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年の終わり
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その日、こびとの里は静かだった。
というのも、昨晩に積もった雪のおかげで、里の住民総出で朝一番から雪かきを行ったため、仕事が終わったあと
「もう昼からは絶対に外にでない!!」
住民たちは心の中で宣言し、その言葉通り雪かきを終えたあとそれぞれ自宅にこもったのだ。
「シズクの言うとおり、けっこう積もったよなぁ。」
家の周辺の雪かきを終え、温かい家の中で寛いでいたカインのそう呟きに
「今年は積もるって言ってましたしねぇ~~。」と夕食の下ごしらえ中のエドワードも同意する。
「僕たちは雪積もって楽しかったよ!!」
「雪だるまとか、かまくら作るの楽しかったし!!」
と、冬休みの宿題をやっていたルカとライリーが手をあげて元気に答える。
「2人とも最初は手伝っていたけど、後半は完全に遊んでたよなぁ~。」
「は~い。ごめんなさ~い!!」
「気をつけま~す!!」
「………お前ら全っ然、反省してないだろう。」
そんな弟達のやりとりを見ていたエドワードはクスッと笑った。
「…………もう1年が終わりますか……」
ふぅっ……とエドワードは無意識にそう零した。
それに応えるようにカインも「あっという間の1年だったなぁ~」と言葉を紡いだ。
「ねぇねぇエドワード兄さん。」
「ん?何ですかライリー。」
「来年はどんな年になるかなぁ?」
ライリーのその問いにエドワードは少し考えこんだあとこう答えた。
「そうですね…………ただひとつ願うことは、来年も家族が笑って過ごせる1年でありますように。ただそれだけです。」
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良いお年を
というのも、昨晩に積もった雪のおかげで、里の住民総出で朝一番から雪かきを行ったため、仕事が終わったあと
「もう昼からは絶対に外にでない!!」
住民たちは心の中で宣言し、その言葉通り雪かきを終えたあとそれぞれ自宅にこもったのだ。
「シズクの言うとおり、けっこう積もったよなぁ。」
家の周辺の雪かきを終え、温かい家の中で寛いでいたカインのそう呟きに
「今年は積もるって言ってましたしねぇ~~。」と夕食の下ごしらえ中のエドワードも同意する。
「僕たちは雪積もって楽しかったよ!!」
「雪だるまとか、かまくら作るの楽しかったし!!」
と、冬休みの宿題をやっていたルカとライリーが手をあげて元気に答える。
「2人とも最初は手伝っていたけど、後半は完全に遊んでたよなぁ~。」
「は~い。ごめんなさ~い!!」
「気をつけま~す!!」
「………お前ら全っ然、反省してないだろう。」
そんな弟達のやりとりを見ていたエドワードはクスッと笑った。
「…………もう1年が終わりますか……」
ふぅっ……とエドワードは無意識にそう零した。
それに応えるようにカインも「あっという間の1年だったなぁ~」と言葉を紡いだ。
「ねぇねぇエドワード兄さん。」
「ん?何ですかライリー。」
「来年はどんな年になるかなぁ?」
ライリーのその問いにエドワードは少し考えこんだあとこう答えた。
「そうですね…………ただひとつ願うことは、来年も家族が笑って過ごせる1年でありますように。ただそれだけです。」
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良いお年を
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