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いいたいことがあります
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カインは今、弟たちと対峙していた。
「ルカ、ライリー。お前たちとは一度、ちゃんと話さなければならないな。」
ビシリと不思議そうに見つめる2人を指さす。
「まずライリー、お前は夜中に泣くんじゃない。真夜中だぞ、そんな時間に大泣きしたらオレと兄さんびっくりするし、ご近所さんにメイワクかけるだろう。あと、オレのあとをついてくるなよ。わかったか?」
カインの言葉を理解しているのか否か、ライリーはキョトンと首をかしげる。
「そしてルカ!お前はなんでもかんでも破壊しようとするな!!」
ルカもライリーと同様に不思議そうにカインを見つめ首をかしげる。
「2人ともわかったな。」
「……何やってるのカイン。」
その様子を見ていた兄のエドワードは呆れたながらも声をかけた。
「あっ、エドワード兄さんも2人に何か言ってやってよ。」
「何か言ってって………………
まだ赤ちゃんなんだから言葉分からないでしょ?」
キャッキャとまだ生まれて8ヶ月になるルカとライリーは手を叩いたり、足をバタバタさせたりしている。
「だって、ライリーなんかハイハイできるようになってから、オレのあとをついてくるんだよ。」
「それはカインのことを好きなんだよ。」
いいじゃん別に…とエドワードは笑顔で言い放つ。
「カインは色々モノをこわそうとするし……」
「まだこのあいだ、鉄道のオモチャこわされたこと根にもってるの?」
「………それに、ライリーは夜中によく泣くんだもん。」
「カイン、赤ちゃんは泣くのがしごとだって父さんや母さんが言ってたじゃん。」
「だって……ライリーが夜中に泣くと、母さんが大変なんだもん。ライリーが泣くたびに、ライリーのところに行くんだよ。母さんだって眠たいのに……」
ふてくされるカインの頭をエドワードは優しく撫でる。
「………カインは優しいね。母さんのことを思って言ったんだよね。」
「………」
コクリと頷くカインの姿にエドワードはクスリと微笑む。
「ルカ、ライリー。あんまり母さんやカイン達をこまらせないでね。」
「「あ~ぅ!!」」
兄の言葉が分かったのか、2人は元気よく返事する。
「何だよ2人とも、兄さんには素直に返事しやがって。」
「ふふふっ、がんばってねお兄ちゃん。」
「……うん。」
===============================
四兄弟の子供時代の話でした。
このとき エドワード 7歳 カイン 4歳
ルカ ライリー 生後8ヶ月
ちなみにルカとライリーは双子です。
「ルカ、ライリー。お前たちとは一度、ちゃんと話さなければならないな。」
ビシリと不思議そうに見つめる2人を指さす。
「まずライリー、お前は夜中に泣くんじゃない。真夜中だぞ、そんな時間に大泣きしたらオレと兄さんびっくりするし、ご近所さんにメイワクかけるだろう。あと、オレのあとをついてくるなよ。わかったか?」
カインの言葉を理解しているのか否か、ライリーはキョトンと首をかしげる。
「そしてルカ!お前はなんでもかんでも破壊しようとするな!!」
ルカもライリーと同様に不思議そうにカインを見つめ首をかしげる。
「2人ともわかったな。」
「……何やってるのカイン。」
その様子を見ていた兄のエドワードは呆れたながらも声をかけた。
「あっ、エドワード兄さんも2人に何か言ってやってよ。」
「何か言ってって………………
まだ赤ちゃんなんだから言葉分からないでしょ?」
キャッキャとまだ生まれて8ヶ月になるルカとライリーは手を叩いたり、足をバタバタさせたりしている。
「だって、ライリーなんかハイハイできるようになってから、オレのあとをついてくるんだよ。」
「それはカインのことを好きなんだよ。」
いいじゃん別に…とエドワードは笑顔で言い放つ。
「カインは色々モノをこわそうとするし……」
「まだこのあいだ、鉄道のオモチャこわされたこと根にもってるの?」
「………それに、ライリーは夜中によく泣くんだもん。」
「カイン、赤ちゃんは泣くのがしごとだって父さんや母さんが言ってたじゃん。」
「だって……ライリーが夜中に泣くと、母さんが大変なんだもん。ライリーが泣くたびに、ライリーのところに行くんだよ。母さんだって眠たいのに……」
ふてくされるカインの頭をエドワードは優しく撫でる。
「………カインは優しいね。母さんのことを思って言ったんだよね。」
「………」
コクリと頷くカインの姿にエドワードはクスリと微笑む。
「ルカ、ライリー。あんまり母さんやカイン達をこまらせないでね。」
「「あ~ぅ!!」」
兄の言葉が分かったのか、2人は元気よく返事する。
「何だよ2人とも、兄さんには素直に返事しやがって。」
「ふふふっ、がんばってねお兄ちゃん。」
「……うん。」
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四兄弟の子供時代の話でした。
このとき エドワード 7歳 カイン 4歳
ルカ ライリー 生後8ヶ月
ちなみにルカとライリーは双子です。
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