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妹だと思っていた幼馴染が無理矢理ついてきたので
ヒューゴ(6)
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長すぎる2ヶ月が過ぎ、ようやく俺は解放された。褒美の金貨を大量にもらい、そのまま転送魔法で村へ飛ぶ。
2年ぶりの村は何も変わっていなかった。
急いでアンの家へ向かい、ノックをする。扉を開けて出てきたのはアンの母親だった。
「はーい、どなたって、まあ!ヒューゴ君じゃない!ひさしぶりね!相変わらず綺麗な顔して。さ、中入って。お茶いれるわ」
おばさんの好意に甘え、家へ入る。
家の中は懐かしいアンの匂いがした。
緊張していた心が一気に解れる。ああ、本当に村に帰って来たんだと実感できた。
おばさんがお茶を持ってきて、俺の向かいに座る。
「ヒューゴ君、お帰りなさい。大変だったわね。もう実家には顔を出したの?」
おばさんは、ちょっと遠くへ買い物に行ってきた位のノリで、俺を労ってくれた。その少し抜けた感じがたまらなく懐かしい。
「いえ、まだ。さっき着いたばかりなので。あの、………アンは?」
そう問いかけると、おばさんの目が大きく開いた。その表情はアンのそれとよく似ている。
「アンは今お使いに行ってるのよ。でもちょっと遅いわね。最近テルー君に求婚されてて、しつこいって怒ってたから。今日もされてるのかもね」
「っな!?求婚って!それ、断ってるんですよね!?」
「断ってるみたいだけど、テルー君も必死でね。ほら、あの子昔からアンのこと好きだったじゃない?アンはヒューゴ君のことしか眼中になかったから昔は全く相手にされてなかったけど、一人で村に戻ってきたもんだから張り切っちゃって張り切っちゃって。アンってば他の男の子からもお誘いが凄いのよ~」
おばさんはニコニコ顔で、何でもないことのように言う。むしろどこか自慢げだ。
つーか、テルーが求婚!?アンのことを昔から好きだったって!?
そんなの俺は全く知らない。テルーからアンの話なんて聞いたこともなかったのに。くそ、あいつずっと俺に黙ってたのか。
湧き上がる苛立ちから、知らないうちに拳をぎりぎりと握りしめていた。
そんな俺を見ておばさんがフッと笑った。
「アンも村に帰ってきてからずっと落ち込んでたのよ。それでも最近は元気になってきた方なんだけどね。てっきりヒューゴ君に振られたと思ったんだけど、どうやらアンの勘違いかしら?」
朗らかな笑みを貼り付けながらも、おばさんはきつく俺を見据えてきた。その瞳は決して笑っていない。殺気のようなものさえ感じる。
背筋を伸ばし、真剣な顔でおばさんに向き合う。
「俺、アンが好きです。結婚するつもりで迎えに来ました。俺のせいでアンに勘違いさせてしまって、悲しい想いをさせてしまいすみませんでした。でも、これからはそんなことさせません。なので、……俺とアンの結婚を認めてもらえませんか?」
テーブルに付きそうな位深く頭を下げる。
暫く沈黙が流れ、頭の上の方でおばさんが不意に笑い出した。
「ふふふっ。頭を上げて、ヒューゴ君。あなたがアンを貰ってくれるなんて、好きになってくれるなんて、願ってもないことだわ。こちらこそ、アンを宜しく」
そう声をかけられ顔をあげると、おばさんはアンによく似た顔で微笑んでいた。
気が緩み思わず涙が溢れそうになるが、必死に堪える。
「ありがとう、ございます」
それから暫くおばさんと、旅の話をしているとアンが帰ってきた。
アンは信じられないモノを見たとばかりに目を真ん丸にして、俺を凝視してきた。
「よう」
俺が声を掛けても固まったまま動かない。おばさんが気を効かせてくれて家から出ていってくれ、アンと二人きりになる。
アンに自分の想いを正直に伝えようと思っていたはずなのに、いざアンを前にすると口からは責めるような言葉しか出てこない。
軽く言い合いになり、これじゃダメだと思うのに、素直になれず勝手に口が動く。
でも、アンが俺から離れるような事を言った時、頭が真っ白になり咄嗟に腕を掴んだ。
だめだ、絶対離さない。
無意識のうちに手に力が入る。
アンが俺のことを好きじゃなくなる、だって?
