱い掌に握られて、思わず喘ぐヨダカの口角から、涎が糸を引いて垂れた。
「ち、違っ、くうっ、あ、あ、あっ」
「ああ、なるほど…抜きたいのは、こっちかな」
イトウは、屹立の下から奥へ手を伸ばし、座面に座らされたことでより深く突き刺った尻穴のプラグの台座を掴んだ。
ヨダカは、半泣きで首を振る。
「ち、違うっ、違います、!」
「いつも抜いて欲しがってるじゃないか」
「やめ、っ、あ、あっ、ウう、う、」
ヨダカがいくら首を振っても、否定しても、イトウの指は止まらない。
座面から尻がずれ、短い栓はくぽっと音を立て、抜けた。
「今日は何日目だ?」
「………………………、2日目です」
「最長記録は何日だ?」
「………………4日、です」
ミツキの方向が見れない。目線が痛い。
ヨダカはギュッと唇を噛んだ。
「出したいか?それとも、我慢するか」
「我慢、します、っう!ううっ」
イトウの指が緩んだ尻穴に押し込まれ、中の固形物をくりくりと弄る。
「ふうん? ほら、この、ころころした硬いの、ウンコだろ?出したいに決まってるよな。奴隷の言うことは、大体逆さの意味にとることにしてるんだ、その方が面白いだろ」
イトウが、ポケットから、注入口の長い透明なパックに入った浣腸を掴み出して眼前に翳す。
医療用グリセリン。腸管の奥に放たれるそれは、絶対に我慢出来ない。
「それだ、けはっ……」
ヨダカは手錠をガチャガチャと揺すって抵抗した。
散々この部屋で排泄を晒してきた。
ガラスのボウルに、ペットシーツに。恥ずかしさなどもうとうに忘れたはずだったのに…、今だけは。…今だけは、嫌だった。
あんなにきれいで、あんなに気持ちよさそうで、あんなに愛されているミツキの姿を見せつけられて、その対極にいる俺はその全てが羨ましくて涎を垂らしていた。
あんな風になりたい、愛されたい。
それが叶わないなら……、せめて、せめて屈辱的な姿だけはミツキに見られたくない。
グリセリン浣腸のカテーテルを強制的に挿入されながら、ヨダカは目が潤むのを堪える。
イトウの掌が浣腸液のパックをゆっくり握る。
細い管から悪魔の液体が胎内へ注入されていくのが分かる。
身動きのとれないヨダカは、くしゃくしゃの顔で涙を堪えながら、それを見つめるしかない。
後はもう、二人の前で、みすぼらしく汚物を噴射するだけだ。
なんで、俺だけこんな…………
涙が、溢れる。
「俺だって…、俺だって挿れて欲しい…」
ヨダカの口から、ぽろりと本音が溢れた。
涙が溢れる目をイトウに向ける。睫毛に光る涙の粒。噛み締めた唇、でも一度溢れた言葉は止まらない。
イトウと視線が絡む。先程、ミツキを抱いていた男の目には、まだ微かに色情が残る。
「…お尻の穴がきれいになったら…、俺の…、ヨダカのお尻も、…使って貰えますか」
イトウがにやりと笑う。
「お前の尻を?フン…、何に使わせるんだ?」
空のグリセリン容器が肛門から抜けて、腹がギュルギュル鳴る。
拘束されたまま、座面の上で尻穴を前方へ向けられると、ゴツゴツした茶色の塊が尻穴から次々と湧き出して、座面から床へ溢れ落ちた。
浣腸液が噴き出し、茶色の糞汁がヨダカの足を伝って滴る。
イトウが容赦なく腹を押し、ヨダカが唸る。
ミツキが、ヨダカの鳥肌立った肌を撫でる。顔から首、胸、腹、そして、未だ屹立したままのペニスまで。
ヨダカの身体がびくびくと、跳ねる。
「おちんちんを、…おちんちんを挿れてください…俺を使ってください」
ヨダカは恥を忘れ、声を振り絞って懇願した。
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