「……だめだ。好きでいるの止めたなんて。許さない」
俺がそう言うとアンは大きな声を出して叫びだした。
アンがこんなに大きな声を出すことなんて今までなかった。
辛そうに叫ぶアンを見るのが苦しくて思わず抱き締める。
「……!っやめてよ!離してっ!!」
アンが俺の腕の中でもがいている。いっつも俺の言う事を聞いていたアンが、俺を拒絶している。でも絶対離さない。
アンの想いを全て受け止めたかった。少しすると諦めたのか、アンがもがくのを止めポツリポツリと本音を話始めた。
今までさらけ出せなかったアンの想いを、一つ一つ受け止める。
我慢せず言ってくれたことが、物凄く嬉しかった。
俺が好きだと言うと、アンはポロポロと涙を流し始めた。
アンがまだ俺のことを好きでいてくれたのが分かり、安堵する。
感情を隠さずに俺にぶつけてくるアンがたまらなく愛しかった。
落ち着いたところで唇を重ねる。
ようやくアンを取り戻せて、身体が震えた。
心にぽっかりと空いた穴は、キスを繰り返す度に少しずつ埋め尽くされていき、穴がすっかりアンで一杯になった頃には、アンと一つになりたいという欲望がムクムクと沸き上がり、結局我慢できずその場で押し倒してしまった。どんなに強い魔物より、アンの魅力と戦う方が俺には困難だった。この先当分、勝てる気がしない。
アンの中に入ったとき本当の意味でこの村に帰って来たんだと実感した。
穏やかで温かい、ここが俺の帰る場所だ。
◆
自宅の工房で、受注した靴を作る。
旅の最中に様々な靴工房に訪れては技術を盗み、村に戻ってからは試行錯誤を繰り返し、俺はついに長時間歩いても疲れない靴を考案した。
今までにない画期的なアイディアと実用性を兼ね備え、さらに勇者がつくったという評判が後押しし、靴はみるみるうちに売れ、今では生産が間に合わないほど注文が殺到している。
制作作業に集中していると、控えめにドアが開く音がした。
「ヒューゴ、お茶置いとくね」
アンが俺の邪魔にならないようにと、お茶だけ置いてすぐに出て行こうとする。
「ありがと。俺も休憩するからこっち来いよ」
そう声をかけると、アンは真ん丸な瞳をキラキラさせて、少女のように無邪気な笑みを浮かべた。
「うん!」
やっぱこいつ可愛いな。世界で一番可愛い。
こっちこっちと手招きし、俺の膝に座らせる。
「……重いでしょ?」
「重くない。二人分だとは思えないくらい。もっと食えって。大きくなんないだろ?」
そう言ってアンのお腹に手を当て、その奥にいる小さな命を感じ取る。
俺は今、すごくすごく、幸せだーー
妹だと思っていた幼馴染みが無理矢理ついてきたので、しょうがなく守っていましたが、いつの間にか可愛くて可愛くてしょうがない俺の奥さんになりましたとさ。
おしまい。
2年ぶりの村は何も変わっていなかった。
急いでアンの家へ向かい、ノックをする。扉を開けて出てきたのはアンの母親だった。
「はーい、どなたって、まあ!ヒューゴ君じゃない!ひさしぶりね!相変わらず綺麗な顔して。さ、中入って。お茶いれるわ」
おばさんの好意に甘え、家へ入る。
家の中は懐かしいアンの匂いがした。
緊張していた心が一気に解れる。ああ、本当に村に帰って来たんだと実感できた。
おばさんがお茶を持ってきて、俺の向かいに座る。
「ヒューゴ君、お帰りなさい。大変だったわね。もう実家には顔を出したの?」
おばさんは、ちょっと遠くへ買い物に行ってきた位のノリで、俺を労ってくれた。その少し抜けた感じがたまらなく懐かしい。
「いえ、まだ。さっき着いたばかりなので。あの、………アンは?」
そう問いかけると、おばさんの目が大きく開いた。その表情はアンのそれとよく似ている。
「アンは今お使いに行ってるのよ。でもちょっと遅いわね。最近テルー君に求婚されてて、しつこいって怒ってたから。今日もされてるのかもね」
「っな!?求婚って!それ、断ってるんですよね!?」
「断ってるみたいだけど、テルー君も必死でね。ほら、あの子昔からアンのこと好きだったじゃない?アンはヒューゴ君のことしか眼中になかったから昔は全く相手にされてなかったけど、一人で村に戻ってきたもんだから張り切っちゃって張り切っちゃって。アンってば他の男の子からもお誘いが凄いのよ~」
おばさんはニコニコ顔で、何でもないことのように言う。むしろどこか自慢げだ。
つーか、テルーが求婚!?アンのことを昔から好きだったって!?
そんなの俺は全く知らない。テルーからアンの話なんて聞いたこともなかったのに。くそ、あいつずっと俺に黙ってたのか。
湧き上がる苛立ちから、知らないうちに拳をぎりぎりと握りしめていた。
そんな俺を見ておばさんがフッと笑った。
「アンも村に帰ってきてからずっと落ち込んでたのよ。それでも最近は元気になってきた方なんだけどね。てっきりヒューゴ君に振られたと思ったんだけど、どうやらアンの勘違いかしら?」
朗らかな笑みを貼り付けながらも、おばさんはきつく俺を見据えてきた。その瞳は決して笑っていない。殺気のようなものさえ感じる。
背筋を伸ばし、真剣な顔でおばさんに向き合う。
「俺、アンが好きです。結婚するつもりで迎えに来ました。俺のせいでアンに勘違いさせてしまって、悲しい想いをさせてしまいすみませんでした。でも、これからはそんなことさせません。なので、……俺とアンの結婚を認めてもらえませんか?」
テーブルに付きそうな位深く頭を下げる。
暫く沈黙が流れ、頭の上の方でおばさんが不意に笑い出した。
「ふふふっ。頭を上げて、ヒューゴ君。あなたがアンを貰ってくれるなんて、好きになってくれるなんて、願ってもないことだわ。こちらこそ、アンを宜しく」
そう声をかけられ顔をあげると、おばさんはアンによく似た顔で微笑んでいた。
気が緩み思わず涙が溢れそうになるが、必死に堪える。
「ありがとう、ございます」
それから暫くおばさんと、旅の話をしているとアンが帰ってきた。
アンは信じられないモノを見たとばかりに目を真ん丸にして、俺を凝視してきた。
「よう」
俺が声を掛けても固まったまま動かない。おばさんが気を効かせてくれて家から出ていってくれ、アンと二人きりになる。
アンに自分の想いを正直に伝えようと思っていたはずなのに、いざアンを前にすると口からは責めるような言葉しか出てこない。
軽く言い合いになり、これじゃダメだと思うのに、素直になれず勝手に口が動く。
でも、アンが俺から離れるような事を言った時、頭が真っ白になり咄嗟に腕を掴んだ。
だめだ、絶対離さない。
無意識のうちに手に力が入る。
アンが俺のことを好きじゃなくなる、だって?
「……だめだ。好きでいるの止めたなんて。許さない」
俺がそう言うとアンは大きな声を出して叫びだした。
アンがこんなに大きな声を出すことなんて今までなかった。
辛そうに叫ぶアンを見るのが苦しくて思わず抱き締める。
「……!っやめてよ!離してっ!!」
アンが俺の腕の中でもがいている。いっつも俺の言う事を聞いていたアンが、俺を拒絶している。でも絶対離さない。
アンの想いを全て受け止めたかった。少しすると諦めたのか、アンがもがくのを止めポツリポツリと本音を話始めた。
今までさらけ出せなかったアンの想いを、一つ一つ受け止める。
我慢せず言ってくれたことが、物凄く嬉しかった。
俺が好きだと言うと、アンはポロポロと涙を流し始めた。
アンがまだ俺のことを好きでいてくれたのが分かり、安堵する。
感情を隠さずに俺にぶつけてくるアンがたまらなく愛しかった。
落ち着いたところで唇を重ねる。
ようやくアンを取り戻せて、身体が震えた。
心にぽっかりと空いた穴は、キスを繰り返す度に少しずつ埋め尽くされていき、穴がすっかりアンで一杯になった頃には、アンと一つになりたいという欲望がムクムクと沸き上がり、結局我慢できずその場で押し倒してしまった。どんなに強い魔物より、アンの魅力と戦う方が俺には困難だった。この先当分、勝てる気がしない。
アンの中に入ったとき本当の意味でこの村に帰って来たんだと実感した。
穏やかで温かい、ここが俺の帰る場所だ。
◆
自宅の工房で、受注した靴を作る。
旅の最中に様々な靴工房に訪れては技術を盗み、村に戻ってからは試行錯誤を繰り返し、俺はついに長時間歩いても疲れない靴を考案した。
今までにない画期的なアイディアと実用性を兼ね備え、さらに勇者がつくったという評判が後押しし、靴はみるみるうちに売れ、今では生産が間に合わないほど注文が殺到している。
制作作業に集中していると、控えめにドアが開く音がした。
「ヒューゴ、お茶置いとくね」
アンが俺の邪魔にならないようにと、お茶だけ置いてすぐに出て行こうとする。
「ありがと。俺も休憩するからこっち来いよ」
そう声をかけると、アンは真ん丸な瞳をキラキラさせて、少女のように無邪気な笑みを浮かべた。
「うん!」
やっぱこいつ可愛いな。世界で一番可愛い。
こっちこっちと手招きし、俺の膝に座らせる。
「……重いでしょ?」
「重くない。二人分だとは思えないくらい。もっと食えって。大きくなんないだろ?」
そう言ってアンのお腹に手を当て、その奥にいる小さな命を感じ取る。
俺は今、すごくすごく、幸せだーー
妹だと思っていた幼馴染みが無理矢理ついてきたので、しょうがなく守っていましたが、いつの間にか可愛くて可愛くてしょうがない俺の奥さんになりましたとさ。
おしまい。
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